定期刊行物

Yano E plus

Yano E plus

エレクトロニクスを中心に、産業の川上から川下まで、すなわち素材・部材から部品・モジュール、機械・製造装置、アプリケーションに至るまで、成長製品、注目製品の最新市場動向、ならびに注目企業や参入企業の事業動向を多角的かつタイムリーにレポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約100~130ページ
  • 商品形態:冊子
  • 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
  • 販売価格(1ヵ年):106,857円(税込) 本体価格 97,142円

※消費税につきましては、法令の改正に則り、適正な税額を申し受けいたします。

2024年

Yano E plus 2024年11月号(No.200)

≪次世代市場トレンド≫
革新的ナノ材料(6)~ナノ高分子材料~ (3~34ページ)
~ナノスケールで構造が制御されたナノ高分子材料は軽量性・柔軟性はもとより、
 新たな機能付加によって次世代デバイスとして有望~

1.ナノ高分子材料とは
2.ナノ高分子材料の用途分野
2-1.医療分野
2-2.エレクトロニクス
2-3.エネルギー
2-4.環境
2-5.材料工学
2-6.航空宇宙工学
2-7.防水・撥水コーティング
2-8.光学素子
3.ナノ高分子材料に関する市場規模
【図・表1.ナノ高分子材料の国内およびWW市場規模予測
(金額:2025-2050年予測)】
4.ナノ高分子材料に関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.国立大学法人京都大学
(1)高分子における形態制御の重要性とポリマーブラシによる新機能発現
(2)高密度化によるブラシの機能強化
【図1.高弾性特性、超低摩擦特性、サイズ排除特性(生体適合性)という
3つの特性】
(3)高密度ポリマーブラシ作製法:リビングラジカル重合
(4)超低摩擦材料の実現へ
4-2.国立大学法人東京科学大学
(1)ナノファイバーに関する基礎的研究と機能創出
【図2.ナノファイバーのユニークな特徴】
(2)ナノ材料を利用したエネルギー変換・貯蔵用薄膜デバイスの開発
【図3.ナノファイバーから集合体を形成しデバイスに応用する】
【図4.ナノファイバーネットワークを含む高分子複合膜の概略図】
【図5.カーボンネットワークの利用】
4-3.国立大学法人東京大学
(1)末端だけが異なる高分子の精密分離
【図6.MOF内へのPEGの導入。末端未修飾のPEG(H)は細孔内に拡散するが(左)、
PEG(Tr)は細孔には入らない(右)】
【図7.PEG混合物の分離】
【図8.「高分子精密分離」という新しい学術を拓く】
(2)ナノメートルサイズMOFを利用した高分子モノマー配列を認識する技術を開発
【図9. MOFの細孔を利用したモノマー配列の認識原理】
【図10.MOFによるモノマー配列とブロック配列の識別】
4-4.国立大学法人長岡技術科学大学
(1)有機色素ナノ薄膜試験紙[1]
【図11.ナノ粒子薄膜の作製方法】
【図12.ナノ粒子薄膜の利用方法とメリット】
【図13.ppbレベルの水試料用高感度イオン試験紙としてのナノ薄膜試験紙】
(2)固体表面の簡易元素分析を可能にするタッチテスト[2]
【図14.タッチテストの活用シーン】
(3)環境浄化用光触媒膜[3]
【図15.一重項酸素発生システム】
4-5.国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)
(1)分子設計による新しい機能性ポリ乳酸の創製
【図16.末端修飾ポリ乳酸ステレオコンプレックス化の模式図】
【図17.様々な末端修飾ポリ乳酸ステレオコンプレックス化の事例】
【図18.バニリンで末端修飾したポリ乳酸のpH応答性】
【図19.バニリンで末端修飾したポリ乳酸のpH応答による組織変化】
(2)蓄熱材粒子
【図20. PE微粒子における交互積層薄膜化プロセスの模式図。薄膜化前のPE(左)、
it-PMMA/st-PMMAによる交互積層薄膜化(中)、
蓄熱材として用いるため相変化した状態(右)】
4-6.学校法人立命館大学
(1)「力を見える化」する材料の創製
【図21.N*-LCの分子配向と外場による応答の模式図】
【図22.N*-LCEのメカノ・オプティカル挙動】
(2)高分子中における三次元分子配向制御技術の開発
【図23.分散重合によって得られた高分子液晶微粒子の
SEM像(上)と粒度分布(下)】
【図24.N*-LC高分子微粒子の選択反射特性。
入射角度を変化させた場合の反射スペクトル】
5.ナノ高分子材料に関する将来展望

センサー&アプリ市場性探索(7)自動車の進化と車載センサーの未来 (35~50ページ)
~自動車のE/Eアーキテクチャーの変化により、
 車載センサーが処理脳を持ち、エッジコンピュータ化していく~

1.E/Eアーキテクチャーの変化により自動車の姿が変わる
1-1.~2024年現在 分散型アーキテクチャー
1-2.2025~2030年 ドメイン型アーキテクチャー
1-3.2031~2035年ゾーン型アーキテクチャー
1-4.2035年以降~ クラウド遠隔型アーキテクチャー
【図1.E/Eアーキテクチュアの進化】
【図2.Texas Instruments(テキサス・インスツルメンツ)の考える
ゾーン型アーキテクチャー】
2.米ITベンダーの自動車本格参入時期
2-1.3大ITベンダーの現状
2-2.ITベンダーの自動車市場参入時期
【図3.E/Eアーキテクチュア変化の時期と米ITベンダーの自社車両投入の時期】
2-3.ITベンダーの進む道は、T型フォードかGMか
2-4.米国ITベンダー参入時に生き残れるOEMは?
3.E/Eアーキテクチャーの変化と車載センサーの変貌
3-1.分散型~ドメイン型~ゾーン型でセンサーはどう変わるか
【図4.E/Eアーキテクチュアの変化とセンサーの変化】
3-2.「車載センサーのSWとの統合」の時期
【図5.車載センサーの変化の時期】
4.ソフトウェア一体化時代の車載センサーメーカー生残り術
4-1.「センサー+アプリSW一体化」で苦しくなるセンサーメーカー
4-2.ソフトウェア一体化時代のセンサーメーカー生残り術
5.2030年代の車載用センサー搭載状況はこう変わる
5-1.センサーの部品別搭載状況2024年~2030年代
【表1.車載センサーの品目別変化2024年~2030年代1/2】
【表1.車載センサーの品目別変化2024年~2030年代2/2】
5-2.BEV化/自動運転化時代に伸びるセンサー、減るセンサー

《注目市場フォーカス》
農業用センシングシステム (51~81ページ)
~センシング&データ解析により農作物の栽培条件を最適化
 最小限の水や肥料で収量や品質向上が可能~

1.農業用センシングシステムとは
2.農業用センシングシステムにおけるセンシング対象による分類
2-1.土壌センサ
2-2.気象センサ
2-3.作物センサ
3.農業用センシングシステムにおけるセンシング技術による分類
3-1.リモートセンシング
3-2.IoTセンシング
3-3.スマートフォンアプリ
4.農業用センシングシステムにおけるセンシング用途による分類
4-1.作物管理
4-2.灌漑管理
4-3.病害虫管理
5.農業用センシングシステムに関する市場規模
【図・表1.農業用センシングシステムに関する国内およびWW市場規模予測
(金額:2023-2028年予測)】
6.農業用センシングシステムに関連する企業・研究機関の取組動向
6-1.株式会社コーデック
【図1.OKIPPAのシステム構成】
【図2.OKIPPAの端末とアウトプット例】
【図3.OKIPPAの計測項目一覧】
6-2. 株式会社ジェピコ
(1)マルチスペクトラムイメージング
【図4.可視光から近赤外域の各波長の吸収/反射特性】
【図5.可視光(左)とマルチスペクトラムイメージング(右)の比較】
(2)マルチスペクトルカメラMicaSense®シリーズ「RedEdge-P」
【図6.AgEagle社のマルチスペクトルカメラ「RedEdge-P」】
(3)「RedEdge(旧モデル)」による画像取得事例
【図7.「RedEdge(旧モデル)」によって取得した各種インデックス画像。
RGB(左上)、NDVI(中上)、NDVI 2(右上)、NDRE(左下)、NRG(中下)、DSM(右下)】
6-3.国立大学法人静岡大学
(1)AIを用いた自動灌水制御手法によるトマト栽培
【図8.トマトの栽培実験風景】
【図9.新たに開発した灌水制御手法の概要】
【図10.収穫物品質と総灌水量】
(2)AIによるメロンの網目品質に基づくメロン等級判定モデル
【図11.AIが学習するメロン全周画像】
【図12.生成AIを用いたデータ拡張手法の概要】
(3)ワインブドウの小さな花を高精度にカウンティングするAIの研究開発
【図13.AI を用いた2ステップでの高精度なカウンティング手法】
【図14.高精度な花の検出結果(ステップ2)】
6-4.国立大学法人東京科学大学
(1)超スマート社会推進コンソーシアム(SSS推進コンソーシアム)
(2)スマート農業
【図15.SSSスマート農業教育研究フィールド】
(3)高橋研究室の取り組み事例
①日本特有の狭所急斜面森林環境対応型農業・林業協働作業小型自律ロボット(図16)
【図16.日本特有の狭所急斜面森林環境対応型農業・林業協働作業小型自律ロボット】
②多変量リモートセンシングによる大規模植物フェノミクスデータと
次世代コンピューティングを組み合わせたリアルタイム植物生育モデル構築と
植物生育速度制御(図17)
【図17.多変量リモートセンシングによる大規模植物フェノミクスデータと
次世代コンピューティングを組み合わせたリアルタイム植物生育モデル構築と
植物生育速度制御】
6-5.国立大学法人東京農工大学
(1)光カメラ通信
(2)フォトグラメトリ
(3)フォトグラメトリと光カメラ通信を利用した統合的農園デジタルツイン生成システム
【図18.フォトグラメトリと光カメラ通信を用いたデジタルツイン生成】
【図19.3D点群モデルの各点にセンサ値を付与したセンサ値レイヤの生成過程】
(4)実証実験
【図20.センサデバイスの配置模式図(上)、実際の実験の様子(左下)、
センサデバイスの実物写真(右下)】
【図21.RGBレイヤの3D点群モデル(左)とセンサ値レイヤの3Dモデル(右)】
7.農業用センシングシステムに関する将来展望
7-1.精密農業の進展
7-2.自律型農業機械の普及
7-3.環境負荷の低減
7-4.スマートファーミング
7-5.新技術の導入
7-6.気候変動への対応
7-7.都市型農業の発展

2024年モビリティ環境の変化(1) (82~93ページ)
~EV推進のシナリオは崩れ始め、その波紋が広がってきた~

1.2022~2023年頃のモビリティ環境
2.2024年にかけての自動車市場の変化
2-1.2021~2024年の自動車生産・販売動向
【表1.世界の自動車生産・登録・販売台数の推移(数量:2021-2024年見込)】
【図1.世界の自動車生産台数推移(数量:2021-2024年見込)】
【図2.世界の自動車登録・販売台数の推移(数量:2021-2024年見込)】
【図3.EU+EFTA+英国の自動車生産、新車登録・販売台数推移
(数量:2022-2024年見込)】
2-2.2021~2024年見込のEV販売動向
(1)世界のEV販売動向
【表2.主要各国のEV売台数推移(数量:2021-2024年見込)】
【図4.主要各国のEV販売台数推移(数量:2021-2024年見込)】
①EVの販売台数
②EVの2021~2024年の伸び率
(2)国・地域別のBEVとPHEVの国内販売動向
【図5.世界のBEV国内販売台数推移(数量:2021-2024年見込)】
【図6.世界のBEV国内販売台数シェア(数量:2023年)】
①BEVの販売台数
②BEVの2021~2024年の伸び率
【図7.世界のPHEV販売台数推移(数量:2021-2024年見込)】
【図8.世界のPHEV国内販売台数シェア(数量:2023年)】
③PHEVの販売台数
④PHEVの2021~2024年の伸び率

≪タイムリーコンパクトレポート≫
車載用リチウムイオン電池市場 (94~101ページ)
~ターゲットエリアで異なる最適選択肢
 問われる調整力・多面的アプローチのバランス~

1.車載用LiB市場とは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.車載用LiB市場動向
3-2.xEV市場動向
4.注目トピック
4-1.電動車普及計画や目標の加速感に変化の兆し
4-2.Affordable Battery の実現に向けた材料の模索が活発化
4-3.自動車OEMで推進される垂直統合の動きとリユースリサイクルの長期展望が
今後の焦点の1つに
5.将来展望
【図・表1.Conservative(市場ベース)予測:xEVタイプ別車載用LiB
世界市場規模推移・予測(数量:2018-2035年予測)】
【表1.Aggressive(政策ベース)予測:車載用LiB世界市場規模予測
(数量:2024-2035年予測)】
【図・表2.Conservative(市場ベース)予測:xEVタイプ別世界生産台数推移】
(数量:2018-2035年予測)】

関連マーケットレポート

Yano E plus 2024年10月号(No.199)

≪次世代市場トレンド≫
革新的ナノ材料(5)~ナノメタル材料~ (3~27ページ)
~優れた機械的特性・導電性・熱伝導性・量子サイズ効果等を有し、
 光学的・電気的・磁気的に特異な特性を示すことがあり注目~

1.ナノメタル材料の特徴
2.ナノメタル材料の用途分野
2-1.触媒
2-2.電子材料
2-3.センサ
2-4.エネルギー変換および貯蔵
2-5.医療応用
2-6.環境応用
3.ナノメタル材料に関する市場模
【図・表1.ナノメタル材料の国内およびWW市場規模予測(金額:2025-2050年予測)】
4.ナノメタル材料に関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.国立大学法人大阪大学
(1)温和な条件でエステルからエーテルへ変換する新たな固体触媒を開発
【図1. 従来のエーテル合成法と、本研究での水素化脱酸素反応
(目的生成物であるエーテルと水のみが副生する)】
【図2.開発した担持金属ナノ粒子触媒(Pt-Mo/ZrO2)の(a)実物写真と
(b)電子顕微鏡像(黒くみえる粒子がPt)】
(2)カルボン酸から有用なアルキルアミンを合成する新触媒
【図3.カルボン酸の還元的アミノ化反応】
【図4.開発した担持金属ナノ粒子触媒(Pt-Mo/γ-Al2O3)の(a)実物写真と
(b)電子顕微鏡像(黒くみえる粒子がPt)】
(3)炭素を加えてニッケル触媒の活性を4倍以上に高機能化
【図5.開発したNi3Cナノ粒子担持触媒(nano-Ni3C/Al2O3)の(a)実物写真と(b)電子顕微鏡像(黒くみえる粒子がNi3C)。(c)nano-Ni3C/Al2O3と従来のNiナノ粒子担持触媒(Ni NPs/Al2O3)のニトリルの水素化反応における活性比較】
4-2.学校法人関西大学
(1)シングルナノ銅粒子を用いた導電性インク
【図6.メタラサイクル安定機構を有するIPAで保護されたシングルナノ銅粒子。化学式(左)、実物写真(中)、SEM写真(右)】
(2)常温液体金属粉末の調製
【図7.(a)LM粉末の調製プロセス。(b)LM粉末の光熱電素子への応用】
(3)金ナノクラスターの合成とバイオメディカル応用
①金ナノクラスターの合成
【図8.ペプシン保護金ナノクラスターによる多色発光】
②金ナノクラスターのバイオメディカル応用
【図9.金ナノクラスターの光増感作用による一重項酸素の発生メカニズム】
【図10.一重項酸素の強い酸化力を利用した歯周病治療のための光殺菌治療法】
4-3.国立大学法人京都大学
(1)金属ルテニウム(Ru)結晶の構造制御
【図11.Ru結晶のhcpおよびfcc構造制御】
(2)貴金属8元素合金の合成に成功~多元素の混合で新しい原子が生まれる~
【図12.STEM観察によって得られた貴金属8元素ナノ合金の元素マップ】
4-4.学校法人東京理科大学
(1)合成した金属ナノクラスターを自在に制御する技術の確立
【図13.異なる原子数で構成されたAu NCsの模式図(上)およびAu NCs水溶液の写真(下)】
【図14.金属NCsを自在に制御するパラメータ】
【図15.金属NCsの精密担持法の確立】
(2)固体高分子形燃料電池(PEFC)への応用
【図16.PEFCと電極反応】
【図17.市販のPt NPs/CBよりも2.8倍高いORR活性を有するPt NCs電極触媒Pt17/KB】
【図18.DFT計算により得られたPt17/グラファイトの幾何構造(左)と各サイトにて反応が進行した際のエネルギーダイアグラム(右)】
5.ナノメタル材料に関する将来展望

センサー&アプリ市場性探索(6)歪みゲージセンサー (28~53ページ)
~金属抵抗式歪みゲージ2030年WW市場300億円超えだが、
 変換器・周辺機器市場は12倍以上ある!~

1.はじめに
1-1.歪みと応力測定の役割
【図1.歪みゲージによる強度試験・残留応力測定の事例】
1-2.歪みセンサーの種類と特徴
【表1.歪みセンサーの方式別一覧表】
1-3.歪みゲージ式変換器の特徴
【図2.歪みゲージ式変換器の圧力センサー(構造図:左 / 製品事例:右)】
2.歪みセンサー関連市場の最近の動向
2-1.金属抵抗式歪みゲージの市場予測
(1)ワールドワイド/国内金属抵抗式歪みゲージの2035年予測
【図・表1.金属抵抗式歪みゲージセンサー端末の国内・WW市場規模推移・予測
(数量:2022-2035年予測)】
【図・表2.金属抵抗式歪みゲージセンサー端末の国内・WW市場規模推移・予測
(金額:2022-2035年予測)】
(2)歪みゲージの単価動向
【表2.歪みゲージの単価動向】
(3)国内・海外の歪みゲージ参入企業の動向とシェア
【図・表3.金属抵抗式歪みゲージセンサーの国内メーカーシェア(数量:2023年)】
2-2.歪み測定用端末の市場構成
【図・表4.歪み計測用センサー端末の方式別国内内訳(金額:2023年)】
【図・表5.金属抵抗式歪みゲージの国内用途先(金額:2023年)】
2-3.歪みゲージの需要分野
2-4.歪みゲージ式変換器関連市場の動向
【図・表6.歪み計測関連総市場の国内内訳(金額:2023年)】
【図・表7.国内歪みゲージ式変換器の種類別売上構成(金額:2023年)】
3.注目企業・研究機関の最新動向
3-1.株式会社共和電業「歪みゲージセンサーの歴史そのもの、光ファイバ型にも注力」
(1)歪みゲージ/応用製品の種類
【図3.共和電業の歪みゲージの製品事例】
【図4.共和電業の光ファイバ計測ソリューションの製品事例】
(2)歪みゲージ/応用製品の種類
【図5.共和電業のひずみゲージ式センサー/変換器の製品事例】
3-2.株式会社富士テクニカルリサーチ
(1)事業内容
【表3.光ファイバセンシング2種類の特徴】
(2)光ファイバ歪みセンサー「FBI-Gauge」
(3)歪みゲージ/応用製品の利用分野
【表4.歪みゲージの利用分野】
(4)計測関連業務「FBIゲージ(FBI-Gauge)」の販売・受託計測事業
【表5.FBI-Gaugeの主な利点と計測事案】
【表6.自動車業界におけるFBI-Gaugeシステムの主要事例】
【図6.富士テクニカルリサーチの光ファイバ歪みセンサーの特長】
3-3.株式会社グローセル
【表7.歪みセンサーの種類】
【表8.グローセル製品と他の歪みセンサーとの違い】
3-4.産業技術研究センター
【図8.産業技術総合センターのフレキシブルひずみセンサー技術】
3-5.株式会社東陽テクニカ

《注目市場フォーカス》
ヒューマンマシンインターフェース(HMI) (54~83ページ)
~神経科学・医療・ロボティクス等の分野で注目されている。
 ヒトとコンピュータの間を自然に接続し高度な情報処理・制御が可能~

1.ヒューマンマシンインターフェース(HMI)とは
2.HMIの主な適用分野と特徴
2-1.製造業(工場の自動化、プロセス制御、品質管理など)
(1)リアルタイム監視
(2)効率向上
(3)データ収集と分析
2-2.医療(適用分野: 医療機器の操作、病院情報システム、遠隔医療など)
(1)直感的操作
(2)データ統合
(3)遠隔診療
2-3.自動車産業(車両のインフォテインメントシステム、ナビゲーション、運転支援システムなど)
(1)安全性の向上
(2)快適性
(3)カスタマイズ性
2-4.エネルギー管理(スマートグリッド、再生可能エネルギー管理、ビルエネルギー管理システム(BEMS)など)
(1)エネルギー効率化
(2)データ可視化
(3)自動化
2-5.家庭用デバイス(スマートホームデバイス、家電製品、ホームセキュリティシステムなど)
(1)利便性
(2)統合管理
(3)パーソナライゼーション
2-6.エンターテイメント(ゲーム機、VR/ARシステム、インタラクティブディスプレイなど)
(1)没入感
(2)インタラクティブ性
(3)カスタマイズ
3.HMIに関する市場規模
【図・表1.HMIに関する国内およびWW市場規模予測(金額:2024-2029年予測)】
4.HMIに関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.国立大学法人香川大学
(1)地方圏での運転教育の必要性
(2)高齢者および疾患者を対象とした運転スキルの評価およびメタ認知教習方法の提案
【図1.運転可否の判定とメタ認知教習のフロー】
【図2.認知能力と運転スキルによるドライバー群の分類】
(3)ヒト・モビリティ・ソサエティに関わるシミュレーション技術の高度化コンソーシアム
【図3.コンソーシアムのスキーム】
4-2.国立大学法人東京大学
(1)自動運転と運転支援
【図4.クルマの運転支援の考え方を模式的に示した図】
(2)力覚操舵支援
【図5.力覚操舵支援による車線変更事例】
(3)一般道レベル2運転支援において機能限界を理解させるためのHMI
【図6.機能限界を人が理解するためのHMIシミュレータ】
【図7.実験で用いた道路シナリオ】
【図8.HMIシミュレーションの結果】
4-3.国立大学法人長岡技術科学大学
(1)ノイズ付与部の感度低下効果を用いた指先触知覚高感度化
①確率共鳴現象(SR)
②提案手法
【図9.リモートSR効果を高めるための提案手法】
(2)サンドペーパーの識別実験
【図10.サンドペーパーを正しく識別できた割合】
(3)その他の研究と発展
4-4.学校法人日本工業大学
(1)シミュレータを活用した危険予知トレーニングアプリ開発
【図11.シミュレータの構成】
【図12.避難意識向上アプリの画面】
(2)シミュレータを活用した避難経路開発手法の検討
【図13.津波避難経路開発用シミュレータの画面例】
4-5.学校法人名城大学
(1)高齢者の自動車運転時の認知機能の評価方法[1, 2]
【図14.簡易運転シミュレータの外観構成】
【図15.様々な場面に応じたシミュレータ画面例。注意機能評価(上)、
視空間認知機能評価(中)、プランニング機能評価(下)のための運転行動画面】
(2)高齢ドライバーの運転意識や運転能力と今後求められる運転支援の対策[3]
①高齢ドライバーの運転意識と運転能力
②高齢ドライバーの運転支援対策
(3)高齢者の過信運転度合いの評価と対策[4]
①高齢者の過信運転度合いの評価
②シミュレータ結果を活用した対策
【図16.過信運転対策の取り組み】
【図17.過信運転の傾向と脳器質との関係の検討】
5.HMIに関する課題と将来展望
5-1.課題
(1)ユーザービリティ
①複雑な操作
②一貫性の欠如
(2)セキュリティ
①データ保護
②認証とアクセス制御
(3)適応性
①多様なユーザー
②多言語対応
(4)技術的限界
①レスポンスタイム
②デバイス依存性
5-2.将来展望
(1)ユーザービリティの向上
①直感的インターフェース
②カスタマイズ可能なインターフェース
(2)キュリティの強化
①高度な認証技術
②データ暗号化
(3)適応性の拡大
①ユニバーサルデザイン
②多言語対応強化
(4)新技術の導入
①拡張現実(AR)と仮想現実(VR)
②音声認識と自然言語処理

