第Ⅰ章 注目市場動向
１．注目される介護食、高齢者食、病者食
２．高齢化、単身化、生活習慣病増加が追い風に
３．高齢者は病院、施設から在宅へ
４．注目されるサルコペニア、フレイル、ロコモティブシンドローム
５．高齢者が健康で生き甲斐を持って社会参加できる社会をつくる
６．市場拡大するユニバーサルデザインフード
７．スマイルケア食は注目度が低下
８．在宅高齢者の栄養管理ガイドラインとNSDの活動
９．在宅配食サービスで冷凍弁当が増加
１０．注目集める介護予防食
１１．様々な形態に分化する濃厚流動食
１２．病院、特養、老健の食事実態
１３．栄養士の意識変化で完調品の使用が拡大
１４．入院時食事療養費の改定
１５．介護食、高齢者食、病者食の将来展望
第Ⅱ章 介護食の市場分析
１．市場動向
１）嚥下食
２）咀嚼困難者食
３）濃厚流動食
２．参入企業動向
１）加工食品メーカー
２）給食サービス企業
３）在宅配食サービス企業
３．製品動向
１）嚥下食（とろみ調整食品、ゲル化剤、デザートベース食品、水分補給ゼリー）
２）咀嚼困難者食（やわらか食、ブレンダー食、形そのまま、デザート類等）
３）濃厚流動食（総合栄養流動食、病態別流動食、等）
４．市場規模推移（2019～2023年度）
５．カテゴリ別市場構成比（2023年度）
６．現状の問題点と課題
７．今後の市場見通し
８．市場規模予測（2024～2028年度）
第Ⅲ章 高齢者食の市場分析
１．市場動向
２．参入企業動向
１）加工食品メーカー
２）給食サービス企業
３）在宅配食サービス企業
３．製品動向
１）介護予防食（加工食品、入所高齢者食）
２）健康バランス食（在宅配食サービス）
４．市場規模推移（2019～2023年度）
５．カテゴリ別市場構成比（2023年度）
６．現状の問題点と課題
７．今後の市場見通し
８．市場規模予測（2024～2028年度）
第Ⅳ章 病者食（特別食、調整食）の市場分析
１．市場動向
１）入院患者食、入所高齢者食
２）在宅配食サービス
３）加工食品
２．参入企業動向
１）加工食品メーカー
２）給食サービス企業
３）在宅配食サービス企業
３．製品動向
１）たんぱく調整食（塩分調整含む）
２）エネルギー調整食（糖質調整含む）
４．市場規模推移（2019～2023年度）
５．カテゴリ別市場構成比（2023年度）
６．現状の問題点と課題
７．今後の市場見通し
８．市場規模予測（2024～2028年度）
第Ⅴ章 有力介護・高齢者・病者食企業の個別実態（70社）
■調査対象企業（掲載70社）の参入市場
＜加工食品メーカー・卸＞（37社）
○アイドゥ ～臨床栄養領域のオンリーワン製品を自社開発～
○アサヒグループ食品 ～「スプーンで食べるおもち」を展開～
○旭松食品 ～「ふんわりなめらか」シリーズが好調～
○アボットジャパン ～特徴あるサイエンスベースの病態別流動食に注力～
○アンデルセン・パン生活文化研究所 ～「食卓に幸せを運ぶ」が当社の理念～
○イーエヌ大塚製薬 ～“栄養ケアのサポーター”が会社のビジョン～
○伊藤園 ～「とろり緑茶」で嚥下食市場に参入～
○伊那食品工業 ～水分補給ゼリーの素「水分これで」を発売、今後の成長を期待～
○大塚食品 ～健康課題を抱える方と一般消費者の二軸で事業展開～
○大塚製薬工場 ～流動食は粘度調整、消化態、コラーゲン・ペプチドを拡販～
○キッセイ薬品工業 ～介護・高齢者向け食品は堅調推移～
○木徳神糧 ～たんぱく質等を制限しつつカロリー摂取できる「白かりんとう」を発売～
○キユーピー ～「やさしい献立」と「ジャネフ」の2ブランドを展開～
○栗本五十市商店 ～たんぱく質低減食品、塩分調整惣菜を製造・販売～
○ケイエス冷凍食品 ～ミートボールを主軸とし、幅広い商品カテゴリーを展開～
○大冷 ～「楽らく柔らかシリーズ」と「楽らく匠味シリーズ」を展開～
○大和製罐 ～「エバースマイルPUシリーズ」は完全調理済み業務用食品～
○トーアス ～流動食の受託製造の受注を中心に事業強化～
○東洋水産 ～コンセプトは「いつまでも食べられるマルちゃんが作った焼そばらしい焼そば」～
