2024年版 協働ロボット市場の現状と将来展望
発刊日
2024/07/25
体裁
A4 / 253頁
資料コード
C66101900
PDFサイズ
7.5MB
PDFの基本仕様
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カテゴリ
調査資料詳細データ
調査概要
調査結果サマリー
資料ポイント
調査目的：日本及び海外の協働ロボット関連主要メーカー、ロボット SI（システム・インテグレーション）企業、協働ロボットレンタル企業、主要国の政策及び研究開発など現状の動向と今後の戦略を調査・分析し、更に周辺情報を加えることで世界の協働ロボット市場の現状を把握し、今後を展望することを目的とする。
調査対象：協働ロボットメーカー、協働ロボット周辺機器及び部品メーカー、ロボット SI 企業、協働ロボットレンタル企業、協働ロボット導入企業・店舗、政府機関、大学・研究所、業界団体など。本レポートで取り扱う市場規模は、「産業用マニピュレーティングロボット」で ISO 10218-1、ISO 10218-2、ISO TS15066 に適合した製品を対象とし、世界市場を推計している。
調査方法：弊社専門研究員による直接面談取材をベースに、文献調査を併用。
調査・分析期間：2024年3月～7月
その他：本レポートに掲載した数値などのデータは、上記期間における調査結果に一定の推定を加えて作製している。
市場規模の該当年は1月～12月のカレンダー年を基準とする。
協働ロボット世界市場に関する調査を実施（2024年）
2033年の協働ロボット世界出荷台数は68万台を予測
～協働ロボットはAIソフトウェア技術が導入され、周辺機器や主要部品なども高性能化・高機能化することで、導入業界や需要分野は増々広がる見通し～
- 「プログラミングの容易化」、「プラットフォームの多様化」、「技術優位性」こそが、市場獲得のカギになる
〇自動化の潮流広がり、2024年9万台強から2033年には68万台規模に拡大
〇製造業がメイン市場として成長するなか、非製造業シェアは2033年に2割へ
〇造船業や製鉄業、建設業、団体給食など新市場でも活用が広がる
〇中国ではマッサージ・物理療法用としての需要が継続的に拡大基調に
〇中国に続き、米国でもマッサージ用途が新たに登場、フィットネス基盤に展開開始
〇3～5kg級製品と、20kg以上可搬重量のニーズに拡大の兆しが
〇所有から共有へ、気軽にロボットを導入できるレンタル・RaaSサービスが広がる - 前回版との違い
・主要国別の市場規模、2022年から2033年までの予測値を更新
・グローバル主要企業の最新動向を更新
・導入業界別・アプリケーション別の需要動向を収録
・NVIDIA、Micro Softなど主要企業のロボット用技術導入・開発動向を追加
リサーチ内容
調査結果のポイント
第1章 協働ロボット市場の現状と将来展望
協働ロボット市場の現状と将来展望
1．市場規模推移と今後の予測
人手不足の解消や生産性効率のため、自動化の潮流が広がる
2024年は約9万台強の出荷が見込まれ、2033年には7倍への成長を予測
表．協働ロボットの世界市場規模推移（台数・金額：2022～2033年予測）
図．協働ロボットの世界市場規模推移（台数・金額：2022～2033年予測）
2．国別の協働ロボット出荷動向
製造業での導入拡散・非製造業の活用拡大が、市場成長をけん引
表．国別の協働ロボットの世界市場規模推移（台数：2022～2033年予測）
表．国別の協働ロボットの世界市場規模推移（金額：2022～2033年予測）
図．協働ロボット市場の国別構成比（台数：2022～2033年予測）
図．協働ロボット市場の国別構成比（金額：2022～2033年予測）
3．協働ロボットメーカーシェア