E/Eアーキテクチャの動向(3) (84~94ページ)
~SDVは自動車会社の将来を示しているのか?~

1.前回のまとめ
2.SDVを目指すソリューション
2-1.AUTOSAR
2-2.SOAFEE
2-3.Snapdragon (Snapdragon Digital Chassis)
2-4.IVY
2-5.ブルーバード
3.SDVとE/Eアーキテクチャ
3-1.SDVへのファーストステップ
3-2.BEVとは異なるSDVの価値
3-3.SDVで実現したいもの
4.まとめ

≪タイムリーコンパクトレポート≫
立体ディスプレイ市場 (95~99ページ)
~特性が足かせになる危険性
 付加価値を売りに危機回避と加速が絶対条件~

1.立体ディスプレイとは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.空中ディスプレイ
3-2.ホログラムディスプレイ
3-3.裸眼3Dディスプレイ
4.注目トピック
4-1.日本が得意とする自動車業界での実装スタートを目指し活発な戦略立てが進む
4-2.装備品に頼らない裸眼の立体映像の確立に向けて、次世代技術を合わせた技法も検討中
5.将来展望
【図1.立体ディスプレイ部材市場規模予測(金額:2022-2027年予測)】

関連マーケットレポート

Yano E plus 2024年9月号(No.198)

≪次世代市場トレンド≫
革新的ナノ材料(4)~ナノセラミックス材料~ (3~38ページ)
~均一で微細な、機械的強度が優れている
 触媒やエネルギー変換デバイス、バイオ・メディカル材料の活躍が拡大中~
 
1.ナノセラミックス材料の特徴
2.ナノセラミックス材料の製造方法
2-1.化学合成法
2-2.ソルゲル法
2-3.プラズマ処理
2-4.メカノケミカル法
3.ナノセラミックス材料の用途展開
3-1.エレクトロニクス
3-2.触媒
3-3.バイオ・メディカル
3-4.エネルギー
4.ナノセラミックス材料に関する市場規模
【図・表1.ナノセラミックス材料の国内およびWW市場規模予測(金額:2025-2050年予測)】
5.ナノセラミックス材料に関連する企業・研究機関の取組動向
5-1.国立大学法人大阪大学
(1)超高強度ガラスの開発
【図1.ガラス微粒子を金属コーティングするナノ粒子分散プロセスの条件】
【図2.ガラス微粒子を金属コーティングするナノ粒子分散プロセスの模式図】
【図3.0.5 vol% Ni分散SiO2ガラスの亀裂発生耐性比較】
(2)アップコンバージョンガラスの開発
【図4.(a)分子動力学でシミュレーションしたガラス構造モデル
(b)BaMgBO3Fの結晶構造】
【図5.Er3+添加ガラスのアップコンバージョンスペクトル】
5-2.国立大学法人群馬大学
(1)有機分子援用水熱法を用いた酸化物ナノ結晶分散水溶液の合成
【図6.N(CH3)4+共存下でのアニオン錯体水溶液の水熱処理による
酸化物ナノ結晶分散水溶液合成プロセスの模式図】
【図7. ZrO2分散液の透明度と粒子サイズの関係。約10μm(左)、約5nm(右)】
【図8.N(CH3)4+キャッピングの有無による単斜晶および
正方晶ZrO2ナノ結晶の選択成長】
【図9.SnO2ナノキューブのHR-TEM像】
【図10.相似形SnO2ナノキューブ集積体の形成過程(上)と形成メカニズム(下)】
(2)GDCナノ結晶を用いたLSCF╱GDCナノコンポジット粒子の合成とSOFCナノコンポジットカソードの創製
【図11.ナノコンポジット電極実現のための戦略】
【図12.LSCF╱GDCナノコンポジット粒子のSTEM-EDS像】
5-3.国立大学法人千葉大学
(1)新しい原理による環境応答性を示す構造色材料の開発
【図13.チタン酸層とグリセリン層が交互に積層した複合体ゲルの模式図】
【図14.ソルビトール-CeO2板状粒子複合体の種々のH2O相対圧下における積層状態模式図】
【図15.グルコース-Zn-Al系層状複水酸化物複合体薄膜のZnO膜への変換】
(2)紫外光照射による光溶解を利用した蛍光発光特性制御
①酸化亜鉛ゾル
②セリウム酸化物-ソルビトール複合体
【図16.CeO2-ソルビトール複合体ナノ粒子分散ゾル中粒子のSEM像
(a) UV照射前、(b)24時間UV照射後】
5-4.国立大学法人東京工業大学
(1)結晶性複合酸化物ナノ粒子の触媒作用
【図17.複合酸化物ナノ粒子の触媒への応用】
(2)酸素を用いたペロブスカイト酸化物による選択酸化反応
【図18.典型的な立方晶系ペロブスカイト酸化物の構造(左)と六方晶系の構造(右)】
【図19.アスパラギン酸を利用した六方晶系ペロブスカイトナノ触媒の合成】
(3)酸素を用いたマンガン酸化物ナノ粒子触媒による選択酸化反応
【図20.活性化MnO2触媒によるHMFからFDCAへの選択的酸化】
【図21.前駆体結晶化法による多孔質β-MnO2ナノ粒子の合成】
(4)元素複合効果の特異的触媒作用を利用した反応開発
【図22.官能基選択的アセタール化を可能とする二元機能リン酸セリウム触媒】
5-5.国立大学法人東京大学
(1)超高性能ゼオライトナノ粒子の合成
【図23.トップダウン方式のゼオライトナノ粒子の作製プロセス。ゼオライト粒子の粉砕プロセス(上)、粉砕されたゼオライト微粒子の再結晶化プロセス(下)】
【図24.ゼオライト粉末のXRDパターン、
再結晶後(上)、粉砕後(中)、イニシャル状態(下)】
【図25.ゼオライト粉末のSEM像、
イニシャル状態(左上)、粉砕後(右上)、再結晶後(下)】
(2)ゼオライトナノ粒子の量産化と応用展開
【図26.ゼオライトナノ粒子「Zeoal®」の量産化】
5-6. 国立研究開発法人 物質・材料研究機構(NIMS)
(1)プラズモニック構造のナノ材料・素子構造の開発
【図27.Alメタマテリアル完全吸収体(MPA)の模式図】
【図28.1,000℃以上の高温で動作する波長選択型エミッターの放射スペクトル】
(2)赤外線光熱変換素子の開発
【図29.波長選択性をもつ光熱変換型赤外線デバイス】
【図30.DBRの原理と構造】
(3)非分散形赤外線吸収方式(NDIR)
【図31.NDIRセンシングで検知可能な様々なガス分子の赤外吸収波長】
6.ナノセラミックス材料に関する将来展望
6-1.高性能材料の開発
6-2.新たな応用分野への拡大
6-3.プロセスの合理化とスケーラビリティ
6-4.持続可能性への貢献
6-5.医療応用の拡大
6-6.柔軟性の向上
6-7.エネルギー貯蔵と電池技術
6-8.AIの活用
 
センサー&アプリ市場性探索(5)回転変位センサー
(ポテンショメーター/ロータリーエンコーダー) (39~63ページ)
~製造業革命で市場拡大続けるロータリーエンコーダー
 新技術登場で、さらに需要が拡がる見通し~
 
1.はじめに
1-1.回転変位センサーの種類
【表1.変位センサー(直線変位/回転変位)の種類】
1-2.主な回転変位センサーの特徴
(1)ポテンショメーター
【図1.接触式ポテンショメーターの構造(導電性樹脂型の製品事例)】
(2)非接触式角度センサー
【表2.ポテンショメーター/非接触式角度センサーの利用分野】
(3)ロータリーエンコーダー
【表3.ロータリーエンコーダーの検出方法別の特徴】
【表4.光学式ロータリーエンコーダーの測定方法別の特徴】
【図2.ロータリーエンコーダーの構造(光学式インクリメンタル形)】
2.回転変位センサーの市場動向
2-1.接触式・非接触式角度センサーの現状と見通し
(1)世界の市場規模推移・予測
【図・表1.ポテンショメーター関連WW(日本/海外)市場の推移・予測
(金額:2022-2035年予測)】
【図・表2.国内のポテンショメーカー関連市場の内訳(金額:2023年)】
【図・表3.国内ポテンショメーター関連市場の推移・予測(金額:2022-2035年予測)】
(2)利用分野とタイプ別動向
【図・表4.ポテンショメーター(角度センサー)の国内利用分野(金額:2023年)】
(3)ポテンショメーターの単価
2-2.ロータリーエンコーダーの現状と見通し
(1)ロータリーエンコーダーワールドワイド市場推移予測~2035年
【図・表5.外販用ロータリーエンコーダーのWW日本/海外別販売予測
 (数量・金額:2022-2035年予測)】
【表5.ロータリーエンコーダーWW市場の推移・予測(数量・金額:2022-2035年予測)】
(2)サーボモーターの種類とアプリケーション
(3)AC/DCサーボモーターとロータリーエンコーダー
【図・表6.ロータリーエンコーダーの総需に占めるサーボモーター用の比率(数量:2023年)】
【図・表7.ACサーボ組込用のロータリーエンコーダーの内/外製品比率(数量:2023年)】
【図・表8.ロータリーエンコーダーの総需に占める外販品比率(数量:2023年)】
(4)外販市場の構造
【表6.ロータリーエンコーダーの4グループ別特徴、需要分野】
【図・表9.ロータリーエンコーダーの外販品市場の構造(数量:2023年)】
【図・表10.ロータリーエンコーダーの外販品市場の構造(金額・数量:2023年)】
【表7.ロータリーエンコーダー参入企業(日系/欧米系)】
(5)「中~高価格品」の市場規模と利用分野
【図・表11.「中~高価格帯」ロータリーエンコーダーの利用分野(数量:2023年)】
3.回転変位センサー注目企業の最新動向
3-1.国内の主要ロータリーエンコーダーのメーカー動向
【表8.国内の主要ロータリーエンコーダーのメーカー動向】
3-2.海外の主要ロータリーエンコーダーのメーカー動向
【表9.海外の主要ロータリーエンコーダーのメーカー動向】
 
スピントロニクスデバイス(5)~量子スピントロニクス~ (64~97ページ)
~量子効果を取り入れ、長いコヒーレンス時間を持つスピンを
 光と電場によって制御する点が特徴
 
1.注目される量子スピントロニクス
2.量子スピントロニクスの応用分野例
2-1.量子分子スピントロニクス
2-2.スピン量子コンピューター
3.量子スピントロニクスに関する市場規模
【図・表1.量子スピントロニクスの国内およびWW市場規模予測(金額:2025-2045年予測)】
4.スピントロニクスデバイスに関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.国立大学法人大阪大学
(1)スピンエラストロニクスの提唱
【図1.「スピンエラストロニクス」という新たな学術領域の提唱】
(2)スピントロニクスによるひずみセンシング
①フレキシブルひずみスピンバルブ
【図2.フレキシブルひずみ(GMR)スピンバルブの構造の模式図】
【図3.フレキシブルひずみ(GMR)スピンバルブの特性】
②生体モーションセンシング
【図4.各指を曲げた時に得られる出力測定のため、
フレキシブルひずみ(GMR)スピンバルブを手の甲に貼り付けた】
(2)別の開発事例
①集積スピンセンサパッド
【図5.集積スピンセンサパッドの回路図(左)および試作品(右)】
②無電源センシング
【図6.無電源センシングの構想と試作品】
(3)ナノエラストロニクス創成に向けて
【図7.ナノエラストロニクス創成に向けて】
4-2.国立大学法人九州大学
(1) MRAMトレンド:STTからSOTへ
(2)注目が集まるTmIG
【図8.オンアクシススパッタリングにより作製されたTmIGの特性、 (a) 2θ -ω法により測定されたX線回折パターン、 (b)超電導磁束量子計により27℃で測定された磁気特性】
(3)磁性絶縁体TmIGの電気的検出および磁化反転
【図9.TmIGのデバイス構造(a)と異常ホール効果による磁化測定結果(b)】
4-3.国立大学法人神戸大学
(1)スピントロニクス向け強磁性合金材料と二次元物質間の異種結晶界面の
状態を第一原理計算で予測
【図10.FePd╱Grのツイスト界面モデルの例】
【図11.ツイスト界面におけるGr層の高さ分布。黒丸はC原子、色は高さを表わし、縞模様上の変形が発生していることがわかる】
(2)波状Gr╱L10-FePd界面における第一原理計算とXASおよびXMCDスペクトル観測
(3) L10-FePd(001)╱Grヘテロ接合の第一原理計算によるスピン輸送特性の予測
【図12.FePd/1-Gr/FePdヘテロ接合のスピン輸送計算の模式図、 (a)散乱領域と電極領域の計算モデル、 (b)FePd(001)/Gr界面モデルの断面図、(c)磁気構成とスピン分解伝導成分、(d)接合のマイクロ磁気シミュレーションモデル】
4-4.国立大学法人東北大学(1)
(1)電子スピン歳差運動の回転方向の観測に成功
【図13.強磁性体、反強磁性体、フェリ磁性体における磁気モーメントの歳差運動】
(2)磁性の微視的情報からスピン流の挙動を予測可能に
【図14.スピン流信号の温度依存性と偏極中性子散乱により観測された
Tb3Fe5O12の310 Kと160 Kにおける磁気励起分散のマグノン極性】
4-5.国立大学法人東北大学(2)
(1)室温動作スピントロニクス素子を用いて量子アニーリングマシンの機能を実現
①qビットとpビット
②スピントロニクス素子
③スピントロニクスpビット
【図15.スピントロニクス素子(MTJ素子)。(上)磁気トンネル接合の構造の模式図。(下)従来の不揮発性磁気メモリ用途と今回のpビット用途のMTJ素子の違いを説明した図】
(2)スピントロニクス疑似量子ビットを従来比100倍超に高速化することに成功
【図16.(左上)作製したMTJ素子の構造:数字はnm、 (右上)楕円形の素子を上から撮影したSEM像、(左下)素子抵抗の外部磁場依存性。(右下)対応する状態の模式図】
(3)確率動作スピン素子を用いた高性能・省電力Pコンピューターを実証
【図17.構築した確率動作スピントロニクス素子からなる確率ビットとFPGAからなるPコンピューターの実物写真】
(4)製造容易性に優れた確率論的(P)コンピューターを開発
【図18.本研究の位置付けを整理した模式図、(上)既存技術である決定論的に動作する半導体回路からなるコンピューター、(中)本研究にて動作実証した半導体回路と少数の確率動作スピン素子からなる近未来版のPコンピューター、 (下)本研究にて性能を予測した多数の確率動作スピン素子からなる最終形態のPコンピューター】
5.量子スピントロニクスの将来展望
 
《注目市場フォーカス》
磁気光学効果素子 (98~124ページ)
~光と磁場の相互作用を利用して光信号の制御などを行なう。
 光デバイスや光通信システムにおいて重要な役割を果たしている~
 
1.磁気光学効果素子とは
2.磁気光学センサの原理
3.磁気光学効果素子の用途分野
4.磁気光学効果素子に関する市場規模
【図・表1.磁気光学効果素子に関する国内およびWW市場規模予測
(金額:2024-2029年予測)】
5.磁気光学効果素子に関連する企業・研究機関の取組動向
5-1.公立大学法人大阪公立大学
【図1.LiNiPO4を用いた光ダイオード効果の模式図】
【図2.光ダイオード効果が生じるメカニズム】
【図3.光通信波長帯域におけるLiNiPO4の吸収スペクトル】
【図4.磁場を±11kOe(エルステッド)の範囲で連続的に繰り返し変化させた際の吸収係数の変化】
5-2.国立大学法人東京大学
(1)物質のトポロジーに由来した巨大磁気光学効果
【図5.磁性ワイル半金属Co3Sn2S2の結晶構造(左)、電子構造(中)、磁気光学ファラデー・カー効果の概念図(右)】
【図6.磁性ワイル半金属Co3Sn2S2の巨大磁気光学効果。ファラデー効果(左)とカー効果(右)】
(2)スキルミオンによるトポロジカル磁気光学効果の観測
【図7. (a)スキルミオン粒子、(b)スキルミオンが高密度で整列したスキルミオン格子、(c)トポロジカル磁気光学効果の観測】
【図8.Ga2PdSi3磁性体の結晶構造】
5-3.国立大学法人東京農工大学
(1)半導体光アイソレータ
【図9.自由空間型の光アイソレータの原理を示した模式図】
【図10.TEモード半導体光アイソレータの断面模式図】
【図11.作製した半導体光アイソレータの光学顕微鏡写真(左)と断面SEM像(右)】
(2)TEモード導波路光アイソレータを集積した半導体マイクロリングレーザーの磁気的スイッチング
【図12.TEモード光アイソレータを集積したSRLの模式図】
(3)高感度ガスセンサ
【図13.試作したセンサチップのサンプル。サンプル1:Au、サンプル2:Au╱Co╱Auウェッジ形状、サンプル3:Au╱Co】
【図14.濃度1, 2, 3, 4vol%エタノールガス注入時のサンプル2の(a)反射光強度と(b)TMOKE強度】
5-4.国立大学法人東北大学
【図15.逆ファラデー効果による光磁化発生の模式図】
(1)量子スピン液体物質α-RuCl3
【図16.(a) α-RuCl3のハニカム格子、(b)スピン軌道励起子の模式図】
(2)量子スピン液体における光磁化
(3)スピン軌道励起子の運動による光磁化
【図17.(a)反射率変化の時間発展(挿入図は振動成分)、 (b)異なる方向を向いた d軌道(dxz-dyz)間の電荷の量子力学的な振動の模式図】
【図18.軌道磁気モーメントによる光磁気効果の模式図】
5-5.国立大学法人室蘭工業大学
【図19.用いられた磁気光学効果を有するイオン液体、
1-ブチル-3-メチルイミダゾリウムイオン(左)とテトラクロロ鉄(Ⅲ)酸イオン(右)】
【図20.イオン液体の(a)吸収スペクトルと(b)ファラデー回転性能】
6.磁気光学効果素子に関する将来展望
 
E/Eアーキテクチャの動向(2) (125~135ページ)
~高いハードルのビークルOS開発、挑戦が続いている~
 
1.前回のまとめ
2.モビリティサービス環境の開発の必要性
2-1.テスラショック
2-2.モビリティサービスを支える仕組み
2-3.トヨタのモビリティサービス開発
2-4.最初のArene OSの開発
(1)ROSに着目
(2)Apex.OSへの期待
【図1.2012年頃からの車載ソフトウエアアーキテクチャ例】
【図2.車載ソフトウエアアーキテクチャ図におけるArene OSの位置づけ】
【図3.ウーブン・プラネット・グループが構想したCASE対応】
(4)“繋ぎ”に苦しんだArene OS
(5)HAL(Hardware Abstraction Layer)の重要性
【表1.デジタルソフト開発センターの事業内容】
【表2.トヨタの車載ソフトウエア開発の中心的な組織体制】
【図4.車載ソフトウエアアーキテクチャ図におけるHALの位置づけ】
 
≪タイムリーコンパクトレポート≫
リサイクル炭素繊維市場 (136~140ページ)
~材料、中間材、成形の連携・協業と「環境価値」を訴求した用途開発で
 世界をリードする日本のrCFの実現へ!~
 
1.リサイクル炭素繊維
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.CFRP端材・廃材のリサイクル動向:日本国内で量産に近い規模でのrCF回収・サンプルワークが始まる
3-2.rCFの活用状況:ペレット、不織布などの中間材の量産準備が進む
4.注目トピック
4-1.CFRPリサイクル技術の動向: 熱分解法に加え化学分解法が実用段階に
5.将来展望
【図1.CFRP端材・廃材からのリサイクル炭素繊維(rCF)回収量予測
(数量:2019-2030年予測)】
【図2.CFRP端材・廃材からのリサイクル量のイメージ】

関連マーケットレポート

Yano E plus 2024年8月号(No.197)

≪次世代市場トレンド≫
革新的ナノ材料(3)~ナノ磁性材料~ (3~28ページ)
~ナノメートルスケールでの磁気特性を持つ材料の総称であり、
 微小構造が制御された結果、新奇な磁気特性が出現する~
 
