2023年版 オーガニック・自然派食品市場の将来展望 ~インバウンド回復・SDGsで拡大するフリーフロム食品~

発刊日
2023/08/23
体裁
A4 / 225頁
資料コード
C65108000
PDFサイズ
5.6MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査目的:オーガニック・自然派食品市場を広く調査・分析することによって、当該市場に関連する事業者のマーケティング戦略のための一助となることを目的とする。
調査対象:オーガニック・自然派食品関連市場に参入する企業のほか、需要家として、オーガニック食品を取り扱う小売業者やオーガニック食品を利用する中食・外食業者、オーガニック戦略を推進する市町村(地方自治体)を調査対象とした。
調査方法:参入企業に対しては、弊社専門研究員による直接面談調査を主体に、電話及びアンケート調査を併用した。
調査期間:2023年5月~2023年8月

調査結果サマリー
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オーガニック・自然派食品の市場調査を実施(2023年)
国内のオーガニック食品市場は、2018年度から2022年度までのCAGR3.1%で成長
~コロナ禍をきっかけとした健康志向の高まり・食生活の見直しが寄与、「みどりの食料システム戦略」の推進も追い風に市場は拡大の見通し~

資料ポイント
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  • 2022年度のオーガニック食品市場規模は引き続き拡大した。コロナ禍で消費者の健康意識は高まり、在宅時間の増加や自宅での食事機会の増加も相まって、普段食べている食品を見直すきっかけになり、オーガニックの需要拡大に繋がった。社会的なSDGs意識の高まりから、環境保全やサステナビリティの観点からも注目されつつある。
  • 農林水産省の「みどりの食糧システム戦略」では、2050年までに有機農業の取組面積を耕地面積の25%に当たる100万haまで広げる目標を掲げた。また、有機農業の生産から消費まで一貫し、農業者のみならず事業者や地域内外の住民を巻き込んだ地域ぐるみの取組を進める市町村を「オーガニックビレッジ」とし、2025年までに100市町村まで拡大することを目標としている。政府や自治体の取組強化も市場を後押しする。
  • 従来、供給が限られ、価格も高いオーガニック食品は一部の消費者のものにすぎなかったが、生産者や加工業者のオーガニック気運が高まっていることで、供給力が年々上昇。同時に売場も一般スーパー等に拡大しており、オーガニック食品は徐々に身近なものになりつつある。
  • 本資料では、有機JAS認証取得の食品に加えて、認証取得には至っていないオーガニックフレンドリー食品にも着目し、新たに市場規模を算出した。また、オーガニックとともに売場形成が広がる、ヴィーガン・ベジタリアン食品市場、グルテンフリー、アレルギーフリー、人工的・合成的な添加物を不使用とするフリーフロム食品にも着目し、市場の将来展望を徹底分析した。
  • 前回版との違い
    自治体の取組を新たに追加
    フリーフロム食品の注目メーカー動向を新たに掲載

リサーチ内容

第Ⅰ章 オーガニック・自然派食品市場の全体動向

1.オーガニック・自然派食品の市場概況
  (1)市場構造 ~認証取得済とオーガニックフレンドリーの市場構成比~
  (2)オーガニック農産物の市場概況
  (3)有機JAS圃場面積の推移
2.オーガニック食品の市場概況
  (1)総市場規模推移
  (2)カテゴリ別市場規模・構成比の推移と概況
3.市場トピックス
  (1)有機JAS認証制度の動向
    ①オーガニック(有機)食品の検査認証制度
    ②オーガニック食品の輸出に関する制度
    ③2022年JAS法改正の概要
    (A)JAS規格の制定対象への有機酒類の追加
    (B)外国格付の表示の貼付に係る枠組みの整備
    (C)登録認証機関間の情報共有に関するルールの整備
    ④オーガニックレストランJASの整備
  (2)みどりの食料システム戦略の概要
  (3)オーガニック食品の地産地消推進に向けた取組
    ①オーガニックビレッジ創出に向けた取組
    ②注目市町村の動向
     ~給食、輸出、ふるさと納税、インバウンドなどを見据えた出口戦略~
    ③静岡県掛川市
    ④静岡県藤枝市
    ⑤京都府亀岡市
    ⑥奈良県宇陀市
    ⑦千葉県いすみ市
    ⑧有機の里づくり千葉県団体連絡会(通称:ちばだん)の取組
  (4)全国的なオーガニックサプライチェーン確立に向けた取組
     ~日本有機加工食品コンソーシアムの発足~
4.オーガニック食品市場の課題
5.オーガニック加工食品市場の市場規模予測

第Ⅱ章 オーガニック加工食品のカテゴリ別動向

1.オーガニック食品市場の概況
  (1)総市場規模推移
  (2)カテゴリ別市場規模・構成比の推移と概況
2.カテゴリ別の動向
  (1)酒類
    ①市場規模推移、概況
    ②主要企業の動向
  (2)飲料
    ①市場規模推移、概況
    ②主要企業の動向
  (3)畜産加工品
    ①市場規模推移、概況
    ②主要企業の動向
  (4)農産加工品
    ①市場規模推移、概況
    ②主要企業の動向
  (5)麺類
    ①市場規模推移、概況
    ②主要企業の動向
  (6)調味料類
    ①市場規模推移、概況
    ②主要企業の動向
  (7)食用油脂
    ①市場規模推移、概況
    ②主要企業の動向
  (8)冷凍食品
    ①市場規模推移、概況
    ②主要企業の動向
  (9)その他
    調理済食品の動向
    菓子
    ベビーフード

第Ⅲ章 自然派・フリーフロム食品市場の動向

(1)自然派・フリーフロム食品市場の動向
(2)ベジタリアン・ヴィーガンの動向 
  ~JAS認証制定、インバウンド回復を追い風に拡大~
(3)グルテンフリーの動向 ~小麦高騰で需要が急増する米粉関連製品~
(4)注目企業の動向
  ①株式会社ZENB JAPAN
  ②BASE FOOD
  ③スナックミー
  ④その他注目の動向

第Ⅳ章 オーガニック・自然派食品の小売動向

1.小売全体動向
2.主要企業の動向
  (1)オーガニックスーパー、自然食品専門店
    ①ビオセボン・ジャポン
    ②こだわりや
  (2)スーパー、量販店の動向
    ①イオン
    ②ライフコーポレーション
  (3)EC・宅配・生協(無店舗販売ルート)の動向
    ①ビオ・マーケット
    ②コープ自然派

第Ⅴ章 主要企業の動向

オーサワジャパン
カネカ食品
金沢大地
クレヨンハウス
コープ有機
桜井食品
創健社
サンジルシ醸造
天鷹酒造
パタゴニア・インターナショナル・インク日本支社
ビオセボン・ジャポン
光食品
ひかり味噌
マヴィ
ミトク
むそう商事
ライフコーポレーション
ワタミ

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