2024年版 小型モータ・産業用モータ市場の現状と将来展望
車載用を除く小型モータ市場は、2010年代半ばから従来市場が縮小し、COVID-19を経て市場開拓と多角化が求められ、現在、スマート製造、生成AI、IoTなど先端技術の進展により、大きな転換点を迎えている。
民生用モータ市場ではスマート家電やウェアラブルデバイスの普及によりアプリケーションが多様化し、小型モータ市場に新たな機会が生まれている。一方、産業用モータ市場ではデジタル化やエネルギー効率規制の強化が進み、高効率モータの需要が増加している。
今回の資料では国内及び海外のモータメーカーの現状と動向と今後の事業施策を徹底調査し、更に周辺情報を加えることでモータ市場の現状と今後の動向を把握することを目的とする。
発刊日
2024/08/28
体裁
A4 / 217頁
資料コード
C66107000
PDFサイズ
7.2MB
PDFの基本仕様
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※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
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カテゴリ
調査資料詳細データ
調査概要
調査結果サマリー
資料ポイント
調査対象：
＜小型モータ＞（※主力1kW以下を対象とする。一部例外も含む）:ブラシ付DCモータ（コアード／コアレス）、ブラシレスDCモータ、振動モータ、PMステッピングモータ、HBステッピングモータ、ファンモータ、ACインダクションモータ
＜産業用モータ＞：サーボモータ、標準・プレミアム効率モータ、PMモータ
調査方法：直接面接取材をベースに文献調査を併用
調査期間：2024年5月～2024年8月
小型モータ世界市場に関する調査を実施（2024年）
2024年の小型モータ世界出荷数量は前年比103.9％の約64億個の見込
～従来の搭載製品需要は停滞も、AIやIoT、自動化などの新技術が新たな需要を創出～
2023年はモータ市場は在庫消化期間として中休み
2024年の小型モータ世界出荷数量は前年比103.9％の64億2,196万個
産業用モータ市場はそれ以上の成長を見込む
- 従来アプリケーションの停滞と技術参入障壁の低下により競争は激化
- 世界情勢の不確実性が引き起こす資材調達の困難が続く
- AI、オートメーション、IoTなど新技術導入による市場多様化の兆し
- 生成AI・自動化技術の進展による新たな市場機会
- データ量増加に伴う発熱問題解決に向け冷却システムの開発と材料革新が進む
- IE4を最低効率基準に定めたEUに追従し国内でも第2回トップランナー規制の議論が進む
リサーチ内容
調査結果のポイント
第1章 モータ市場を取り巻く環境
1．世界情勢とモータ産業の位置づけ
国際情勢の不安定さによりモータ産業のサプライチェーンも揺らぐ
（表）モータ産業の位置づけ
2．効率規制の強化
各国でインダクションモータを中心に用途と種類の範囲を広げる動き
欧州を中心に効率規制が強化され、日本でも第2回トップランナー規制の議論が進行中
（表）主要国におけるモータの効率基準と関連制度
（表）モータ効率に関するIEC標準
（表）IEC60034-30-1標準で定めるIE効率クラスの概要
3．製造現場へのAI技術導入
AI技術が浸透し、モータの設計から検査まで製造現場が変貌
（1）東芝三菱電機産業システム株式会社（TMEIC）：AIモータ設計支援システム
（図）AIを導入した産業用モータの設計支援システム
（2）ABB：ABB Ability™ Genix Industrial Analytics and AI Suite
（3）Siemens：Senseye Predictive Maintenance
（4）Rockwell Automation：FactoryTalk Analytics GuardianAI
4．存在感を高める産業用ネットワーク
産業自動化で求められる産業用ネットワークの高い応答性と信頼性
