2014年版 お稽古・習い事サービス市場徹底調査
本調査レポートでは、お稽古事や習い事を「市場」として捉えるべく、参入事業者、コンテンツ、ユーザーそれぞれの市場動向を調査し、多角的に「お稽古・習い事」市場を分析・解説した。各分野の主要事業者への取材調査に加え、趣味や習い事に関する消費者アンケート調査も掲載。本年版の注目トピックでは、「消費税増税の影響」「情報端末機器を用いた習い事に関する動向」を解説する。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
調査目的:「お稽古・習い事」に関連するサービスを提供している事業者の実態、およびサービスに対するユーザーの実態を調査し、「お稽古・習い事」市場の内容別、実施形態別の市場規模、市場動向を明らかにすることを目的としている。
調査対象企業:カルチャーセンター/フィットネスクラブ/通信教育事業者/情報サイト運営事業者/各種教室運営事業者
調査方法:(1)直接面接取材 (2)インターネットアンケート調査 (2)文献調査その他データ収集
調査期間:2014年4月~2014年6月
- お稽古・習い事のサービスベンダーを徹底調査した上で市場動向を解説
- カルチャーセンター・フィットネスクラブなど業態別の事業戦略と方向性を調査・解説
- お稽古・習い事のコンテンツ別市場構造、市場規模推移、サービストレンドを解説
- 一般消費者の習い事の消費傾向、サービスベンダーの利用度、認知度ランキングを調査
- 消費税増税の影響は?最新市場動向を解説
第1章 調査結果のポイント
第2章 事業形態別市場動向
第3章 コンテンツ別市場動向
第4章 主要事業者の個別実態
第5章 「お稽古・習い事」ユーザー動向
■掲載内容
第1章 調査結果のポイント
1.市場動向
(1)事業形態別市場動向
①カルチャーセンター市場
POINT1 会員数の回復が大きな課題、市場は減少基調で推移
POINT2 流通系、独立系のカルチャーセンターのプレゼンスが高まる
②フィットネスクラブ市場
POINT1 健康ニーズの高いシニア層の会員が増加、市場は堅調に推移
POINT2 上位4社で市場の約5割を占める寡占市場
POINT3 顧客ニーズの多様化により新規プログラム、専用業態の導入が進む
③通信教育・eラーニング市場
POINT1 自己投資や生活の充実を目的とする講座の人気が高まる
POINT2 サービスベンダ各社はそれぞれの得意領域で講座展開
POINT3 スマートフォン、タブレット端末に対応したサービスの拡充
④情報サイト市場
POINT1 「広告収入型」のビジネスモデルが苦戦
POINT2 中小規模カルチャー教室を取込む「ネットワーク活用型」
(2)コンテンツ市場動向
①2013年度コンテンツカテゴリ別市場規模
②コンテンツカテゴリ別市場規模推移(2012年度・2013年度・2014年度予測)
2.注目トピック
(1)消費税増税による影響
POINT1 増税によって習い事自体をやめてしまった人の割合は9.7%
POINT2 事業者側へのヒアリングでは大きな影響はないが大半
(2)情報端末機器を用いた習い事に関する動向
POINT1 英語・外国語の実施率は約7割
POINT2 サービスベンダ各社の展開状況
3.展望と課題
POINT1 市場は縮小基調なるも、スポーツ系の習い事は安定推移
POINT2 ユーザーの生活スタイルに寄り添ったサービス提供が重要
POINT3 男性シニア層の取込み
第2章 事業形態別市場動向
1.カルチャーセンター市場
(1)市場の定義(2)市場概況・市場規模(3)有力事業者シェア
2.フィットネスクラブ市場
(1)市場の定義(2)市場概況・市場規模(3)主要事業者業績ランキング
3.通信教育・eラーニング市場
