2022年版 生命保険の販売チャネル戦略と展望 -Web、来店ショップ、訪問販売の実態-
昨年より「生命保険の販売チャネル戦略と展望」へとリニューアルし、本レポートでは来店ショップでも訪問販売を取り入れる企業が増えたことなどから、訪問販売についても折に触れ言及しました。公表資料がない来店ショップを中心にしつつも生命保険の販売チャネル戦略や実態にも触れ、より広い視野で業界動向をレポートします。
従来どおり、販売チャネルの一つでもある来店ショップの市場規模も推計しました。
長引くコロナ禍の中、チャネル展開の転換点を迎えている兆しも見え始めました。従来保険商品のオンライン対応などの生命保険会社のDX推進や、来店ショップなどのWeb相談、アバターを活用した保険相談の進展も把握しました。一方で、インターネットに不慣れな顧客、対面ならではの安心感を求める顧客など、依然として対面販売も重要なチャネルとなっており、非対面販売とのハイブリッド対応の模索が続いています。
今年、再編となった東証グロース市場に上場した乗合代理店もあり、ますます注目度が上がっている当業界です。業界有力企業の事業戦略、具体的な取組み、その過程での課題と対応策について動向を把握し、業界の新たな動きにも着目してレポートをまとめました。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
調査目的: 生命保険会社及び乗合代理店(来店型保険ショップ含む)における販売チャネル戦略や施策を通して保険業界の将来を展望することを目的とした。また、販売チャネルの一つであるWebの活用や、これまで把握してきた来店ショップの実態も把握する。
調査対象先:従来型の生命保険会社、ネット保険会社、来店型保険ショップ経営企業、オンライン型や保険関連サイトを運営する乗合代理店、訪問販売型乗合代理店など、保険募集実績がある企業、新規参入企業等を任意抽出。
調査方法:当社専門社員によるオンライン取材、個別面接取材
調査期間:2022年8月~2022年10月
来店型保険ショップ市場に関する調査を実施(2022年)
2021年度の来店型保険ショップ市場規模は前年度比2.7%減の1,912億円の見込
~コロナ禍の影響を受け、Web相談導入企業は3割へ~
前回版との違い
- 生命保険の市場規模の把握、生命保険会社のDX推進の現状、間接販売への期待度、代理店への顧客誘致策などチャネル戦略の変化の更新、法人向け生保市場規模を追加
- 来店ショップ等のWeb相談・契約の取組み更新、収益状況(30社弱)、推奨商品の選定条件の現状と今後を追加
調査結果のポイント
第Ⅰ章 総論・分析編
第Ⅱ章 各論編
第Ⅲ章 個別企業編
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