（表）産業用ネットワークに関するIEC標準
（表）主な産業用ネットワークの種類と特徴
未来型産業オートメーションを可能にするOPC UA
5．素材の価格変動がもたらす調達難
素材価格の急騰に起因したサプライチェーンの調達問題
（1）銅の価格動向
（図）銅の価格推移（2015年～2024年）
（2）鉄鉱石の価格動向
（図）鉄鉱石の価格推移（2015年～2024年）
（3）ネオジムの価格動向
（図）ネオジムの価格推移（2015年～2024年）
6．物価上昇による価格改定
物価上昇に伴いモータメーカー各社で価格改定を実施
（図）国内の消費者物価指数（CPI）推移（2020年～2024年）
7．最新技術が創り出す需要市場の変化
生成AI、ロボット、IoT技術が創出する市場の拡大に期待
（1）生成AIブームが支える半導体需要
（図）世界の半導体市場の規模（2022年～2025年予測）
（表）主要国における半導体産業への投資動向（2024年7月末時点）
（2）省人化による産業用ロボット市場の拡大
（図）世界の産業用ロボット市場の規模（2022年～2025年予測）
（3）家電のプレミアム化、IoT化、高効率化への要求
（図）日本の白物家電出荷規模（2022年～2024年見込み）
第2章 小型モータ市場の現状と将来展望
小型モータ市場の現状と将来展望
2023年の在庫消化期間を経て、2024年は前年比103.9％の回復を見込む
生成AIと産業自動化は小型モータ市場を再び活気づけられるか
（表）小型モータの世界市場規模推移（数量：2022年実績～2026年予測）
（図）小型モータの世界市場規模推移（数量：2022年実績～2026年予測）
高付加価値化とM&A戦略は依然として有効
新技術が創出する新たな需要に対応すべし
ブラシ付DCモータ
（図）ブラシ付DCモータ（コアード）のアプリケーション＆メーカーシェア（2023年）
（図）ブラシ付DCモータ（コアレス）のアプリケーション＆メーカーシェア（2023年）
1．ブラシ付DCモータ（コアード）の市場規模
2023年は納期問題により前年割れ、今後は横ばい見込み
（図・表）ブラシ付DCモータ（コアード） 世界市場規模推移
（数量：2022年実績～2026年予測）
2．ブラシ付DCモータ（コアード）のアプリケーション別市場推移
2023年は医療関連機器市場を除いた全アプリケーションで前年割れ
2024年は家電と住宅設備市場の緩やかな成長に期待
（表）ブラシ付DCモータ（コアード） アプリケーション別推移
（数量：2022年実績～2025年予測）
3．ブラシ付DCモータ（コアード）のメーカーシェア推移
マブチモーターとJohnson Electricのトップグループ変わらず
（表）ブラシ付DCモータ（コアード） 世界主要メーカーシェア推移
（数量：2022年実績～2025年予測）
4．ブラシ付DCモータ（コアレス）の市場規模
前年を下回る傾向が続く見込み
（図・表）ブラシ付DCモータ（コアレス） 世界市場規模推移
（数量：2022年実績～2026年予測）
5．ブラシ付DCモータ（コアレス）のアプリケーション別市場推移
産業自動化と医療機器分野の拡大見込む
（表）ブラシ付DCモータ（コアレス） アプリケーション別推移
（数量：2022年実績～2025年予測）
6．ブラシ付DCモータ（コアレス）のメーカーシェア推移
国内外の主要メーカーは、ブラシレスDCモータの構成比を高める動きへ
（表）ブラシ付DCモータ（コアレス） 世界主要メーカーシェア推移
（数量：2022年実績～2025年予測）
振動モータ
（図）振動モータのアプリケーション＆メーカーシェア（2023年）
1．振動モータの市場規模
新しいアプリケーションとスマートフォンの販売増加によって市場は堅調に推移
（図・表）振動モータ 世界市場規模推移（数量：2022年実績～2026年予測）
2．振動モータのアプリケーション別市場推移
スマート家電やウェアラブル機器など、アプリケーションが多様化
（表）振動モータ アプリケーション別推移（数量：2022年実績～2025年予測）
3．振動モータのメーカーシェア推移
