調査結果のポイント
第1章 放熱ベイパーチャンバー
1.注目されるベイパーチャンバーおよび類似の放熱部材
1-1.ベイパーチャンバー(Vaper Chamber)
1-2.ヒートパイプ(Heat Pipe)
1-3.インテグレーテッドヒートスプレッダー(Integrated Heat Spreader)
2.ベイパーチャンバーの市場規模予測
【図・表1.ベイパーチャンバーの国内およびWW市場規模推移と予測
(金額:2020-2025年予測)】
【図・表2.ベイパーチャンバーの分類別国内市場規模予測(金額:2020-2025年予測)】
【図・表3.ベイパーチャンバーの分類別WW市場規模予測(金額:2020-2025年予測)】
3.ベイパーチャンバーに関連する企業・研究機関の取組動向
3-1.FCNT株式会社
【図1.スマートフォン「arrows NX9」用ベイパーチャンバーと
筐体の設計(2020年12月発売)】
【図2.「arrows 5G F-51A」ベイパーチャンバーの放熱の違い(左)と
熱拡散メカニズム(右)】
3-2.国立大学法人鹿児島大学
(1)電子機器の熱問題を解決する高性能冷却システムの重要性
(2)ラミネートタイプのベイパーチャンバーを用いたLED光源接合部の放熱
【図3.ベイパーチャンバーの平面図(上)と断面図(下)】
【図4.FGHP®の積層状態を示す模式図】
【図5.FGHP®と他のベイパーチャンバーとの特性比較】
【図6.サンプルの底部による半径方向の熱伝導率の変化】
【図7.実験装置の概略図(上)と3方向からの形状(下)】
【図8.電圧-電流特性】
【図9.電流による接合部温度の変化】
【図10.Qによる熱抵抗の変化】
【図11.熱抵抗低減率の変化】
3-3.株式会社ザワード
【図12.ベイパーチャンバーの外観】
【図13.ベイパーチャンバーの作動原理】
【図14.ベイパーチャンバーの放熱効果】
3-4.大日本印刷株式会社(DNP)
(1)DNPが新たに開発した「薄型ベイパーチャンバー」に適用されている技術
【図15.一般的なベイパーチャンバーの動作原理と構造】
【図16.DNPの「薄型ベイパーチャンバー」の外観(上)と、
それがスマートフォンに収まるイメージ(下)】
(2)「薄型ベイパーチャンバー」を用いた熱輸送の実験結果
【図17.Cu板とDNP製品のサーモビューア観察結果】
(3)DNPの「薄型ベイパーチャンバー」は曲げられるため、高効率3次元熱輸送を実現
【図18.(左)平面的な熱拡散のイメージ、(右)3次元的な熱輸送のイメージ】
【図19.曲げた状態のベイパーチャンバーのサーモビューア結果】
(4)DNPの「薄型ベイパーチャンバー」の新たなアプリケーション
【図20.DNPの「薄型ベイパーチャンバー」の応用事例~スマートグラス~】
3-5.国立大学法人東北大学
①ループヒートパイプ(LHP)
【図21.LHPの構造と作動原理を示す模式図】
②自励振動型ヒートパイプ(OHP)
【図22.OHPの構造を示す模式図(上)と作動状況(下)】
【図23.OHPの数値シミュレーションの例】
3-6.株式会社フジクラ
【図24.フジクラの熱制御部材開発の歴史】
【図25.熱制御部材の対象製品】
【図26.ヒートパイプの作動原理】
【図27.ベイパーチャンバーの作動原理】
【図28.CPU冷却ユニットに用いられているベイパーチャンバー】
3-7.リーディング・エッジ・アソシエイツ株式会社
(LEA:LEADING EDGE ASSOCIATES)〔台湾〕
(1)サーマルマネージメント製品のオールインワン・サービスの提供
【図29.サーマルマネージメント製品のオールインワン・サービスの提供】
(2)ベイパーチャンバーの基本原理
【図30.ベイパーチャンバーの動作原理の模式図】
(3)LEA製アルミニウム製ベイパーチャンバーの利点
【図31.LEA製Alベイパーチャンバーの優れた点】
(4)ベイパーチャンバーのアプリケーション
【図32.EV用バッテリーパックへの応用例】
【図33.産業用IGBTへの応用例】
4.ベイパーチャンバーの将来展望
第2章 放熱ギャップフィラー/放熱シート
1.放熱ギャップフィラーとは
2.放熱シートとは
3.放熱ギャップフィラー/シートの市場規模予測
【図・表1.放熱ギャップフィラーの国内およびWW市場規模推移と予測
(金額:2020-2025年予測)】
【図・表2.放熱ギャップフィラーの分類別国内市場規模予測
(金額:2020-2025年予測)】
【図・表3.放熱ギャップフィラーの分類別WW市場規模予測
(金額:2020-2025年予測)】
