2021年版 機能別ME機器市場の中期予測とメーカーシェア(診断機器編)
発刊日
2021/09/27
体裁
A4 / 569頁
資料コード
C63112800
PDFサイズ
16.0MB
PDFの基本仕様
Adobe Reader 7.0以上/印刷不可・編集・加工不可/検索・テキスト・図(グラフ)の抽出等可/しおり機能無し 詳細はこちら
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
カテゴリ
調査資料詳細データ
調査概要
調査結果サマリー
資料ポイント
調査対象:国内メーカー及び輸入製品の製造販売業:販売元
調査方法:当研究所による面接取材、TEL取材、アンケート取材併用
調査期間:2021年4月~2021年9月
ME機器(診断機器)市場に関する調査を実施(2021年)
2020年度のME機器(診断機器)市場規模は、市場が二極化する中、前年度比3.0%減の3,300億6百万円
~2021年度の同市場は、落ち込んでいたクリニック市場の回復が期待される等で前年度比9.5%増の3,613億10百万円と予測~
前回版との違い:長引くコロナ禍、医療機器業界に与える影響
リサーチ内容
PartⅠ 医療機器市場の動向
医療機器(診断機器)の市場動向
診断機器の市場環境
2020年度市場は新型コロナによる手術減や投資意欲抑制で厳しい状況となる一方、
補正予算による補助金やコロナ特需などで大幅アップとなる製品があるなど二極化に
調査品目における国内市場規模推移
37製品(57分類)の2020年度市場規模は、消費増税による駆け込み需要のあった
前年度の反動に加え、新型コロナウイルスの感染拡大による病院経営悪化の
マイナス要因、新型コロナ関連の補正予算による補助金や特需のプラス要因から
市場は二極化する中、前年比3%ダウンの3,300億6百万円
調査品目における金額ベース市場規模
調査品目における台数ベース市場規模
品目別マーケットリーダー(2020年度総発売元ベース)
PartⅡ 32項目(37製品、57分類)診断機器市場規模推移とメーカーシェア
§1 心電計
市場概要
市場規模:2020年度は1.7%ダウンの104億69百万円、
2021年度は2.7%アップの107億52百万円見込み
製品タイプ別市場:2020年度の解析付心電計は
1.1%増の67億94百万円(2021年度:70億18百万円見込み)、
ホルターシステムは5.8%減の28億77百万円(同:29億11百万円見込み)
企業別動向:2020年度は横ばい~減少傾向の企業が目立ち、2021年度は上昇傾向の見込み
携帯型(電話伝送型含む)心電計市場
医科向け携帯型市場動向:2020年度1,035台、2021年度1,065台見込み
家庭用携帯型心電計市場動向:2020年度は5,050台、2021年度5,040台見込み
参考資料:ECG電極
市場概要
市場動向:2020年度72億39百万円、2021年度72億77百万円見込み。上位3社で約85%のシェア
§2 生体情報モニタ
市場概要
市場規模:2020年度は新型コロナ関連の補正予算による補助金や
専用病床用に需要が拡大したことで前年比16.5%アップの257億78百万円、
2021年度も引き続きアップとなる286億99百万円見込み
企業別動向:新型コロナ関連の補助金等のプラス要因から
国産メーカーを中心にプラス実績。
【参考】MRI用生体情報モニタ市場動向:装置市場に影響を受ける中、
2020年度は前年比マイナスの101台、2021年度は127台見込み
Sudden Infant Death Syndrome 乳幼児突然死症候群:
SIDSモニタ、乳幼児呼吸モニタ、新生児・乳幼児体動モニタ
市場動向:2020年度は750台、2021年度 1,300台見込み
脳波計モニタ、脳深部モニタ、鎮静レベルモニタ
市場動向:「BISモニタ」2020年度50台、2021年度50台見込み
§3 ポリグラフシステム
市場概要
ポリグラフ市場:心カテ市場
市場動向:2020年度150台、2021年度は156台見込み
EP電気生理・EPS(Ablation)市場
市場動向:2020年度148台、2021年度は135台見込み
§4 EEG(脳波計システム)・EMG(筋電、脳誘発電位検査装置システム)
市場概要
脳波計
市場動向:マイナス推移が続く中、2020年度は11台減の312台、
2021年度は311台見込み
筋電・誘発電位検査装置
市場動向:手術室予算縮小が続く中、2020年度は18台減の324台、
2021年度は323台見込み
新生児聴覚障害検査(スクリーニング)装置:2020年度326台、
2021年度345台見込み
終夜睡眠時ポリグラフィー検査装置
(スリープアプニア市場:Sleep Apnea Syndrome~SAS)
市場概要
市場動向:2020年度は新型コロナにより通院・新規患者減少で