出荷台数・同金額ベースとも、URがトップシェアを獲得
油断は禁物、変動可能性が高い流動的な状況
図・表．世界における主要協働ロボットメーカーシェア
（台数ベース、2023年）
図・表．世界における主要協働ロボットメーカーシェア
（金額ベース、2023年）
4．導入業界別の需要動向
製造業がメイン市場として成長するなか、非製造業は2033年に2割へ
図・表．業界別協働ロボットの構成比（台数ベース、2023年）
図・表．業界別協働ロボットの構成比（台数ベース、2033年予測）
5．可搬重量別の需要動向
10kg未満のシェアが圧倒的に高く、10kg以上も増加傾向
図．可搬重量別の市場シェア（2024年見込）
図．高可搬重量協働ロボットのイメージ
6．協働ロボット市場のSWOT分析／PEST分析
市場拡大の好チャンスが出揃い、早期海外展開も一つの方策になる
表．協働ロボット市場のSWOT分析
表．協働ロボット市場のPEST分析
7．結論（市場拡大の課題と対策、提言）
技術優位性を維持し、海外市場への進出を加速すべき
1）市場拡大の課題と対策
①動動作速度や可搬重量
②プログラミングのコストが高い
③初期導入費用が高い
2）提言
第2章 主要国別の市場動向
1．日本
労働人口の減少や災害対策などに向け、ロボット産業を強化
1）主要政策・主要支援制度
2）技術動向
①ティーチングレス制御技術
②ロボットへの動作教示を効率化する技術
3）市場規模
表．日本における協働ロボットの市場規模推移
（台数・金額ベース：2022～2033年予測）
図．日本における協働ロボットの市場規模推移
（台数・金額ベース：2022～2033年予測）
製造業の自動化需要が増加、2024年には前年比約128％増を見込む
4）企業動向
海外勢の市場参入が継続する中、日本企業がトップシェアを獲得
図・表．日本における主要協働ロボットメーカーシェア
（台数ベース、2023年）
表．日本の主要協働ロボットメーカー一覧
2．中国
ロボット産業の技術強化に向け、様々な政策や支援策を展開
1）主要政策・主要支援制度
表．中国 主要地方政府のロボット関連支援内容
2）市場規模
表．中国における協働ロボットの市場規模推移
（台数・金額ベース：2022～2033年予測）
図．中国における協働ロボットの市場規模推移
（台数・金額ベース：2022～2033年予測）
政府の政策・支援策が追い風、最大需要国として世界市場をリード
2024年には、前年比177％増を見込む
3）企業動向
高まる中国産のシェア、2023年は主要4社が市場の7割強を独占
海外企業の新規参入は厳しい壁
図・表．中国における主要協働ロボットメーカーシェア
（台数ベース、2023年）
表．中国の主要協働ロボットメーカー一覧
3．韓国
ロボットコア部品の国産化率、現在の4割台から2030年までに8割以上へ
1）主要政策・主要支援制度
①「知能型ロボット基本計画」
表．「第4次 知能型ロボット基本計画」の主要内容
②「協働ロボット設置作業場安全認証制度」
2）技術動向
①大規模言語モデルと仮想環境に基づいたロボット作業AI技術
②危険診断および予測のためのデジタルツイン技術
③高精密デジタルツイン基盤のAI協働ロボット技術
3）市場規模
表．韓国における協働ロボットの市場規模推移
（台数・金額ベース：2022～2033年予測）
図．韓国における協働ロボットの市場規模推移
（台数・金額ベース：2022～2033年予測）
造船業や製鉄業、団体給食まで用途が拡大
年平均120％以上の堅調な市場
4）企業動向
6軸の垂直多関節型片腕タイプが市場の主流
ブランド力又は価格競争力があれば、新規参入の余地あり
図・表．韓国における主要協働ロボットメーカーシェア
（台数ベース、2023年）
表．韓国の主要協働ロボットメーカー一覧
4．米州
ロボットの利用拡大やAIの実用化拡大に注力
