2023 eKYC/当人認証ソリューション市場の実態と展望

2018年11月に犯罪収益移転防止法施行規則の改正がされ、オンラインで完結するeKYCが法規制上の本人確認手法として認められることとなった。金融機関や送金アプリをはじめ、シェアリングサービス等の本人確認が求められるサービスで活用されている。
マイナンバーカードの普及に伴い公的個人認証の利用および活用が広がっている。
ベンダーごとのeKYCサービス機能に加え、業界ごとの導入状況を調査することで、eKYCの市場規模、実態を分析し今後の在り方を考察する。

発刊日
2023/06/30
体裁
A4 / 148頁
資料コード
C65109700
PDFサイズ
6.0MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査目的:本レポートでは、eKYCサービス提供事業者の動向や課題などの実態を把握するとともに、金融機関および非金融機関におけるeKYCの導入状況を調査することで今後の市場動向を展望する。
調査対象:本調査では、eKYCサービス提供事業者、通信事業者を対象とし、12社へのヒアリングを実施した。
調査方法
(1)弊社研究員による直接面談取材
(2)電話調査および文献調査など
調査期間:2023年4月~2023年6月

調査結果サマリー
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eKYC/当人認証ソリューション市場に関する調査を実施(2023年)
2022年度のeKYC/当人認証ソリューション市場規模は前年度比122.1%の69億1,800万円
~銀行は約半数がeKYCサービス導入済、今後非金融領域での導入も増加する見通し~

資料ポイント
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  • 法令適用業界および法令非適用業界の導入状況を記載
  • eKYCおよび公的個人認証の課題を把握
  • 今後の活用可能性を考察
  • <前回との違い>
    ・マイナンバーカードを巡る政府の方針および各社の取組みを記載
    ・本人確認済情報を活用した当人認証の活用可能性を考察

リサーチ内容

調査結果のポイント

第Ⅰ章 総論

1.eKYCとは
  1.1 本人確認について
  1.2 本人確認に係る法改正について
    1.2.1 eKYCの追加に係る法改正
    1.2.2 既存手法の厳格化に係る法改正
  1.3 犯罪収益移転防止法にて定める本人確認方法
    1.3.1 本人確認手法「ホ」
    1.3.2 本人確認手法「ヘ」
    1.3.3 本人確認手法「ト」
    1.3.4 本人確認手法「ワ」公的個人認証について
    1.3.4.1 公的個人認証の仕組みについて
    1.3.4.2 公的個人認証サービス提供企業一覧
2.eKYCに係る外部環境
  2.1 デジタル庁の動向
    2.1.1 民間事業者における電子証明書手数料の当面無料化
    2.1.2 スマホ用電子証明書搭載サービス
    2.1.3 健康保険証・運転免許証との一本化
    2.1.4 eKYCのマイナンバーカードへの一本化
3.市場規模
  3.1 eKYC/当人認証ソリューション市場規模(2020~2023年)
4.将来展望
  4.1 eKYC/当人認証ソリューション市場予測(2022~2026年)
  4.2 eKYC市場展望(2020~2026年)
    4.2.1 金融機関での市場展望
    4.2.2 法例適用外での市場展望
5.eKYC活用可能性
  5.1 活用領域
    5.1.1 金融機関での活用領域
    5.1.2 非金融機関での活用領域
    5.1.3 セキュリティ向上への活用
    5.1.4 遠隔での取引への活用
    5.1.5 オフラインでの活用
    5.1.6 法令外での活用
  5.2 eKYCによってもたらされる効果
6.普及における課題
  6.1 普及における課題
    6.1.1 導入事業者の課題
    6.1.2 本人確認業務における課題
    6.1.3 制度面の課題
  6.2 ビジネス環境における課題

第Ⅱ章 eKYCサービス提供事業者の実態と取組み状況

1.eKYCとは
2.eKYCサービス提供事業者一覧
3.サービス機能比較
4.eKYCサービス提供事業者の取組み状況
  4.1 取組み概要
  4.2 事業戦略
  4.3 ビジネスモデル
  4.4 ターゲット、導入事業者
  4.5 今後の展望
  4.6 課題
5.eKYC市場規模および将来展望

第Ⅲ章 当人認証サービス提供事業者の実態と 取組み状況

1.当人認証ソリューションとは
2.当人認証ソリューション提供事業者一覧
4.当人認証ソリューション提供事業者の取組み状況
  4.1 取組み概要
    4.1.1 TRUSTDOCKの取組み
    4.1.2 Liquidの取組み
    4.1.3 ポラリファイの取組み
    4.1.4 NTTドコモの取組み
5.市場規模および将来展望

第Ⅳ章 eKYCの導入状況

1.法令適用業界の導入状況
  1.1 犯罪収益移転防止法に係る業界における導入状況
    1.1.1 都市銀行における導入状況
    1.1.2 地方銀行における導入状況
    1.1.3 第二地方銀行における導入状況
    1.1.4 その他銀行における導入状況
    1.1.5 保険会社における導入状況
    1.1.6 その他の犯収法に係る業種における導入状況
  1.2 携帯電話不正利用防止法に係る業界における導入状況
  1.3 古物営業法に係る業界における導入状況
2.法令非適用業界の導入状況
  2.1 法令非適用業界における導入状況一覧

第Ⅴ章 個別企業の実態

1.TRUSTDOCK
2.Liquid
3.ポラリファイ
4.ACSiON(アクシオン)
5.ネクスウェイ
6.ショーケース
7.日立製作所
8.日本電気
9.NTTデータ
10.大日本印刷
11.GMOグローバルサイン
12.NTTドコモ

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