○堂本食品 ～「思いやり堂本便シリーズ」は、高齢者向け食品の先駆け～
○日清オイリオグループ ～低栄養対策で介護予防食が好調～
○ニュートリー ～「ソフティアシリーズ」が好調～
○ネスレ日本 ～2024年4月、「アイソカル ゼリー たんぱくプラス」を発売～
○ハウスギャバン ～2023年4月、ハウス食品からケアフード事業を継承～
○林兼産業 ～「やわらくマルシェ」で人手不足をサポート～
○バイオテックジャパン ～「低たんぱく米飯」の減少を「低糖質ごはん」等でカバー～
○フードケア ～水分補給食品と介護予防食が好調～
○ふくなお ～冷凍やわらか食は、業務用食品ルートを通じて販売～
○ヘルシーフード ～在宅市場は「ヘルシーネットワーク」を通じてカタログ販売～
○ホテイフーズコーポレーション ～OEM流動食を富士川工場流動食プラントで生産～
○ホリカフーズ ～一般向け市場をいかに開拓していくかが業績拡大のポイント～
○マルハニチロ ～「やさしいおかずセット」が販売好調～
○明治 ～「メイバランス・ソフトJelly」は市販ルートも堅調～
○名糖産業 ～栄養食品「meitoウェルサポート」を展開～
○森永乳業クリニコ ～「ビタミンサポートゼリー」がえん下困難者用食品の表示許可取得～
○ユース ～九州全域の薬局チャネルをネットワーク化～
○六甲バター ～チーズメーカーの強みを活かして商品展開～
＜給食・在宅配食企業＞（33社）
○アイサービス ～給食現場の人手不足を完調品で解決～
○あおもりコープフーズ ～給食も配食も前年比プラス～
○一冨士フードサービス ～SDGs推進プロセスは次の段階へ～
○イフスコヘルスケア ～障がい者福祉施設、保育所給食が好調～
○魚国総本社 ～「ユーファイン（U-FINE）トロミ調整食品」「やわらかゲル化剤」を販売～
○エ－ムサービス ～“ホスピタリティサービス・カンパニー”を志向～
○クックデリ ～新規開拓で今期も二桁成長～
○グリーンハウス ～ウェルネス＆サステナブルに取り組む～
○生活協同組合コープこうべ ～夕食サポート「まいくる」が伸長～
○コンパスグループ・ジャパン ～トータルバリューを提案、国内企業と差別化～
○シニアライフクリエイト ～高齢者の健康寿命の延伸と地域活性化を両立～
○シルバーライフ ～配食＆冷凍弁当で売上拡大～
○SOMPOケアフーズ ～『デリパック』の外販が好調～
○タイヘイ ～食材宅配、冷凍療養食のパイオニア 冷凍弁当の通販事業に注力～
○第一食品 ～院外調理のリーディングカンパニー～
○トラスティフード ～スチコンが人件費の削減や生産性向上に貢献～
○ナリコマエンタープライズ ～2024年7月より、クックチル献立に個別対応商品をプラス～
○日米クック ～CPU・CKを再編し生産効率を向上～
○ニチレイフーズ ～宅配専用冷凍惣菜・弁当で健康生活をサポート～
○ニッコクトラスト ～新規受託と価格交渉で増収～
○日清医療食品 ～医療福祉サービスの食事の質向上に貢献～
○日本ゼネラルフード ～クックチルや真空調理など新調理を積極的に導入～
○はーと＆はあとライフサポート ～新たな食生活改善サービスを全国展開～
○フジ産業 ～調理現場の省人化モデル『クックパック』が好調～
○富士産業 ～地域密着型サービスの展開で成長持続～
○ベスト ～2023年12月「メルカリショップ」を開設、「まろやか食専科」のネット販売を開始～
○メーキュー ～地域密着によるドミナント展開が強み～
○メディカルフーズ ～冷凍療養食が強み、施設向けを強化～
○メフォス ～業務効率化と機能強化を図るため、グループ連携やデジタル化推進～
○ヨシケイ開発 ～「ヨシケイキッチン！」の利用施設数は5,400ヶ所を突破～
○ＬＥＯＣ ～「LEOC Ready-made」を立ち上げ、2024年4月より本格展開～
○レパスト ～真空調理・小規模給食部門のプチグルメと連携、“第3の本業”をつくる～
○ワタミ ～2023年9月、冷凍惣菜の自社工場「ワタミ手づくり厨房尼崎センター」を新設～