簡易型/携帯型は前年比13.2%ダウンの1,570台(2021年度:1,600台見込み)
§5 内視鏡
市場概要
市場規模:2020年度は新型コロナウイルスの影響で
前年比4.2%ダウンの527億82百万円、2021年度は
同5.7%アップの558億4百万円見込み
企業別動向:各社とも新型コロナウイルス感染症によりマイナス実績。
オリンパスは2020年度第4四半期で市場回復
カプセル内視鏡の市場動向:2020年度25,648ケ、2021年度27,655ケ見込み、
トップ企業ほぼ市場独占
超音波内視鏡検査(Endoscopic Ultrasonography/EUS):
2020年度10億68百万円、2021年度11億60百万円見込み
内視鏡洗浄消毒装置市場動向:2020年度1,889台、2021年度2,122台見込み
§6 ハンディタイプ内視鏡
市場動向:2020年度868台(本)、2021年度950台(本)見込み
§7 極細径内視鏡・細径内視鏡システム
市場動向:2020年度2,418本(血管内視鏡:1,890本)、
2021年度3,020本(血管内視鏡:2,370本)見込み。トップ企業のシェア高まる
§8 超音波画像診断装置
市場概要
市場規模:2020年度は前年からの反動に加え、新型コロナの影響で
一般診療所市場の落ち込み等から台数・金額ともに微減。
2021年度も横ばい~微減見込み
企業別動向:2020年度は新型コロナの影響で補助金によるプラス要因が
あったものの、クリニック市場の落ち込み等から上位企業が伸び悩む
§9 超音波イメージングシステム・IVUS・ICUS・ICE
市場概要
市場動向:新型コロナの影響がある中、装置は2020年度318台、
2021年度349台見込み、プローブ:
カテーテルは2020年度35.24万本、2021年度35.77万本見込み
企業別動向:プローブ・装置ともにトップシェア企業はコロナ禍でもプラス実績。
参考資料:血管内光断層・光干渉断層診断システム2020年度34,000本、
装置が20台、2021年度48,600本・30台見込み
§10 医用X線CT装置
市場概要
市場規模:2020年度は1,185台、2021年度は2020年末~2021年にかけて
新型コロナ関連の補正予算によるCT購入・更新が進んだことで
一時的に市場は大幅アップとなる1,398台見込み
企業別動向:2020年度は前年の反動で各社苦戦する中、
2021年度は補正予算による特需から各社大幅アップ、
圧倒的シェアのトップ企業が更にシェアアップ
§11 磁気共鳴(画像)診断装置
市場概要
市場規模:2020年度は新型コロナの影響に加えて
大幅アップの前年度の反動から大幅マイナス。2021年度は
クリニック市場の回復に加え更新延期の案件からプラス実績の見込み
企業別動向:2020年度はマイナス実績が大半の中、
トップ企業は海外製品の供給不足を補ったことで前年フラットを維持
§12 血管撮影X線装置/循環器X線撮影装置
市場概要
市場動向:2020年度は新型コロナによってPCI等の症例数が伸び悩む中、
装置市場もマイナスとなる246台・204億12百万円
§13 外科用X線テレビ装置/回診用(移動型)X線装置
回診用X線装置
市場概要
市場動向:2020年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響で
回診車需要の急増に加え、補助金等による買替・増設で
大幅アップとなる1,377台、うちレトロフィットを含むFPDタイプは723台
外科用X線装置
市場概要
市場動向:新型コロナの影響もあり2020年度 市場は14台減の528台となるものの、
FPDタイプは36台増の193台と引き続きFPDタイプの割合は引き続き拡大
§14 診断用核医学装置
市場概要
SPECT:SPECT/CT
市場動向:2020年度は前年度の反動や新型コロナの影響等から20台減の67台、
2021年度は74台見込み
PET-CT
市場動向:2020年度は40台、2021年度も40台見込み
§15 脳磁計
市場概要
市場動向:2020年度、ふたたび納入実績なし
§16 骨密度測定装置
市場概要
市場規模:2020年度は新型コロナの影響を受けて大幅減となる
424台減の1,367台、うちDXAタイプは950台、
2021年度は1,488台見込み(DXA:1,040台見込み)
企業別動向:上位3社がともにマイナス実績となるものの、
3社で86%弱の占有率は変わらず
§17 イメージャー/プリンター(サーマルタイプ・ネットワーク対応含む)
市場概要
市場規模:2020年度は前年比49台減の200台、2021年度は176台見込み
企業別動向:フィルムレス化の流れの中、各社ともに引き続きマイナス実績
§18 自動現像機
市場概要
市場動向:2019年度以降市場は終息し、20年度、21年度の販売も無い見込み