1.ナノ磁性材料とは
2.ナノ磁性材料の用途分野
2-1.データ記録
2-2.磁気センシング
2-3.バイオメディカル応用
2-4.磁気デバイス
2-5.電力変換器
3.ナノ磁性材料に関する市場規模
【図・表1.ナノ磁性材料の国内およびWW市場規模予測(金額:2025-2050年予測)】
4.ナノ磁性材料に関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.国立大学法人秋田大学
(1)正方晶鉄コバルト(FeCo)合金に注目
【図1.結晶構造bcc(左)、bct(中)、fcc(右)の関係】
(2)第三元素添加による正方晶化
【図2.V, N複合添加したFeCo基合金のTEM像(左)。
軸比c/aを変化した際の磁気異方性定数Kuの変化(右)】
(3)薄膜からバルクへ
【図3.FeCo基合金のバルク化に向けた取り組み例】
(4)微粒子化による高性能化
【図4.微細加工プロセスと粒径D(左)。磁気ヒステリシスカーブ(右)】
4-2.国立大学法人東北大学
(1) TMRセンサの原理と構造
【図5.TMRセンサの動作原理】
【図6.TMRセンサの断面構造】
(2) TMRセンサの検出感度の向上
【図7.TMRセンサの検出感度の向上】
【図8.生体磁場を検出できるほどの高感度と広いダイナミックレンジの達成】
(3) TMRセンサによる生体磁場測定
【図9.TMRセンサを使用した64ch MEG測定システム】
(4) TMRセンサによるその他の応用
【図10.TMRセンサによって実現されるダイナミックレンジと感度】
4-3.国立大学法人長岡技術科学大学
(1)磁気光学効果
【図11.ファラデー効果の模式図】
(2)有機金属分解(MOD)法による磁性薄膜の作製と評価
【図12.MOD法によりガラス基板上に作製したBi置換ガーネット薄膜】
(3)磁気光学イメージング技術の開発
【図13.MOD法で作製したガーネット薄膜による磁場の可視化。
(a)ハルバッハ配列の磁石および(b)可視化された磁場分布】
(4)磁気光学効果を用いた光回折型深層ニューラルネットワークデバイスの開発
【図14.MO-D2NNを用いた手書き数字認識のシミュレーション結果】
4-4.国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学
(1)機能性磁性ナノ粒子の開発
【図15.マグネタイトをベースにした様々な機能性磁性ナノ粒子】
(2)機能性磁性ナノ粒子を用いた再生医療プロセス
【図16.磁力を用いた再生医療プロセス】
【図17.磁力を用いた筋組織の構築】
(3)機能性磁性ナノ粒子を用いたがん温熱療法(ハイパーサーミア)
【図18.機能性磁性ナノ粒子を用いたハイパーサーミア】
4-5.国立大学法人山形大学
(1)マイクロマグネティクス・シミュレーションによるナノ磁石粒子の理想モデルの探求・最適設計
【図19.交換結合する硬質磁性相と軟質磁性相の磁気モーメントの1次元モデル】
【図20.モデル1:Sm(Fe0.8Co0.2)12ナノ磁石粒子。モデル2:上部と下部にα-Fe層コーティングしたα-Fe╱Sm(Fe0.8Co0.2)12ナノコンポジット磁石粒子。モデル3:両サイドにα-Fe層コーティングしたα-Fe╱Sm(Fe0.8Co0.2)12ナノコンポジット磁石粒子のそれぞれのシミュレーションモデル】
【図21.モデル2とモデル3における(BH)maxのVFe依存性】
【図22.モデル2とモデル3の上面と断面の反磁場分布画像】
(2)超高真空成膜プロセスにより形成されたモデル磁石のナノ粒子薄膜
【図23.Nd2Fe14Bナノ粒子磁石の断面TEM像】
【図24.最適ポストアニールされたNd2Fe14B╱
Nd薄膜における保磁力の粒子サイズ(膜厚)依存性】
5.ナノ磁性材料に関する将来展望
 
センサー&アプリ市場性探索(4)超音波センサー② (29~51ページ)
~車載用が空中超音波センサーのリード役、
 診断・水中・非破壊ともに確実に成長曲線に~
 
1.はじめに
2.超音波センサーの分野別ワールドワイド市場規模の推移・予測
【表1.超音波センサーの種類別WW市場規模推移・予測(金額:2022-2035年予測)】
3.空中超音波センサーの市場動向
【表2.空中超音波センサーのWW市場規模推移・予測 (数量・金額:2022-2035年予測)】
3-1.自動車用超音波センサー市場規模の推移・予測
(1)車載用超音波センサーの歴史と現状
【表3.各種車載用センサーの特徴比較】
(2)BSD(Blind Spot Detection)/駐車アシスト別WW市場規模推移・予測
【表4.自動車用超音波センサーのBSD/駐車アシスト別WW市場規模推移・予測
(数量・金額:2022-2035年予測)】
(3)車載用超音波センサー市場の主要メーカー動向
3-2.FA / PA用超音波センサー市場動向
3-3.超音波計測機器市場動向
3-4.屋内/屋外超音波センシング市場動向
4.空中超音波センサー分野以外の動向
4-1.超音波診断装置関連市場
4-2.水中超音波用製品市場
4-3.超音波探傷器市場
5.注目企業・機関の最新動向
5-1.日本セラミック株式会社「上下水道施・発電所などインフラ関連に強み」
【表5.日本セラミックのセンサー製品の概要】
5-2.日清紡マイクロデバイス株式会社「防水接触型アコースティックセンサー」
【図1.日清紡マイクロデバイス「アコースティックセンサー」】
【図2.日清紡マイクロデバイス「幼児見守りシステムソリューション」】
5-3.Infineon Technologies(独)「HMIのタッチセンサーとして」
【図3.Infineon「超音波センサー活用HMIの仕組み」】
5-4.株式会社村田製作所「防滴型超音波センサー」
【図4.村田製作所の防滴型超音波センサー】
【図5.村田製作所の超音波式雨滴除去デバイス】
5-5.計測エンジニアリングシステムス株式会社(KESCO)「インド発超音波活用温度センサー」
【図6.KESCOの超音波活用温度センサー】
5-6.藤倉コンポジット株式会社「自己発電センサー」
【図7.藤倉コンポジットの自己発電センサー】
5-7.山口産業「超音波センサー活用の非破壊検査関連」
【図8.山口産業の超音波センサー活用非破壊検査装置】
【図9.山口産業の超音波センサー活用非破壊検査装置】 
5-8.ワッティー株式会社「超音波センサー活用の液面レベルセンサー関連」
【表6.「液面レベルセンサーの種類」】
5-9.日本精機「超音波センサー活用の液位センサー関連」
【図10.日本精機の超音波センサー活用の液位センサー関連】
5-10.オーミック電子株式会社「無人搬送車用やゴルフカート用に強い」
5-11.超音波工業株式会社「上下水道施・発電所などインフラ関連に強み」
 
スピントロニクスデバイス(4) スピン熱制御 (52~78ページ)
~温度勾配のある系では熱流からスピン流が生じる。
 生成されたスピン流は電圧に変換され新たな~熱電変換原理として注目!
 
1.スピン熱制御とは
2.スピン熱制御の理論
2-1.スピンゼーベック効果
2-2.スピンペルチェ効果
2-3.スピンホール効果
3.スピン熱制御に関する市場規模
【図・表1.スピン熱制御デバイスの国内およびWW市場規模予測(金額:2025-2045年予測)】
4.スピン熱制御に関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.国立大学法人埼玉大学
【図1.ゼーベック効果の模式図】
【図2.スピンホール効果(左)とスピンネルンスト効果(右)の模式図】
【図3.横型熱スピン変換による発電の模式図(右)とスピンバルブ構造(右)】
【図4.モジュール化する場合の接続方法の提案】
4-2.国立大学法人東北大学
(1)熱伝導を電気で制御する新手法を開発
【図5.(a)ラマン分光用試料の断面図。電圧印加下のマグノンの変化をレーザー光で調べるために透明導電膜ITOを上部電極に用いている。 (b)印加電圧の時間依存性。(c)電圧印加及びショートによるラマンスペクトルの変化。A–Eの記号は(b)のそれに対応している】
【図6.(a)熱伝導評価用試料の断面図。上部電極であるAuはサーモリフレクタンス用の加熱兼温度検出膜として機能する。(b)印加電圧の時間依存性。 (c) LCCO 薄膜の熱コンダクタンスGLCCOの印加電圧依存性。A–Eの記号は(b)のそれに対応している】
(2)電子デバイスの排熱制御に向けた「スピン梯子系銅酸化物」の配向成膜技術を開発
【図7.スピン梯子系銅酸化物LCCOの構造。 (a)単位構造、(b)梯子面を立てた状態】
(3)スピン熱伝導物質のナノシート化に成功
【図8.スピン熱伝導物質LCCOの層状構造(単位格子)】
【図9.LCCOナノシートのTEM像】
(4) EVの次世代熱管理を指向したマグノン熱伝導性ナノシート大量合成技術の開発
4-3.国立大学法人福井大学
(1)熱による高速・高効率な磁極制御
【図10.二重絶縁体型MTJの概念図】
【図11. MTJに印加した直流電圧に対する自由層の磁極の磁気異方性】
【図12.マイクロ波が増幅される現象の概念図(左)とマイクロ波パワー反射率スペクトルの磁場依存性(右)】
(2)磁石でサブギガヘルツ帯の世界最高ダイオード感度を達成
【図13.ダイオード感度と周波数に対する本研究の位置づけ】
【図14.磁石を使ったボロメーターの原理を示す概略図。 (a)マイクロ波を印加しない時と、(b)印加した時の素子の様子】
【図15.電力-55 dBmのマイクロ波を素子に印加した時に発生した直流電圧と印加マイクロ波の周波数の関係】
4-4.国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)╱東京大学
(1)スピンカロリトロニクスの開拓と展開
(2)JST 戦略的創造研究推進事業 ERATO「内田磁性熱動体プロジェクト」
【図16.JST ERATO「内田磁性熱動体プロジェクト」の概念図】
(3)新材料「熱電永久磁石」が熱マネジメント技術の新たな可能性を切り拓く~磁気によって横型熱電変換を高性能化~
【図17.縦型・横型熱電変換素子の比較と、今回開発した横型熱電変換素子の駆動原理の模式図】
【図18.人工傾斜型多層積層体における横型熱電変換過程の可視化】
【図19.永久磁石を組み込んだ人工傾斜型多層積層体(熱電永久磁石)における横型熱電変換】
5.スピン熱制御の課題と将来展望
 
《次世代電池シリーズ》 (79~107ページ)
次世代電池シリーズ(9) 硫化物系全固体電池/高分子系全固体電池
~車載用で注目の硫化物系、足元は小型・小容量タイプ市場から始動~
 高分子系は次世代品の開発フェーズへ~
 
1.はじめに
1-1.硫化物系全固体LIBが持つポテンシャル
1-2.硫化物系固体電解質の動向、高分子系固体電解質の動向
【図1.全固体電池の構成模式図】
①硫化物系全固体電解質
②高分子系全固体電解質
2.硫化物系全固体LIB/高分子系全固体LIBの市場見通し
2-1.日本における動向
2-2.韓国における動向
2-3.その他動向
2-4.硫化物系全固体LIB/高分子系全固体LIBの市場規模予測
【図・表1.硫化物系/高分子系全固体LIBのWW市場規模推移・予測
(金額:2022-2035年予測)】
【図・表2.硫化物系全固体LIB/高分子系全固体LIB市場規模予測における用途分類大別(金額:2030、2035年予測)】
3.注目企業の取り組みについて
3-1.マクセル株式会社
【図・表3.マクセル全固体電池 PSB401010H(8.0mAh)】
3-2.日立造船株式会社
【表1.日立造船 「AS-LiB®」ラインナップ】
3-3.出光興産株式会社
3-4.株式会社大阪ソーダ
3-5.株式会社LGエナジーソリューション
3-6.サムスンSDI株式会社
【図1.Samsung SDIの全固体電池セルデザイン及び材料】
【図2.Samsung SDIの車載用セルプロモーションターゲットの区分】
3-7.SK on株式会社
 
《注目市場フォーカス》
電波吸収・透過材 (108~140ページ)
~カーボンナノチューブや金属粉末を含むポリマーコンポジット材料。
 電磁波を制御したり干渉防止などに使用~
 
1.電波吸収・透過材とは
2.電波吸収・透過材の特長
2-1.電波吸収材
2-2.電波透過材
3.電波吸収・透過材の用途分野
4.電波吸収・透過材に関する市場規模
【図・表1.電波吸収・透過材に関する国内およびWW市場規模推移と予測
(金額:2023-2028年予測)】
5.電波吸収・透過材に関連する企業・研究機関の取組動向
5-1.学校法人青山学院青山学院大学
(1) ETCレーン間に用いる透明電波吸収体[1]
【図1.岩槻ICに施工された電波吸収体】
(2)吸音・電波吸収体[2]
【図2.吸音・電波吸収体の構成】
(3)強化プラスチックを用いた格子型電波吸収体[3]
【図3.吹田料金所に施工された格子型電波吸収体】
(4)円形パッチ配列型電波吸収体[4]
【図4.円形パッチユニットの構造】
(5) ETC用シートタイプ薄型吸収体[5]
【図5.電波吸収体設置前後における受信電力分布】
(6)吸収量の測定法[6]
【図6.金属プレートレンズアンテナの構造】
5-2.サイバネットシステム株式会社
(1) 3次元電磁界シミュレーションニーズの高まり
(2) 3次元電磁界シミュレーションツール「Ansys®HFSS™」の特長
【図7.「Ansys®HFSS™」の解析ソルバー】
(3)電波吸収体の設計
①電波吸収体の種類
②電波吸収体の基本設計
【図8.電波吸収体の設計原理】
③「Ansys®HFSS™を用いた電波吸収体の評価
【図9.電波吸収体の評価モデル】
【図10.電波吸収体のシミュレーション評価結果】
④室内空間における電波吸収体の適用
【図11.電波伝搬の特性評価結果(電波吸収体なし)】
【図12.電波伝搬の特性評価結果(電波吸収体あり)】
(4)透過材の設計
①透過材の基本設計
【図13.透過材の基本設計の考え方】
②「Ansys®HFSS™を用いた特性評価 
【図14.透過材の評価モデル】
【図15.透過材のシミュレーション評価結果】
③メタマテリアルのレドームへの応用
【図16.メタマテリアルを用いたレドームの評価モデルおよび透過特性】
【図17.メタマテリアルを用いたレドームのシミュレーション評価結果】
(5)まとめ
5-3.株式会社新日本電波吸収体
(1) ADAS用ミリ波電波吸収シート
①ADAS搭載ミリ波レーダー向け電波吸収シートを共同開発~薄型化・広帯域化・軽量化の3要素を実現~
②現在のADAS用ミリ波電波吸収シート~鹿児島県の火山灰由来のシラスバルーンを使用~
【図18.ADASのイメージ】
【図19.ADAS用ミリ波電波吸収シートの実物写真】
【図20. ADAS用ミリ波電波吸収シートのラインナップ(上)と電波吸収性能(下)】
(2)ミリ波電波吸収樹脂成型体
【図21.ミリ波電波吸収樹脂成型体の実物写真】
【図22.ミリ波電波吸収樹脂成型体のラインナップ(左)と電波吸収性能(右)】
5-4.国立大学法人東京大学
【図23.ナノ粒子薄膜の光散乱と光電場増強の模式図】
【図24.ナノ粒子薄膜のSTEM像と対応するEDX 2次元マッピング】
図25.ITOナノ粒子薄膜の赤外領域における反射率(黒線)および透過率(赤線)スペクトル】
【図26.(a)熱線遮蔽性能評価実験の模式図と写真。
(b)赤外線照射下におけるボックス内の空気温度の時間依存性】
5-5.マクセル株式会社
(1)マクセルの電磁波・ノイズ抑制部材の全体像
【図27.電磁波・ノイズ抑制部材に詰まったマクセルの技術】
【図28.マクセル電磁波抑制部材ラインアップのポジショニングマップ】
(2)ノイズ抑制フィルム
①導電性ノイズ抑制フィルム(TCタイプ)
【図29.導電性ノイズ抑制フィルムの構成模式図(左)と実物写真(右)】
②磁性ノイズ抑制フィルム(Mタイプ)
【図30.磁性ノイズ抑制フィルムの標準タイプ(左)とカスタムタイプ(右)】
(3)電磁波吸収体
①76~81GHz帯域用電波吸収体(LIタイプ)
【図31.LI電波吸収体の吸収特性測定例】
【図32.ミリ波レーダー吸収効果の実証事例】
②λ/4型透明電磁波吸収体(BGタイプ)
【図33. λ/4型透明電磁波吸収体の透過性(左)とフレキシブル性(右)】
6.電波吸収・透過材に関する将来展望
 
E/Eアーキテクチャの動向(1) (141~149ページ)
~E/Eアーキテクチャの変遷と様々な問題点~
 
1.E/Eアーキテクチャとは
1-1.今までの自動車制御ソフトウエア開発
(1)BEVの台頭
(2)テスラの衝撃
2.現在までの車載ソフトウエア開発
2-1.車載ソフトウエアのアーキテクチャ
【図1.自動車の電子制御システム例】
(1)2012年以前の車載ソフトウエア・アーキテクチャ
【図2.2012年頃までの車載ソフトウエア・アーキテクチャ例】
【図3.自動車のECU Stack例】
(2)2018年頃の車載ソフトウエア・アーキテクチャ
【図4.2018年頃までの車載ソフトウエア・アーキテクチャ例】
【図5.自動車のCentral Gateway + Domain例】
【図6.自動車のCentral Gateway+Integrated ECU例】
2-2.困難なビークルOS開発
【図7.2018年頃のトヨタの車載ソフトウエア・アーキテクチャ例】

Yano E plus 2024年7月号(No.196)

≪次世代市場トレンド≫
革新的ナノ材料(2)~ナノフォトニクス材料~ (3~33ページ)
~光の波長よりも小さな構造物を用いて、
 光を制御したりナノ領域物質の性質を調べる手法~
 
1.ナノフォトニクスとは
2.代表的なナノフォトニクス材料
2-1.量子ドット(QD)
2-2.フォトニック結晶
2-3.メタマテリアル
3.ナノフォトニクス材料に関する市場規模
【図・表1.ナノフォトニクス材料に関する国内およびWW市場規模予測
(金額:2025-2050年予測)】
4.ナノフォトニクス材料に関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.学校法人青山学院 青山学院大学
(1)色純度の高いレアアース金属錯体発光
①レアアース金属錯体の発光メカニズム
【図1.Ln金属錯体を発光させるための光アンテナ効果】
②レアアース金属錯体の分子構造
【図2.溶液中で発光する希土類のUV下発光】
【図3.腹巻型の分子模型】
③レアアース金属錯体の様々な条件における発光
【図4.EuLXとTbL(10-X)の濃度比および温度によるUV下発光色の変化】
(2)分子膜を用いた偏光発光および味覚センサー
(3)可視光励起可視/近赤外発光錯体
【図5.LnLの分子構造】
4-2. 公立大学法人大阪公立大学
【図6.ナノ粒子の機能】
(1)水熱合成法による半導体ナノ粒子の作製
【図7.水熱合成法によるCdTeナノ粒子(QDs)の作製方法】
【図8.水熱合成法によって作製したCdTeナノ粒子(QDs)の特性(上)と
実物写真(下)】
(2)ナノ粒子が分散したフィルム試料作製と光学特性
【図9.CdSナノ粒子(QDs)分散PVAフィルム試料の作製】
【図10.CdSナノ粒子(QDs)分散PVAフィルム試料の光学特性】
(3)ナノ粒子積層構造の作製と光学特性
【図11.LBL法による積層構造の作製と層間距離の制御】
【図12.吸収スペクトルの積層数依存性】
(4)量子共鳴の次元制御
【図13.吸収スペクトルの積層数依存性】
4-3.学校法人慶應義塾大学
(1)光集積回路の可能性
【図14.広がるPICの可能性】
(2)転写プリント法
【図15.転写プリント法のプロセス】
(3)転写プリント法によるシリコン光回路上へのナノ量子光源の集積
【図16.転写プリント法によるシリコン光回路上へのナノ量子光源の集積】
(4)転写プリント法の他のいくつかの実例
【図17.シリコン光回路上へのナノ量子光源の転写プリント集積事例】
4-4.学校法人静岡理工科大学
(1)高分子中でのナノ粒子その場合成によるハイブリッド化
①金属ナノ粒子/高分子ナノワイヤのハイブリッド化
【図18.高分子ナノワイヤ/金属ナノ粒子のハイブリッド化事例】
【図19.光還元反応によるPVPナノワイヤ上でのAuナノ粒子形成】
【図20.ゲルナノワイヤの膨潤-収縮挙動で光学吸収波長を可逆的にシフト】
②ゲル中でのAg2S量子ドットのその場合成によるカプセル化
【図21.QDの高分子カプセル化】
【図22.近赤外蛍光体QDを用いたバイオイメージング】
(2)巨大シェルを有するコアシェル量子ドットの新規合成法
【図23.巨大シェルCdSe/CdS QDシンチレーターの原理】
4-5.国立大学法人東北大学
【図24.Co/Pt多層膜からなる磁性メタマテリアルの断面模式図(左)と
表面原子間力顕微鏡像(右)】
【図25.メタマテリアル光スピントロニクスの原理を示した模式図】
【図26.磁性メタマテリアルを用いた光によるスピン流の完全制御の結果。
超高速応答機能(左上)。磁気スイッチ機能(右上)。伝搬方向制御機能(左下)。
4-6.国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)
(1)メタサーフェスを利用した赤外光源
【図27.メタサーフェス赤外光源の動作原理】
【図28. CO2センサ用メタサーフェス型赤外光源。パッケージング(左上)。メタサーフェスナノ構造(左下)。熱放射の測定結果(右)】
(2)メタサーフェスを利用した赤外検出器
【図29.メタサーフェス型赤外検出器】
【図30.量子井戸を用いた共振器設計例。(a)開発した赤外線検出器のSEM像。(b) MIM構造のプラズモン共振器にQWIPを挟み込んだ構造の模式図。(c)様々な温度における検出器の感度スペクトル】
5.ナノフォトニクス材料に関する将来展望
 
