2024年版 エネルギーハーベスティングデバイス市場の現状と展望

入り込めない現場は無い!既存品でも工夫した運用で付加価値向上へ

発刊日
2024/06/28
体裁
A4 / 106頁
資料コード
C66105000
PDFサイズ
14.4MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査目的:エネルギーハーベスティングデバイス市場に関して、関連組織(企業、大学・研究機関他)へ取材調査することにより、現状の市場動向及び組織動向を分析するとともに、将来の市場規模予測を行った。
調査内容
第1章 エネルギーハーベスティングデバイス市場の現状と展望
第2章 発電方式、用途別エネルギーハーベスティングデバイスの現状と展望
第3章 エネルギーハーベスティングデバイス関連組織の動向
調査対象:主にμW、mW レベルの発電を行うエネルギーハーベスティングデバイス
調査方法:弊社、担当調査員による直接(一部 web 会議システムなどを使用した)面接取材を基本に、デスクリサーチ(新聞、業界紙、web)等による周辺調査を実施した。
調査期間:2024年4月~2024年6月

資料ポイント
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  • 現在の世界エネルギーハーベスティングデバイス市場は約13億個超え(対象:発電素子と認識、制御、通信機能を備えたもの)
  • 光と振動の発電方式が市場の大半だが、画期的な発電方式が続々登場
  • いよいよIoT機器の電池交換が手間で現場の限界が見えてきている
  • 発電だけでなく、制御・通信・蓄電とのバランスをとる最適設計を提案
  • 電源取得や環境負荷低減、業務効率化だけじゃない、教育現場など新たな切り口での可能性高まる
  • 欧州電池規制やFDAのトレーサビリティ、ガイドライン(JSAの規格)などで普及に向けた追い風がどんどん強まる

リサーチ内容

調査結果のポイント

第1章 エネルギーハーベスティングデバイス市場の現状と展望

エネルギーハーベスティングデバイス市場の現状と展望
  環境負荷低減の世界的な認識に合わせて普及
  唯一無二の存在としてフィットすることで広がる事例
2023年に13億個で2032年には153億個へ
  IoTデバイスの拡大による弊害が顕在化し需要急増の可能性高まる
  図.エネルギーハーベスティングデバイス市場規模推移と予測(2021年-2032年予測、数量)
エネルギーハーベスティングデバイスコンソーシアムとEnOcean Alliance
  それぞれで組織が活躍する基盤が整っている
欧州電池規制やFDAの規制はビジネスチャンス
  学校向けIoTシステムの規格制定は大きな意義のあるマイルストーン
新規発電方式続々
  電磁波ノイズ発電や土壌発電など期待膨らむ
群雄割拠のエネルギーハーベスティングデバイスメーカー
  ラボレベルから開発、部材、アプリケーションへ広がる
  表.エネルギーハーベスティングデバイスのカオスマップ(一例)

第2章 発電方式、用途別エネルギーハーベスティングデバイスの現状と展望

発電方式、用途別エネルギーハーベスティングデバイスの現状と展望
  市場の多くを光と振動が占めるが
  蓄電デバイスや複数の方式との組み合わせが最適解
既存方式だけでなく画期的な新規方式も増加
  他の方式もフィット先で堅調な推移
  表.発電方式別エネルギーハーベスティングデバイスの特徴一覧
  図表.方式別エネルギーハーベスティングデバイス市場の推移と予測
  (数量、2021年-2032年予測)
1、発電方式(種類)別動向
  表.エネルギーハーベスティングデバイスの方式別単位面積・体積当たり参考発電量一覧
  A.光発電
    次世代光発電として3つの有望な方式が徐々に実用化へ
    ペロブスカイト型が2025年頃に国内市場で台頭
  B.振動発電
    データ収集による業務改善などを通じ、普及拡大が進められていく
  C.電磁波発電
  D.熱発電
  E.その他発電
2、用途別動向
3、通信方式動向
  表.エネルギーハーベスティングデバイスで採用される主な通信方式一例
4、周辺技術動向
  表.エネルギーハーベスティングデバイス向け電源IC一覧(一例)
  表.エネルギーハーベスティングデバイス向け蓄電一覧(一例)

