2005年版 RF-ID(無線ICタグ)市場マーケティングレポート

製造分野や物流分野、流通分野などの8種類のアプリケーションに対して2010年度までの市場規模推移を予測/RF-ID(無線ICタグ)の将来性を中心に今後の市場動向をレポート。

発刊日
2005/11/30
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体裁
A4 / 301頁
資料コード
C47204000
PDFサイズ
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調査資料詳細データ

調査概要
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1.調査目的
RF-ID(無線ICタグ)を対象として、市場への参入企業及びSI(システムインテグレーター)の取組動向や市場の見方、今後の戦略などを面談取材し、現状の把握や将来予測を行うことで関連各社の戦略立案のための基礎資料に供することを目的とする。

2. 調査対象先
目次参照

3. 調査内容
目次参照

4.調査方法
専門調査員による直接面談取材

5.調査,編集期間
2005年9月~2005年11月

6.企画,調査,編集責任者
株式会社 矢野経済研究所 大阪支社
インフォメーション・テクノロジーコムテック事業部 ユビキタスチーム

リサーチ内容

~ はじめに ~

ユビキタス社会のキーデバイスRF-IDシステムマーケットの全貌を明らかにすべく、版を重ねるごとにその深度を高めてきた当調査資料「RF-ID(無線 ICタグ)市場マーケティングレポート」は2005年版で通算3度目の発刊を迎えます。これまでのレポートにおいて同市場における参入企業ごとの取組動向 や市場観、今後の戦略、アプリケーション開発の主要テーマなどを面談取材し、その回答の礎となる参入企業の製品スペックの比較や各企業のターゲットアプリ ケーション、標準化への見方等を徹底調査してまいりました。本年度の注目動向は「第二ステージに入ったRF-ID市場」と題して、実証実験から本格稼動シ ステムへの移行や単独企業での運営から企業間連携への動き、業界別の標準化から業界を横断した標準化などベンダー側とアプリケーション側の動向を取材し、 昨今盛り上がりを見せるUHF帯周辺の動向も綿密に調査いたしました。

これらの調査を基に今年度のRF-IDシステム市場において市場規模を試算した結果、2005年度見込みで2,170万枚と見込まれ、2010年度では、 流通分野や物流分野など様々なアプリケーションの成長から21億9,200万枚にまで達すると推計されました。これを裏付けるものとして、昨今のRF- IDシステム市場はますます現実的な成長を遂げており、参入企業各社から得られるあらゆる情報はより具体化しております。低価格化などの課題問題点やシス テムとして潜在ユーザーが持っている本当のニーズ、RF-IDシステム自身の強みや弱みなど、様々な情報についてベンダー各社は市場における正確な現状を 明確に把握しており、これをベースにRF-IDシステム市場の次の展開に対応する戦略を構築しています。周辺機器やソフトウェアを含めたソリューション サービスなどの価格低下も急激に進展しており、今後は、SCMやEDIなどの業務の効率化・合理化の推進を主軸に普及が進展し、様々な分野への業態横断的 な広がりが見込まれています。

最後になりますが、本レポート作成にあたっては取材企業の皆様及び各方面の方々に貴重なお時間と資料をご提供いただき、多大なるご協力を頂きました。この場をお借り致しまして深く感謝の意を表する次第です。

インフォメーション・テクノロジー
コムテック事業部 ユビキタスチーム
RF-ID(無線ICタグ)プロジェクト



~ 目  次 ~

第Ⅰ章 市場総論

1.市場概況

(1)今年度の動向と市場概況

(2)基本構成と技術動向
1技術概要
2.様々な分類
3.構成要素
4.交信領域
5.交信速度
6.電波干渉
7.一括読取(アンチコリジョン)

(3)利用分野とアプリケーション

(4)アプリケーション事例
1サプライチェーンマネジメントシステム
2.自動精算システム
3.貸出管理システム
4.ロジスティック(物流)システム
5.トレーサビリティーシステム
6.犯罪・事故防止システム
7.フューチャーストア
8.登下校情報配信
9.スポーツ競技誤審対策
10.幼児防犯・老人介護
11.不法投棄・違法放置防止
12.医薬品処方・投薬管理

