2023年版 理美容サロンマーケティング総鑑
2022年度の市場は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴なう、社会活動・経済活動の制限からの解放が進み、人々の消費マインドは大きく回復しており、実際に支出する場面も増えているとみている。一方で物品およびサービスの価格や料金の上昇が断続的につづいていることから、低所得層や激減していると言われる中間所得層などの生活防衛意識は高まっている。理美容に関しては、身だしなみという点で、各種サービスの中では“必需”に比較的近い位置づけにあると考えられる。しかし、コロナ禍では家庭用の調髪機器を用いたホームケアなどが手軽さや経済性で優位となったことを契機に、理容サロンから足が遠のいている、美容サロンへの来店間隔がコロナ禍前の水準を回復していないという状況も見受けられる。
同じコロナ禍における2021年度市場と2022年度市場はどう異なるのか、2023年度市場はどう変化するのかという視点で企画・制作した。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
調査目的:当調査は、理美容市場参入企業における理容室および美容室の施術事業に加え、理容室と美容室における物販事業(店頭販売・オンライン販売)の⽅向性と、各社の企業戦略を調査・分析することにより、理美容サロン市場の現状把握と将来性を展望することを目的として実施した。
調査対象市場:理容室市場・美容室市場
都道府県別市場規模、施術別市場規模(理髪、パーマネント、カット、セット他)
※ 本資料では、理容室を理容師法で規定された「理容所」、美容室を美容師法で規定された「美容所」と定義している。なお、「美容所」登録に該当する「アイラッシュサロン」は当該市場には含んでいない。
調査対象先:理容室・美容室運営企業・および同関連企業/その他、理美容関連協会・団体
調査方法:弊社専門研究員による面接調査(オンライン含む)、電話調査、郵送アンケート調査、文献調査
調査・分析期間:2023年3月~2023年5月
理美容サロン市場に関する調査を実施(2023年)
2022年度の理美容サロン市場は、前年度比101.2%の2兆704億円
~堅調な回復を維持した美容サロン市場に対し、理容サロン市場は前年度割れでやや停滞~
- 理美容市場での施術別市場規模を掲載(2018~2022年度)、施術別動向を分析
- 理美容市場の地域別市場規模を推計(2022年度)
- 理美容関連統計(施設数、開業数、施術者数、家計消費金額)を掲載、その動向を分析
- 理美容市場の上位47社の売上高ランキング(2020~2022年)を掲載 ※2022年版比+4社
- 有力参入サロン9社+注目サロン1社の市場戦略を調査 ※2022年版比+2社
- 美容室・理容室へのアンケート調査を実施、個別サロン(理容50美容52)の運営状況、動向を調査・分析
- コロナ禍前の市場を回復?! ポストコロナ、ウイズコロナ時代の構造変革をリサーチ・レポート
- 2023~2027年度の理容市場・美容市場を市場別に予測
- 【前回版との違い】直営店運営に加え、業務委託型サロンの展開で成長中の企業をレポート。有力サロン2社プラス
調査結果のポイント
第Ⅰ章 理美容サロン市場の全貌
第Ⅱ章 理美容サロンチェーンの動向分析
第Ⅲ章 サロンの個別実態に関する調査
第Ⅳ章 有力企業のマーケティング戦略
第Ⅲ章 サロンの個別実態に関する調査Excel ローデータで販売
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