ニデックがトップシェア、中国のAAC Technologyが続く
（表）振動モータ 世界主要メーカーシェア推移（数量：2022年実績～2025年予測）
ブラシレスDCモータ
（図）ブラシレスDCモータのアプリケーション＆メーカーシェア（2023年）
1．ブラシレスDCモータの市場規模
2024年は前年比102.3％、2025年は104.8％と堅調に推移
（図・表）ブラシレスDCモータ 世界市場規模推移（数量：2022年実績～2026年予測）
2．ブラシレスDCモータのアプリケーション別市場推移
産業自動化とロボット市場の発展、高効率化ニーズに応える需要に期待
（表）ブラシレスDCモータ アプリケーション別推移
（数量：2022年実績～2025年予測）
3．ブラシレスDCモータのメーカーシェア推移
ニデックが不動のトップシェアを維持
（表）ブラシレスDCモータ 世界主要メーカーシェア推移
（数量：2022年実績～2025年予測）
ステッピングモータ
（図）PMステッピングモータのアプリケーション＆メーカーシェア（2023年）
（図）HBステッピングモータのアプリケーション＆メーカーシェア（2023年）
1．PMステッピングモータの市場規模
2024年は前年の反動を受けて増加を予測するも大きな成長は見込めず
（図・表）PMステッピングモータ 世界市場規模推移
（数量：2022年実績～2026年予測）
2．PMステッピングモータのアプリケーション別市場推移
ペーパーレス化の進展によりプリンター市場は引き続き縮小
車載用では数量増加が見込まれる
（表）PMステッピングモータ アプリケーション別推移
（数量：2022年実績～2025年予測）
3．PMステッピングモータのメーカーシェア推移
トップシェアは中国の江蘇雷利電機
（表）PMステッピングモータ 世界主要メーカーシェア推移
（数量：2022年実績～2025年予測）
4．HBステッピングモータの市場規模
産業機器向けが牽引役に、2024年からは前年を上回る見込み
（図・表）HBステッピングモータ 世界市場規模推移（数量：2022年実績～2026年予測）
5．HBステッピングモータのアプリケーション別市場推移
正確な位置決め運転が求められる用途での採用が増加
（表）HBステッピングモータ アプリケーション別推移
（数量：2022年実績～2025年予測）
6．HBステッピングモータのメーカーシェア推移
ミネベアミツミが首位を占め、日中メーカーが躍進
（表）HBステッピングモータ 世界主要メーカーシェア推移
（数量：2022年実績～2025年予測）
ファンモータ
（図）ファンモータのアプリケーション＆メーカーシェア（2023年）
1．ファンモータの市場規模
サーマルマネジメントの重要性が高まり、ファンモータ市場の成長が見込まれる
（図・表）ファンモータ 世界市場規模推移（数量：2022年実績～2026年予測）
2．ファンモータのアプリケーション別市場推移
サーバー、データセンターの冷却向け需要が堅調
（表）ファンモータ アプリケーション別推移（数量：2022年実績～2025年予測）
3．ファンモータのメーカーシェア推移
台湾メーカーが依然として強く、
各社でファンモータのEC化や水冷ソリューションの開発が進む
（表）ファンモータ 世界主要メーカーシェア推移（数量：2022年実績～2025年予測）
ACインダクションモータ
（図）ACインダクションモータのアプリケーション＆メーカーシェア（2023年）
1．ACインダクションモータの市場規模
BLDCモータへのシフトが緩やかに進み、長期的な縮小傾向を見込む
（図・表）ACインダクションモータ 世界市場規模推移（数量：2022年実績～2026年予測）
2．ACインダクションモータのアプリケーション別市場推移
市場の停滞感がみられ、今後も大きな変化は見込まれない
（表）ACインダクションモータ アプリケーション別推移
（数量：2022年実績～2025年予測）
3．ACインダクションモータのメーカーシェア推移
中国モータメーカーの競争が激化、日本メーカーのシェアは縮小傾向
（表）ACインダクションモータ 世界主要メーカーシェア推移