センサー&アプリ市場性探索(3)超音波センサー① (34~51ページ)
~2030年で2兆円超のワールドワイド市場に成長か、
 2022~2035年ワールドワイド市場のCAGR7.1%!~
 
1.超音波センサーの概要
1-1.超音波センサーの特徴・用途・媒体
【表1.超音波センシングの技術的方法】
【表2.超音波センシングの用途・媒体】
1-2.通信的応用と動力的応用
【表3.超音波応用製品の2分類(通信的/動力的)
1-3.超音波センサーの物質別伝搬速度
【表4.固有音響インピーダンスと伝播速度の事例】
2.超音波センサー世界市場の最新動向
2-1.超音波センサー市場の品目概要
【表5.超音波センサー関連市場の品目概要】
2-2.世界(ワールドワイド)市場の概況
【図・表1.超音波センサー関連製品のWW市場規模推移・予測
(金額:2022-2035年予測)】
2-3.世界超音波センサー/応用製品の分野別市場規模推移(ワールドワイド)
【表6.超音波センサー関連機器の分野別WW市場推移予測(金額:2022-2035年予測)】
【表7.超音波センサー/関連機器の小分類別WW市場規模推移・予測
(金額:2022-2035年予測)】
2-4. 超音波センサーの活用品目の技術と市場性
(1)空中超音波関連製品
①FA / PA用超音波センサー
【表8.超音波センサーと光電センサーの特徴の比較】
②超音波計測機器(超音波流量計)
【表9.流量計の種類】
【図1.超音波せき式流量計と超音波レベル計の利用例】
③車載用超音波センサー
④屋内/屋外超音波センシング
【表10.屋内/屋外超音波センシングの主要事例】
(2)超音波診断関連製品
(3)水中超音波センサー
(4)非破壊検査関連製品
3.超音波センサー国内市場の最新動向
【図・表2.超音波センサー国内、世界市場規模推移予測(金額:2022-2035年予測)】
 
スピントロニクスデバイス(3)~スピンメモリ~ (52~76ページ)
~第三世代SOT-MRAMは、従来の製造プロセスを大きく変更せずに、
 トンネル酸化膜にかかる電圧をゼロにし、無制限の耐久性を実現!~
 
1.これまでのメモリのメインストリーム
2.次世代メモリに対する期待
3.代表的な次世代メモリである磁気抵抗メモリ(MRAM)
4.スピンメモリに関する市場規模
【図・表1.スピンメモリの国内およびWW市場規模予測(金額:2025-2045年予測)】
5.スピントロニクスデバイスに関連する企業・研究機関の取組動向
5-1.公立大学法人大阪公立大学
【図1. αNPD分子薄膜のスピン輸送実証の概念図】
【図2. 強磁性共鳴で駆動するスピンポンピングによるスピン注入、スピン輸送とスピン検出の模式図】
【図3. (a) Ni80Fe20/αNPD/Pd三層試料のFMR特性。 (b)同試料のPdで検出される起電力特性】
5-2.国立大学法人九州大学
【図4.スピン流生成機構を示す模式図。(a)電場によるスピン流生成(電気的スピン注入)機構。上向きスピンチャネルと下向きスピンチャネルの電気伝導度の差に依存。(b)熱勾配によるスピン流生成(熱スピン注入)機構。上向きスピンチャネルと下向きスピンチャネルのゼーベック係数の差に依存】
(1)スピン依存ゼーベック効果
【図5.スピン依存ゼーベック効果のバンド依存性。 (a)従来材料(NiFe, Co等)における熱励起スピン拡散機構の模式図。(b)熱スピン注入に理想的な強磁性材料(CoFeAl, CoFeB等)における熱励起スピン拡散機構の模式図】
(2) CoFeAl合金を用いた熱スピン注入の評価 
【図6.CoFeAl合金を用いたスピン依存ゼーベック効果(熱スピン注入)の検出。(a)作製した素子構造と測定回路。(b)検出した熱スピン信号】
(3)間接的熱スピン注入の観測
【図7.多端子横型スピンバルブ素子における電気的スピン注入と熱スピン注入の検出。(a)電気的スピン信号。(b)熱的スピン信号。(c)3つのCFA/Cu界面における熱流の流れとCu非磁性体中への熱スピン注入の模式図。測定結果の右側に挿入した模式図は各測定における端子配置】
5-3.国立大学法人東京大学(1)
【図8.表面弾性波に伴うDC起電力測定の実験系模式図】
【図9.重金属/強磁性ヘテロ構造に表面弾性波を伝搬させた際に発生する
直流起電力の磁場角度依存性の測定結果】
【図10.原子振動と電子スピンがスピン軌道相互作用を介して
結合することによって発生するスピン流の概念図】
5-4.国立大学法人東京大学(2)
(1)スピントランジスタの実現に向けて、酸化物デバイスで巨大磁気抵抗と電流変調を実現
【図11.本研究の概要。(a)本研究で作製した2端子素子の構造。(b)従来の研究で使われてきた一般的な半導体と強磁性金属を組み合わせた素子構造の例。(c)今回作製したデバイスに用いた(La0.67,Sr0.33)MnO3薄膜のSTEMによる断面格子像】
(2)世界最高効率のスピン流電流変換を酸化物で実現
【図12.従来の研究で使われてきた素子構造の例(左)と
今回用いた(La,Sr)MnO3/LaTiO3/SrTiO3構造(右)】
【図13.強相関電子系材料LaTiO3とSrTiO3界面のSTEM像】
(3)磁場をかけるだけで電気抵抗が大きく変化する「巨大磁気抵抗スイッチ効果」を実現
【図14.今回作製したFe/MgOを電極とするホウ素(B)を添加した半導体Geのナノチャネル(チャネル長20nm程度)を有する二端子デバイスの模式図(左)。デバイスの断面STEM像(中)とデバイス上面から観測した走査電子顕微鏡SEM像(右)】
【図15.Fe層(赤)とB添加Ge(青)の層に挟まれたMgO領域に形成された導電性フィラメントの模式図。(a)印加された電圧が大きく、MgO領域にフィラメントが形成されている場合。(b)磁場が印加され導電性フィラメントが切断された状態】
6.スピンメモリの将来展望
 
≪次世代電池シリーズ≫
次世代電池シリーズ(8)酸化物系全固体電池 (77~95ページ)
~液系LIBや次世代電池向け材料供給も照準に
 一方、半固体電池で市場投入を急ぐ動きが活発化~
 
1.はじめに
1-1.酸化物系全固体LIBの動向
(1)バルク型
(2)積層型
2.酸化物系全固体LIBの市場見通し
2-1.日本における動向
2-2.韓国における動向
2-3.その他動向
2-4.酸化物系全固体LIBの市場規模予測
【図・表1.酸化物系全固体LIBのWW市場規模推移・予測
(金額:2022-2035年予測)】
【図・表2.酸化物系全固体LIBのタイプ別市場規模予測
(金額:2030、2035年予測)】
3.注目企業の取り組みにつて
3-1.FDK株式会社
【表1.FDK ニッケル亜鉛電池 基本仕様】
【表2.FDK 酸化物系全固体電池 製品特性】
【表3.FDK 充電回路内蔵 全固体電池モジュール(参考品) 製品特性】
3-2.株式会社オハラ
【図1.LICGCTM焼結体-01のイオン伝導度(AG-01との比較】
3-3.日本特殊陶業株式会社
【表4.酸化物系全固体電池 参考スペック】
【表5. LLZ-Mg,Srの特性】
【表6.日本特殊陶業LLZ-Mg,Sr 形態別 材料サンプルラインナップ 】
【表7.日本特殊陶業 リチウムイオンキャパシタ 製品特性】
 
≪注目市場フォーカス≫
合成燃料(e-fuel) (96~122ページ)
~環境に配慮しつつ従来の石油ベース燃料と同様に取扱・輸送が
 可能なエネルギーソリューションとして期待~
 
1.合成燃料(e-fuel)とは
2.合成燃料(e-fuel)に関する日本および世界の動向
2-1.日本の動向
2-2.欧州の動向
2-3.米国の動向
3.合成燃料(e-fuel)に関する市場規模
【図・表1.合成燃料(e-fuel)に関するWW市場規模予測(金額:2030-2050年予測)】
4.合成燃料(e-fuel)に関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.イーセップ株式会社
(1)イーセップの分離膜技術の特長
【図1.イーセップが製品開発しているゼオライト系セラミック分離膜】
(2)分離膜を利用したe-fuelの高効率合成
【図2.メタノールの高効率合成】
(3) GXを見据えたイーセップの取り組み
①再エネ利用した液体合成燃料の利用促進
【図3.再エネを利用して得られた液体合成燃料の活用】
②高圧水素ステーションではない水素社会構築
【図4.水素キャリアを用いたオンサイト型水素発生システムの活用】
③イーセップが目指すカーボンニュートラル社会
【図5.イーセップが目指すカーボンニュートラル社会のイメージ】
4-2.国立大学法人茨城大学
(1) CRERCで取り組む研究内容
【図6.CRERCの研究体制】
(2)湿度スイング法を用いた大気からのCO2直接回収
【図7.湿度スイング法のメカニズム】
【図8.CO2回収実験系の模式図】
(3)合成液体燃料としてのオキシメチレンジメチルエーテル(OME)
【図9.軽油へのOME混合が着火性に及ぼす影響】
(4) N2Oの排出低減
(5)メタンとCO2からの酢酸合成
4-3.ENEOS株式会社
(1) NEDOの「グリーンイノベーション基金事業/CO2等を用いた燃料製造技術開発プロジェクト」に採択
(2)合成燃料製造プロセス
【図10.合成燃料製造プロセスと主な研究開発要素】
(3)開発スケジュール
【図11.合成燃料製造プロセスの開発スケジュール】
【図12.ベンチプラントの3D設備配置図】
(4)課題と将来展望
4-4.国立大学法人大分大学
【図13.燃焼室の断面図】
【図14.リーン燃焼における燃料の種類による熱効率向上率の違い】
【図15.燃料ごとの火炎画像(Φ=0.8)】
4-5.学校法人成蹊大学
(1)カーボンニュートラル実現のカギを握るe-fuel
【図16.再エネ電力、グリーン水素、e-fuelの関係】
(2) e-fuelの位置づけ
【図17.各種エネルギー物質のエネルギー密度比較】
(3) FT合成技術と生成プロセス
【図18.活性金属表面で起こる反応のイメージ】
(4) CO2からの液体燃料合成法
【図19.CO2原料からFT合成を進める新しい化学プロセス】
(5)今後の課題
【図20.カーボンニュートラルに必要な技術課題】
5.合成燃料(e-fuel)に関する課題と将来展望
5-1.課題
5-2.将来展望
 
ビークルOS/HALの動向(2) (123~133ページ)
~多様なパワトレへの回帰とHALの重要性~
 
1.前回のまとめ
2.ビークルOSとHAL(Hardware Abstraction Layer)
2-1.車載ソフトウエアのアーキテクチャの変遷
(1)2010年代前半ごろ
【図1.車載ソフトウエアのアーキテクチャ(2010年代前半)】
(2)2010年代後半~
【図2.車載ソフトウエアのアーキテクチャ(2010年代後半~)】
(3)~2023年頃
【図3.車載ソフトウエアのアーキテクチャ(~2023年頃)】
(4)2024年頃~
【図4.車載ソフトウエアのアーキテクチャ(2024年頃~)】
2-2.今後の車載ソフトウエアのアーキテクチャ
【図5.車載ソフトウエアのアーキテクチャ(2026年頃?~)】
3.市場動向
【表1.国内のビークルOS市場推移予測(金額:2022-2030年予測)】
【図6.ビークルOS市場推移予測(金額:2022-2030年予測)】
 
≪タイムリー企業動向レポート≫
株式会社オーエステック (134~144ページ)
~次世代半導体分野に注力する電子材料の商社
 中国の取扱メーカーが8インチのSiCウエハーの開発に成功~
 
1.背景
2.河北同光のSiCウエハー
【表1.オーエステックが取扱を行う河北同光の8インチSiCウエハー仕様の一部】
【表2. オーエステックが取扱を行う
河北同光の6インチSiCウエハー仕様の一部】
【表3.河北同光のSiCウエハー関連の近年の設備投資の概要】
3.SiCウエハーにおける今後の課題とオーエステックの今後の事業展開
【表4. オーエステックが取扱を行う
Nタイプ・2インチGaNウエハー仕様の一部】 
【図1.オーエステックが取扱を行う
GaN単結晶膜成長用、Ga2O3単結晶膜成長用の高純度GaCl3】
4.企業概要(オーエステック)
【表5.オーエステック概要】
【表6.オーエステックとの提携企業一覧】
【表7.オーエステックの主要取引先】
5.企業概要(河北同光)
【表8.河北同光半导体股份有限公司概要】

Yano E plus 2024年6月号(No.195)

≪次世代市場トレンド≫
革新的ナノ材料(1)~ナノエレクトロニクス材料~ (3~33ページ)
~電子デバイスは微細化によって高性能化を達成してきたが、
 微細化技術の革新と低消費電力化の同時達成という課題に直面!~

1.「革新的ナノ材料シリーズ」を始めるにあたって
1-1.ナノテクロノジーと材料科学
1-2.ナノテクロノジーと材料科学に関するこれまでの歩み
1-3.ナノテクロノジーと材料科学に関する日本の強み
2.ナノエレクトロニクス材料の発展は続く
3.ナノエレクトロニクス材料に関する市場規模
【図・表1.ナノエレクトロニクス材料に関する国内およびWW市場規模予測
(金額:2025-2050年予測)】
4.ナノエレクトロニクス材料に関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.国立大学法人大阪大学
(1) CLBO結晶
【図1.新材料CLBO結晶の発見】
【図2.半導体フォトマスク・ウェハー検査装置の模式図】
【図3.開発した深紫外レーザー光源の概念構成】
(2) GaN結晶
【図4.Naフラックス法とポイントシード法の組み合わせによるGaN結晶の新技術】
【図5.HVPE法(上)とOVPE法(下)の比較】
【図6.バルクGaN結晶育成によるGaNウェハー量産化技術の確立】
4-2.国立大学法人東京工業大学
(1)電子線リソグラフィによる極限ナノ造形
【図7.線幅10nmの白金ナノギャップ電極のSEM像】
(2)ナノスケール無電解金めっき(ELGP)
【図8.金/白金ナノギャップ電極の断面TEM像】
【図9.金/白金ナノギャップ電極の耐熱性。(a)加熱前、(b)200℃×2時間アニール後、(c)300℃×2時間アニール後、(d)400℃×2時間アニール後】
(3)ナノ構造誘起規則化法によるL10強磁性単結晶ナノワイヤ
【図10.シリコン基板上に作製したL10規則化CoPt強磁性ナノワイヤ(左)と磁気特性(右)】
(4)面内分極を用いた2次元強誘電半導体不揮発メモリ
【図11.α-In2Se3ボトムコンタクト面内強誘電体メモリの構造(左)、
100nmデバイスのSEM像(右)】
4-3.国立大学法人豊橋技術科学大学
(1)リチウムイオン二次電池(LiB)用固体電解質の高速液相合成
【図12.Li10GeP2S12の高速液相合成プロセス】
(2)高容量・長寿命な全固体リチウム硫黄(LiS)二次電池用正極複合体の開発
【図13.硫黄-炭素複合体の作製プロセス(上)、全固体硫黄電池の構成模式図(左下)とサイクル特性(右下)】
(3)次世代燃料電池用電解質膜の開発
【図14.燃料電池のキーコンポーネントとなる無機有機コンポジット電解質膜の模式図】
4-4.国立大学法人長岡技術科学大学
(1)直流電圧を印加した半導体超格子のテラヘルツ利得
【図15.テラヘルツ放射電場の時間波形】
【図16.半導体ナノ薄膜の積層構造のエネルギーバンド図】
【図17.テラヘルツ放射測定装置】
【図18.超格子試料の複素伝導度スペクトル】
(2)導電性材料を配合したナノセルロース薄膜の複素伝導度スペクトル
4-5.国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)
(1)塗布型LEDの効率的な発光のためのコロイダルNC粉末のナノ構造制御
【図19.(a)塗布型LEDデバイスの構造、 (b)デバイス断面TEM画像、
(c)EDSマップ、スケールバー:(b)200nm、(c)20nm】
(2)鉛フリーペロブスカイトNCを活性層にもつ高効率UVフォトダイオード
【図20.Cs2AgBiCl6 NC(左)とCs2AgBiBr6 NC(右)に基づくフォトダイオードの
デバイス構成とエネルギーダイヤグラム】
(3)短波赤外線(SWIR)フォトダイオード
【図21.(a)リガンド交換プロセスのスキーム。リガンドの(a)交換前と(c)交換後の InSb NC相の外観写真】
4-6.国立大学法人北海道大学
(1) GaAs系化合物半導体ナノワイヤの分子線エピタキシャル成長
【図22.Si基板表面で形成される
GaAs/AlGaAsコアシェル型ヘテロ構造ナノワイヤの形成メカニズムの模式図】
(2)窒素、ビスマス添加による新たな材料開発
【図23.GaAs/GaNAs/GaAsマルチコアシェル】
【図24.GaAs/GaAsBiヘテロ構造ナノワイヤの表面SEM像。上は拡大図】
【図25.GaAsBiナノワイヤの元素分析】
5.ナノエレクトロニクス材料に関する将来展望

センサー&アプリ市場性探索(2)磁気センサー②需要分野別予測・企業戦略 (34~58ページ)
~安定成長の産機用・民生用とクルマBEV化で変貌する車載磁気センサー、需要像と増えるMR式~

1.磁気センサーの需要分野別市場動向
1-1.磁気センサーの需要分野全体像
【表1.磁気センサーの需要分野一覧】
1-2.磁気センサーの需要分野別~2035年予測
【表2.磁気センサーの需要3分野別WW市場規模推移予測
(数量・金額:2022-2035年予測)】
1-3.磁気センサーの需要分野別市場比率推移予測
【表3.磁気センサーのWW需要3分野別比率推移予測
(数量・金額:2022-2035年予測)
【図1.磁気センサーの需要分野別WW市場推移予測(数量:2022-2035年予測)】
【図2.磁気センサーの需要分野別WW市場推移予測(金額:2022-2035年予測)】
【図・表1.磁気センサーのWW需要3分野別比率(金額:2023年)】
2.磁気センサーの世界メーカー動向
3.車載分野向け磁気センサーの主要メーカー動向
3-1.磁気センサーの車載分野向け動向
3-2.自動車部品別にみた磁気センサー搭載動向
【表4.自動車部品別にみた磁気センサー搭載動向】
3-3.自動車部品別にみた磁気センサー搭載動向
(1)TDK株式会社「TMR磁気センサー」
【図3.TDKのTMRセンサー】
【表5.TDKの考えるMR磁気センサーの参入企業】
(2)株式会社デンソー「高感度MRE磁気センサー」
(3)Allegro MicroSystems(アレグロ・マイクロシステムズ:アメリカ)「車載機器用3D磁気位置センサーIC」
(4)Melexis NV,MELEX(メレキシス:ベルギー)「3Dポジション ホールセンサー(磁気センサー) “Triaxis®”」
(5)Continental AG(コンチネンタル:ドイツ)「車載モーター制御用誘導型高速回転位置センサー“eRPS”」
【図4.コンチネンタルのBEV用センサー】
(6)京セラ株式会社「電子式バイクスロットル内蔵磁気センサー」
【図5.京セラの電子式バイクスロットル内蔵磁気センサー】
(7)日立Astemo株式会社「モーターABSシステム内蔵磁気活用車輪速センサー」
(8)豊田合成株式会社「ラップエアバッグ内蔵磁気センサー」
【図6.豊田合成のラップエアバッグ内蔵磁気センサー】
(9)株式会社アイシン「eアクセル用磁気センサー」
(10)株式会社村田製作所「自動車向けにAMR提供」
4.民生分野における磁気センサー市場動向
4-1.民生用磁気センサーの品目別~2035年予測
【表6.民生用磁気センサーの需要分野別WW市場規模推移予測
(数量・金額:2022-35)】
4-2.民生用TMR磁気センサー市場動向
(1)HDD用TMRの可能性
(2)MRAM(磁気抵抗メモリ)用TMRの可能性
5.産業分野における磁気センサーメーカーの動向
(1)株式会社ケーメックスの動向「分社化した産業用磁気センサーメーカー」
【表7.ケーメックスの分社化】
【図7.ケーメックス・オートメーションの製品群】
(2)株式会社マグナの動向「磁石とテスラメーター(磁力センサー)」
【図8.マグナ「ネオジム磁石」】
【図9.マグナ「ハンディ型テスラメーター」】

スピントロニクスデバイス(2)~スピン集積回路~ (59~84ページ)
~スピントロニクス技術を論理回路に導入すると、
 電子機器の待機電力ゼロが可能になり、消費電力を大幅に削減する~

