2012 業務用給湯器市場の現状と将来展望

2007年度に発刊した「業務用ヒートポンプ給湯器市場の現状と将来展望」では、電気式の業務用ヒートポンプ給湯器の市場動向を調査・分析して取りまとめた。当時、業務用ヒートポンプ給湯器は市場投入の初期段階にあり、普及拡大が始まる時期にあった。その後5年が経過し、ヒートポンプ給湯器市場では参入メーカーが増え、新製品も相次いで投入され、建築設備設計者における製品認知率の高まりとともに市場は大きく成長した。一方、従来からのガス・石油式の業務用給湯器も依然として大きな市場規模を有しており、よりコンパクトで低価格であるにもかかわらず、大容量にも対応できるマルチタイプの製品が販売実績を伸ばしてきている。このように業務用給湯器市場は、熱源方式や製品バリエーションの多様化とともに競合が激化しており、本企画ではその最新の市場動向を調査・分析する。本調査レポートでは、ガス給湯器、温水ヒーター(ガス、石油)、電気式ヒートポンプ給湯器とともに、東日本大震災以降注目を集めている再生可能エネルギー利用機器としての太陽熱温水システムも含めて、総合的に業務用給湯器の市場動向を取りまとめた。

発刊日
2012/06/26
体裁
A4 / 213頁
資料コード
C54300300
PDFサイズ
1.4MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査目的:業務用給湯器市場の現状と将来展望を明らかにするとともに、同事業を展開している事業者の実態と戦略を分析したものである。
調査対象:ガス給湯器メーカー、ガス会社、温水ヒーターメーカー、業務用ヒートポンプ給湯器メーカー、太陽熱温水システムメーカー
調査方法:直接面接取材および電話取材等による調査結果をもとに、矢野経済研究所独自の手法と責任により分析を行った。また、掲載している数値等はヒアリング内容などをもとに全て矢野経済研究所が推定したものである。
調査期間:2012年4月~2012年6月
 

リサーチ内容

■本資料のポイント

  • 熱源別・需要分野別の業務用給湯器の市場規模推移(2009~2011年度)
  • 熱源別の業務用給湯器のメーカーシェア(2011年度)
  • ヒアリング取材に基づく、参入メーカー、企業の製品戦略・事業戦略の徹底分析
  • 業務用給湯器の市場規模予測(2012→2017、2022年度)
  • 今後の市場規模拡大のための課題抽出と解決方法の提言

■本資料の概要

第1章 業務用給湯器市場の現状
第2章 参入企業の実態と戦略分析
第3章 業務用給湯器市場の将来展望

■掲載内容

第1章 業務用給湯器市場の現状

1.本報告書における業務用給湯器市場の位置づけ
  1)業務用給湯器の位置づけ
  2)機器内容及び参入メーカー
  3)本調査における対象企業の位置づけ
2.参入各社の製品ラインナップの状況
  1)加熱能力(kW)及び効率(COP)
  2)価格比較
3.業務用給湯器市場の動向
  1)業務用給湯器の需要先市場のトレンド
  2)対象各社の実績動向(数量、能力、金額)
  3)業務用給湯器の市場規模推移(数量、能力、金額)
  4)業務用給湯器の機器別シェア(2011年度)
  5)業務用給湯器の熱源別シェア(2011年度)
  6)業務用給湯器の新築・リニューアル別需要構成(2011年度)
  7)製品カテゴリー別・需要分野別の市場内訳(2011年度実績)
  8)業務用給湯器のメーカーシェア(2011年度実績)
4.調査対象企業の動向、東日本大震災後の影響等

第2章 参入企業の実態と戦略分析

1.ガス給湯器メーカー・ガス会社
  1)パーパス
  2)リンナイ
  3)東京ガス
  4)大阪ガス
2.温水ヒーターメーカー
  1)日本サーモエナー
  2)昭和鉄工
3.ヒートポンプ給湯器メーカー
  1)三菱電機
  2)前川製作所
  3)日立アプライアンス
  4)ダイキン工業
  5)東芝キヤリア
  6)日本イトミック
  7)三菱重工業
  8)パナソニック
  9)ゼネラルヒートポンプ工業
  10)サイエンス
4.太陽熱温水システムメーカー
  1)矢崎総業
  2)チリウヒーター

第3章 業務用給湯器市場の将来展望

1.業務用給湯器需要先用途分野の市場予測
2.業務用給湯器の市場予測(2013年度~2017年度、2022年度予測)
3.業務用給湯器の機器別市場予測
4.新築・リニューアル別需要予測
5.機器別熱源別需要予測
6.業務用給湯器の需要用途予測
7.機器別製品開発の方向
8.市場規模拡大のための課題と解決方法
 

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