（数量：2022年実績～2025年予測）
第3章 産業用モータ市場の現状と将来展望
サーボモータ
（図）サーボモータの日系メーカーにおけるアプリケーション＆メーカーシェア（2023年）
1．サーボモータの市場動向
平均単価の下落で費用面のメリットが総注文増に繋がる
2．サーボモータの世界市場規模と地域別シェア
2024年は前年比107.8％、2025年は前年比108.0％の成長を見込む
（図・表）サーボモータ 世界市場規模推移（金額：2022年実績～2026年予測）
世界で最も大きいサーボモータ市場は中国
（図）サーボモータ 地域別シェア（金額：2023年）
3．サーボモータの日系メーカー市場規模とアプリケーション推移
全てのアプリケーションにおいて成長を見込む
（図・表）サーボモータ日系メーカー市場規模推移（数量：2022年実績～2026年予測）
（表）サーボモータ アプリケーション別推移（日系メーカー数量：2022年実績～2025年予測）
4．サーボモータの企業動向
日系メーカーのトップシェアは安川電機
（表）サーボモータ 日系メーカーシェア推移（数量：2022年実績～2025予測）
中国のINOVANCEが2023年に出荷数量450万台を記録
（表）サーボモータ 海外主要メーカーと特徴
高効率モータ（標準・高効率・プレミアム効率インダクションモータ／PMモータ）
（図）標準・プレミアム効率インダクションモータのアプリケーション＆メーカーシェア
（日系メーカー：2023年）
（図）産業用PMモータのアプリケーション＆メーカーシェア（日系メーカー：2023年）
1．産業用高効率モータの市場動向
2027年に75kW～200kWの三相モータをIE4規格に、
2030年には小容量モータをIE4規格にする方向で検討中
2．産業用高効率モータの世界市場規模と地域別シェア
2024年は前年比105.8％、2025年は前年比106.2％の成長を見込む
（図・表）産業用高効率モータ 世界市場規模推移（金額：2022年実績～2026年予測）
高効率モータのリーダーである欧州が25％を占める
（図）産業用高効率モータ 地域別シェア（金額：2023年）
3．産業用高効率モータの日系メーカー市場規模とアプリケーション別市場推移
2024年、2025年にかけて緩やかな成長を見込む
（図・表）標準・プレミアム効率モータ 日系メーカー市場規模推移
（数量：2022年実績～2026年予測）
（図・表）産業用PMモータ 日系メーカー市場規模推移
（数量：2022年実績～2026年予測）
（表）標準・プレミアム効率モータ アプリケーション別推移
（日系メーカー数量：2022年実績～2025年予測）
（表）産業用PMモータ アプリケーション別推移
（日系メーカー数量：2022年実績～2025年予測）
4．産業用高効率モータの企業動向
プレミアム効率モータへの移行が加速、IE5対応リラクタンスモータの開発が進展
（表）標準・プレミアム効率モータ 日系メーカーシェア推移
（数量：2022年実績～2025年予測）
（表）産業用PMモータ 日系メーカーシェア推移（数量：2022年実績～2025予測）
IE5規格に比べエネルギー損失を20％削減したIE6「超高効率」モータも登場
（表）産業用高効率モータ 海外主要メーカーと特徴
第4章 小型モータ・産業用モータメーカーの動向と戦略
オリエンタルモーター株式会社
カタログ品とカスタム品で市場拡大を実現する二本立て戦略
1．会社概要
（表）オリエンタルモーター 会社概要
2．事業状況
グループ会社と連携し、ロボット向け需要をつかむ
ラインアップを強化し品種多様性の拡大へ
3．出荷動向
2024年は前年比110.2％の403.5万個を見込む
（図・表）オリエンタルモーター モータの出荷数量推移（2022年実績～2025年予測）
HBステッピングモータは、半導体製造機器市場の拡大に備え新製品を発売
ACインダクションモータとBLDCモータ、他社の撤退による切り替え需要が発生
ファンモータとサーボモータでは、競合に対する差別化戦略が重要
4．注目製品
オーバーランを防ぐAGV特化製品「BLVシリーズRタイプ」を展開