(1)市場の定義(2)市場概況・市場規模(3)主要事業者動向
4.情報サイト市場
(1)市場の定義(2)市場構造・市場概況(3)主要事業者動向
第3章 コンテンツ別市場動向
1.日本文化市場
(1)華道
①市場規模 ②市場(業界)動向 ③参入事業者 ④今後の業界の見通し
(2)茶道
①市場規模 ②市場(業界)動向 ③参入事業者 ④今後の業界の見通し
(3)書道
①市場規模 ②市場(業界)動向 ③参入事業者 ④今後の業界の見通し
(4)日本舞踊
①市場規模 ②市場(業界)動向 ③参入事業者 ④今後の業界の見通し
(5)囲碁
①市場規模 ②市場(業界)動向 ③今後の業界の見通し
(6)将棋
①市場規模 ②市場(業界)動向 ③今後の業界の見通し
(7)短歌・俳句
①市場規模 ②市場(業界)動向 ③参入事業者 ④今後の業界の見通し
(8)着付け
①市場規模 ②市場(業界)動向 ③参入事業者 ④今後の業界の見通し
2.音楽教室市場
①市場規模 ②市場(業界)動向 ③参入事業者 ④今後の業界の見通し
3.スポーツ教室市場
①市場規模 ②市場(業界)動向 ③参入事業者 ④今後の業界の見通し
4.料理教室市場
①市場規模 ②市場(業界)動向 ③参入事業者 ④今後の業界の見通し
5.ダンス教室市場
(1)バレエ
①市場規模 ②市場(業界)動向 ③今後の業界の見通し
(2)社交ダンス(ボールルームダンス)
①市場規模 ②市場(業界)動向 ③今後の業界の見通し
(3)ジャズダンス・ヒップホップダンス・その他ダンス
①市場規模 ②市場(業界)動向 ③今後の業界の見通し
6.美容・健康教室市場
(1)ネイルアート
①市場規模 ②市場(業界)動向 ③参入事業者 ④今後の業界の見通し
(2)アロマテラピー
①市場規模 ②市場(業界)動向 ③参入事業者 ④今後の業界の見通し
7.パソコンスクール/教室市場
①市場規模 ②市場(業界)動向 ③参入事業者 ④今後の業界の見通し
8.アート教室市場
(1)絵画・彫刻
①市場規模 ②市場(業界)動向 ③参入事業者 ④今後の業界の見通し
(2)写真
①市場規模 ②市場(業界)動向 ③参入事業者 ④今後の業界の見通し
(3)陶芸
①市場規模 ②市場(業界)動向 ③今後の業界の見通し
(4)手芸
①市場規模 ②市場(業界)動向 ③参入事業者 ④今後の業界の見通し
(5)フラワーアレンジメント
①市場規模 ②市場(業界)動向 ③参入事業者 ④今後の業界の見通し
(6)ガーデニング
①市場規模 ②市場(業界)動向 ③参入事業者 ④今後の業界の見通し
9.外国語教室市場
①市場規模 ②市場(業界)動向 ③参入事業者 ④今後の業界の見通し
10.多国語教室市場
①市場規模 ②市場(業界)動向 ③参入事業者 ④今後の業界の見通し
11.子供向け習い事市場
(1)子供向け習い事教室
①市場規模 ②市場(業界)動向 ③参入事業者 ④今後の業界の見通し
(2)子供向けスポーツ教室
①市場規模 ②市場(業界)動向 ③参入事業者 ④今後の業界の見通し
第4章 主要事業者の個別実態
1.主要カルチャーセンター事業者の実態
株式会社朝日カルチャーセンター
【事業の概況】【事業体制動向】【サービス動向】【顧客特性と営業戦略】【今後の方向性】
イオンカルチャー株式会社
【事業の概況】【事業体制動向】【サービス動向】【顧客特性と営業戦略】【今後の方向性】
株式会社エヌエイチケイ文化センター
【事業の概況】【事業体制動向】【サービス動向】【顧客特性と営業戦略】【今後の方向性】
株式会社カルチャー
【事業の概況】【事業体制動向】【サービス動向】【顧客特性と営業戦略】【今後の方向性】
シダックス・スポーツアンドカルチャー株式会社
【事業の概況】【事業体制動向】【サービス動向】【今後の方向性】
株式会社JEUGIAカルチャー事業部