1.スピン集積回路とは
2.スピン集積回路の特長
2-1.高速動作
(1)スピン転送による高速通信
(2)スピン軌道相互作用の活用
(3)スピン輸送の最適化
2-2.低消費電力
(1)スピン転送の効率化
(2)スピン軌道相互作用の利用
(3)スピンの長時間保持
2-3.不揮発性
(1)省スペース化
(2)高速化
(3)省エネルギー
(a)設計複雑性
(b)コスト
2-4.スケーラビリティ
(1)スピン転送の制御
(2)スピン配置制御
(3)エネルギー効率の最適化
3.スピン集積回路に関する市場規模
【図・表1.スピン集積回路の国内およびWW市場規模予測
(金額:2025-2045年予測)】
4.スピントロニクスデバイスに関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.国立大学法人大阪大学
(1)スピン流を用いた高感度磁気センサの原理解明
【図1.スピン流が発生するメカニズム。強磁性体から非磁性体の左側に電流JCを流すと、強磁性体と非磁性体の電気化学ポテンシャル(µ)の違いから、非磁性体の右側には電流が流れていないにも関わらず、スピン流のみが誘起される】
【図2.Pd92Ni8合金のスピンホール信号の温度依存性。強磁性体から常磁性体に転移する温度T=21K付近でISHEに異常が現われている】
【図3.スピンホール効果(SHE)の模式図。強磁性体スピン(ピンク球)が
キュリー温度付近で揺らいでいるところにスピン流(JS)を注入すると
電圧信号(JC)に異常が生じる】
(2)スピン流を用いた磁気の揺らぎの高感度検出
【図4.ISHEの信号が減少するメカニズム】
(3)スピン流で観測されたフラストレート磁性体におけるスピン蜜領域
【図5.異なる温度領域におけるCuMnBiのスピンホール角。
スピンホール角はISHEを測定することで得られる。】
4-2.国立大学法人東北大学
(1)エッジAIがもたらす不揮発性ロジックインメモリアーキテクチャ
(2)不揮発性ロジック回路方式の特長
【図6.従来の半導体LSI(上)と不揮発性ロジックLSI(下)の比較イメージ】
【図7.従来方式と不揮発ロジックの方式の比較。従来の揮発メモリを用いた方式では電源OFFで記憶データが破壊されてしまうため、待機中も通電しておかなければならず、結果として無駄な電力を消費(下)。一方、不揮発メモリを用いると待機中に電源OFFしてもデータが保持される】
(3)不揮発性ロジック回路の構成例
【図8.スピントロニクス素子を用いた不揮発マイコンの事例】
【図9.エッジ向けマイコンとしての性能比較】
(4)不揮発性デバイスの更なる技術展開の可能性
4-3.国立大学法人広島大学
(1)レーザーを用いた光スピン制御
【図10.光照射による電子放出の概念図】
【図11.電子スピンの光制御の概念図】
(2)電子・スピンの運動を可視化する走査型SARPES顕微鏡装置の開発
【図12.本研究チームが広島大学放射光科学研究研究所(HiSOR)で開発した
走査型SARPES顕微鏡の概略図】
【図13.研究チームが観測することに成功したトポロジカル絶縁体の
微小な表面で異なるスピン流が発生している様子】
5.スピン集積回路の課題と将来展望
5-1.課題
5-2.将来展望

≪次世代電池シリーズ≫
次世代電池シリーズ(7)レドックスフロー電池 (85~104ページ)
~再エネ拡大に伴う長時間運用ESSニーズ向けで需要増
 新たな電解液開発が今後の競争力強化のカギ~

1.はじめに
1-1.レドックスフロー電池とは
【図1.RF電池の構成】
【表1.RF電池のセル構成部材】
【図2.VRF電池の構造と動作原理】
1-2.レドックスフロー電池の特徴
【表2.RF電池の主な特徴(導入メリット)】
①長寿命
②安全性
③設計柔軟性
【図3.RF電池の設計の自由度(高出力型~大容量型)】
④管理容易性
⑤ミリ秒オーダーの瞬時応答性
【図・表1.RF電池の製造コスト構造(金額:2017年)】
1-3.RF電池の技術開発動向
【図4.RF電池の流路構造と電解液流動)】
【図5.鉄フロー電池の動作原理及びセルユニット・パワーモジュール】
【図6.LEシステムのバナジウム回収/電解液製造プロジェクト】
1-4.RF電池の市場動向
(1)カーボンニュートラルに向け、各国が再エネ導入を推進
(2)再エネ導入増に伴う長時間型蓄電池の必要性
1-5.RF電池の市場見通し
【図・表2.RF電池のWW市場規模推移・予測(数量:2022-2035年予測)】
2.注目企業・研究機関の取り組み
2-1.住友電気工業株式会社
【図7.VRF電池搭載ESSのイメージ】
【表3.VRF電池搭載コンテナ型ESS製品の使用】
2-2.株式会社LEシステム
【図8.LEシステムのVRB電解液製造フロー】

≪注目市場フォーカス≫
光電融合 (105~133ページ)
~経産省「次世代デジタルインフラの構築」プロジェクト
 次世代光通信技術を活用しに電力効率向上・大容量・低遅延を実現~

1.光の時代へ
2.光電融合技術
3.光電融合に関する市場規模
【図・表1.光電融合の技術区分別市場規模予測(金額:2026-2036年予測)】
4.光電融合技術に関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.NTT(日本電信電話株式会社)
(1) IOWN構想
【図1.IOWN構想の全体像】
【図2.IOWNロードマップ】
(2) IOWNの利点
【図3.IOWNの利点】
(3) APN IOWN1.0のサービス開始
【図4.始動したIOWN1.0】
(4) IOWN2.0 コンピューティング領域へ
【図5.開発中の光エンジン/スイッチボードのイメージ】
(5) IOWN 3.0~4.0
【図6.IOWN3.0のProof-of-Concept】
(6) IOWNによって変わる事例
①データセンター
②建設機械の遠隔操作
【図7.IOWNによる建設機械の遠隔操作】
③リモートプロダクション
(7) IOWN Global Forum
4-2.NTT DATA(株式会社NTTデータグループ)
(1)次世代ネットワーク/コンピューティング構想「IOWN」 
【図8.IOWNの主要技術】
①オールフォトニクス・ネットワーク(APN)
②データハブ
【図9.データハブの概要】
③デジタルツインコンピューティング(DTC)
【図10.デジタルツインコンピューティングの概要】
④APN IOWN1.0 サービス開始
⑤今後のIOWN拡大ロードマップ
【図11.IOWN拡大ロードマップ】
(2)IOWNで実現するソサエティDXの世界~サイバーファーストとデジタルツイン融合~
【図12.ソサエティDXの構想】
【図13.DTCによる未来社会の創造】
(3)ソサエティDXを実現する社会DTC基盤技術
【図14.社会DTC基盤を使った新たな価値・事業機会創出】
①DTCフレームワーク技術
【図15.ソサエティDXに不可欠な社会DTCフレームワーク】
②安心・安全なデータ活用を可能にするデータ連携技術 
(4)社会デジタルツインコンピューティングの取り組み事例
①需要予測デジタルツイン(フードロス削減)事例
【図16.フードロス抑制システム事例】
②観光資源デジタルツイン(最適観光ルートシミュレーション)事例
【図17.旅行者の嗜好に合わせた最適回遊ルートのシミュレーション事例】
4-3.学校法人慶應義塾大学
(1)マイクロ光コム
【図18.超小型テラビットパルス列発生装置】
(2)マイクロ光コムによる超並列光伝送
【図19.多拠点間時空間同期デジタルツイン】
【図20.多拠点間超並列光伝送システム構成技術】
(3)マイクロ光コムによる300GHz超周波数帯の素子高機能化の研究開発
【図21.25GHz間隔のマイクロ光コム生成とノイズ性能評価のための実験セットアップの模式図】
(4)光電融合・異種材料集積
4-5.国立大学法人東京大学
(1)シリコンフォトニクスの歩み
【図22.日本におけるシリコンフォトニクスに関する国家プロジェクト】
(2) FIRST「PECSTプロジェクト」
【図23.QDレーザー搭載したシリコン光集積チップ(左)。
25~125℃までの温度領域における動作実験結果(右)】
(3) NEDO「Integrated PECSTプロジェクト」
【図24.光I/Oコアチップの構成】
【図25.MBEを用いてシリコン(100)基板上に形成されたQDレーザー。
断面模式図(上)、SEM像(下)】
5.光電融合技術の将来展望

ビークルOS/HALの動向(1) (134~141ページ)
~近年のBEVの減退で次世代カー(SDV)の行方が不透明に~

1.激しい自動車市場の動き
1-1.BEV市場の変調
【図1.2021年頃までの自動車市場の動き】
【図2.2021年以降2023年末の市場の急変】
1-2.CASEの実現のアプローチ
【表1.2021年当時の主要企業のビークルOSへの取り組み】
1-3.トヨタ自動車の動き
2.ビークルOSとHAL(Hardware Abstraction Layer)
(1)ビークルOSの変化
【図3.VW.OSのアーキテクチャと考えられる概念図】
【図4.Areneのアーキテクチャと考えられる想定図】

Yano E plus 2024年5月号(No.194)

≪次世代市場トレンド≫
次世代AI・コンピューター技術(6)~汎用人工知能(AGI)へ~ (3~40ページ)
~遠い存在とみられていたAGIが少し身近なものにみえてきた。
 平坦ではないが、それが登場するとき人類はどう対応しどうなるのか~

1.汎用人工知能(AGI)とは
2.AGIとANI
3.AGIの到来が意味するもの
4.AGIに関する市場規模
【図・表1.AGIの国内およびWW市場規模予測(金額:2025-2050年予測】
5.AGIに関連する企業・研究機関の取組動向
5-1.国立大学法人大阪大学
(1)身体性と社会的相互作用
①ChatGPTの衝撃
②心遣いと思い遣り
③身体性
④社会的相互作用
(2)ロボットに共感能力を生み出す「痛覚」
①痛みの共感
②痛覚共有を可能にするミラーニューロンシステム(MNS)
【図1.痛み経験の共有モデル】
(3)MNSの創発
(4)ハイパースキャンニングMEGによる親子脳機能同時計測
【図2.ハイパースキャンニングMEG】
5-2.国立大学法人京都大学
(1)特定の信号で自発的に「群れ」をつくる分子ロボットの開発
①群ロボットとしての分子ロボットの構成
②分子ロボットの組み立て
③特定の信号を感知し自発的に「群れ」を形成
【図3.可視光(480 nm)で集合、紫外光(365 nm)の照射で群が解消する様子】
【図4.(上)入力信号DNAを認識し群れを形成する分子ロボット。スケールバー:25μm。(下)別の信号DNAを入力することで群れの解除が可能。スケールバー:20μm】
(2)分子機械の集団運動制御に世界で初めて成功
【図5.(a)運動する微小管に伸縮刺激を与える方法、 (b)刺激の種類に応じた微小管の異なる運動モード】
【図6.微小管円運動の発現。(a)伸縮刺激の模式図。(b)同心円状に配列して円運動をする微小管の蛍光顕微鏡画像。スケールバー:1 mm。(c)同心円状配列内に生じた欠陥の自己修復。同心円に並ぶ微小管の一部を削り破損させた(黒破線の右側)。破損部位は、欠陥部位の周囲の微小管によって時間と共に自己修復された(青破線は修復部位の前線)。スケールバー:250 μm】
(3)群れをなして実働するマイクロメートルサイズの分子ロボットを世界に先駆けて開発
【図7.分子ロボットの群れによる物質輸送の概念図(上)と実際に物質を輸送している分子ロボットの蛍光顕微鏡写真(下)。輸送される物質は直径1.1μmのポリスチレン製ビーズ(矢印)。図中の数字の単位:分、スケールバー:20μm】
【図8.紫外光照射位置の指定による積荷集積の概念図(上)。実際に紫外光照射下で積荷を放出している分子ロボットの蛍光顕微鏡写真(下)。図中の数字の単位:分、スケールバー:50μm】
5-3.国立大学法人東京大学(1)/国立研究開発法人 理化学研究所
(1)パーソナルデータの分散管理
①パーソナルデータ(PD)
②パーソナルデータストア(PDS)
(2)すべてのサービスやコンテンツへのポータルとしてのAI
①パーソナルAI(PAI)
【図9.PAIの働きをイメージしたもの】
②分散型サービス
③PDを公正かつ簡単に収集・分析できる社会
(3) PAIと大規模グラフモデル
【図10.ノードとリンクからなるグラフ文書の事例】
(4)まとめ
5-4.国立大学法人東京大学(2)
(1)人間の心を持った人工知能を実現する~ロボットとシミュレーションから人間らしい振る舞いの根源に迫る~
①AIは人間と同じように考えているわけではない
②「高度な制御」でなく「身体的特性」が人間らしい動作を生み出す
③筋骨格系と環境から人間らしい自然な振る舞いが生み出された
【図11.実際の胎児(左)とコンピューター上に再現した胎児のシミュレーション(右)】
(2)赤ちゃんの手足の動きには意味がある!~筋情報の推定でわかった、発達を育む「感覚運動ワンダリング」~
【図12.研究概要】
【図13.感覚運動モジュール】
【図14.感覚運動ワンダリング】
5-5.国立大学法人東北大学
(1)分子ロボッティクス
①分子ロボット
【図15.生体高分子(DNA)を使って作られる分子の部品】
②分子ロボティクスの誕生(新学術領域「分子ロボティクス」(2012-16年度))
【図16.分子ロボットの基本ユニット】
③DNA反応のプログラミング
【図17.DNA反応のプログラミングの一例】
【図18.分子ロボットの進化シナリオ】
(2)分子サイバネティクス(学術変革領域研究「分子サイバネティクス~化学の力によるミニマル人工脳の構築~」(2020-25年度))
①細胞間の情報伝達技術と細胞配列技術の開発
②ケミカルAI
【図19.ミニマル人工脳の構成と役割】
【図20.トポロジー可変の可塑的回路形成=シナプス形成の萌芽】
③今後の方向性
【図21.今後の方向性】
6.AGIの将来展

センサー&アプリ市場性探索(1)磁気センサー① (41~66ページ)
~世界磁気センサー市場は2035年で6,200億円に!
 成長著しいMR式だが、ホール式にも根強い需要あり~

はじめに
1.磁気センサー市場規模推移予測
1-1.磁気センサー市場規模推移予測(WW,個数ベース)
【図・表1.磁気センサーWW市場推移予測(数量:2022-2035年予測)】
1-2.磁気センサー市場規模推移予測(WW,金額ベース)
【図・表2.磁気センサーWW市場推移予測(金額:2022-2035年予測)】
1-3.磁気センサーの型別市場規模推移予測(個数ベース)
【図・表3.磁気センサー型別WW市場推移予測(数量:2022-2035年予測)】
2.磁気センサーの型別市場動向
【図1.主な磁気センサーの種類と感度】
2-1.ホール式センサー市場動向
【図・表4.ホール式センサー型別WW市場推移予測(数量:2023年)】
(1)電流センサー
(2)BLDC(ブラシレスモーター)用センサー
【表1.BLDCモーター用磁気センサーの用途】
(3)電子コンパス用センサー
2-2.MR(磁気抵抗)式センサーの市場動向
(1)MR式センサー方式別特徴
【表2.MR式センサー3方式別特徴】
(2)MR式センサー型別市場規模推移
【図・表5.MR式センサーの型別WW市場規模(数量:2023年)】
(3)AMR式センサーのメーカー動向「世界トップのハネウェルに、村田製作所が挑戦」
(4)GMR式センサーのメーカー動向「アレグロのエンジン制御用」
(5)TMR式センサーのメーカー動向「伸びるTDKの車載用」
2-3.その他の磁気センサーメーカー動向
(1)リードスイッチ市場「リード役スタンデックス、革命者ベスタクト」
(2)MI式センサー市場「愛知製鋼の自動運転インフラ、ロームも参入」
①MI式センサーの歴史
②愛知製鋼(MIセンサー)の動向
【図2.愛知製鋼「MI活用の異物検知・非破壊検知」】
(3)フラックスゲート式センサー市場「検出高感度で期待大きいが」
3.磁気センサー関連企業と新型製品
3-1.ホール素子・MR素子の注目企業
(1)TDK株式会社「TMR型電流センサに進出した世界的トップメーカー」
(2)旭化成エレクトロニクス株式会社「磁気センサーの強者CO2・ミリ波に進出」
①センサー事業全体像
②ホール素子磁気センサー事業
【表3.旭化成エレクトロニクスのホール素子材料の種類と特性】
③TMR磁気センサー事業
④CO2センサー事業
⑤ミリ波レーダー事業
(3)アレグロ(Allegro MicroSystems Inc.)「クロッカス子会社化、世界的TMRベンダーに」
(4)Crocus Technology International Corp.(クロッカス)「サンケン電気に買収された」
(5)エイブリック株式会社「SSC子会社化で」
3-2.新型磁気センサー開発と関連企業
(1)新型磁気センサー関連の注目企業とその取り組み
【表4.新型磁気センサー関連の注目企業とその取り組み】
(2)その他の新型磁気センサー関連
①Infineon Technologies「3D磁気センサーでジョイスティック」
【図3.Infineon「3D磁気センサー」】
②マグネデザイン株式会社「朝日インテックと医療用GSRセンサー事業に着手」

電子棚札(ESL)システム (67~98ページ)
~特定の商品情報や価格を棚に表示するツールで、店舗のチェック
 アウトシステムと商品棚をリンクし、小売自動化ソリューションに貢献~

1.電子棚札(ESL)システムとは
2.ESLシステムによるデジタル変革
3.ESLシステムの技術
3-1.電子ペーパーディスプレイ
3-2.液晶ディスプレイ
3-3.通信システム
(1)無線通信
(2)NFC
(3)Bluetooth
4.ESLシステムに関する市場規模
【図・表1.ESLシステムの国内およびWW市場規模予測(金額:2023-2028年予測)】
5.ESLシステムに関連する企業・研究機関の取組動向
5-1.アイニックス株式会社
(1)アイニックスのESL=「Newton ESL」
(2)「Newton ESL」の特長
【図1.「Newton ESL」の6機能】
①表示のリアルタイム更新
【図2.表示のリアルタイム更新】
②QRコードの表示/NFCタグ
【図3.QRコードの表示/NFCタグ】
③2つのボタン活用
【図4.2つのボタン活用】
④複数画面切替え活用
【図5.複数画面切替え活用】
⑤7色LED活用
【図6.7色LED活用】
⑥位置情報サービス
【図7.位置情報サービス】
5-2.株式会社L&S(エルアンドエス)
(1)システム
【図8.システムの全体構成】
【図9.基本的な情報の流れ】
(2) ESLタグ
【図10.タグのラインナップ】
(3)EMSの仕組み
【図11.EMSを用いたESL運用の仕組み】
【図12.EC・スマートフォンと連携した新しい戦略の展開】
(4)設置事例
【図13.国内導入事例】
5-3.株式会CREiST(クレイスト)
(1) CREiSTのESL
①サーバー
【図14.サーバーのタイプ】
【図15.セントラルサーバー型のシステム概要】
②データ連携
【図16.データ自動連携の概要】
③データ連携プラットフォーム
【図17.データ連携プラットフォームの概要】
(2)活用事例
①小売店
【図18.活用事例その1:小売店(ビックカメラの事例)】
②物流倉庫
【図19.活用事例その2:物流(在庫管理)】
③製造業
【図20.活用事例その3:製造業】
④公共施設
【図21.活用事例その4:公共施設】
5-4. 株式会社GRトレード/ヤマトサイネージ株式会社
(1) GRトレードのESL商品の特長
【図22.GRトレードのESLシステムの概要】
(2) GRトレードのビジネスモデル
①中国Zkong社の国内販権を得て、メーカーとして販売
②Zkong社製品の差別化ポイント
③POPシステムとの連携
④GRトレードの営業スタイル
(3) GRトレードのESL商品展開事例
①自動車部品サプライヤー大手:株式会社アイシンの事例
②全国約2,800ヶ所でフード給食提供事業を行なうLEOCの事例:メニュープレートを電子ペーパー化
6.ESLシステムの課題と将来展望
6-1.課題
6-2.将来展望

≪次世代電池シリーズ≫
次世代電池シリーズ(6)ナトリウム二次電池の動向 (99~121ページ)
~NAS電池が市場を牽引、NIBはLi価格下落の影響を受け、
 市場の立ち上がり時期は後ろ倒しの向き~

1.はじめに
1-1.ナトリウムの性質
【表1.二次電池材料としてのリチウムとナトリウムの比較】
1-2.ナトリウム二次電池の種類と注目動向
(1)NAS電池(ナトリウム・硫黄電池)
【図1.NAS電池の動作原理】
【図2.NAS電池の構造(左:単電池/中:システム/右:モジュール)】
(2)ナトリウム・塩化ニッケル電池
【図3.ナトリウム・塩化ニッケル電池の構造(左:単電池/右:モジュール)】
(3)ナトリウムイオン電池
①正極材料
②負極材料
③電解質
1-3.ナトリウム二次電池の市場規模予測
【図・表1.ナトリウム二次電池のWW市場規模推移・予測(金額:2022-2023年予測)】
【表2.欧米におけるナトリウムイオン電池企業例】
2.注目企業・研究機関の取り組み
2-1.日本ガイシ株式会社
【図4.NAS電池の構成】
【図5.NAS電池コンテナ仕様】
2-2.東京理科大学 理学部応用化学科(駒場研究室)
【図6.HC-Zn負極材料を用いて開発したナトリウムイオン電池の放電容量】
2-3.中科海鈉科技有限責任公司(HiNa Battery)
【表3.HiNa Battery ナトリウムイオン電池ラインナップ】
【表4.「E10X」モデル搭載のナトリウムイオン電池セル・パック仕様】

≪注目市場フォーカス≫
2024モビリティ:BEV市場環境(2) (122~136ページ)
~BEVブームからHEVへ、さらに2027年には第2のBEVが登場?~

1.前回のまとめ
2.2023年頃までの市場の動き
2-1.中国と欧州のBEV
【図1.2023年頃までのBEV(NEV)を中心とした自動車市場】
2-2.BEVの減速と自動車市場の再編の可能性
【図2.中国製BEVの生産量増加と海外輸出】
【表1.中国のBEV/PHEVの輸出動向(数量:2022年)】
【表2.中国のメーカー別NEVの輸出動向(数量:2022年)】
2-3.2024年半ばの自動車市場、再編の可能性
【図3.2024年半ばの自動車市場、再編の可能性】
2-4.2027年以降の自動車市場の再編の可能性
【図4.2027年以降の自動車市場の再編の可能性】
【表3.地域別BEV/PHEVの販売動向・予測(数量:2022-2028年予測)】
【図5.地域別BEV/PHEVの販売動向・予測(数量:2019-2028年予測)】
3.まとめ

≪タイムリーコンパクトレポート≫
カーボンナノチューブ市場 (137~140ページ)
~「CNTのグリーン化」が消耗戦から脱する独自ポジションを築く~

1.カーボンナノチューブ市場とは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.単層CNT市場の動向
4.注目トピック
4-1.多層CNT市場の動向
4-2.多層CNT市場の用途別動向
5.将来展望
【図1.カーボンナノチューブ世界市場規模推移と予測(数量:2020-2024年予測)】
【図2.多層CNT用途別需要構成比(重量:2023年見込み)】

関連マーケットレポート

Yano E plus 2024年4月号(No.193)

≪次世代市場トレンド≫
次世代AI・コンピューティング技術(5) ~DNAコンピューティング~ (3~33ページ)
~DNAを構成するA-T、G-Cという塩基の組み合わせで相補的に
 結合することを利用した全く新しいコンピューティングシステム~