（表）オリエンタルモーター BLDCモータ「BLVシリーズRタイプ」の仕様
ACインダクションモータからの切り替えニーズに応える「BLSシリーズ」
（表）オリエンタルモーター 「BLSシリーズ」の主要ラインアップ
5．生産動向
（表）オリエンタルモーター モータの主要生産拠点
山洋電気株式会社
「業界No.1の特性」の製品開発コンセプトでグローバル顧客を獲得
1．会社概要
（表）山洋電気 会社概要
2．事業状況
新規市場開発部を新設し、特定市場への偏りを緩和
3．出荷動向
2023年は前年の市場過熱の反動を受け前年割れ、2024年以降は順調な回復を期待
（図・表）山洋電気 モータの出荷数量推移（2022年実績～2025年予測）
ファンモータは、生成AIに使われるサーバー向けに北米・台湾からの受注が好調
（表）山洋電気 ファンモータ アプリケーション別推移（2022年実績～2025年予測）
HBステッピングモータは、欧米の医療機器向けを中心に海外向け出荷が活発
（表）山洋電気 HBステッピングモータ アプリケーション別推移
（2022年実績～2025年予測）
射出成形機向けのセット販売で高付加価値を実現しているサーボモータ
（表）山洋電気 サーボモータ アプリケーション別推移（2022年実績～2025年予測）
4．注目製品
業界トップの製品をリリースするという開発方針の下、長寿命・高信頼性を実現
（表）山洋電気 ファンモータ「San Ace」の主な新製品
（表）山洋電気 HBステッピングモータの主要ラインアップ
（表）山洋電気 サーボモータの主要ラインアップ
（図）山洋電気 サーボモータ新製品「SANMOTION G」
5．生産動向
（表）山洋電気 モータの主要生産拠点
ニデック株式会社
オーガニック成長とM&Aのツートラック戦略で中長期目標の達成を図る
1．会社概要
（表）ニデック 会社概要
2．事業状況
「世界市場シェア第1位の追求」戦略を維持し、市場規模の大きい事業分野への転換を図る
（表）ニデック 事業／グループ会社別のモータ種類
北米・欧州の産業用モータ市場への参入に成功
（図・表）ニデック 民生用・産業用モータ関連部門の売上構成（2023年）
3．注目製品
サーマルソリューション、サーバー用の水冷モジュールを市場に展開
（図）ニデックの水冷モジュール「CDU（Coolant Distribution Unit）」
4．生産動向
（表）ニデック モータの主要生産拠点
マブチモーター株式会社
e-MOTOコンセプトに基づく製品ラインアップの拡大と高付加価値市場の開拓
1．会社概要
（表）マブチモーター 会社概要
2．事業状況
標準化戦略で実現する安定した価格と品質
3．出荷動向
数量ベースでは減少を見通すも、売上ベースでの向上に期待
（図・表）マブチモーター モータの出荷数量推移（2022年実績～2025年予測）
収益性重視の方針に基づき3つのM領域の拡大を目指す
（表）マブチモーター モータのアプリケーション別出荷数量推移（2022年実績～2025年予測）
4．注目製品
ブラシ付DCモータに加えBLDCモータのラインアップも強化
（図）マブチモーター医療機器用BLDCモータ「IN／ISシリーズ」
（表）マブチモーター 医療機器用BLDCモータの「IN／ISシリーズ」ラインアップ
5．生産動向
（表）マブチモーター モータの主要生産拠点
ミネベアミツミ株式会社
「グローバルニッチ」戦略に基づき市場の棲み分けと独自性を実現
1．会社概要
（表）ミネベアミツミ 会社概要
2．事業状況
世界各地に生産・研究開発拠点を展開し地政学リスクに備える
3．出荷動向
2024年はモータ全体が在庫調整から回復、改善傾向を見込む
（図・表）ミネベアミツミ モータの出荷数量推移（2022年実績～2025年予測）
PMステッピングモータは、南米やアフリカのOA向け需要拡大
HBステッピングモータは、半導体およびリニア系ロボットへの採用増加
ブラシ付DCモータ・BLDCモータは、家電のプレミアム化による台数増加に期待
ファンモータは、サーバーの高性能化需要を見据える