1）米国の主要政策・支援制度
2）技術動向
①6G基盤技術の開発を支援するプラットフォーム
②LLM技術
③模倣学習
3）市場規模
表．米州における協働ロボットの市場規模推移
（台数・金額ベース：2022～2033年予測）
図．米州における協働ロボットの市場規模推移
（台数・金額ベース：2022～2033年予測）
製造業の投資拡大が市場を後押し、2024年には約135％増を見込む
マッサージ用途が新たに登場
表．北米地域における主要製造業の工場設立計画
4）企業動向
URがトップシェアを維持、
中華系の活躍で、欧州系のシェアは減少
図・表．米州における主要協働ロボットメーカーシェア
（台数ベース、2023年）
表．米国の主要協働ロボットメーカー一覧
5．欧州
経済成長と社会課題解決に向け、ロボットの研究・イノベーションを促進
1）主要政策・支援制度
2）欧州主要国別の動向
①ドイツ
②フランス
③イギリス
3）技術動向
①模倣学習技術を用いた着替えロボット
②衝突を回避する自動経路設計技術
4）市場動向
表．欧州における協働ロボットの市場規模推移
（台数・金額ベース：2022～2033年予測）
図．欧州における協働ロボットの市場規模推移
（台数・金額ベース：2022～2033年予測）
ドイツを中心に市場需要が拡大、2024年には129.7％増を見込む
5）企業動向
2023年もURがトップシェアを維持
図・表．欧州における主要協働ロボットメーカーシェア
（台数ベース、2023年）
表．欧州の主要協働ロボットメーカー一覧
第3章 主要導入業界別の市場動向
1．主要導入業界別の市場動向
将来は非製造業向けが大幅成長
表．協働ロボットの業界別出荷比率推移（台数ベース、2023～2033年予測）
2．主要導入業界別の特徴や自動化の現状及び可能性
2-1．自動車・自動車部品業界
「組立工程」や「検査工程」で、より強みが発揮できる
①プレス工程（Stamping）
②溶接工程（Welding）
③塗装工程（Painting and Coating）
④組立工程（Assembly）
⑤検査工程（Inspection）
2-2．エレクトロニクス業界
組み立てやネジ締め工程で導入が増加中
2-3．金属・機械加工関連業界
複雑な形状の溶接や単純繰り返し作業で活用
2-4．三品産業（食品・ 医薬品・化粧品業界）
人手不足が深刻で自動化のニーズが高い
①食品業界
②医薬品業界
③化粧品業界
2-5．非製造業
①飲食業界
部品や機能を単純化した低価格・低仕様の製品が人気
②その他
導入業界や活用用途が無限大
第4章 協働ロボット関連主要技術動向
1．協働ロボットの概要
1-1．協働ロボットの定義
人間と同じ空間で人間の作業を支援・協働するロボット
表．ロボットの分類及び導入先
表．産業ロボット及び協働ロボットの定義
表．従来の産業ロボットと協働ロボットの特徴比較
表．産業用及び協働ロボットの特長と用途分類
図．協働ロボット関連の国際標準規格
表．主要国における協働ロボット関連の安全要求事項規格
表．協働ロボットの安全方策分類
1-2．協働ロボットの特徴
安全柵なしで、人間と同じ空間に設置可能
①人の作業負担を軽減
②プログラミングの設定が簡単
③設置の自由度が高く、短時間で導入が可能
④安全性の確保
1-3．協働ロボット導入業界
図．協働ロボット導入業界のイメージ
1-4．協働ロボット活用用途
図．協働ロボットの主要用途
表．協働ロボットの主要用途
2．協働ロボットシステムの構成
周辺機器とのパッケージ化、標準プログラミングの開発が進展中
図．協働ロボットシステムの活用イメージ
表．協働ロボットシステムの構成及び主要部品・周辺機器技術
表．協働ロボット関連主要周辺機器の機能及び主要メーカー一覧
2-1．ロボットアーム
1）ロボットアームの種類