1.DNAコンピューティングとは
2.DNAコンピューティングの特異性
3.DNAコンピューティングに関する市場規模
【図・表1.DNAコンピューティングの国内およびWW市場規模予測
(数量:2024-2034年予測)】
4.DNAコンピューティングに関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.国立大学法人大阪大学
【図1.ナノメディエータの概念】
(1)光DNAナノマシンを用いた光や分子に対するナノ論理演算法の構築
(2)フェルスター共鳴エネルギー移動(FRET)ネットワークによる光符号化法の開発
【図2.FRETの概念】
【図3.FRETネットワーク】
【図4.蛍光タグを用いたDNAナノマシンの設計スキーム】
4-2.国立大学法人九州工業大学
(1)DNAナノテクノロジーを駆使したDNAコンピューティング
【図5.DNAコンピューティングのメカニズムを簡単に示した模式図。赤と緑の配列を持つ入力DNAが、緑と赤・赤色のDNAの複合体との反応により
(下左から中)、赤色のDNAを出力する(下右)】
(2)信号分子を認識し変形機構を制御する世界初の人工分子システム「アメーバ型分子
ロボット」を開発
【図6.アメーバ型分子ロボットの模式図】
【図7.アメーバ型分子ロボットの顕微鏡像。変形を続ける分子ロボットに停止 DNA信号を入力すると静止状態になる(左)。静止状態のロボットに変形を開始するDNA信号を入力すると変形状態に移行する(右)。スケールバー:20μm、白矢印:膜を変形させている分子アクチュエータ部分(微小管)】
(3)人の体温環境でDNA信号を5000倍以上に増やす人工細胞を構築
【図8.(a)DNAを増幅する人工細胞の模式図
(4)人工細胞膜上で機能するナノデバイスの新たな精製方法を確立
【図9.本研究で開発したDNAナノ構造の精製手法。(A)従来の手法によって作成される疎水基修飾DNAナノ構造の模式図。(B)本研究の手法による疎水基修飾 DNAナノ構造の作成と精製抽出の模式図。(C)精製された疎水基修飾DNAナノ構造を混合した人工細胞膜(リポソーム)の共焦点顕微鏡像】
4-3.国立大学法人九州大学
(1)学術変革領域研究(A) 分子サイバネティクス
【図10.化学反応で計算処理できるケミカルAIを搭載した
ミニマル人工脳のSPAユニット】
【図11.生体分子モーターによるユニットの変形】
(2)DNAコンピューティング
【図12.DNAコンピューティングの論理演算メカニズム】
4-4.国立大学法人東京工業大学
(1)酵素反応が可能な細胞サイズの相分離DNAカプセルの構築に成功
【図13.DNAカプセルのイメージ図】
【図14.DNAカプセルの作製方法の模式図(左)と、
油中水滴を鋳型として作られたDNAカプセルの顕微鏡画像(右)】
【図15.人工細胞膜の裏側で形成されたDNAカプセル】
【図16.鋳型から取り出されたDNAカプセル(左)と酵素による分解(右)】
(2)液滴の分裂によって、がんの可能性の有無を示す「DNA液滴コンピューター」の開発に成功
【図17.液滴の分裂に基づくmiRNAの感知機能と論理計算機能を有する
DNA液滴コンピューターの概念図】
①Yモチーフの設計と、DNA液滴のRNA検出機能の検討
【図18.(a)YモチーフとDNA液滴形成の概念図、
(b)ABリンカーの形成。(c) DNA液滴の蛍光顕微鏡像。スケールバー:10μm】
②DNA液滴を用いた、がんバイオマーカー(miRNA)の検出
【図19.(a-c)論理演算(miRNA-1 ∧ miRNA-2)ができる融合AC液滴。 (a)AC液滴模式図。(b)論理演算の真理値表。(c)融合AC液滴の分裂の様子を示した顕微鏡画像。(d-e)論理演算(miRNA-3 ∧ ¬miRNA-4)ができる融合AB液滴。(d)AB液滴模式図。(e)論理演算の真理値表。(f)AB液滴の分裂の様子を示した顕微鏡画像。スケールバー:10μm】
4-5.国立大学法人東京農工大学
(1)DNAコンピューティングの出力情報をナノポアによりデコーディングすることに成功
【図20.ハミルトン経路問題のDNAコンピューティングによる並列計算】
【図21.ナノポア計測によるデコーディングの原理】
(2) DNAコンピューティングの核酸リキッドバイオプシーへの展開
【図22. がん細胞(図22上)と、健康な細胞(図22下)のmiRNAパターンを、DNAコンピューティング技術を用いて検出した結果】
5.DNAコンピューティングの将来展望

位置測位システム(RTLS) (34~74ページ)
~屋内外のヒトやモノの正確な位置計測をリアルタイムで可能にした
 位置測位システム(RTLS)の技術が進化し新たな活用展開が始動~

1.位置測位システム(RTLS)とは
2.RTLSのタイプ
2-1.RFID
2-2.Wi-Fi
2-3.ビーコン(BEACON)
2-4.超広帯域無線(UWB)システム
2-5.歩行者自律航法(PDR)
2-6.3次元測位
3.RTLSに関する市場規模
【図・表1.RTLSの国内およびWW市場規模予測(金額:2023-2028年予測】
【図・表2.RTLSの地域別WW市場規模予測(金額:2023-2028年予測)】
4.RTLSに関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.国際航業株式会社
(1)システム構成と測位方式
【図1.システム構成】
【図2.対応プラットフォーム】
【図3.AoA方式】
(2)ソフトウェア
【図4.Quuppaシステムのソフトウェアエンジン】
(3)導入事例
①リアルタイム位置把握(三菱マテリアル株式会社の事例)
【図5.リアルタイム位置把握の事例】
②動線分析・行動分析(三井住友建設株式会社の事例)
【図6.動線分析・行動分析の事例】
③建設現場におけるクレーンの侵入検知(大手ゼネコンの事例)
【図7.建設現場におけるクレーンの侵入検知の事例】
④研究施設での位置+環境情報のトラッキング(株式会社リコーの事例)
【図8.研究施設での位置+環境情報のトラッキングの事例】
⑤競馬場における競走馬の測位(高知競馬組合の事例)
【図9.競馬場における競走馬の測位の事例】
4-2.株式会社立山科学ハイテクノロジーズ
(1)「theams」の特徴
(2)「theams」の構成
【図10.「theams」の基本的なシステム構成】
(3)「theams」の機能
【図11.「theams」の機能概要】
(4)「theams」の導入事例
①医療機器位置検知
【図12.医療機器位置検知の事例】
②従業員安全管理
【図13.従業員安全管理の事例】
③AMR行先指示システム
【図14.AMR行先指示システムの事例】
4-3.ベストスキップ株式会社
(1)UWB位置検出メカニズムの特徴
【図15.位置検出技術の違い】
(2)ベストスキップ製UWB位置情報システム「BestskipRTLS」
【図16.「BestskipRTLS」の特徴】
【図17.「BestskipRTLS」のハードウェアとソフトウェア構成】
【図18.「BestskipRTLS」のシステム構成配置例】
(3)「BestskipRTLS」の機能
(4)「BestskipRTLS」の利用シーン
①工場・倉庫
②オフィス
③商業施設
④福祉施設
【図19.福祉施設の利用シーン(左)と実際の導入事例(右)】
4-4.株式会社マトリックス
(1)セミアクティブ「POWERTAG」
【図20.セミアクティブ「POWERTAG」の特長】
(2)位置測位システム「dokoja2」
【図21.位置測位システム「dokoja2」の典型的なシステム構成例】
(3)位置測位システム「dokoja2」の活用事例
①位置検知・タッチレス入退室管理
【図22.位置検知・タッチレス入退室管理の事例】
②重機・フォークリフトと作業者の接触事故防止
【図23.重機・フォークリフトと作業者の接触事故防止の事例】
③登下校見守り
【図24.登下校見守りの事例】
④認知症患者の離院防止 / 赤ちゃん連れ去り防止
【図25.認知症患者の離院防止 / 赤ちゃん連れ去り防止の事例】
4-5.マルティスープ株式会社
(1)「iField」の基本サービス
【図26.「iField」の全体イメージ】
(2)測位サービスの全体像
【図27.「iField」測位システムの構成】
(3)BLEビーコン測位技術の詳細
①スマートフォン測位
【図28.スマートフォン×BLEビーコン測位の概要】
【図29.スマートフォン三点測位の詳細】
【図30.スマートフォン近接測位の詳細】
②IoTゲートウェイ測位
【図31.IoTゲートウェイ×BLEビーコン測位の概要】
【図32.ゲートウェイ近接測位の詳細】
(4)導入事例
【図33.スマートフォン屋内測位:株式会社ジャパンセミコンダクターの事例】
【図34.ゲートウェイ屋内測位:株式会社不二越の事例】
【図35.ゲートウェイ屋内測位:株式会社デンソーの事例】
4-6.MetCom株式会社(メットコム)
(1)MetComの事業コンセプト:位置情報を本当の社会インフラにする
【図36.MetComが提供する測位サービスの位置づけ】
【図37.GPSと共通の絶対座標で面をカバーするシステムであるMBSの特長】
(2) 3次元測位サービス
①気圧分析による垂直測位~垂直測位サービス「Pinnacle」~
【図38.垂直測位サービスの概略】
【図39.垂直測位サービス提供エリア(関東圏)】
②電波測位+気圧分析による3次元測位の実現
【図40.電波測位+気圧分析による3次元測位のイメージ】
【図41.MetComの3次元測位のビジネスモデル】
(3)事例:ビル管理における活用:建物内における人の位置把握
【図42.建物内における人の位置把握〔東京建物(株)の事例〕】
(4)米国動向
【図43.AT&T、Verizonの通信網における実証結果】
4-7.楽天コミュニケーションズ株式会社
(1)Ubisenseサービスとは
(2)Ubisenseサービスの内容
(3)Ubisenseサービスの特長
①ハードウェア
【図44.UWBとAoA、TDoA2つの方式を組み合わせた独自の測位システム】
【図45.機器配置イメージ】
②ソフトウェア
【図46.「SmartSpace®」プラットフォーム構成】
【図47.ハードウェアとソフトウェアの組み合わせで実現する高度なセンシング】
③豊富なITリソース
【図48.楽天グループの経済圏イメージ】
④豊富な採用実績
(4) Ubisenseサービスのワールドワイド事例
①BMW社:自動車工場〔ドイツ〕(図49)
【図49.BMW社における事例】
②エアバス社:A380組立工場の作業状況追跡〔フランス〕(図50)
【図50.エアバス社における事例】
③HERMA社:物流倉庫におけるパレット位置追跡〔ドイツ〕(図51)
【図51.HERMA社における事例】
5.RTLSの将来展望

≪注目市場フォーカス≫
2024モビリティ:BEV市場環境(1) (75~86ページ)
~“カーボンニュートラル×BEV”の過熱ぶりが一巡し消費者の意識が変化~

1.2022年の記事を振り返る
2.イベントを追っての動き
2-1.1980年代半ば過ぎ
【図1.世界の自動車市場と中国のLiB生産ラインの始動】
2-2.2010年代後半からの動き
【図2.「A Clean planet for all(欧州委員会)」でカーボンニュートラルの推進】
2-3.2023年頃までの動き
【表1.中国の自動車販売台数推移(数量:2019-2023年)】
【図3.中国の自動車販売台数推移(数量:2019-2023年)】
【表2.中国の非NEV・NEV販売台数推移(数量:2021-2023年)】
【図4.中国の非NEV・NEV販売台数推移(数量:2021-2023年)】
【表3.中国のBEV・PHEV販売台数推移(数量:2021-2023年)】
【図5.中国のBEV・PHEV販売シェア台数推移(数量:2021-2023年)】
【図6.BEVの急拡大と中国の急伸長の構図】
(1)BEVの航続距離
(2)LiBの劣化
(3)中古車の残存価値
(4)発火の可能性

自動車車室内センシング市場性探索(10) ゾーン型アーキテクチャー対応DMS
~動き出した各社の2030年代車両対応戦略~ (87~108ページ)
~自動車のE/Eアーキテクチャーの進化により動き出す
 “センサーのSW一体化”、“走行制御の基盤化”~

1.レベル4自動運転カーの車室内センシング
1-1.トヨタ株式会社の「e-Palette(イーパレット)」と車室内センシング
1-2.公共交通事業者同士の車室内センシングデータ交換
1-3.エンタメサービスの車室内センシングデータ交換
1-4.貨客混載車両の車室内センシングデータ
1-5.音声認識アシスタントと他の車室内センシングデータとの統合
1-6.矢崎総業株式会社「無人シャトルの乗員見守りシステム」
【図1.矢崎総業「無人シャトルの乗員見守りシステム」】
1-7.テスラ「OTA事業のための車室内センシング」
1-8.DMSの機械学習機能で、レベル4車室内新アプリ作動
2.レベル4自動運転時代のセンサーはどのように変わるか
2-1.自動運転に向けてのセンサーの高度化
2-2.最も注目度高いセンサーフュージョン化
2-3.E/Eアーキテクチャーの進化で「一体化するセンサーとソフトウェア」
【表1.E/Eアーキテクチャーと車載センサーの進化ロードマップ】
3.レベル4自動運転時代の車室内センシング主要企業戦略
3-1.トヨタ紡織株式会社「自動運転の乗員が快適に過ごせるCPS『MX221』『MOOX』」
【表2.トヨタ紡織「MX221」の車室内センシング・アプリ】
(1)MX221
(2)MOOX
3-2.テイ・エステック「乗員認識機能を活用したシート」
【表3.テイ・エステック「XR Cabin」の車室内センシング連携】
3-3.タチエス「モードに応じた自動変化を可能に」
3-4.米Adient「緊急時には迅速にシートを再配置」
3-5.パイオニア「AIプラットフォーム『Piomatix』車室内センシング」
3-6.マザーラボ「トラッカーでバイタルデータ事業拡大」
3-7.パナソニック株式会社「Mobile Living Room」
(1)パナソニックが考える未来(2035年~)車室内空間の技術
【表4.パナソニックが考える未来(2035年~)車室内空間の技術】
【図2.パナソニック「『Mobile Living Room』の概念」】
(2)WELL Cabin Concept A,B
3-8.東レ株式会社「快適空間コンセプトモデル『TEEWAVE(ティーウェーブ)CX1』」
【図3.東レ「快適空間コンセプトモデル『TEEWAVE(ティーウェーブ)CX1』」】
3-9.株式会社デンソー「BEVの省電力カーエアコン向け“暖かいと感じさせる技術”」
4.2030年代 車室内センシングの基盤“走行制御”

≪タイムリーコンパクトレポート≫
水素製造技術・部材市場 (109~114ページ)
~原料~部材~電解槽のサプライチェーンの経済合理性追求が
 水素製造の産業化と競争力向上を実現させる~

1.低炭素水素とは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.水電解技術を活用した低炭素水素の生産量予測
3-2.メタン熱分解技術を活用した低炭素水素の生産量予測
3-3.人工光合成技術を活用した低炭素水素の生産量予測
4.注目トピック
4-1.日本の水素関連政策
4-2.欧州の水素関連政策
4-3.米国の水素関連政策
5.将来展望
【図1.低炭素水素の世界生産量予測(数量:2022-2040年予測)】
【図2.水素製造技術別 低炭素水素の生産量予測(数量:2030-2040年予測)】

関連マーケットレポート

Yano E plus 2024年3月号(No.192)

≪次世代市場トレンド≫
次世代AI・コンピューティング技術(4)~脳型AIモデル~ (3~35ページ)
~デジタルニューロンが情報を演算・蓄積する能力を有しており、
 情報を並列処理する非ノイマン型計算システム~

1.脳型AIモデルとは
2.脳型AIモデルの進展
3.ノイマン型コンピューターの限界とそれを打ち破る非ノイマン型コンピューターとしての脳型AIモデル
4.脳型AIモデルに関する市場規模
【図・表1.脳型AIモデルの国内およびWW市場規模予測(金額:2025-2050年予測)】
5.脳型AIモデルに関連する企業・研究機関の取組動向
5-1.国立大学法人金沢大学
(1)超高速・並列AI処理に向けて、光の波動でAI計算を実現
【図1.スペックルパターンを用いた高速予測処理のイメージ】
【図2.2つの独立した非線形・ノイズ通信路から得られた別々の受信信号を
1つのスペックル生成器を用いて同時に復元推定した結果】
(2)小脳を模した光ニューラルネット回路で、超高速・省電力の光リザバー計算チップを実現
【図3. (a)リザバー計算の基本モデル、 (b)本研究提案の光リザバー計算回路の概念図、(c)高密度光ニューロン実装モデル】
【図4.本研究で作製した光リザバー計算回路チップ】
【図5.カオス的な複雑信号の1ステップ先を予測した結果、(a)入力カオス信号。毎秒12.5ギガサンプルの速度で光位相を変調し計算回路チップへ入力、 (b)光リザバー計算回路チップで生成した光ニューロン場の応答。この時空間応答から1ステップ先を予測するように学習した、(c)はその結果】
5-2.国立大学法人九州工業大学
(1)ロボットオペレーティングシステム(ROS)
①ロボットハンドの触覚情報とリザバーコンピューティングによる物体認識
【図6.ROSに用いた触覚センサー】
【図7.ロボットハンドの触覚情報とリザバーコンピューティングによる物体認識】
②マテリアルリザバーによる音声認識
【図8.マテリアルリザバーによる音声認識】
(2) NEDOプロジェクト:「高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発/研究開発項目②:次世代コンピューティング技術:ニューロモルフィックダイナミクスに基づく超低電力エッジAIチップの研究開発とその応用展開」
【図9.リザバーチップの社会実装に挑むNEDOプロジェクト】
(3) RCハードウェアROSパッケージの事例
①リザバーFPGA実装による打音検査システム
【図10.リザバーFPGA実装による打音検査システム】
②海馬・扁桃体・前頭前野3部位融合モデル
【図11.海馬・扁桃体・前頭前野3部位融合モデル】
5-3.国立大学法人静岡大学
(1)運動感覚の依存ネットワークによる筋骨格アームの運動学習
【図12.人工筋肉をもつロボットアームの制御に関する模式図】
【図13.感覚間の依存関係を推定するネットワーク。
位置制御則の生成のケース(左)、力制御則の生成のケース(右)。
チェーン生成の様子(上)、成功したチェーンでの制御の様子(下)[1]】
(2)上肢運動学習における部分的因果関係の変換推定のための適応的格子配置方法の検討
【図14.部分的な情報の再利用を行なう運動学習モデル[1]】
【図15.部分ダイナミクスの再利用による運動機能損傷からの回復モデル[2]】
5-4.国立大学法人東京大学(1)
(1)神経の確率的スパイク発火による秩序生成機能の発見:神経発火の不規則性・インパルス性が適応的な運動生成能力に寄与
【図16.スパイキングニューロンによる秩序生成能力のイメージ図】
5-5.国立大学法人東京大学(2)
(1)脳互換AIとは
【図17.SiNNの模式図】
【図18.情報処理のための構成要素におけるSiNN(左下)と人工NN(右下)の違い】
(2)脳互換AIの課題
【図19.脳のシステム構築と比較したSiNN(左)と人工NN(右)の違い】
(3)マイクロサーキットの情報処理原理の解析
①解析的アプローチ
②ボトムアップ構築的アプローチ
5-6.学校法人龍谷大学
(1)ニューロモルフィックシステムの研究
(2)薄膜デバイスを用いたデバイスの研究
【図20.ニューロモルフィックシステムの回路図】
(3)人工生命とは
6.脳型AIモデルの将来展望

希少資源(レアメタル・レアアース)代替材料 (36~67ページ)
~高機能製品において必須材料であるレアメタル・レアアースなどの
 希少資源は地政学的な制約も多く代替材料の開発が急務~

1.希少資源(レアメタル・レアアース)をめぐる情勢
2.代表的な希少資源(レアメタル・レアアース)の状況
2-1.銅(Cu)
2-2.ニッケル(Ni)
2-3.バナジウム(V)
2-4.コバルト(Co)
2-5.モリブデン(Mo)
2-6.プラチナ(Pt)
2-7.リチウム(Li)
2-8.タングステン(W)
2-9.インジウム(In)
2-10.レアアース
3.希少資源代替材料に関する国家戦略
4.都市鉱山という新たな宝の山
5.希少資源代替材料に関する市場規模
【図・表1.代表的な希少資源(レアメタル・レアアース)の国内およびWW市場規模推移と予測(金額:2023-2028年予測)】
【図・表2.代表的な希少資源(レアメタル・レアアース)の種類別WW市場規模推移と予測(金額:2023-2028年予測)】
【図・表3.エレクトロニクス関連スクラップのWW市場規模推移と予測(数量、金額:2023-2028年予測)】
6.希少資源(レアメタル・レアアース)代替材料に関連する企業・研究機関の取組動向
6-1.株式会社エンビプロ・ホールディングス(エンビプロ)
(1)資源循環事業
【図1.エンビプロの事業戦略=サーキュラーエコノミー(CE)】
【図2.モノづくりを支えるCEのモデル】
【図3.資源循環事業の処理・加工フロー】
(2) LiBリサイクル事業
【図4.LiBリサイクルフローと共同開発領域】
【図5.LiBに関するビジネスフロー】
(3)焼却灰からの金銀滓回収
【図6.焼却灰等からの金銀滓回収戦略】
6-2.国立大学法人東北大学大学院工学研究科 附属超臨界溶媒工学研究センター
(1)レアメタル・グリーンイノベーション研究開発センター(RaMGI)
(2) LiBの完全循環に向けた技術開発および地域ネットワークの構築
【図7.LiB完全循環技術および地域ネットワーク研究の概観】
(3) LiB正極材活物質の水熱酸浸出法の開発
(4)地域ネットワークの構築
6-3.東レ株式会社
【図8.ジルコニアボール(ビーズ)の使用方法・目的】
【図9.ジルコニアーイットリア系相図】
【図10.ジルコニアの結晶構造変化】
【図11.水熱処理後の脆弱結晶(単斜晶)の発生率】
【図12.新ジルコニアボール(ビーズ)による摩耗量改善効果】
【図13.ジルコニアボール(ビーズ)のリサイクルイメージ】
6-4.株式会社浜屋
【図14.浜屋のビジネス】
(1)浜屋のE-スクラップ事業(他社との違い)
【図15.E-スクラップの主な品目】
【図16.E-スクラップの解体・選別作業】
【図17.E-スクラップから取り出した基板例】
(2) E-スクラップ市場の趨勢と浜屋の取組
6-5.株式会社 プロテリアル
(1)希土類磁石
①省エネルギー・省資源を実現する磁性材料
②「M拡散™」技術の開発
(2)フェライト磁石
①xEV駆動モーター用高性能フェライト磁石の提案
【図18.xEV駆動用モーターの設計例】
②BEVやPHEVの駆動モーターに適用可能な100kW超の出力をフェライト磁石モーターの実機で確認
【図19.フェライト磁石を搭載したローターの写真】
7.希少材料(レアメタル・レアアース)の代替材料の将来展望