（表）ミネベアミツミ アプリケーション別出荷数量推移（2022年実績～2025年予測）
4．注目製品
世界唯一のポリゴンミラースキャナBLDCモータを展開
（図）ミネベアミツミポリゴンミラースキャナBLDCモータ「NFタイプ」
（表）ミネベアミツミ ポリゴンミラースキャナBLDCモータのラインアップ
5．生産動向
（表）ミネベアミツミ モータの主要研究開発／生産拠点
ebm-papst Mulfingen GmbH & Co. KG
20,000種類のラインアップで欧州ファンモータ市場をリード
1．会社概要
（表）ebm-papst 会社概要
2．注目製品
（表）ebm-papst DCファンモータ「400シリーズ」仕様
3．事業状況
産業用ドライブ技術（IDT）事業をシーメンスに売却し、ファンとモータ事業に集中
中国・アジアのクリーンルーム、データセンター市場を狙い「ONE Shanghai」を構築
Johnson Electric Holdings Limited. 德昌電機控股有限公司
広範な採用実績で、民生・産業用モータ事業の再活性化を図る
1．会社概要および事業状況
自動車向けが84%、民生・産業用向けが16%
今後も自動車用向けモータ事業の成長は加速する見込み
（表）Johnson Electric 会社概要
ブラシレスDCモータの構成比が最多
2．生産動向
拡張AI技術を品質検査に導入
Portescap S.A.
数回の組織再編を経てグローバル市場でのシェアを強化
グローバル企業の傘下に入り、ネットワークと資源を活用
（表）Portescap 会社概要
Vybronics, Inc
金龍機電の振動モータ部門を戦略的リブランディングおよび拡張
（表）Vybronics 会社概要
毎月4,500万個の振動モータ生産能力を保有
（表）Vybronics モータの主要生産拠点
富士電機株式会社
タイムリーな効率規制の対応で顧客ニーズに応える
1．会社概要
（表）富士電機 会社概要
2．事業状況
2026年までに自動化設備を導入し、製品開発と品揃えを強化
3．出荷動向
注残の消化により2023年は前年割れの21.2万台
2024年からは緩やかな回復に期待
（図・表）富士電機 モータの出荷数量推移（2022年実績～2025年予測）
EV市場の復活に期待する高効率インダクションモータ
（表）富士電機 標準・プレミアム効率モータ アプリケーション別推移
（2022年実績～2025予測）
PMモータは、ビル・マンションの再建築やメンテナンスにより給水ポンプ向け出荷が牽引
（表）富士電機 産業用PMモータ アプリケーション別推移（2022年実績～2025年予測）
4．注目製品
ファン・ポンプ向けのインバータ一体型PMモータが好評
（表）富士電機 高効率インダクションモータのラインアップ
（表）富士電機 PMモータのラインアップ
（図）富士電機 PMモータ用インバータ「FRENIC-MEGA（G2）シリーズ」
5．生産動向
（表）富士電機 モータの主要生産拠点
三菱電機株式会社
グローバル市場を見据えつつ、市場の一歩先で顧客ニーズを発掘
1．会社概要
（表）三菱電機 会社概要
2．事業状況
サーボモータの次なる注目市場はアジアと中南米の新興国
IE5のリラクタンスモータはASEANを中心に展開
3．出荷動向
2024年の出荷数量は前年比120.4％の約204.7万台を見込む
（図・表）三菱電機 産業用モータの出荷数量推移（2022年実績～2025予測）
サーボモータでは、AI技術の進化がもたらす市場拡大に期待
（表）三菱電機 サーボモータ アプリケーション別推移（2022年実績～2025予測）
2024年から殆どの産業用インダクションモータをIE3へ移行
（表）三菱電機 標準・プレミアム効率モータ アプリケーション別推移
（2022年実績～2025予測）
（表）三菱電機 PMモータ アプリケーション別推移（2022年実績～2025予測）
4．注目製品
省資源・省メンテナンスのリラクタンスモータは、市場認知度のアップが課題
（図・表）三菱電機 リラクタンスモータ「MELSUSMO」
5．生産動向
（表）三菱電機 モータの主要生産拠点
