2010年版 在宅における栄養剤、流動食の使用ユーザー調査
2004年度に栄養剤の市場規模を超えた流動食の市場成長は留まるところを知らず、今後も年次拡大が予測されております。薬価切り下げの脅威や医薬品自体の否定が噂される栄養剤に比べ、使用数量、使用金額共に拡大する流動食市場は、給食料の見直しがあった2006年以降も、病院や施設はもちろん在宅での使用も増えています。
栄養剤については、使用量は増えているものの、薬価切り下げや使用現場における流動食との競合により苦戦を強いられています。メーカー各社は、褥瘡、PEM、逆流性肺炎、PEGなど、病態や手技に適した製品開発を進めると同時に、全病食問屋などの医療食品流通や介護サイトを通じて在宅市場に注力しており、流動食メーカーによるHPでの直販が徐々に整備されつつあります。また、流動食は大手ドラッグチェーンなど、今後の一般流通の拡大を見込んで小売ルートの開拓が進んでいます。本企画では、在宅で栄養剤と流動食を使用する一般消費者(介護者または被介護者)を対象に、栄養剤と流動食の使用製品や使用量、購入ルートや購入価格、受取方法や支払方法、製品やメーカーの評価、使用上の課題、今後の使用見通し等を調査、分析することにより、当該市場を総合的、多角的に把握、見通すことを目的に本調査レポートを発刊いたしました。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
調査目的:在宅で栄養剤と流動食を使用する全国の一般消費者(患者及びその介護家族)を対象に、栄養剤と流動食の使用製品と使用量、購入ルートや価格、受け取り方法や支払い方法、製品評価、そして今後の使用見通し等を調査、分析することにより、当該市場を見通すことを当調査の目的とした。
調査期間:2010年7月~8月
■本資料のポイント
- 在宅で栄養剤と流動食を使用する一般消費者(介護者または被介護者)を対象に、栄養剤と流動食の使用製品や使用量、購入ルートや購入価格、受取方法や支払方法、製品やメーカーの評価、使用上の課題、今後の使用見通し等をインターネットにより調査。
- 調査結果を男女別、年齢別(65歳未満・以上)、病態別で集計、分析。
■本資料の概要
第Ⅰ章 総括編
第Ⅱ章 市場分析編
第Ⅲ章 個表編
■掲載内容
第Ⅰ章 総括編
1.在宅ユーザーの実態
2.在宅で使用されている製品と使用状況
3.在宅ユーザーの製品購入状況
4.ユーザーが信頼する推薦者と媒体
5.製品への満足状況と今後の使用見通し
第Ⅱ章 市場分析編
回答者属性
1.製品使用者
1)使用者の続柄
2)使用者の年齢
3)使用者の介護度
4)使用者の入院・通院の有無
2.使用製品
1)使用パターン
2)使用中の栄養剤
3)使用中の流動食
4)栄養剤の月間使用量(個、パック、缶/月)
5)流動食の月間使用量(個、パック、缶/月)
6)栄養剤の月間購入金額(円/個、パック、缶)
7)流動食の月間購入金額(円/個、パック、缶)
3.製品の使用状況
1)栄養経路(経口、経鼻、PEG)
2)在宅での使用開始時期
3)在宅での使用開始理由(きっかけ)
4.製品の購入状況
1)購入先
2)購入先の名称
3)購入単位
4)注文方法
5)受取方法
6)支払方法
7)製品の購入・閲覧・参考とするウェブページ
5.使用製品の評価
1)満足度
2)具体的な満足点
3)具体的な不満点
6.栄養関連、介護関連、健康関連の情報入手先、相談先
7.製品の使用上の問題点、クレーム
8.栄養剤と流動食の今後の使用見通し
1)今後の使用意向
2)製品の具体的な継続使用理由
第Ⅲ章 個表編
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