3次元の動作が可能で、広い範囲で使用できる垂直多関節型
高精度で単純作業に特化した水平多関節型
図．垂直多関節型及びスカラ型ロボットの構造イメージ
①垂直多関節型
図．垂直多関節型協働ロボットのイメージ
②水平多関節型（スカラ型）
図．スカラ型協働ロボットのイメージ
2）ロボットアームの主要技術動向
①自由度（DoF）
6自由度が主流
図．ロボットアームの自由度と回転運動方向のイメージ
図．ロボットアーム軸の運動方向イメージ
②可搬重量（Payload）
5～10kgの需要が多く、20kg以上の高可搬重量も拡大傾向
③リーチ（Reach）
1,000mm台の製品が主流
④位置繰り返し精度（Repeatability）
0.05mmと0.1mmが主流
⑤標準TCP速度
低速・高速のデュアル・モード、産業用ロボットの協動アプリも登場
2-2．周辺機器
2-2-1．ロボットハンド
ロボットの器用さを左右するカギ
コストメリットの高い汎用ロボットハンドの需要が増加
図．グリッパーのイメージ
図．エンドエフェクタのイメージ
2-2-2．ロボットコントローラ
汎用製品の開発が進行中
2-2-3．ビジョンシステム
AI技術により高精度化
図．ロボットビジョンシステムのイメージ
2-2-4．AGV・AMR
単純走行機能を超え、インテリジェント化へ
表．AGVとAMRの比較
2-3．駆動システム
図．協働ロボットアームの構成要素及びアクチュエータの構造
1）アクチュエータ
電気駆動式が一般的で、小型化・軽量化・薄型化がトレンド
表．駆動方式別の特徴比較
2）エンコーダー
エンコーダーレスによる軽量化へ
3）減速機
中国製の採用が拡大
図．「波動歯車装置」の構造イメージ
2-4．主要センサー
1）力覚センサー
電流センサーとトルクセンサーによる力制御
2）触覚センサー
2-5．ソフトウェア
ソフトウェア開発プラットフォームはROSが主流
3．協働ロボットの技術・開発トレンド
3-1．AI技術
LLM、模倣学習、ディープラーニング、デジタルツインの活用がトレンド
3-2．モビリティ性
AGV・AMRを組み合わせ、移動性を付与
3-3．豊富な製品ラインアップ
用途に応じた多様な製品バリエーション
4．協働ロボット産業を取り巻く環境
4-1．協働ロボット産業のバリューチェーン
図．産業用及び協働ロボットの導入の流れ
図．産業用及び協働ロボット産業におけるバリューチェーンの構造
表．産業用及び協働ロボット産業におけるバリューチェーンの概要・特徴
4-2．主要国のグローバル特許動向及びの産業競争力評価
図．協働ロボット関連特許出願件数の推移（2010～2019年）
表．協働ロボット関連特許出願件数の推移（2010～2019年）
図．協働ロボット関連特許出願件の構成比（2010～2019年累計）
表．主要国における協働ロボット関連特許の出願順位（2010～2019年累計）
図．主要国別協働ロボット産業の競争力評価
4-3．レンタル・RaaS
所有から共有へ、気軽に導入できるサービスが広がる
第5章 協働ロボット関連企業の動向と戦略
Universal Robots A/S
業界での高い存在感を維持、設計の改良と仕様の改善で革新を継続
1．事業概要
2．製品ラインアップ
「eシリーズ」製品をメインに展開
表．協働ロボット製品の主な仕様
3．生産動向
2023年にYoY110％増強、更に拡大する可能性も
図．協働ロボットの生産能力推移（2022～2024年見込）
4．出荷動向
米州向け出荷が牽引、アジア向けは減少傾向が続く
図．協働ロボット出荷台数推移（2022～2024年見込）
図．売上高推移（2021～2024年見込）
図．出荷国別の売上高及び構成比（2021～2024年見込）
5．技術動向
重点投資分野は、マシンビジョン、AMR、クラウドとの接続性
ABB Co., Ltd.