《次世代電池シリーズ》
次世代電池シリーズ(5)有機二次電池の動向 (68~81ページ)
~「資源・環境課題への対応」、「軽量」等を強みにポスト
 リチウムイオン電池として航空・宇宙系特殊用途での用途展開が有望~

1.はじめに
1-1.有機活物質の充放電メカニズム
【図1.ラジカルポリマー(TEMPO置換)正極のロッキングチェア型電池】
1-2.有機活物質は高分子系と低分子系に大別される
(1)高分子系
【図2.TEMPOの構造式と充放電反応モデル】
(2)低分子系
【図3.DS-MOFの構造】
1-3.有機二次電池の市場見通し
【図・表1.有機二次電池のWW市場化見通し(金額ベース:2022-2030年予測)】
2.注目企業・研究機関の取り組み
2-1.国立研究開発法人産業技術総合研究所 分子応用エネルギーデバイス研究グループ
【図4.(左)ナフタザリンLi塩 (右)縮合されたナフタザリン二量体Li塩】
【図5.AQアミドトリマーが加水分解で低分子化する反応式と、質量分析計による解析】
2-2.関西学院大学 ナノ蓄電エネルギー材料科学研究室
【図6.CPL-4正極におけるナトリウムイオン電池の模式図】
2-3.愛知工業大学 工学部応用化学科
【図7.(左) H3TOTの分子構造 (右) H3TOT一次元カラム構造】

≪注目市場フォーカス≫
自動車分野のAI利用動向(2) (82~96ページ)
~工場のAI利用は実用化段階、いよいよ設計・開発分野が動き出す~

1.前回のまとめ
2.特許出願からみた自動車分野のAIの取り組み状況
2-1.自動車会社の特許
【表1.“AI×自動車”検索結果(2023、2024年)】
【表2.“AI×自動車”検索結果(2022年)】
【表3.“AI×自動車”検索結果(2021年)】
2-2.自動車会社各社の特許分析
(1)トヨタ自動車株式会社の特許・実用新案一覧
【表4.“AI×トヨタ”検索結果(2007-2024年)】
【表5.“AI×トヨタ”検索結果の3区分(数量:2018-2023年)】
【図1.“AI×トヨタ”検索結果の3区分(数量:2018-2023年)】
(2)トヨタ自動車株式会社以外の特許・実用新案一覧
①日産自動車株式会社
【表6.“AI×日産”検索結果の3区分(数量:2018-2023年)】
【図2.“AI×日産”検索結果の3区分(数量:2018-2023年)】
②本田技研工業株式会社
【表7.“AI×ホンダ”検索結果の3区分(数量:2018-2023年)】
【図3.“AI×ホンダ”検索結果の3区分推移(数量:2018-2023年)】
③マツダ株式会社
【表8.“AI×マツダ”検索結果の3区分(数量:2018-2023年)】
【図4.“AI×ホンダ”検索結果の3区分(数量:2018-2023年)】
④株式会社SUBARU
【表9.“AI×スバル”検索結果の3区分(数量:2018-2023年)】
【図5.“AI×スバル”検索結果の3区分(数量:2018-2023年)】
(3)国内自動車会社5社の特許・実用新案状況
【図6.OEM各社のAI関連の特許・実用新案出願状況(数量:2018-2023年)】
【図7.OEM各社のAI関連の特許・実用新案の3分類と詳細区分
(数量:2018-2023年)】
3.まとめ
3-1.過去から現在まで
3-2.今後の動き
3-3.自動車分野のAI市場

自動車車室内センシング市場性探索(9) ~2035年の自動車産業とDMS進化~ (97~118ページ)
~Lv4/5自動運転社会への変化とアップルカー投入に、
 遅れないよう対応進む国内DMS(車室内センシング)~

1.はじめに~2030年代モビリティ社会とレベル4自動運転カー普及の特徴~
1-1.自動運転社会の実現と自動車産業の変革
【表1.自動運転レベルの定義概要】
【図1.2030年代に向けた自動車産業の変革】
1-2.世界の地域タイプ別自動運転カー普及の特徴
【表2.2030年代の世界地域別モビリティ社会と車室内センシング市場の特徴】
2.レベル3自動運転までの車室内センシング
2-1.レベル3までは必須の車室内センシング
2-2.欧州レベル3自動運転カーにおける車室内センシング
3.世界のレベル4自動運転カーの普及ストーリー
3-1.国内のレベル4自動運転カー2020年代普及ストーリー
【表3.2030年代までの国内レベル4自動運転カー普及時期と特徴】
3-2.海外のレベル4自動運転カー2030年までの普及ストーリー
(1)既存自動車産業の動き
(2)IT産業からの参入の動き ―アップルカー(Apple Car)参入模索・撤退・将来は?―
4.法規制と無人自動運転サービスと車室内センシング
4-1.道路交通法で「レベル4」自動運転が解禁(車室内センシング関連は太文字)
【図2.東海理化「遠隔操作用/車内操作用コントロールユニット」】
4-2.無人の自動運転サービスにおける車室内センシングの役割
【図3.東海理化「車内監視システムにおける乗客の動作画像解析」】
【図4.東海理化「車内監視システム『乗車状態識別』」】
【図5.東海理化「車内監視システム『骨格検知』」】
5.レベル4自動運転カーの2035年予測
5-1.世界のレベル4自動運転普及予測
【表4.自動運転システム(Lv1~4)の世界市場に関する調査】
5-2.レベル4自動運転普及の日・米比較
【図6.本田技研工業「Honda SENSING Elite」】
5-3.国内 レベル4自動運転カー市場2035年予測
【図・表1.国内自動運転MaaSカー市場規模推移予測(数量:2022-2035年予測)】
5-4.レベル4自動運転市場の参入企業動向と2020年代ストーリー
【図7.ホンダ・GM・クルーズのLv4自動運転車両「クルーズ・オリジン」】
5-5.アップルカーにおける「車室内とはエンタメ&ビジネス空間」
5-6.レベル4自動運転普及に必要なセンサー開発

≪タイムリーコンパクトレポート≫
世界AGV/AMR市場 (119~127ページ)
~AGVの多様化やAMRの登場で選択肢が広がる
 「カスタマイズ」と「マルチ誘導式」は成長への神器~

1.AGV/AMR市場とは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.日本市場~設備投資需要が高まりコロナ以前の水準に、海外勢の参入も本格化
3-2.中国市場~政府の財政支援の下、高技術力や低コストを実現し最大市場として成長
3-3.韓国市場~23年と24年が成長の元年、ローカル企業4社のシェアが6割以上
3-4.米州市場~製造業の投資拡大、求人難により自動搬送ニーズは年々増加傾向
3-5.欧州市場~財政支援などの優遇政策は無いものの、自動化・少人化ニーズが市場を牽引
4.注目トピック
4-1.製造業向けが約8割で主要需要先に、EC市場の拡大により物流向けも成長基調
4-2.人手不足や人件費の上昇で、少人化・無人化の需要が拡大
4-3.製品仕様の改良・改善が進み、短期的には製品価格はやや上昇する見込み
5.将来展望
【図1.AGV/AMR世界市場規模推移・予測(金額:2021-2026年予測)】

関連マーケットレポート

Yano E plus 2024年2月号(No.191)

≪次世代市場トレンド≫
次世代AI・コンピューティング技術(3)~リザバーコンピューティング~ (3~47ページ)
~時系列情報処理に適した高速機械学習が可能で、
 エッジデバイスを含め時系列データのリアルタイム処理に適している~

1.リザバーコンピューティングとは
2.リザバーコンピューティングのアーキテクチャ
3.リザバーコンピューティングの物理実装と応用
4.量子リザバーコンピューティング
5.リザバーコンピューティングに関する市場規模
【図・表1.リザバーコンピューティングの国内およびWW市場規模予測
(金額:2025-2050年予測)】
6.リザバーコンピューティングに関連する企業・研究機関の取組動向
6-1.国立大学法人 大阪大学
(1)量子ドットネットワークを用いた光リザバーコンピューティング
【図1.QDリザバーコンピューティングの概念】
【図2.時空間出力を利用したQDリザバー(九州大学 竪研究室が構築したシステム)】
(2)光変調の多重化に基づくフォトニックイジングマシン
【図3.空間光変調イジングマシンの模式図】
6-2.国立大学法人 九州工業大学
(1)マテリアルベースでニューロモルフィックAIハードウェアを研究開発する国内唯一の研究センター
【図4.ニューロモルフィックAIのカテゴリー】
【図5.九州工業大学 Neumorphセンターの概要】
(2)マテリアルベースでのリザバー演算素子の開発とロボティクスへの応用
①リザバー演算素子
【図6.RNNの模式図(上)マテリアルリザバー演算の模式図(下)】
【図7.エッジAIとクラウドAIの対比】
②ロボットアームの把持物体認識
【図8. SWNT/Por-POM ランダムネットワークを用いた
インマテリオ・リザバーデバイスによるロボットアーム把持物体認識の様子】
【図9. RCデバイスと把持物体認識の様子】
6-3.国立大学法人 東京大学(1)
(1)強誘電体MFM(Metal - Ferroelectric - Metal)キャパシタを用いたリザバーコンピューティング
【図10.物理リザバーコンピューティングの特長】
【図11.FeFETリザバーコンピューティングの提案】
(2)強誘電体トランジスタを用いたAI計算の新方式で高精度音声認識を実現
【図12.HZO/Si FeFETの素子構造(左)と電流-ゲート電圧特性(右)】
【図13.音声数字認識タスクのためのFeFETリザバーコンピューティングと
認識精度向上のためのアプローチの概念図】
6-4.国立大学法人 東京大学(2)
【図14.学習セットアップ及びカオス的遍歴設計のレシピ】
【図15.カオス的遍歴設計の各プロセスのデモンストレーション】
6-5.学校法人 東京理科大学
【図16.リザバーコンピューティングの基本的構造】
【図17.生活環境で生じる一般的な信号の時間スケール(左)とイオン拡散現象を利用した物理リザバーへの電圧パルス信号入力に対する電流応答のイメージ(右)】
【図18.イオン液体を用いたリザバー演算素子】
【図19.定電圧印加時の誘電緩和挙動に及ぼすイオン液体の粘性の影響】
【図20.画像認識タスクにおける演算の流れ】
【図21.画像識別精度の粘性依存性】
6-6.香港科技大学(香港)
【図22.生態系ネットワークにおける相互作用を示した模式図】
【図23.生態系リザバーコンピューティングの概念図】
【図24.微生物による計算が可能であることを示した実験装置
(a)倒立顕微鏡・タイムラプスカメラと培養液の温度制御装置
(b)テトラヒメナ培養チャンバー (c) 様々な栄養条件下でのテトラヒメナの様子】
6-7.株式会社 リクルート/国立大学法人 東北大学
(1)ネイルコンダクターの開発~経爪血流センシングによる機器コントロール~
【図25.指先の状態によるPPG信号の変化】
【図26.ネイルコンダクター(経爪型PPGコントローラー)の概要】
(2)リザバーコンピューティングAIとネイルコンダクターとの連携
【図27.リザバーコンピューティングAI とネイルコンダクターの連携によるバイタル情報を活用した新たな入力インターフェースの模式図】
【図28.身近なモノをコントローラーとして活用した複数クラスのモデル開発・検証】
6-8.学校法人 早稲田大学
(1)スキルミオンを用いたリザバーコンピューティングの特長
【図29.キラル磁性体の薄板試料中に磁気モーメントにより形成されるナノサイズの磁気渦「スキルミオン」と、スキルミオンが周期的に配列した集合体「スキルミオン結晶」、および「リザバーコンピューティング」のアーキテクチャ】
(2)リザバーとして非常に高い性能を有するスキルミオンの優位性
【図30.スキルミオン結晶を利用したリザバーの短期記憶性能を、
「短期記憶タスク」を課して数値シミュレーションにより評価した結果】
(3)その他の数値シミュレーションによるリザバーコンピューティングの性能評価
(4)スキルミオンを用いたリザバーコンピューティングの波及効果と課題
7.リザバーコンピューティングの将来展望

次世代スピントロニクスデバイス (48~88ページ)
~情報を処理する電子回路と情報を記録する媒体の融合。
 デバイス構造が統一されることで新たな地平が拓ける~

1.スピントロニクスデバイスとは
2.スピントロニクスデバイスの用途分野
2-1.磁気メモリー
(1)トンネル磁気抵抗(TMR:Tunnel MagnetoResistance)
(2)スピン移行トルク(STT:Spin Transfer Torque)磁化反転
(3)スピン軌道トルク(SOT:Spin Orbit Torque)磁化反転
2-2.磁気読み取り素子
2-3.スピンホール(Spin Hall)効果素子
2-4.スピンFET
2-5.スピン光メモリー
3.スピントロニクスデバイスに関する市場規模
【図・表1.スピントロニクスデバイスの国内およびWW市場規模予測
(金額:2025-2045年予測)】
【図・表2.スピントロニクスデバイスの用途別WW市場規模予測(金額:2025-2045年予測)】
4.スピントロニクスデバイスに関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.国立大学法人 大阪大学
(1)オンチップ型ゲルマニウム電子・光・スピン集積回路に向けたスピントロニクス研究
【図1.Geベースの電子・光・スピン集積回路の概念図】
(2)革新的スピン注入を可能とする強磁性ホイスラー合金/Geヘテロ接合
【図2.MBEで作製した強磁性ホイスラー合金/Fe/Ge接合の断面電子顕微鏡写真(左)、それを用いたスピン伝導評価デバイスの概念図(中央)、
室温で観測された磁気抵抗効果(不揮発メモリー効果)の例(右)】
(3)縦型Geスピンデバイスの開発
【図3.従来の常識を覆す縦型Ge半導体スピンデバイス構造の模式図(左)、試作デバイスの評価の様子(中央)、室温で観測された磁気抵抗効果(不揮発メモリー効果)の例(右)】
4-2.国立大学法人 九州大学
(1)スピンゼーベック一様膜温度差発電で目指すエナジーハーベスト
【図4.スピンゼーベック効果と逆スピンホール効果による熱起電力の可能性】
(2)超低消費電力を目指す磁気メモリー(MRAM)
【図5.既存デバイスの速度と容量】
【図6.疑似反強磁性層の実現】
(3)次世代に向けたサブテラヘルツ発振素子
【図7.スピントルク発振の模式図】
4-3.国立大学法人 東京工業大学
(1)超高速・超低消費電力を特長とするSOT-MRAMの開発
①STT-MRAM
②SOT-MRAM
【図8.STT-MRAM(上)とSOT-MRAM(下)の特徴】
(2)トポロジカル絶縁体と磁気トンネル接合を集積したSOT-MRAMの原理動作実証に成功
【図9.BiSbのスピンホール性能】
【図10.SOT-MRAMのベンチマークモデルの(a)書き込み電流と
【図11. (a)トポロジカル絶縁体とCoFeB/MgO/CoFeB磁気トンネル接合(MTJ)を集積した3端子SOT-MRAM素子の模型と(b)実際の素子の写真、 (c)スパッタリング法のみで作製したBiSb-MTJ素子におけるトンネル磁気抵抗効果 、(d)スピン軌道トルクによる書き込みの実証】
(3)トポロジカル絶縁体を用いたSOT-MRAMの超高速磁化反転に成功
【図12.(a)超高速磁化反転を実証するための膜構造、 (b)作製した素子の写真、 (c)-(f) パルス幅1~4 nsのパルスナノ秒電流を掃引した時の磁化反転、 (g) 3 nsの正負のパルス電流(1.3×107 A/cm2)をBiSbに連続的に印加した時の磁化反転 、(h) 1 nsから1 msまで、様々なパルス電流を印加した時の磁化反転に必要な閾値電流密度】
4-4.国立大学法人 奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)
(1)デバイスの3次元立体加工
【図13.2次元(左)および3次元(右)の磁性薄膜の模式図】
(2)高精度で乱れのない原子サイズ立体表面の作製
①加工および評価技術の開発
【図14.作製したSiのピラミッド構造(ウェットエッチング後)を示すSEM像】
【図15. 4回対称のSi{111}ファセット面からのLEEDパターン実験結果(a)とシミュレーション結果(b)】
②磁性ナノ薄膜の形成
【図16.ピラミッド形状をもつ30 nm-Feナノ薄膜の磁化(縦軸)と印加磁場(横軸)の関係(a, b) 、(a)基板面内方向に磁場印加、 (b)基板面垂直方向に磁場印加、(c)面内磁場印加の場合の各磁場((a)の1~6)における磁化の模式図】
③下地をマスクすることによる特性改善
【図17.8角形ピラミッド構造領域のみにFeをコーティングした試料のSEM像、ピラミッド構造の間に下地のSiが表面に現われている】
【図18.上記サンプルの磁化-磁場曲線】
4-5.国立研究開発法人 日本原子力研究開発機構(JAEA)
(1)グラフェンと金の化学結合形成メカニズムを解明~スピントロニクス素子への応用期待~
【図19.グラフェンとHex-Au(001)の原子配置】
【図20.金Hex-Au(001)凹凸表面上にグラフェンを作製してARPESで計測】
【図21.Hex-Au(001)上グラフェンのARPESによる観察結果】
【図22.金表面とグラフェンとの化学結合の比較(左)平坦な金表面、(右)凹凸のある金表面】
(2)「スピン波の量子真空に潜むエネルギー」を理論的に解明~磁気デバイスの小型化に貢献~
【図23.磁石の中を伝わる磁気の波とその真空】
【図24.YIGと酸化クロム(III)におけるスピン波】
【図25.磁気の波のカシミアエネルギーの膜厚依存性】
(3)インダクタのサイズを1/10,000に超小型化・省電力化できる新原理を考案
【図26.絶縁体インダクタの構成(上)と基本動作(下)】
【図27.絶縁体インダクタと従来型インダクタ及び創発インダクタの特性比較】
【図28.本研究の成果の概要図】
4-6.国立大学法人 北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)
(1) GaAs(111)B上のMnAs/InAs系ヘテロ構造
【図29.目標とするスピンFET】
【図30.GaAs(111)B上のMnAs/InAs系ヘテロ構造】
(2)シングルヘテロ構造:横型スピンバルブデバイス
【図31.MnAs/InAsシングルヘテロ構造による横型スピンバルブデバイスの構造】
【図32.横型スピンバルブデバイスの非局所スピンバルブ(NLSV、左)および局所スピンバルブ(LSV、中央)特性例とスピンバルブ信号の電極間隔依存性(右)】
【表1.スピンバルブ信号より見積もられたスピン拡散長とスピン注入効率】
(3)ダブルヘテロ構造:縦型スピンバルブデバイス期待
【図33.ダブルヘテロ構造のSEM/EDS結果】
【図34.ダブルヘテロ構造の磁気特性】
5.スピントロニクスデバイスの将来展望

《次世代電池シリーズ》
次世代電池シリーズ(4)多価二次電池の動向 (89~104ページ)
~長期展望での実用化を見据え、マグネシウム二次電池を中心に
 材料探索の基礎研究開発を継続~

1.はじめに
1-1.多価金属は容量密度が非常に大きい
【表1.主な金属元素のイオンの価数】
【表2.各種の金属の蓄電池負極としての特性】
1-2.挿入・離脱反応と溶解析出反応
【図1.インターカレーション反応のイメージ図】
2.主要電池の開発動向
2-1.マグネシウム二次電池の現状
2-2.アルミニウム二次電池の現状
2-3.カルシウム二次電池の現状
【図2.開発した水素クラスター錯体水素化物のカルシウム電解質とその伝導率】
3.多価二次電池の市場見通し
【図・表1.多価二次電池のWW市場化見通し(金額ベース:2022-2030年予測)】
4.注目企業・研究機関の取り組み
4-1.国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)
【図3.新規開発したフッ化アルコキシボレート系Mg塩の合成反応】 
4-2.国立大学法人東北大学 金属材料研究所
【図4.水素クラスター電解液(DME/THF混合溶媒)を用いた
カルシウム二次電池の充放電特性 】
【図5.コベライト炭素複合体正極を用いたコインセルでの充放電特性 】
4-3.大阪公立大学
【図6.CuCl2電極を使用したアルミニウム電池の充放電曲線】

≪注目市場フォーカス≫
自動車分野のAI利用動向(1) (105~117ページ)
~2023年には車の開発にAIの利用が活発化~

1.自動車市場の動きとテーマ
2.国内の自動車分野でのAIの利用
2-1.全体のまとめ
【表1. 自動車分野のAIの利用動向検索結果一覧】
(1)「AI×国内OEM各社」の全体まとめ
①国内OEM検索件数
【図1.「AI×国内OEM」検索件数(79件)のOEM構成比(件数ベース:2021-2023年)】
②AIを利用する対象区分と導入・稼働状況
【図2.AIを利用する対象区分(83件)とAIの導入・稼働状況(25件)の
区分別構成比(件数ベース:2021-2023年)】
③AIを利用する対象区分と導入・稼働状況(OEM別)
【図3.OEM毎のAIを利用する対象区分の区分別構成比(件数ベース件数:2021-2023年)】
【図4.OEM毎のAIの導入・稼働の区分別構成比(件数ベース:2021-2023年)】
④AIを利用する対象分野と導入・稼働状況(年別)
【図5.AIを利用する対象の区分別件数(対象年:2021-2023年)】
【図6.AI導入・稼働状況の区分別件数(対象年:2021-2023年)】
(2)「AI×国内OEM各社」から見えてくるもの
【図7.AI利用対象と導入・稼働状況の区分別件数(数量:2021-2023年)】
3.OEM各社のAIへの取組状況
3-1.トヨタ自動車株式会社
【表2.トヨタ自動車のAIの取組み】
3-2.日産自動車株式会社
【表3.日産自動車のAIの取組み】
3-3.本田技研工業株式会社
【表4.本田技研工業のAI取組み】
3-4.マツダ株式会社、株式会社SUBARU、ダイハツ工業株式会社
【表5.マツダ、SUBARU、ダイハツ工業各社のAIの取組み】