【図・表4.放熱シートの国内およびWW市場規模推移と予測
(金額:2020-2025年予測)】
【図・表5.放熱シートの分類別国内市場規模予測(金額:2020-2025年予測)】
【図・表6.放熱シートの分類別WW市場規模予測(金額:2020-2025年予測)】
4.放熱ギャップフィラーに関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.株式会社木村洋行
(1)Polytec PT社製品の特長
【図1.非接着・1液非硬化タイプのギャップフィラーを塗布した状態】
【図2.1液非硬化ギャップフィラーをディスペンサーで塗布している場面
動画:https://www.youtube.com/watch?v=AKfbgNFK8pI】
【図3.2液硬化ギャップフィラーの塗布場面、渦巻状になっているミキシングノズルで
主剤と硬化剤を混ぜて塗布している】
(2) Polytec PT社製品に関する木村洋行の取組状況
4-2.巴工業株式会社
(1) BNバウダー
【図4.BNの典型的な放熱用途】
【図5.BNパウダーの代表的ラインナップ】
(2) AlNパウダー
【図6.AlNの典型的な放熱用途】
【図7.AlNパウダーの代表的ラインナップ】
【図8.高耐湿性AlNの特性】
【図9.不定形パウダーと丸み状パウダー】
【図10.開発品:130μmの球状パウダー】
4-3.兵神装備株式会社
(1)モーノポンプ®の特長
【図11.モーノポンプ®の特長】
【図12.モーノポンプ®を組み込んだ製品群の例】
(2)モーノディスペンサー®を用いた放熱ギャップフィラーの塗布用途例
【図13.用途例:(左)自動車ECUハウジング、
(中)インバーターパワーモジュール、(右)ディスプレイIC】
(3)モーノディスペンサー®およびモーノポンプ®の応用事例
【図14.モーノディスペンサー®の応用事例】
【図15.モーノポンプ®の応用事例とアルミナ製ローターの紹介】
5.放熱シートに関連する企業・研究機関の取組動向
5-1.株式会社イノアックコーポレーション(INOAC)
(1)放熱シート・テープ
【図16.放熱シートが使用される電子部品例】
(2)製品ラインナップ
【図17.トランスクール®の使用例】
(3)需要分野
【図18.自動車用放熱シートの特性】
5-2.オキツモ株式会社
(1)VSIの特長
【図19.マイクロキャビティが形成されたメタマテリアル構造のVSI表面SEM像】
【図20.(上)VSIを使用していない場合、
(下)VSIを使用しているためヒートスポットの発生が防止されている場合】
(2)樹脂密閉筐体における熱問題とVSIによる解決の可能性
(3)VSIの放熱特性評価
【図21.VSI熱特性評価モデル(PC樹脂密閉筐体の場合)】
【表1.VSI熱特性評価結果(PC樹脂密閉筐体の場合)】
5-3.沖電線株式会社
【図22.沖電線の放熱フィルム「クールスタッフ®」の外観】
【図23.「クールスタッフ®」の特長:
放熱メカニズム(上)と断面構造(下)】
【図24.「クールスタッフ®」のタイプ:
シートタイプ(左)とチューブタイプ(右)】
【図25.熱放射重視の適用事例(シートタイプ):
構造模式図(左)、実際の使用例(右)】
【図26.熱伝導重視の適用事例(チューブタイプ):
構造模式図(左)、実際の使用例(右)】
【図27.「クールスタッフ®の放熱効果】
5-4.株式会社タイカ
(1)αGEL放熱材ラインアップ
【図28.αGEL放熱材ラインアップ】
【図29.αGEL放熱材の製品別熱伝導率一覧】
①シート状(COHシリーズ)
②液状(DPシリーズ)
③EMI対策品(REシリーズ)
④両面テープ(TPシリーズ)
⑤ノンシリコーン
(2)αGEL放熱材の特長
(3)αGEL放熱材の放熱メカニズム
【図30.αGEL放熱材の放熱メカニズム:
(上)αGELの密着性・追従性で空気だまりを除去した事例、
(下)αGELの柔らかさで応力を緩和して寸法公差を吸収した事例】
(4)αGEL放熱材の構造事例・使用事例
【図31.αGEL放熱材の構造および使用事例】
5-5.富士高分子工業株式会社
(1)主要製品ラインナップ
【図32.「サーコン®」ラバータイプの特徴とアプリケーションガイド】
【図33.「サーコン®ゲルタイプの商品構成例と特徴】
(2)製品用途展開例
①自動車分野
【図34.自動車における放熱シートの使用例】
②民生・産業機器分野
③通信機器分野
6.放熱ギャップフィラー/シートの将来展望
6-1.放熱ギャップフィラー
6-2.放熱シート
第3章 放熱接着剤・封止材/放熱基板
1.放熱接着剤・封止材