(5)現状の課題・問題点

(6)標準化の動向

(7)実証実験と採択案件の概要

(8)行政によるRF-ID関連予算の現状

2.RF-ID(無線ICタグ)の定義

3.RF-ID(無線ICタグ)導入ロードマップ

4.参入メーカー(調査企業)一覧

5.参入メーカー(調査企業)の展開事業分野一覧

6.主要上市製品とスペック一覧

7.主要展開ソリューション一覧

8.RF-ID(無線ICタグ)の市場規模推移
(1)総市場規模推移グラフ
(2)平均単価推移グラフ
(3)需要分野別市場規模推移グラフ(数量)
(4)需要分野別構成比推移グラフ(数量)
(5)アプリケーション別市場規模推移グラフ(数量)
(6)アプリケーション別構成比推移グラフ(数量)

9.リーダ/ライタの市場規模推移
(1)総市場規模推移
(2)需要分野・アプリケーション別市場規模推移グラフ(数量)
(3)需要分野・アプリケーション別構成比推移グラフ(数量)

10.需要分野構成

11.主要ユーザー導入事例

12.ターゲットアプリケーション

13.ユーザーのニーズとその目的

14.標準化への見方

15.アプリケーション開発の主要テーマ

16.生産・調達体制の整備状況と計画

17.販売体制及び流通経路

18.主要周波数帯別ソリューション一覧

19.他社との差別化戦略

20.市場業界動向

21.現状の課題・問題点

22.今後の市場見通し


第Ⅱ章 自動認識・関連ビジネスの動向


1.ICカード市場
(1)2010年度予測で3億4,000万枚市場に
(2)ICカードの需要分野別構成比推移グラフ(数量ベース)
(3)ICカードのアプリケーション(需要分野)展望

2.バイオメトリクス市場
(1)2010年度予測で301億円市場に
(2)需要分野・用途別市場
(3)識別方式(タイプ)別市場
(4)バイオメトリクスの解説と市場拡大の要因

3.RF-ID(無線ICタグ)の潜在ユーザーニーズ動向
(1)現在使用している自働認識システム

(2)自動認識システム別満足度

(3)最も関心のあるRF-ID(無線ICタグ)のアプリケーション
1製造(FA)分野
2.流通分野
3.物流分野
4.アミューズメント分野
5.レンタルリース分野

(4)RF-ID(無線ICタグ)の導入意向

(5)ユーザーの導入意向と採用計画予定
1積極的に導入したいユーザーの採用計画予定
2.導入したいユーザーの採用計画予定

4.非接触ICカードのユーザーニーズ動向調査
(1)非接触ICカードの認知度
(2)現在メインとなっているカードシステムの状況
(3)現行システムと満足度の関係
(4)最も関心のあるアプリケーション
(5)非接触ICカードの将来性認識

5.モバイルフェリカ市場
(1)非接触ICカード対応携帯電話出荷予測推移
(2)現在までの概況と今後の有望アプリケーション

6.金融端末市場
(1)ATM市場
(2)CD市場

7.その他関連市場
(1)POS市場
(2)スキャナ一体型ハンディターミナル市場

第Ⅲ章 個別企業実態調査票


NECトーキン 株式会社
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ 株式会社
オムロン 株式会社
スマートIDテック 株式会社
大日本印刷 株式会社
東レインターナショナル 株式会社
凸版印刷 株式会社
トッパン・フォームズ 株式会社
日本アールエフソリューション 株式会社
日本信号 株式会社
日本電気 株式会社
日本ユニシス 株式会社
株式会社 日立製作所
日立マクセル 株式会社
富士通 株式会社
マイティカード 株式会社
三菱マテリアル 株式会社
吉川アールエフシステムズ 株式会社

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