第3章 エネルギーハーベスティングデバイス関連組織の動向

旭化成エレクトロニクス株式会社
  エナジーハーベスティング向けの独自の回路技術により
  一次電池を使用しないシステムの実現に貢献します
  BLEタグ等、小型化が要求される用途で採用
  表.旭化成エレクトロニクスのエナジーハーベスティングデバイス向け
  制御IC製品一覧
  図.60luxの屋内照明のみで発電、センシングするエナジーハーベスティングデバイス
  (The 2024 AHR Expo(Chicago)に出展)
  図. 太陽電池で動作する体温計(CES2024(Las Vegas)に出展)
  図.ICカード内蔵可能なAP4470T画像
  図.小型太陽電池で動く小型/軽量BLEタグ紹介Webページ
 
エネルギーハーベスティングコンソーシアム/株式会社NTTデータ経営研究所
  10年の遅れはなく、日本独自の優位性を促進
  2030年に向けた活動も明確に様々な取り組み進める
  関連省庁・機関・グループと共に普及促進
  1社ではできないことをサポート
  過去と現在から展開する今後の活動にも期待
  将来的には理論上の最適解となる
  図.電源取得におけるフローチャート
  表.エネルギーハーベスティングコンソーシアム会員企業一覧
 
京セラ株式会社
  長崎大学と共同でスマートブイを開発
  製品化を目指し高性能化の試験を進める
  ものづくりだけでなくことづくりも通じ、新たな価値を創造
  エナジーハーベスト型スマートブイで海の見える化を通じ未来を見る
  図.スマートブイの型別形状の違い
  表.京セラのスマートブイ仕様一覧
  ブルーカーボンを支えるインフラとして活用見込み
  販売やメンテナンスを想定した改良進む
  開発の方向性は、低速潮流でも安定稼働
  設置可能水域拡大により一気に導入見込先を増加
  今後に対する見通しも良好
  長崎大学モデルの普及拡大も視野
 
株式会社グローバルエナジーハーベスト(旧:株式会社音力発電)
  「真の循環型地球」へ!
  事業の新旧問わず推し進めて、活用先拡大中
  太陽光や水力、風力から振動や音力まで様々
  自然に溢れるもったいないエネルギーを取り出す
  表.グローバルエナジーハーベストの発電事業一覧
  大阪万博でも設置の期待高まる発電床
  「Happy Earth™」(ハッピーアース)など工夫した活用方法進む
  図.発電サスペンション外観画像
  表.海洋関連自然エネルギーによる発電方式の比較表
  図.往復回転加速式ギアの分解イラスト
  図.往復型回転加速式波力発電装置が設置されている外観画像
  表.グローバルエナジーハーベストの往復型波力揚水発電の事業化スケジュール
  新規事業も続々開発中
  2重放物線構造や発電遮音壁他
  表.グローバルエナジーハーベストの取引先一覧(一例)
 
株式会社サトー
  FDAの規制強化をきっかけに大規模展開を狙う
  従来通りの作業でトレーサビリティできる付加価値を提供
  Wiliotだけでなくエナジスとも協業し事業スピード向上
  RFIDタグとWiliotタグにより従来通りの作業で自動的にトレーサビリティ実現
  図.Wiliotタグで得られた温度データ他の表示画面と
  Wiliotタグ対応のエナジスのターミナル、
  コンテナに貼り付けられたWiliotタグのデモ画像
  小売だけでなく物流や製造業にもフィットするソリューション
  マイボトルの継続使用を助け、CO2削減の見える化も実施
 
産電子工業株式会社
  東洋エレクトロニクスの環境発電事業を譲渡され展開
  取扱いの幅やラインアップも増え、案件・事例増加中
  東洋エレクトロニクスから産電子工業と加賀テックに事業移管
  電源取得方法に限らずワンストップで対応できる体制へ
  表.東洋エレクトロニクスが取り扱っていたエネルギーハーベスティング
  デバイスの事業移管状況(時系列)
  ラインアップ増加中のエネルギーハーベスティングデバイス
  最適なデバイスの提案
  表.産電子工業が展開するエネルギーハーベスティングデバイスビーコンの
  ラインアップ一覧
  図.産電子工業の環境発電ビーコン外観(左からEB10-B、PB11-B、PB12-B、PB-20B)
  多くの用途で増加する事例
  水平展開の準備は万端
 