株式会社明電舎
長年培ったカスタム対応力を強みに電動化需要を狙う
1．会社概要
（表）明電舎 会社概要
2．事業状況
9割の非標準品を顧客のニーズに合わせて柔軟に提供
カスタム品にも求められる効率改善への対応が課題
3．出荷動向
2024年の出荷数量は前年比112.6％の約28,160台を見込む
（図・表）明電舎 産業用モータの出荷数量推移（2022年実績～2025予測）
底を打った2023年、2024年は回復局面に転じる
（表）明電舎 産業用プレミアム効率モータ アプリケーション別推移
（2022年実績～2025年予測）
エレベータ市場の回復と新規顧客の確保によりPMモータ需要が増加
（表）明電舎 産業用PMモータ アプリケーション別推移（2022年実績～2025年予測）
4．注目製品
「小型化・軽量化」したエレベータ用PMモータが好評
（表）明電舎 PMモータ主要ラインアップ
（表）明電舎 エレベータ用PMモータ「PM13Ｔ／15Ｔマシン」
5．生産動向
（表）明電舎 モータの主要生産拠点
ABB Ltd.
産業用モータ市場のグローバルリーダーとして社会的責任を果たす
1．会社概要
（表）ABB 会社概要
2．事業状況
M&Aとのパートナーシップを通じて市場拡大と持続可能な成長を図る
Energy Efficiency Movementの立ち上げ、
年間平均4%以上のエネルギー効率改善を目指す
3．注目製品
IE5対応のマグネットフリーモータで顧客の省エネ意識に訴求
4．生産動向
（表）ABB モータの主要生産拠点
Shenzhen Inovance Technology Co., Ltd. 深圳市匯川技術股份有限公司
年間1,500万台の生産能力と価格競争力を武器に
グローバルサーボモータ市場で存在感を高める
1．会社概要
（表）INOVANCE 会社概要
2．事業状況
中国市場の次は欧州と韓国、インドなどの順で攻め、
最終的には世界市場の50％シェア確保を目指す
3．出荷動向
2023年は前年比107.1％、2024年は前年比120.0％と引き続き高い成長を見込む
リチウムイオン電池製造装置と半導体製造装置向けの出荷が堅調
（図・表）INOVANCE サーボモータのアプリケーション別出荷数量推移
（2022年実績～2025年予測）
4．注目製品
競合他社製品と替えが利く仕様の製品づくりを展開していく
（表）INOVANCE サーボシステムの主要ラインアップ
5．生産動向
（表）INOVANCE サーボモータの主要生産拠点
TECO Electric & Machinery Co., Ltd. 東元電機股份有限公司
M&Aや戦略的パートナーシップで築いたブランド力でグローバル市場に訴求
1．会社概要
（表）TECO 会社概要
2．事業状況
価格より品質とブランドの価値に注力し、グローバルトップ5へ
3．出荷動向
2024年の出荷数量は前年比102.0％の約195.6万台を見込む
（図・表）TECO 産業用モータの出荷数量推移（2022年実績～2025年予測）
産業用効率モータは、ASEANの市場拡大により緩やかに成長
サーボモータは大きな成長は期待できず、横ばいを見込む
（表）TECO サーボモータ アプリケーション別推移（2022年実績～2025年予測）
4．主要製品
台湾で初めてIE5のリラクタンスモータを発売
メインターゲットは中国のポンプ・コンプレッサ市場
（表）TECO リラクタンスモータのラインアップ
5．生産動向
（表）TECO モータの主要生産拠点
WEG S.A.
年間1,900万台のモータを出荷するブラジルの強豪
電動化需要を見据え生産能力を拡大
1．会社概要
（表）WEG 会社概要
2．事業状況および出荷動向
垂直統合戦略で事業効率化を図る
3年間で約186億円を投資し、モータ生産能力を25%増強
3．生産動向
（表）WEG モータの主要生産拠点
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資 料 名
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