定期刊行物

ヤノニュース

ヤノニュース

昭和33年の創刊以来、百貨店、ショッピングセンター、各種小売業の調査・分析や、アパレル、ファッション、ジュエリー・アクセサリー、スポーツなどを中心に注目企業、成長市場を網羅した月刊調査レポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約90~100ページ
  • 商品形態:PDFファイル
  • 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
  • 販売価格(1ヵ年):79,200円(税込) 本体価格 72,000円

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最新号

ヤノニュース 2011年5月号

 トピックス 

業界レポート
●東日本大震災に関連する通販企業の取組み~震災地産の食品販売を支援

震災の被災地復興への貢献として、風評被害が問題となっている東北・関東産の商品を販売する事業者が増えている。特にECを主体に運営する企業は、その“機動性”を活用し、4月の始め頃からこうした動きを活発化させている。
被災地域の商品を販売する企画は、即時性の高い対応が可能なECサイトでの取組みがマッチしている。その趣旨に賛同するユーザが多いことから、一定の売上を期待出来る企画となっていることも企業の取組みを後押ししており、今後も同様の取組みを行うECサイトが増える可能性は高い。一方、被災した農家にとって、消費者に直接販売できる通販は重要なチャネルと言え、企業側と被災農家のシナジーは大きい。

注目企業分析
●普及期を迎えた機能性ジーンズ、市場を牽引する株式会社エドウインの戦略

2009年、ジーンズ業界は“格安ジーンズショック”という低価格化の波に飲み込まれた。3桁プライスの格安ジーンズが市場の話題を集める一方で、従来の中心価格帯であった8,000~10,000円のジーンズは不振を極め、価格の二極化が進行。今後、ジーンズの主戦場は明らかに低価格ゾーンへとシフトしていくとみられ、中~高価格帯のジーンズは「高い理由」を明確に訴求できなければ低価格ゾーンでの戦いを余技なくされることになる。
このような流れを受けて、近年のジーンズ市場では「機能性」の打ち出しが強まっている。牽引しているのは、ジーンズにおける国内のリーディングカンパニー(株)エドウインである。同社では、風を遮り、ムレを防止する高機能ジーンズ『EDWIN 503RVW ウィンドストッパー』を2006年に発売して以降、機能性ジーンズの開発・販売に注力している。
そこで今回の注目企業分析では、機能性ジーンズ市場を牽引するエドウインの近況をレポートする。

 内容目次 

●震災特集 (4~12ページ)
東日本大震災による業績への影響 緊急アンケート分析
 被災した東北地区は消費拡大が期待できる

今回の「東日本大震災」の影響を流通各社に緊急アンケートを行った。アンケート対象は例年本誌年始1月号で新年の流通を占うべくアンケート調査をしている流通関係者である。今回はこの震災の影響の現状と今後について行った緊急アンケートの結果を分析する。

〔調査概要〕
調査対象:当社が任意に抽出したアパレル・小売流通業者・SC開発、管理・運営企業など流通各社
調査実施期間:2011年4月上~中旬
調査方法:郵送法によるアンケート調査
有効回答数:141件

1.東日本大震災による業績への影響要因について
東日本大震災で業績に影響を与えると考えられる要因について聞いた。最も影響が多いという回答は「店舗の営業時間短縮」である。次に「買い控え」、「停電、計画停電」、「店舗の休業」と続く。

2.東日本大震災による地域別の影響について
東日本大震災による地域別の影響を、東北地区、関東地区、東海地区、近畿地区、九州地区の5地区それぞれにおいて、消費がどのような推移を辿るかについて、「消費は増加する」「消費に変化なし」「消費は減少する」の3つで選んでもらった。

3.東日本大震災による業態別の影響度について
震災によって業態別の売り上げがどのように推移するかを回答してもらった。同じような設問を毎年年始号でも聞いており、震災の前と後でどのように業態の売り上げに違いが現れるかをみてみる。

●商圏調査分析 (13~24ページ)
注目商業施設の来店客評価調査(47) 
調査対象施設:イオンモール新瑞橋

今回は2010年3月、愛知県名古屋市南区にオープンしたショッピングセンター(SC)、「イオンモール新瑞橋」を調査対象とした。同SCは、住友電気工業(株)名古屋製作所の閉鎖に伴う跡地開発事業として2005年より開発に着手、およそ5年を経て開業した商業施設である。隣接地には同時期に開発、着手した分譲マンション“アリーナ シティ”(事業主:トヨタホーム(株)、野村不動産(株)、三菱地所(株)の施工230戸)があり、商業だけでなく住居、道路、公園などのインフラ整備事業も行われている。
イオンモール新瑞橋は核テナントにGMSのイオンと約130店舗の専門店が集積している。“上質なまいにちづかいの都市型ショッピングセンター”として地域生活者に利用されている。

《今回の調査概要》
■調査対象者:愛知県名古屋市に居住するイオンモール新瑞橋を利用したことのある20~40代女性
■調査方法:WEB調査法
■調査期間:2011年3月末
■有効サンプル数:119件