2.放熱基板
3.放熱接着剤・封止材/基板の市場規模予測
【図・表1.放熱接着剤・封止材の国内およびWW市場規模推移と予測
(金額:2020-2025年予測)】
【図・表2.放熱接着剤・封止材の種類別WW市場規模推移と予測」
(金額:2020-2025年予測)】
【図・表3.放熱接着剤の分類別国内市場規模予測(金額:2020-2025年予測)】
【図・表4.放熱接着剤の分類別WW市場規模予測(金額:2020-2025年予測)】
【図・表5.放熱封止材の分類別国内市場規模予測(金額:2020-2025年予測)】
【図・表6.放熱封止材の分類別WW市場規模予測(金額:2020-2025年予測)】
【図・表7.放熱基板の国内およびWW市場規模推移と予測(金額:2020-2025年予測)】
【図・表8.放熱基板の分類別国内市場規模予測(金額:2020-2025年予測)】
【図・表9.放熱基板の分類別WW市場規模予測(金額:2020-2025年予測)】
4.放熱接着剤・封止材に関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.積水化学工業 株式会社(積水化学)
(1)積水化学の放熱技術
(2)放熱ペースト
【図1.放熱ペーストの適用例】
【図2.封止適用例の拡大図】
【図3.サーモビュアーによる放熱効果確認 ペースト塗布なし(左)、
ペースト塗布あり(右)】
4-2.利昌工業 株式会社
(1)高熱伝導性・高耐熱性絶縁性接着樹脂
【図4.接着シート「AD-7210N」の外観】
(2)高熱伝導セラミックス基板の代替として活用可能な接着シート
【図5.セラミックス基板のイメージ(上)と、
接着シート「AD-7210N」を用いた利昌工業からの提案(下)】
5.放熱基板に関連する企業・研究機関の取組動向
5-1.UBE 株式会社
(1)高熱伝導性の銅-炭素複合材料
【図6.異方性銅-炭素複合材料の概要】
【図7.他の材料と比較した銅-炭素複合材料の物性値】
(2)多軸通電焼結法
【図8.多軸通電焼結法のメカニズム】
(3)銅-炭素複合材料から得られる製品例
【図9.銅-炭素複合材料の加工例】
【図10.銅-炭素複合材料の製品例~放熱板~】
5-2.日本発条 株式会社(ニッパツ)
(1)IMS
【図11.IMSの構成】
【図12.IMS絶縁層における導電性フィラーの状況】
【図13.ニッパツIMSの主要ラインナップ】
(2)DBC
【図14.DBCとIMSの比較 DBC(左)、IMS(右)】
【図15.DB-I/Cサンプル外観】
5-3.株式会社 メイコー
【図16.メイコーの事業領域】
【図17.メイコーの基板ラインナップ】
(1)メタルベース放熱基板
【図18. メタルベース樹脂基板の構造と放熱メカニズム】
(2)高放熱絶縁樹脂基板
【図19.高放熱絶縁樹脂シートの構造と組織】
【図20.高放熱基板をパワーモジュールに使用した場合の例】
(3)高信頼性放熱基板
【図21.車載用半田クラック対策基板】
(4)ヒートシンク一体型放熱板
【図22.ヒートシンク一体型放熱板の熱抵抗比較(Cuベース)】
(5)メガスルーホール/MegaTH®
【図23.ヒートシンク一体型放熱板の熱抵抗比較(Cuベース)】
5-4.利昌工業株式会社
(1)高熱伝導プリント配線板材料のラインナップ
【図24.利昌工業の高熱伝導プリント配線板の主なラインナップ】
(2)両面プリント配線基板
【図25.基板の薄型化による熱抵抗低減のイメージ(左)、
実際の採用イメージ(右)】
(3)Alベース基板材料
【図26.Alベース基板材料の材料構成(左)、
はんだクラックが生じるイメージとその対策を示した模式図(右)】
(4)接着シート/樹脂つき銅箔
【図27.接着シートと樹脂つきCu箔の材料構成(上)、適用イメージ(下)】
(5)液状封止樹脂「リコリット」
【図28.「リコリット」でパワー半導体を搭載する基板などを封止するイメージ】
6.放熱接着剤・封止材/基板の将来展望
6-1.放熱接着剤・封止材
6-2.放熱基板
第4章 特別企画/関連市場(ヒートパイプ)
1.市場概況
2.セグメント別動向
2-1.冷蔵庫、エアコン用ヒートパイプ
2-2.パソコン用ヒートパイプ
2-3.国内ヒートパイプ筐体原料
3.注目トピック
3-1.環境事業として、再生可能エネルギーを活用した熱輸送技術に期待
3-2.元祖である宇宙関係も別用途に負けず革新技術を追い求める
4.将来展望
【図1.ヒートパイプ国内市場規模推移・予測(金額:2018-2030年度予測)】
【図2.ヒートパイプ国内市場の筐体原料別構成比(2021年度)】