定期刊行物
ヤノニュース
昭和33年の創刊以来、百貨店、ショッピングセンター、各種小売業の調査・分析や、アパレル、ファッション、ジュエリー・アクセサリー、スポーツなどを中心に注目企業、成長市場を網羅した月刊調査レポート。
発刊要領
- 資料体裁:B5判約90~100ページ
- 商品形態:PDFファイル
- 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
- 販売価格(1ヵ年):79,200円(税込) 本体価格 72,000円
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最新号
ヤノニュース 2013年11月号
●●● トピックス ●●●
注目企業分析
●在庫をもたず、世界各地に点在するバイヤーによる目利きで売り場を構成『株式会社エニグモ』
海外在住者をバイヤーとして登録し、彼らがショップで直接買い付けるブランドのバッグや靴、アパレル製品などで商品構成する、BUYMA(バイマ)サイト。ローンチ以降苦戦した時期はあったものの、商品取扱高は、年々2桁増で拡大している。
企業業績拡大の要因については、各フェイズで成長ドライバとなってきたものがある。大きな転換点の1つは、2008年に現在のBUYMAに近いファッション寄りに商材を特化したことである。それまではいわゆるバラエティショップのような、幅広い商材を取扱うサイトで、ジャンルが広すぎて、サイトの独自性に欠けていた面があった。
決済方法として、クレジットカードに加えてコンビニ決済を加えたことも顧客を拡大した。
商品はバイヤーから消費者に直送されるため、エニグモ社は在庫を一切持たないというのも大きな特徴である。つまり、物流拠点の不要なビジネスモデルとなっている。昨今、物流が当該業界で大きな争点ともなっている中、非常に興味深い。
同社のビジネスにおいては、バイヤーの力に依るところも大きい。バイヤーの登録は特に条件を設けていないが、一定の試験的期間を定め、その間に出品センスや顧客対応などについてBUYMAのバイヤーとしての資質を見極める。
同社の業務はエンジニア、カスタマーリレーション、企画・プランニング、管理という大きく分けて4つの部門から構成される。独特のビジネスモデルから、他のEC企業に比べて従業員の人数は抑制出来るという特徴がある。上場後、人材募集に対する応募人数の増加が顕著となった。人事採用においては少数精鋭という体制がベースとなる。
現在は事業の拡大期にあたることから、新規の顧客獲得が進んでいる。年に1回以上購入するアクティブ会員も着実に増加しているが、ロイヤリティ化を高めるということを今後の大きな課題と捉えている。それに関連して重要なのは、MDのカギを握る登録バイヤーの獲得と育成である。単純に数が増えればよいわけではなく、人気バイヤーに良い商品をたくさん出品してもらうということが重要である。そのため、バイヤーが実際に商品代金を手にするまでの時間を短縮する、決済サイクル短縮化にも取組んでいる。
●●● 内容目次 ●●●
●商圏調査分析
注目商業施設の来店客評価調査(60) (4~16ページ)
調査対象施設:シャル鶴見
今回は、2012年11月1日、JR京浜東北線の鶴見駅に開業した「シャル鶴見」を調査対象とする。
〔今回の調査の設問内容〕
1.施設までの来店手段
2.来店までにかかる時間
3.利用頻度
4.利用時間帯
5.施設への同行者
6.来店目的
7.利用方法
8.当該施設でよく利用する専門店名
9.利用金額
10.滞在時間
11.当該施設以外でよく利用する商業施設名と購入品目、利用理由
12.当該施設を利用するようになって利用しなくなった商業施設・専門店の有無及びその店名
13.当該施設の評価
a.立地評価 b.品揃え・店舗構成の充実性評価 c.駐車場についての評価 d.施設内案内の分かりやすさに関する評価 e.施設内のトイレに関する評価
14.施設内の商品、入店している専門店、商品面に関する不満点、改善点、満足している点
15.施設内の設備など施設のハード面についての不満点、改善点、満足している点
16.また利用する気があるか
17.当該施設以外で最近利用し満足した施設の有無とその店名、その理由
●商業施設分析
複合型商業施設の概況(160) (17~24ページ)
事例269:プレミア ヨコハマ
プレミア・インターナショナル株式会社は、2013年10月25日(木)、横浜市都筑区の「センター北駅」(ヨコハマ市営地下鉄)をオープンした。 商圏・立地/施設概況
■開発計画SCレポート・・・片倉工業株式会社「(仮称)さいたま新都心駅前社有地第二期開発」
片倉工業株式会社は、2013年11月5日に「(仮称)さいたま新都心駅前社有地第二期開発」のテナント募集説明会を開催した。 商圏・立地
●注目企業分析
在庫をもたず、世界各地に点在するバイヤーによる目利きで売り場を構成『株式会社エニグモ』 (25~29ページ)
概要/沿革/ビジネスモデル/商品・価格戦略/チャネル戦略/顧客特性/宣伝広告、販促戦略/今後の事業展開について
●業界レポート
①国内アパレル市場に関する調査結果 (30~33ページ)
ターゲット特化型ブランドや百貨店ブランドが好調
1.市場概況 2.注目すべき動向
②イレギュラーサイズアパレル市場の動向(2) (34~41ページ)
チャネル別でみれば、百貨店やGMSチャネルで苦戦が続く一方、通販チャネルは好調に推移
1.市場定義 2.イレギュラーサイズウェアの販売チャネル別市場規模推移
③ベビー・こども服に関する意識調査 (42~51ページ)
子供向け靴・洋服の購入場所は「ショッピングセンター・ショッピングモール」が最も多く、71.6%
1.子供服関連商品の購入場所 2.よく利用する専門店・量販店 3.よく利用するインターネットサイト
④メンズインナーウェア市場の動向 (52~56ページ)
機能性インナーの量的拡大がとまり、市場規模は横ばい
1.メンズインナーウェア小売市場規模 2.メンズインナーウェアの市場動向 3.メンズインナーウェアの2012年特徴と今後の展望 4.家計調査に見るメンズインナーウェアの消費支出
⑤化粧品市場の動向 (57~67ページ)
2012年の市場規模は対前年比100.8%の2兆2,900億円
1.2012年度日本の化粧品総市場 2.化粧品の市場規模推移(2008~2012年度) 3.製品カテゴリー別市場構成比(2012年度) 4.化粧品の流通ルート別市場構成比(2012年度) 5.化粧品市場の今後の方向性と見通し 6.化粧品の市場規模予測(2013~2017年度)
⑥ブライダルジュエリーに関する消費動向アンケート調査 (68~75ページ)
1.初婚者の婚約指輪の消費動向 2.初婚者の結婚指輪の消費動向 3.再婚者の婚約指輪の消費動向 4.再婚者の結婚指輪の消費動向
●スポーツネットワークデータ〔2013年7月期〕
スポーツシューズブランドシェア動向 (76~81ページ)
市場動向/ブランド・モデル動向(当月の数量ベースにおけるブランドシェア)/上位モデル
・ランニングシューズ
・サッカーシューズ
・バスケットボールシューズ
・テニスシューズ
・フィットネスシューズ
●商圏リサーチ
全国政令指定都市のエリア・マーケティング(7)京都市 (82~96ページ)
【京都市の概要】
(1)京都市の人口・世帯の状況 (市区別人口、年齢別人口)
(2)京都市鉄道利用及び道路交通状況
①鉄道利用の状況など ②道路交通の状況
(3)商業及び商業集積地の状況
(4)京都市の主な区画整理事業
[データファイル]
月次データファイル (97~107ページ)
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