§19 サーマルビデオプリンター・サーマルイメージングシステム
市場概要
市場動向:新型コロナの影響から2020年度は前年比920台減の7,640台、
2021年度は8,000台見込み
モダリティー別接続状況:カラー・白黒ともに
超音波診断装置との接続が主流は変わらず
§20 CR・DR・FPD
市場概要
CR市場
市場規模:一般診療所中心のCR市場の2020年度は前年比250台減の2,477台
企業別動向:FPD中心の展開の2社で2020年度は引き続きマイナス実績
FPD、I.I-DR市場
市場動向:2020年度のFPD搭載X線装置/FPDパネルは回診車の大幅アップなどで
前年比583台増の7,722台
§21 (観血的)冠血流予備量比(FFR)測定装置 冠動脈造影用センサー付きガイドワイヤー
市場概要
市場動向:2020年度センサー付ガイドワイヤーは、
新型コロナによる症例数減の影響から前年比大幅減となる
17,749本減の87,143本、2021年度は95,473本見込み
§22 (連続)心拍出量装置 CCO、連続モニタリングシステム
市場概要
市場動向:2020年度トータル台数274台、2021年度は新製品上市もあり
490台見込み、うち熱希釈タイプが2020年度255台(2021年度:465台見込み)、
非侵襲・低侵襲法は2020年度19台(同:25台見込み)
§23 パルスオキシメータ
市場概要
市場規模:2020年度は新型コロナの特需により大幅アップの415,660台、
2021年度も引き続き大幅アップの495,905台見込み、
生産体制や半導体不足など供給面での不安材料も
企業別動向:新型コロナによる特需により
フィンガータイプ展開企業が大幅アップ
ディスポセンサー市場:2020年度189億51百万円、2021年度205億9百万円見込み
§24 赤外線酸素飽和度モニタ:無侵襲混合血酸素飽和度システム 酸素飽和度モニタ:脳オキシメーター
市場概要
市場動向:2020年度320台、2021年度298台見込み
§25 経皮血液ガス分圧測定装置 ~経皮血中ガス分圧装置~
市場概要
市場動向:2016年に経皮的酸素ガス分圧測定の保険適用。
2020年度は12台減の262台見込み、2021年度は281台見込みと
比較的高い水準で推移
§26 各種血流計
市場概要
市場動向:2020年度トータル台数は前年度比から16台減の1,047台、
2021年度1,105台見込み、うち超音波ドップラー血流計(一般用)が
2020年度738 台(2021年度:802台見込み)、TCDは23台(同:21台見込み)、
レーザー血流計は234台(同:229台見込み)、
超音波トランジットタイムは52台(同:53台見込み)
§27 麻酔ガスモニタ
市場概要
市場動向:単体機で2020年度8台、2021年度も9台見込み
§28 非観血式自動血圧計
市場概要
市場規模:2020年度市場は前年ほぼフラットな16,987台、
自動血圧計は8,497台、全自動血圧計7,863台、
2021年度は17,842台見込み、
企業別動向:トータル市場のシェア変動無し
脈波検査装置(動脈硬化検査装置)市場
市場動向:2020年度2,179台、2021年度2,166台見込み、
フラット~微減推移も市場は安定推移
血管内皮検査装置:クリニックから大学病院まで対象に年間30~50台で推移
水銀血圧計
市場動向:水銀使用製品の製造・輸出が禁止されたことで
20年度はほぼ在庫のみの販売で72台、2021年度は0台に
§29 (医科向)電子体温計
市場動向:2020年度は新型コロナウイルス感染症の流行を受け、
前年度比40万本増の106万本
§30 深部体温測定装置
市場動向:深部体温計・体温モニタは2020年度実績なし、
医科向け鼓膜温体温計は2020年度100台
§31 ウロダイナミクス・ウロフロメータ
ウロダイナミクス
市場動向:展開1社の中、2020年度は28台、2021年度38台見込み
ウロフロメータ
市場動向:2020年度196台、2021年度218台見込み
トータル市場規模:2020年度2億95百万円、2021年度は3億40百万円見込み
§32 聴診器
市場概要
市場動向:2020年度28.2万本、2021年度28.2万本見込み
PartⅢ 参入企業分析
このレポートの関連情報やさらに詳しい情報についての調査を検討したい
矢野経済研究所では、
個別のクライアント様からの調査も承っております
マーケティングや経営課題の抽出、リサーチの企画設計・実施、調査結果に基づく具体的な戦略立案・実行支援に至るまで、課題解決に向けた全ての段階において、クライアント企業をトータルでサポート致します。
この資料を見た人は、こんな資料も見ています
資料コード
資 料 名
C63102500
C62112500
C63107500
C63112000
C63103300