《今回の調査項目》
1.施設までの来店手段
2.来店までにかかる時間
3.来店回数
4.利用時間帯
5.施設への同行者
6.来店目的
7.当該施設でよく利用する専門店名
8.利用金額
9.当該施設以外でよく利用する商業施設名と購入品目、利用理由
10.当該施設を利用するようになって利用しなくなった商業施設・専門店の有無及びその店名
11.当該施設の評価
  a.立地評価 b.品揃え・店舗構成の充実性評価 c.駐車場についての評価
  d.施設内案内の分かりやすさに関する評価 e.施設内のトイレに関する評価
12.施設内の商品、入店している専門店に関する不満点、改善点、満足している点
13.施設内の設備など施設のハード面についての不満点、改善点、満足している点
14.当該施設以外で最近利用し満足した施設の有無とその店名、その理由

●商業施設分析 (25~33ページ)
複合型商業施設の概況(130)
事例230:あべのマーケットパーク キューズモール

2011年4月26日、東急不動産株式会社は大阪市阿倍野区の天王寺駅(阿倍野駅)前に大阪府下最大級のモール型SC「あべのマーケットパーク キューズモール」をオープンした。「マーケットパーク」は、同社の郊外型商業施設の名称で、同SCで2施設目(1施設目は「箕面マーケットパーク ヴィソラ」)。同SCには大阪初上陸の「109」も出店する。
・立地・商圏等
・施設概況
・参考/2011年4~5月に開業した主な商業施設

●注目企業分析 (34~39ページ)
普及期を迎えた機能性ジーンズ、市場を牽引するエドウィンの戦略

・企業概要
・展開ブランド一覧

1.売上動向
2.商品戦略
3.出店戦略

●業界レポート (40~56ページ)
①リユース(中古)ファッション市場の動向と展望
 ~衣料品(古着)を牽引役として拡大するリユースファッション市場

一口に中古品小売業と言っても、そこで取り扱われる商材は実に多岐に渡り、実態経済においては取り扱われる商材ごとに市況や構造、将来的な成長性なども異なるものとみられる。
そこで矢野経済研究所では、無数に存在する中古品のリユース(再使用)市場の中からファッションに関わるアイテムだけにフォーカスし、次の調査要綱にて国内リユースファッション市場の市場規模と成長性の考察を行った。

【調査要綱】
1.調査期間:2011年2月~3月
  注)2011年3月に発生した東北地方太平洋沖地震の影響は考慮していない
2.調査対象:衣類、服飾雑貨、腕時計、ジュエリー・アクセサリーの中古品販売を行う小売事業者
3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、郵送アンケート調査、ならびに文献調査併用
<リユースファッション市場とは>
本調査におけるリユースファッション市場とは、中古品小売店、中古品の通信販売特化型事業者、新品と中古品の併売店において販売される中古商品のうち、①衣類(婦人・紳士・子供服・用品、呉服含む)、②服飾雑貨(バッグや靴など)、③腕時計、④ジュエリー・アクセサリーといったファッションに関連するアイテムのみを対象として算出した。

1.市場規模と概況
 (グラフ・表)リユースファッション小売市場規模
 (グラフ・表)リユースファッション商品分野別市場構成比
2.将来展望
 (グラフ・表)リユースファッション小売市場規模予測
※参考 主要企業&店舗一覧
※2011年3月末弊社刊『リユースファッションマーケット総覧 2011』より抜粋

②東日本大震災に関する通販企業の取組み
 ~震災後の混乱に伴う、通信販売業に関するレポート

■業界動向
 ・品薄、欠品の状況
 ・宅配水の需要が急増
 ・震災地産の食品販売を支援

③二輪中古車買取市場の動向と展望
 ~踊場を迎えた買取市場、代替ユーザーの取り込みが鍵を握る

1.新車市場の動向
2.二輪中古車市場の動向
3.二輪中古車オークションの動向
4.二輪中古車買取の動向
5.バイク買取業者の事業展開
(1)【二輪買取専門店】(株)アイケイコーポレーション(バイク王)
(2)【二輪買取専門店】(株)アークコア(ゲオバイク)

●海外レポート (57~60ページ)
中国流通市場レポート Vol.35 中国美容化粧品食品市場
 ~中国の消費者の間でブームになっている日本の美容健康食品

毎年次々に投入される多種多様な化粧品に加え、からだ本来の機能を整え、内側からきれいにする「内服美容」が、今、中国の消費者の間でブームになっている。いわゆる日本での美容健康食品である。今回は、この中国の美容系健康食品市場について見ていく。
■中国美容健康食品の動向
■主要プレーヤーの動向
※チャイナブランドニュース2011SPRING号(2011年3月10日発売)より一部抜粋

●スポーツネットワークデータ〔2011年2月期〕 (61~66ページ)
スポーツシューズブランドシェア動向

市場動向/ブランド動向(当月の数量ベースにおけるブランドシェア)/上位モデル
 ・ランニングシューズ
 ・サッカーシューズ
 ・バスケットボールシューズ
 ・テニスシューズ
 ・フィットネスシューズ

●商圏リサーチ (67~83ページ)
東京23区のエリア・マーケティング(1) 千代田区

~商圏調査にみる地域特性の基礎データ
【千代田区の概要】
(1)千代田区の人口・世帯の状況、千代田区町丁別人口
(2)千代田区の鉄道利用及び道路交通状況
(3)商業及び商業集積地の状況
(4)千代田区の再開発

[データファイル] (84~94ページ)
月次データファイル

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