産業用ロボットの協働アプリを提案、高速作業による生産効率化がメリット
1．事業概要
2．製品ラインアップ
高速度・高精度・高可搬の製品を追加
図．協働ロボット製品のイメージ
表．協働ロボット製品の主な仕様
3．生産動向
2023年に北米工場を増強、2026年に欧州工場の開設を予定
表．産業用及び協働ロボットの生産能力と拠点一覧
4．出荷動向
新製品の引き合いが増加、2024年は115％増を見込む
図．協働ロボット出荷台数推移（2022～2024年見込）
図．協働ロボットの業界別出荷比率（日本市場、2023年）
5．技術動向
産学連携でソフトウェアの技術開発を強化
Neura Robotics GmbH
技術先頭企業として業界の注目を浴びるドイツ企業
1．事業概要
2．製品ラインアップ
AI搭載の環境認知製品を展開
表．「MAiRAシリーズ」と「LARAシリーズ」の主な仕様
3．生産動向及び出荷動向
生産拠点を中国からドイツへ移転し、欧州事業を強化
Rethink Robotics GmbH
欧州市場を重視、高精度製品を展開
1．事業概要
2．製品ラインアップ
高性能トルクセンサーを全軸に搭載し、高精度を実現
表．「Sawyer」と「Baxter」の主な仕様
3．生産動向
年産千台超の生産体制
表．協働ロボットの生産能力と拠点一覧
4．出荷動向
2024年、YoY115％増を見込む
図．協働ロボットの出荷台数推移（2022～2024年見込）
図．協働ロボットの国別出荷比率推移（2023年）
5．技術動向
汎用ソフトウェアの開発で、設置や運用面の改善に取り組む
KUKA AG
中国での経営を始動、生産・開発を更に強化
1．事業概要
2．製品ラインアップ
可搬重量6kgと8kg対応の6軸製品を追加
表．「LBR iiwaシリーズ」と「LBR iisyシリーズ」の主な仕様
3．生産荷動向
中国拠点の拡大計画が進行中
表．ロボットの生産能力と拠点一覧
4．出荷動向
2024年は1千台に到達の見通し
図．協働ロボットの出荷台数推移（2022～2024年）
5．技術動向
AI技術を活用した機能の改善を推進中
達明機器人股份有限公司（Techman Robot Inc.）
ロボットビジョン技術とAI技術で、競争優位性を確立
1．事業概要
2．製品ラインアップ
2024年に可搬重量3kgと30kg製品を公開予定
図．「TMシリーズ」のイメージ
表．「TMシリーズ」の主な仕様
3．生産動向
2025年に新工場稼働予定
表．協働ロボットの生産能力と拠点一覧
4．出荷動向
V字回復の見通し、2024年はYoY130％を期待
図．協働ロボットの出荷台数推移（2022～2024年見込）
図．協働ロボットの国別出荷比率（2022～2023年）
5．技術動向
AI技術を活用し、デジタルツインの開発を推進
遨博智能科技有限公司（AUBO Robotics Inc.）
中国市場での堅固な基盤を構築、安定的な出荷増を維持
1．事業概要
2．製品ラインアップ
2024年に可搬重量35～50kg製品をリリース予定
表．「AUBOシリーズ」の主な仕様
3．生産動向
2026年に年産6万台の体制を目指す
表．協働ロボットの生産能力と拠点一覧
4．出荷動向
2024年は前年比2倍増を期待
図．協働ロボットの出荷台数推移（2022～2024年見込）
図．協働ロボットの国別出荷比率推移（2022～2024年見込）
5．技術動向
技術競争力の強化に向け、主要部品の開発に注力
上海节卡机器人科技有限公司（Shanghai JAKA Robotics Ltd．）
高信頼性、8万時間のMTBFを達成
1．事業概要
2．製品ラインアップ
2024年に20kg可搬重量の新モデルを公開
表．「JAKAシリーズ」の主な仕様
3．生産動向
2024年には5万台の生産体制へ、日本での生産も計画中