自動車車室内センシング市場性探索(8)
生体信号認識/脳波・感情解析/ジェスチャー認識 (118~141ページ)
~2035年 国内新車搭載率40%の生体信号認識~
~生体信号認識は脳波・感情解析、ジェスチャー認識と、
 ドライバーの気持ちを予測し寄り添えるクルマを作る~

1.はじめに
1-1.顔・生体・ジェスチャー・脳波など3rdパーティーにチャンス大
【表1.車室内センシングの品目別搭載時期】
1-2.(顔認証&生体信号認識)アプリのロードマップ
【表2.車室内センシング(顔認証&生体信号認識まで)アプリのロードマップ】
2.自動車用生体信号認識の市場性探索
2-1.生体信号認識の可能性
(1)シートに織り込まれたセンシングアプリ
(2)指紋認証
2-2.今後、生体信号認識で活用されるデータとは
2-3.生体信号認識の活用を促進するもの
3.生体信号認識搭載車販売台数推移・予測
3-1.国内 生体信号認識搭載車販売台数推移・予測
【図・表1.国内の生体信号認証搭載車販売台数推移と予測(数量:2022-2035年予測)】
3-2.世界 生体信号認識搭載車販売台数推移・予測
【図・表2.世界の生体信号認証搭載車販売台数推移と予測(数量:2022-2035年予測)】
4.生体信号認識アプリベンダーの最新動向
4-1.本田技研工業株式会社「fMRI(磁気共鳴機能画像法)を用いた運転ミス予兆推定」
4-2.コンチネンタル(Continental AG)&トライナミクス(TrinamiX GmbH)「次世代型自動車盗難防止システム」
4-3.三菱電機株式会社「AI技術Maisart(マイサート)による体調異常検知」
(1)「近赤外線カメラと電波センサーで休憩提案や緊急停止の指示」
4-4.住友電気工業株式会社・住友理工株式会社「シート座面設置バイタルセンサー」
【図1.住友電気工業「車載用バイタルセンサー『MONILIFEモビリティ』」】
【図2.住友電気工業「ドライバーモニタリングシステム『バイタルセンサー』」】
4-5.株式会社村田製作所「乗員モニタリングセンサ」
【図3.村田製作所「乗員モニタリングセンサ」】
4-6.京セラ株式会社「静脈認証でセキュリティーの二重化」
【図4.京セラ「指の静脈認証を活用した車両盗難防止システム」】
4-7.メルセデスベンツ(Mercedes-Benz AG)「車載用指紋認証アプリ」
5.自動車用 脳波・感情解析の市場性探索
5-1.2030年代に大きく動き出す自動車用の生体信号認識&脳波・感情解析
【表3.自動車用生体信号認識&脳波・感情解析の品目別解析内容】
5-2.IBM(International Business Machines Corporation)の考える「生体情報・脳波で変わるクルマの未来」
【図5.IBM「現在、車載生体情報で行っていること」】
【図6.IBM「生体情報で変わる車の安全の未来」】
5-3.株式会社デンソー「感情認識AIで『あおり運転』防止」
5-4.株式会社クレアクト「CAPTIV NeuroLab(ニューロマーケティング分析システム)」
(1)「B-Alert(ポータブル脳波計測システム)」
5-5.世界の感情検出及び脳波認識ソリューションを提供するプレーヤー
【表4.世界の感情検出及び脳波認識ソリューションを提供するプレーヤー】
6.自動車用ジェスチャー認識の市場性探索
6-1.総論 ~ドライバーモニタリングとジェスチャー認識との違い~
6-2.ジェスチャー認識の一般的アプリ
6-3.ジェスチャー&視線認識融合アプリの可能性
6-4.ジェスチャー認識普及の困難さ
6-5.世界のジェスチャー認識ソリューションベンダー
【表5.世界のジェスチャー認識ソリューションを提供するプレーヤー】
6-6.自動車用ジェスチャー認識の市場性探索
6-7.自動車用ジェスチャー認識アプリベンダーの最新動向
(1)アプティブ(Aptiv PLC)「BMW向けジェスチャー認識トップランナー」
(2)株式会社東海理化「ジェスチャーエントリーシステム関連製品」
【図7.東海理化「電動スイングドア向けジェスチャーエントリーシステム」】
【図8.東海理化「シームレスコントローラ、
ジェスチャー操作搭載センターディスプレイ」】
【図9.東海理化「ジェスチャー動き検知処理システム」】
(3)NECソリューションイノベータ株式会社「フィンガージェスチャー」
【図10.NECソリューション「フィンガージェスチャー」】

≪タイムリーコンパクトレポート≫
協働ロボット市場 (142~151ページ)
~絶対的独占企業は未だ現れず、全プレーヤーにチャンスあり取るか、逃がすか~

1.協働ロボットとは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.日本市場~製造業の国内回帰で自動化需要が高まる、攻める海外勢をディフェンス、高性能化・高機能化に注力
3-2.中国市場~外資誘致政策で、製造業の更なる復興に期待、世界最大の協働ロボット市場として市場全体を牽引
3-3.韓国市場~YoY120%以上の堅調な市場、プレーヤー各自の領域が決まっており、新規参入が厳しい環境
3-4.米州市場~求人難が深刻化、自動化ニーズの上昇により協働ロボットの導入が増加
3-5.欧州市場~短期的にエネルギー需給問題の影響が設備投資まで及ぶものの、長期的には製造業強化政策で自動化のニーズが増加する見通し
4.注目トピック
4-1.協働ロボットの動作速度改善に対する研究開発が進む
4-2.高可搬重量製品に対する需要が増加
4-3.コスト削減が必須、製品価格を10年後に30%ダウンが目標
5.将来展望
【図1.協働ロボット世界出荷台数推移・予測(数量:2021-2032年予測)】

関連マーケットレポート

Yano E plus 2024年1月号(No.190)

《トップ年頭所感》
2024年、対立とリスクを乗り越え、世界の再構成を! (3~6ページ)

株式会社矢野経済研究所 代表取締役社長 水越 孝

≪次世代市場トレンド≫
次世代AI・コンピューティング技術(2) ~生成AI~ (7~43ページ)
~ChatGPTの衝撃に世界が揺さぶられ、多くの人が圧倒的な性能の
 高さと手軽さに飛びついた。AIは人々の身近なパートナーに変身~

1.世界を驚かせた「ChatGPT」の衝撃
2.生成AIとは
3.生成AIの応用カテゴリー
3-1.文書
3-2.視覚メディア
3-3.音声・音響
3-4.プログラム
4.生成AIに関する市場規模
【図・表1.生成AIの国内およびWW市場規模予測(金額:2025-2050年予測)】
5.生成AIに関連する企業・研究機関の取組動向
5-1.AI Inside株式会社(エーアイインサイド)
(1)生成AI・LLMの研究開発と社会実装を行なう独自の「XResearch」を創設
(2)マルチモーダルなAI統合基盤「AnyData」の提供開始と同時に、日本語LLMサービス「PolySphere-1」の運用を「AnyData」で実現
【図1.「AnyData」のイメージ】
(3)生成AI・LLMの伴走型リスキリングプログラムを提供開始、ビジネス変革のためのユースケース1万件以上の創出へ
【図2.伴走型リスキリングプログラムの概要】
(4) AIエージェント「Heylix」を提供開始、生成AIによるビジネス変革を実現するマーケットプレイスを構築へ
【図3.「Heylix」の運用イメージと特長】
(5)AIエージェント「Heylix」を正式版として提供開始、チャットボット生成など5つの
新機能を追加
(6)七十七銀行の生成AI導入プロジェクトを共同実施
【図4.非構造化データを構造化するプロセスのイメージ】
5-2.日本電気株式会社(NEC)
【図5.NEC Generative AI Service Menu】
(1) NEC開発の日本語LLM
【図6.NEC開発のLLM】
【図7.LLM開発の強化イメージ】
(2) NEC Generative AI Service Menuの特長
【図8.生成AI利用に必要な機能をまとめて提供する
NEC Generative AI Framework】
【図9.提供形態】
(3) NEC Generative AI Advanced Customer Programの特長
【図10.NEC Generative AI Advanced Customer Program】
5-3.国立大学法人 九州大学
(1)バイオアートの世界
【図11.細胞骨格のイメージ】
【図12.バイオアート作品】
(2)生成AIを用いたバイオアート
【図13.生成AI「Midjourney」による細胞のアート表現】
5-4.HEROZ 株式会社(ヒーローズ)
(1)生成AIで建築実務(仕様書作成からBIMの操作まで)を効率化
(2) HEROZとNTTマーケティングアクトProCXおよびUSEN-NEXT HOLDINGSは、ChatGPTを活用し人と生成AIを融合した「次世代型コンタクトセンター」プロジェクトを始動
【図14.ChatGPTを活用した「次世代型コンタクトセンター」のイメージ】
5-5.株式会社 FRONTEO(フロンテオ)
(1)AIエンジン「KIBIT」
【図15.「KIBIT」の仕組み】
(2)創薬の課題に取り組む「KIBIT」の活用法
【図16.AI×創薬の専門家が生み出した「KIBIT」の活用による
「Drug Discovery Best Known Methods」例フローチャート】
(3)創薬支援サービス「Drug Discovery AI Factory」
①重複差分解析
図17.新規の標的分子やバイオマーカーの特定につながる仮説を
導き出す重複差分解析】
②2次元マッピング解析
③ベクトル加算解析
【図18. 新規性の高い標的分子や
バイオマーカーの発見につながることが期待されるベクトル加算解析】
④多面的解析
⑤Virtual Experiments
【図19.疾患に対する新たな標的分子や
作用機序の仮説を生成するVirtual Experiments】
5-6.株式会社 MatrixFlow(マトリックスフロー)
(1)先進諸国に比べて圧倒的に遅れている日本のAI対応
(2)AI活用プラットフォーム「MatrixFlow」
【図20.継続的なAI活用として必要な機能を提供する「MatrixFlow」】
【図21.それぞれの工程で効果的に業務を遂行するために活用を意識した
設計になっている「MatrixFlow」】
(3)「MatrixFlow」の活用事例
①高速・高精度でシミュレーション結果を予測した事例(国内私立大学工学部)
【図22. シミュレーションを実行せずに高速・高精度でシミュレーション結果を
予測した国内私立大学工学部の事例】
②波形データからの異常検知事例
【図23.波形データからの異常検知事例】
③チャットサポート対応の最適化事例
【図24.チャットサポート対応の最適化事例】
6.生成AIの将来展望

メタサーフェス (44~80ページ)
~低損失で、透過率・屈折率を幅広く制御できるメタサーフェスは、
 テラヘルツ波を用いるBeyond 5Gに欠かせないデバイスとなる~

1.一躍脚光を浴びるようになったメタサーフェス
2.メタサーフェスとは
3.メタサーフェスの特長
4.メタサーフェスの応用分野
4-1.光学
4-2.無線通信
4-3.センシング
4-4.エネルギー
4-5.宇宙
4-6.軍事
5.メタサーフェスに関する市場規模
【図・表1.メタサーフェスの国内およびWW市場規模推移と予測
(金額:2020-2040年予測)】
【図・表2.メタサーフェスの応用分野別WW市場規模推移と予測
(金額:2020-2040年予測)】
6.メタサーフェスに関連する企業・研究機関の取組動向
6-1.国立大学法人 大阪大学
(1)金属メタサーフェスによる吸収と反射の制御
(2)誘電体メタサーフェス
6-2. 国立大学法人 筑波大学
(1)表面プラズモンのフェムト秒時間分解イメージングによって光の波束の動きを捉える
【図1.表面プラズモンの模式図】
 (2)人工物質「ナノ原子」の光応答を100兆分の1秒の時間分解能で可視化
【図2.本研究に用いた実験手法の概略図】
【図3.ナノ共振器を通り抜ける表面プラズモン波束の時間分解映像の
スナップショット】
【図4.ナノ共振器の共鳴振動数の「離調」による通り抜け波束のシフトの制御】
6-3.国立大学法人 東京大学
(1)光学メタサーフェスを用いた小型・高速偏波受信器の開発(東京大学/NICT共同プレスリリース[1])
【図5.光学メタサーフェスを用いた垂直入射型偏波受信器の模式図(左)と、
試作したメタサーフェスのSEM像(右)】
【図6.メタサーフェスによる偏波分離】
 【図7. 試作した素子を用いたセルフコヒーレント信号光の受信結果】
(2)メタサーフェスを用いた空間・偏波多重コヒーレント受信器の開発
【図8.新たに提案された表面入射型マルチコアDPコヒーレント受信器】
6-4.国立大学法人 東北大学
(1) 6G次世代通信に向けたテラヘルツ波の透過性・位相可変メタマテリアルの開発
【図9.開発したチューナブル・フィルターの基本構造の模式図】
【図10.製作したメタマテリアル単位構造部のSEM像】
(2) 6G通信向け電波制御材料として安価かつ大量生産可能な3次元バルクメタマテリアルの開発
【図11.3次元バルクメタマテリアルの外観写真(a)と拡大写真(b)】
(3) 6G向け透過型メタマテリアルでテラヘルツ波の伝播方向を広角に制御可能な電波偏向制御技術の開発
【図12.製作した透過型メタマテリアルの光学顕微鏡写真】
(4)他のアプリケーション事例
①ロボットアーム用メタマテリアル
【図13.表面プラズモン共鳴による光吸収を利用した
超高感度光学式フォースセンサーの模式図】
②スマートフォン・モバイル端末用メタマテリアル
【図14.メタマテリアルカラーフィルターを用いた超小型分光器】
③熱遮蔽メタマテリアル
【図15.2次元周期構造を持つメタマテリアル(上)とその透過・反射スペクトル】
④バイオメディカル用メタマテリアル
【図16.回転対称メタマテリアルを用いた高感度屈折率センサーと
DNAのラベルフリー検出】
⑤可視光用誘電体メタマテリアル
【図17.メタマテリアル粒子に及ぼす水素アニーリングの効果】
(5)メタマテリアル研究革新拠点(Meta-RIC)
6-5.国立大学法人 三重大学
【図18.2.4GHzにおいて高い吸収を示す低反射メタマテリアルの設計】
【図19.数値シミュレーションによる素子の設計】
【図20.シミュレーション結果】
【図21.マイクロ波測定実験のサンプル(左)と模式図(右)】
6-6.国立研究開発法人 理化学研究所
(1)メタレンズ
【図22.GaN製メタレンズ】
(2)「黒」をつくる
【図23. メタマテリアル吸収体の模式図(左)。MgF2ギャップ層で分離されたAuフィルム上のAuマイクロリボン(50nm)で構成されるメタマテリアル吸収体MIM(金属/絶縁体/金属)の断面図(右)】
(3)赤外分光法(FT-IR)
①固体サンプル
【図24.FT-IRに供した単分子薄膜固体サンプル(左)とFT-IR結果(右)】
②液体サンプル
【図25.FT-IRに供した液体サンプル】
③気体サンプル
【図26.2D MIM構造から3D MIM構造にしてホットスポット密度が
増加することで感度向上を図った気体サンプル用MIM構造】
7.メタサーフェスの将来展望

《次世代電池シリーズ》
次世代電池シリーズ(3)新原理/新型電池の動向 (81~93ページ)
~前進する新原理/新型電池、一部既に商用化も、状況は千差万別~

1.はじめに
1-1.新原理電池
【図1.開発するフッ化物電池の概念図】
1-2.新型リチウムイオン電池
1-3.新原理/新型LiBの市場化見通し
【図・表1.新原理電池/新型LiBのWW市場化見通し(金額ベース:2022-2030年予測)】
2.注目企業・研究機関の最新動向
2-1.CONNEXX SYSTEMS(コネックスシステムズ)株式会社
【図2. (左)BLPシリーズ:73.7kWh (右)LUVISシリーズ:61.4kWh】
【図3.SHUTTLE Battery 充放電反応概念図】
2-2.京セラ株式会社
【図4.(左)クレイ型LiBのスタックセル
(右)クレイ型LiB搭載のEnerezza蓄電池ユニット】
【図5.クレイ型LiBの電極構造】
2-3.株式会社クオルテック
【図6.(左)活性炭比率と重量エネルギー密度 (右)各温度域における充放電曲線】

≪注目市場フォーカス≫
「2024年問題」の物流システム市場動向 (94~109ページ)
~商用車コネクテッドが解決の糸口だが、すぐに効く薬では無い~

1.物流業界を巡る「2024年問題」とは
1-1.物流市場の現況とトラック運送における「2024年問題」
【表1.2024年問題とされる各種改正内容】
【表2.「働き方改革関連法」など改正に伴う影響範囲】
2.日本のトラック物流の現状
2-1.国内物流の現状
【表3.国内の物流事業者の営業収入、事業者数、従業員数】
【図1.国内の物流事業者の営業収入(左図)、従業員数(右図)】
2-2.商用車の現状
【表4.国内営業用自動車保有台数(2023年9月現在)】
【図2.国内自動車保有台数(2023年9月現在)】
2-3.トラック物流の現状
【図3.トラック運送業区分】
2-4.物流の課題に対する様々な対応
(1)これまでの国などの対応
【図4.B ;スマート物流サービスの取組み】
(2)ソリューションベンダーの動き
【図5.物流ソリューションの概要(物流関連市場の取り組み(例))】
3.トラック物流の課題と考えられる対応
【図6.モビリティ情報の収集】
3-1.物流事業者か荷主か・・・
【表5.IFと2Fの区分】
3-2.「2024年問題」への1Fの対応
【図7.物流の課題と物流MSPFの関係】
3-3.商用車コネクテッドカーの市場規模推移予測
【表6.商用車のトラッキング・コネクテッド車両の市場規模推移(数量:2023-2030年予測)】
【図8.商用車のトラッキング・コネクテッド車両の市場規模推移(数量:2023-2030年予測)】

自動車車室内センシング市場性探索(7)顔認証 (110~131ページ)
~2026~2030年本格的搭載進む車載顔認証~
~決済、シェアリング、免許証、アルコール検知、MaaS、防犯、
 視線検知、虹彩認証、生体信号活用・・・多様なアプリと連携進む~

1.はじめに~OEMによる車室内センシングの品目別搭載ロードマップ~
【表1.車室内センシングの品目別搭載時期】
1-1.本格的搭載時期2016~2020年のアプリ
1-2.本格的搭載時期2021~2025年のアプリ
1-3.本格的搭載時期2026~2030年のアプリ
【表2.車載用顔認証技術のあれこれ】
1-4.本格的搭載時期2031年以降のアプリ
2.顔認証を活用した自動車サービスの品目別状況
2-1.本格的搭載時期2031年以降のアプリ
(1)顔認証による決済関連サ-ビス
(2)顔認証によるモビリティ・シェアリングサービス
(3)顔認証による免許証のアプリ化
(4)メーター改ざん防止/データ改ざんの無い修理履歴
(5)顔認証+アルコール検知
(6)顔認証によるMaaS関連サービス
(7)顔認証による犯罪者特定
2-2.2030年以降の車載顔認証の4つの方向性
【図1.2030年以降の車載顔認証の4つの方向性】
3.自動車用顔認証をリードする一党独裁国家
4.顔認証搭載車販売台数推移・予測
4-1.国内 顔認証搭載車販売台数推移・予測
【図・表1.国内 顔認証搭載車販売台数推移・予測(数量:2022-2035年予測)】
4-2.世界顔認証搭載車販売台数推移・予測
【図・表2.世界 顔認証搭載車販売台数推移(数量:2025-2035年予測)】
5.顔認証アプリ・ベンダーの最新動向
5-1.乗用車向け顔認証アプリ・ベンダーの最新動向
(1)コンチネンタル(Continental AG)「多様な生体信号データを合わせて認証」
(2)ルノー(Renault Group)「顔認識自動ドアや自動決済機能付きEV」
(3)現代自動車(Hyundai Motor Company)「顔認証+指紋認証連携」
(4)商湯科技開発有限公司(センスタイム)「車載用顔認証統合アプリ『Human Action』」
【図2.センスタイム「車載用顔認証統合アプリ『Human Action』」】
(5)Cipia Vision Ltd「ドライバーの監視・識別・ジェスチャー認証」
①ドライバーの監視
②ドライバーの識別
③ジェスチャーコントロール
④キャビンセンス
【図3.Cipia「ドライバーの監視・識別・ジェスチャー認証」】
5-2.業務車両向け顔認証アプリ・ベンダーの最新動向
(1)丸紅株式会社「手ぶらで乗降できる顔認証決済システム」
(2)GO株式会社「DRIVE CHART」
(3)パナソニック株式会社「顔認証乗車実証実験」
(4)岐阜市「顔認証AIによる自動運転バス決済」
(5)サイバートラスト株式会社「ドライバーズ認証 デモシステム」
(6)MONET Technologies株式会社:MONETマーケットプレイス「顔認証APIを提供」
(7)日本電気株式会社(NEC)「北海道キロロリゾートで顔認証活用MaaS」
(8)株式会社サイホープロパティーズ「顔認証連動型アルコールチェックシステム」

≪タイムリーコンパクトレポート≫
リチウムイオン電池のリユース・リサイクル動向 (132~136ページ)
~足元は過熱感の様相、目指すべきはブームの先を見据えた最適な仕組み作り~

1.リチウムイオン電池のリユース・リサイクルとは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.LiB製造工程における工程内スクラップ動向(概要)
3-2.中国におけるLiBリユース動向(概要)
3-3.中国におけるLiBリサイクル動向(概要)
4.注目トピック
4-1.車載用LiBの廃棄・回収状況
5.将来展望
【表1.リチウムイオン電池(LiB)リユース・リサイクル世界市場の動向】

関連マーケットレポート