西武鉄道株式会社
  安全運行とメンテナンスフリーが前提で短期間リリースを実現
  レオライナーの利用者向け運行情報提供サービス
  西武園ゆうえんちリニューアルと共にレオライナーの使いやすさ向上
  安定運用でメンテナンスフリーなシステムを支えるエネルギーハーベスティング
  図.車両と駅のBLE通信イメージイラスト図
 
ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社
  オリジナル技術で新発電原理を開発し量産へ
  電源接続する機器さえあればOKでIoT機器の電源問題解決
  業界発!電磁波ノイズから発電する新方式
  IoT機器における電源問題の解決策
  図.電磁波ノイズエネルギーを利用した
  エナジーハーベスティングの仕組みのイメージ図
  発電だけでなく機器故障の予知管理やタッチセンサーにも広がる可能性
  2023年からサンプル出荷し2025年に量産化へ
  図.電磁波ノイズ発電モジュールの外観画像(左から表、横、裏)
 
株式会社ニソール
  農業IoTの課題解決を目指した土壌発電
  植物の育成状況や呼吸の研究他にも活用広がる
  土壌発電キット「N-Energy」
  長年の電子機器の取り扱いから最適設計が可能
  図.土壌発電の仕組みイメージ
  表.植物発電関連の情報発信一例
  SDGsやグリーンインフラとも相性良い
  メーカーや大学、研究所でも導入増え、副次的に美味しくなる効果も
 
株式会社ニフコ
  業界初の学校向けIoTシステム規格を作成
  実証実験多数展開し普及・拡大に大きく貢献
  長年のからくり設計を活用した展開も検討中
  実証実験は2年で40件となり、ノウハウ豊富
  学校向けIoTシステムのバイブルとしてJSA規格完成
  全関係者にとって安心・安定した基準を提供
  図.ニフコの取り組み状況とエネルギーハーベスティングの普及・促進
 
日本ガイシ株式会社
  環境発電と相性が良いEnerCera®
  メンテナンスフリーIoTデバイスに最適なリチウムイオン二次電池
  微小な環境発電を効率よく蓄電し、幅広い無線通信に対応する高出力
  セラミックス技術を活用した半固体電池
  図.EnerCera 正極層の断面構造イメージ図
  表.リチウムイオン二次電池「EnerCera」ラインアップ表
  図.重量10g未満のET382704P-Hおよび太陽電池搭載カード型GPSトラッカー図
 
藤倉コンポジット株式会社
  自ら/水から発電するバッテリーレス液体検知システム
  圧力検知センサーの開発も進み応用可能性広がる
  外部電源不要でメンテナンスフリーなエコセンサー誕生
  独自開発したカーボン系の膜による正極がカギ
  図.バッテリーレス液体検知システムの発電、通信、通知までのフローイメージ図
  図.バッテリーレス液体検知システムに含まれる構成部品の外観図
  図.圧力検知センサーの構造と仕組みのイメージ図
 
マクセル株式会社
  独立型永久電源の実用化に向け開発進む
  セラミックパッケージ型全固体電池はFA機器他へ導入増加中
  リフローはんだによる基板実装に対応、高温環境においても適用可能
  将来のIoT機器向け電池への要求特性
  表.マクセルにおけるセラミックパッケージ型全固体電池の仕様一覧
  図.セラミックパッケージ型全固体電池
  図.セラミックパッケージ型全固体電池 評価用電源モジュールキット外観
 
SMK株式会社
  RF通信と環境センサーをハイブリッド電源取得技術で実現
  電池レスにより製品デザインの自由度UPに貢献
  まもなく創立100周年の歴史あるリモコンやスイッチなどのIoT機器メーカー
  エネルギーハーベスティングとWPTの2系統リモコンの開発から量産へ
 
TPR株式会社
  「両輪経営」で持続的成長を目指す
  小さな温度差でも発電するフレキシブル熱電発電素子を開発
  シリンダライナの世界シェアトップ企業が新事業展開
  ナノ材料から開発し将来の事業の柱を目指す 
  図.TPRのCNT用途開発技術例
  表.TPR製CNTの物性一覧
  既存商品と差別したフレキシブルな熱電発電モジュールを開発
  製品化に向けた仕様開発と生産技術開発に着手
  図.熱電発電モジュールの外観画像(左)と設置例画像(右)

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