表．協働ロボットの生産能力と拠点一覧
4．出荷動向
2024年はYoY139％増を見込む
図．協働ロボットの出荷台数推移（2022～2024年見込）
図．協働ロボットの国別出荷比率推移（2022～2024年見込）
5．技術動向
製品のパッケージ化や標準プログラムの開発に取り込む
苏州艾利特机器人有限公司（Elite Robot Co., Ltd.）
グローバル展開のスピードを加速
1．事業概要
2．製品ラインアップ
2023年に26種類の新モデルをリリース
表．「ECシリーズ」と「CEシリーズ」の主な仕様
3．生産動向
中国で一括生産、年間8千台の体制へ
表．協働ロボットの生産能力と拠点一覧
4．出荷動向
2024年はYoY167％増を見込む
図．協働ロボットの出荷台数推移（2022～2024年見込）
5．技術動向
技術投資及びグローバル展開を加速化
深圳市越疆科技有限公司（DOBOT）
可搬重量5kg以下が主力製品
1．事業概要
2．製品ラインアップ
スカラ型と垂直多関節型製品を展開
表．DOBOT協働ロボットの主な仕様
3．生産動向
中国で年産8千台規模の自動化工場を稼働
表．協働ロボットの生産能力と拠点一覧
4．出荷動向
2024年はYoY129％増を見込む
図．協働ロボットの出荷台数推移（2022～2024年見込）
図．業界別出荷比率（2023年）
5．技術動向
3万時間の信頼性認証を取得
ファナック株式会社
世界的に認められたブランド力、高信頼性・高耐久性が強み
1．事業概要
2．製品ラインアップ
4kgから50kgまでの幅広い製品ラインアップ
表．協動ロボット製品の主な仕様
3．生産動向
年産2万台規模の協働ロボット生産キャパを保有
表．産業用及び協働ロボットの生産拠点及び生産能力（2023～2024年見込）
4．出荷動向
欧州市場に焦点、中国・米州に次ぐ重要市場として事業強化へ
5．技術動向
AIを活用した機能を拡充
株式会社安川電機
業界や用途に適した製品ラインナップが充実
1．事業概要
2．製品ラインアップ
10kg、20kg、30kgの製品を展開
図．「MOTOMAN-HCシリーズ」のイメージ
表．「MOTOMAN-HCシリーズ」の主な仕様
3．生産動向
米国に新工場の建設を発表、日・中・欧に続きグローバル戦略加速
表．産業用及び協働ロボットの生産能力と拠点一覧
4．出荷動向
製造業への注力と並行して農業用への展開も本格化
図．ロボット事業の売上高推移（2021～2023年度）
5．技術動向
協働ロボットの軽量化に向け、アクチュエータの研究に取り組む
川崎重工業株式会社
ロボティクス技術の先駆企業、新ラインナップ追加で競争力強化へ
1．事業概要
2．製品ラインアップ
水平方向の高速移動と上下方向の剛性が特徴
表．「duAroシリーズ」の主な仕様
3．生産動向
日本と中国、2カ国の生産体制
表．協働ロボットの拠点一覧
4．出荷動向
中国向け出荷が5割以上、現地製造業が主なユーザー
図．協働ロボットの出荷台数の増減率推移（2022～2024年見込）
図．協働ロボットの国別出荷比率推移（2022～2024年見込）
図．協働ロボットの業界別出荷比率推移（2022～2024年見込）
5．技術動向
ユーザーフレンドリーな技術や遠隔支援技術の開発を推進中
株式会社デンソーウェーブ
独自開発の高性能部品で、製品の差別化を図る
1．事業概要
2．製品ラインアップ
軽量・高剛性トルクセンサーを搭載し、高速動作時も高精度での制御が可能
表．協働ロボット製品の主な仕様
3．生産動向
年産千台規模の生産キャパを保有
表．協働ロボットの生産能力と拠点一覧（2023～2024年見込）
4．出荷動向
自動車関連業界やラボ向け営業を強化、2024年はYoY108％の成長見込
図．協働ロボット出荷台数推移（2022～2024年度見込）
図．協働ロボットの国別出荷比率（2023年度）
