2024年版 脱炭素化が変える自動車産業

コロナ禍で加速したBEV一辺倒の流れは落ち着きを見せている。Volvoは2030年までの完全BEV化を断念、トヨタは2026年のBEV・PHEV目標を下方修正、FordはBEVの生産計画を見直し、新電動化戦略を引っ提げて再出発を図る。BEV市場を席巻する中国・BYDもPHEV販売に傾倒するなど、各社は内燃機関を活かした電動化戦略に舵を切り、カーボンニュートラルへの歩みを進めている。
テールパイプエミッション削減に向けては、グローバルでE10ガソリンの普及が進む中、2023年に米国・インド・ブラジルが主導する世界バイオ燃料同盟が発足。インドネシアは2023年にB35を義務化、ブラジルはE30義務化を検討、インドは2025年にE20義務化を目指すなど、BEVシフトが困難な新興国を中心に混合率引き上げが進む一方、欧州はパーム油を規制し、次世代バイオ燃料へのシフトを目論む。
本レポートは、各地域の気候変動対策・EV政策からそれぞれの思惑・今後の方向性を明らかにするだけでなく、OEM・サプライヤーを含めた自動車業界のカーボンニュートラル対応、燃料事業者によるバイオ燃料・合成燃料の導入状況も調査対象に加え、網羅的な内容となっている。

発刊日
2024/10/下旬
体裁
A4 / 約200頁
資料コード
C66111500
PDFサイズ
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調査資料詳細データ

資料ポイント
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  • 気候変動対策が進む中、BEV一辺倒から「内燃機関+電動化」の時代へ
  • バイオ燃料混合率引き上げ、e-fuel生産開始で燃料のCN化も進む
  • OEM・サプライヤーから燃料事業者まで、自動車業界のCN化を徹底調査
  • 前回版との違い
    POINT 1 :FFV市場動向・予測を追加
    POINT 2 :各地域を代表する燃料事業者によるCN燃料戦略、合成燃料の市場動向を追加

リサーチ内容

2024年9月20日更新
※掲載予定内容、発刊予定日等に一部変更が生じる場合がございます。
 
■掲載予定内容
 
第1章 カーボンニュートラルが与えるインパクト
 
1-1. 脱炭素化への投資と現実
1-2. 脱炭素化を実現するカーボンプライシング
1-3. 交錯する各国の思惑と利害
  1-3-1. ルールメイクを目論む欧州
  1-3-2. 急転換するアメリカ
  1-3-3. 自動車強国を目指す中国
  1-3-4. 日本.変革の序章
  1-3-5. その他の主要国・地域
    英国/インド/中南米/ASEAN
  1-3-6. 脱炭素化による雇用
1-4. SDVで変化するクルマと自動車産業
  1-4-1. クルマの価値が変わる
  1-4-2. 脱炭素化はDXがカギ
1-5. 脱炭素時代の自動車産業の姿
  1-5-1. 世界的に進む再エネの導入
  1-5-2. 脱炭素化に向けての自動車産業の動き
  1-5-3. グリーンウォッシュという陥穽
 
第2章 関連技術の市場動向
 
2-1. BEV
  2-1-1. 市場概況
  2-1-2. 注目トピック、最新技術
  2-1-3. 問題点、開発方向性
2-2. EV急速充電インフラ
  2-2-1. 市場概況
  2-2-2. 注目トピック、最新技術
  2-2-3. 問題点、開発方向性
2-3. 合成燃料
  2-3-1. 市場概況
  2-3-2. 注目トピック、最新技術
  2-3-3. 問題点、開発方向性
2-4. バイオ燃料
  2-4-1. 市場概況
  2-4-2. 注目トピック、最新技術
  2-4-3. 問題点、開発方向性
2-5. リユース・リサイクルバッテリー
  2-5-1. 市場概況
  2-5-2. 注目トピック、最新技術
  2-5-3. 問題点、開発方向性
 
第3章 関連企業のカーボンニュートラル戦略
 
3-1. 関連企業の動向
3-2. 自動車メーカー
  3-2-1. トヨタ
  3-2-2. VW Gr.
  3-2-3. GM
  3-2-4. Stellantis
  3-2-5. 上海汽車(SAIC)
  3-2-6. サプライヤー
 <3-2.共通項目>
  CN戦略・目標について
  CNに向けた新技術
  リサイクル、GXの考え方
3-3. 燃料メーカー
  3-3-1. Chevron
  3-3-2. Exxon Mobil
  3-3-3. Shell
  3-3-4. ENEOS
  3-3-5. Sinopec
  3-3-6. PT Pertamina
  3-3-7. Indian Oil
 <3-3. 共通項目>
  脱炭素戦略
  バイオ燃料戦略
 
第4章 市場規模予測
 
4-1. 市場予測にあたっての変動要因
  4-1-1. 世界経済の動向
  4-1-2. 自動車に求められる価値
  4-1-3. 排ガス規制・補助金
  4-1-4. バッテリー×DXについて
  4-1-5. FFVのポテンシャル
4-2. BEV市場予測
  4-2-1. 普及の課題と方策
  4-2-2. 市場規模予測
4-3. FFV市場予測
  4-3-1. 普及の課題と方策
  4-3-2. 市場規模予測

※調査対象はBEV、充電インフラ、CN燃料、リサイクルバッテリーなど自動車産業の脱炭素化に寄与する技術
※市場予測は2019~2025/2030/2035年とする

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