調査目的：日本国内のサステナブル農畜水産物市場について、インターネット消費者調査を実施し、消費者の認知状況や購入状況、購入意向、購入する上での要件などのニーズを調査。分析を通して、市場の現状把握と、サステナブルフード消費者へどのようにアプローチすべきかを明らかにし、マーケティング戦略策定のための基礎資料とする。
調査対象商品：
・農産物（「有機 JAS 認証」野菜、植物工場産野菜）
・代替肉（植物由来代替～（大豆ミートなど）、培養肉）
・畜産物（アニマルウェルフェア畜産物）
・水産物（「MSC/ASC/MEL」認証水産物、陸上養殖）
調査実施概要：
１．調査実施時期　2024年1月
２．調査対象条件　調査対象は、自分自身で、家で調理する食材を購入するモニターとした。
設問「あなたのご家庭で家で調理する食材を購入する人をお知らせください。」に、「家で調理する食材は、よく自分が買う」または「家で調理する食材は、よく自分と同居人が一緒に選んで買う」と回答したモニター。
３．調査対象者　調査対象条件を満たしたモニターのうち、全国の 20～79歳・男女で100名で割付し、実施した。
４．調査対象市場　以下のサステナブルフードを対象に、認知状況、購入状況、購入意向などを調査。
① 有機JAS野菜
② 植物工場産野菜
③ 植物由来代替肉（大豆ミートなど）
④ 培養肉
⑤「アニマルウェルフェア」に配慮して生産された畜産品
⑥「ＭＳＣ／ＡＳＣ／ＭＥＬ」認証の水産物
⑦「陸上養殖」の水産品
調査項目：目次参照
調査期間：2024年1月～2024年3月
調査方法：インターネット消費者調査

サステナブルフードに関する消費者アンケート調査を実施（2024年）
サステナブルフードで最も高い認知率は植物由来代替肉（大豆ミートなど）の74.1％
​～アニマルウェルフェア畜産物は同33.2％、「MSC/ASC/MEL」認証水産物が同25.9％に留まり、認知拡大による潜在需要の掘り起こしはこれから～

• インターネット消費者調査を実施。（男女20代～70代の1,200人）。
• サステナブル農畜水産物の認知度や、購入経験、購入意向、価格許容範囲などを調査・分析。
• 食に対するサステナブル志向が、サステナブルフードの購入に結び付いているか分析。
• 各サステナブルフードの調査結果を、統計的な分析手法や、機械学習 （AI分析） を通して解明。
• 単純な集計結果からは読み取れない消費者インサイトを解明し各市場の攻略法を分析。