5．技術動向
ソフトウェアの革新と遠隔操作が開発の注目テーマに
斗山ロボティクス株式会社（Doosan Robotics Inc.）
ソリューション多様化とソフトウェアの革新を通じ、事業領域拡大を目指す
1．事業概要
2．製品ラインアップ
2024年に可搬重量30kg製品公開、2026年に17機種まで拡充
図．Doosan協働ロボットのイメージ
表．「Mシリーズ」「Hシリーズ」「Aシリーズ」「Eシリーズ」の主な仕様
3．生産動向
2024年の韓国一国生産から、2026年に4国生産体制へ
表．協働ロボットの生産能力と拠点一覧
4．出荷動向
2024年はYoY 125％を見込み、海外向け出荷比率は7割以上
図．協働ロボットの出荷台数推移（2022年～2024年見込）
5．技術動向
ハードウェア及びソフトウェアの更なる高性能化へ
株式会社レインボーロボティクス（Rainbow Robotics Co., Ltd.）
主要部品の内製化で製造原価を大幅削減、輸出拡大に注力
1．事業概要
2．製品ラインアップ
2024年中に20kg可搬モデル、2025年までに特化モデルを追加予定
表．協働ロボット製品の主な仕様
3．生産動向
設備投資が進み、2025年に3,500台規模へ
表．協働ロボットの生産能力と拠点一覧
4．出荷動向
2023年から製造業・外食産業向けが急増
図．協働ロボットの出荷台数推移（2022～2024年見込
5．技術動向
マシンビジョンとAI機能を強化した500g可搬製品の開発を推進
株式会社ニューロメカ（Neuromeka Co., Ltd.）
韓国市場をメインに市場シェアを拡大
1．事業概要
2．製品ラインアップ
中国企業と提携しラインアップを拡張、25kg可搬モデルも近日製品化予定
表．協働ロボット製品の主な仕様
3．生産動向
2024年までに年産18万台規模へ拡大
表．ロボットの生産能力と拠点一覧
4．出荷動向
医療機器及び製鉄メーカーとの連携など、事業拡大のチャンスが揃う
図．協働ロボットの出荷台数推移（2022～2024年見込）
5．技術動向
用途別に特化した製品の開発、減速機やモーターの内製化を推進中
株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ
高技術力・高信頼性で、波動歯車装置分野をリード
1．事業概要
2．製品ラインアップ
小型・軽量でありながら、トルク容量が大きく正確な位置決めが可能
図．「波動歯車装置」の構造イメージ
表．「波動歯車装置」の形状別イメージ及び特徴
3．生産動向
月産25万台規模の生産体制で運営
表．波動歯車装置の生産拠点及び生産能力
4．出荷動向
海外からの引き合いが増加、2024年はV字回復の見通し
5．技術動向
「軽量化」、「小型化」、「スリム化」に注力
蘇州緑的諧波伝動科技有限公司（Leader Harmonious Drive Systems Co., Ltd.）
後発企業ではあるが、技術面でグローバル水準を達成
1．事業概要
2．製品ラインアップ
高剛性・高精度・長寿命・高安定性が特徴
図．波動歯車装置のイメージ
3．生産動向
年産80万台の生産体制、将来も設備投資を継続
表．波動歯車減速機の生産能力と拠点一覧
4．出荷動向
中国向け出荷の好調に加え、海外からの引き合いも増加中
図．波動歯車装置の用途別出荷台数構成比率（2023年）
NVIDIA Corporation
革新的なテクノロジーで、ロボット開発の進化を支える
1．事業概要
2．技術動向
AIを活用した6G研究プラットフォームを発表
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資料コード
資 料 名
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