【事業の概況】【事業体制動向】【サービス動向】【顧客特性と営業戦略】【今後の方向性】
株式会社セブンカルチャーネットワーク
【事業の概況】【事業体制動向】【サービス動向】【顧客特性と営業戦略】【今後の方向性】
株式会社読売・日本テレビ文化センター
【事業の概況】【事業体制動向】【サービス動向】【顧客特性と営業戦略】【今後の方向性】
<カルチャーセンター主要参入事業者データ個表>
SBS学苑(静岡放送・静岡新聞社)
近鉄文化サロン(株式会社近鉄百貨店)
産経学園
株式会社静岡朝日テレビカルチャーセンター
東急セミナーBE(東京急行電鉄株式会社)
株式会社道新文化センター
中日文化センターグループ(中日新聞社)
株式会社毎日文化センター(毎日新聞社)
2.主要フィットネスクラブ事業者の実態
株式会社カーブスジャパン
【事業の概況】【事業体制動向】【サービス動向】【顧客特性と営業戦略】【今後の方向性】
株式会社コナミスポーツ&ライフ
【事業の概況】【事業体制動向】【サービス動向】【今後の方向性】
セントラルスポーツ株式会社
【事業の概況】【事業体制動向】【サービス動向】【顧客特性と営業戦略】【今後の方向性】
株式会社ルネサンス
【事業の概況】【事業体制動向】【サービス動向】【顧客特性と営業戦略】【今後の方向性】
<フィットネスクラブ主要参入事業者データ個表>
株式会社アクトス
株式会社ウェルネスフロンティアジョイフット・ヘルステック・カンパニー
株式会社オージースポーツ
株式会社キッツウェルネス
グンゼスポーツ株式会社
株式会社ゲオディノス
株式会社コパン
株式会社ザ・ビッグスポーツ
株式会社THINKフィットネス
株式会社ジェイアール東日本スポーツ
株式会社ジェイエスエス
スポーツクラブNAS株式会社
株式会社ティップネス
株式会社東京アスレティッククラブ
株式会社東京ドームスポーツ
株式会社東急スポーツオアシス
株式会社東祥
株式会社Fast Fitness Japan
株式会社文教センター
株式会社メガロス
3.主要通信教育事業者の実態
株式会社学文社
【事業の概況】【事業体制動向】【サービス動向】【顧客特性と営業戦略】【今後の方向性】
TAC株式会社
【事業の概況】【事業体制動向】【サービス動向】【顧客特性と営業戦略】【今後の方向性】
株式会社ニチイ学館
【事業の概況】【事業体制動向】【サービス動向】【顧客特性と営業戦略】【今後の方向性】
株式会社日本マンパワー
【事業の概況】【事業体制動向】【サービス動向】【今後の方向性】
ヒューマンアカデミー株式会社
【事業の概況】【事業体制動向】【サービス動向】【顧客特性と営業戦略】【今後の方向性】
株式会社ユーキャン
【事業の概況】【事業体制動向】【サービス動向】【顧客特性と営業戦略】【今後の方向性】
4.主要情報サイト事業者の実態
株式会社サプレ
【事業の概況】【事業体制動向】【サービス動向】【顧客特性と営業戦略】【今後の方向性】
株式会社パセリ
【事業の概況】【事業体制動向】【サービス動向】【顧客特性と営業戦略】【今後の方向性】
株式会社リクルートライフスタイル
【事業の概況】【事業体制動向】【サービス動向】【顧客特性と営業戦略】【今後の方向性】
5.主要音楽教室事業者の実態
株式会社河合楽器製作所(カワイ音楽教室)
【事業の概況】【事業体制動向】【サービス動向】【顧客特性と営業戦略】【今後の方向性】
ヤマハ株式会社(ヤマハ音楽教室)
【事業の概況】【事業体制動向】【サービス動向】【顧客特性と営業戦略】【今後の方向性】
6.主要料理教室事業者の実態
株式会社ABC Cooking Studio
【事業の概況】【事業体制動向】【サービス動向】【サービスの特徴】
【顧客特性と営業戦略】【今後の方向性】
東京ガス株式会社(東京ガス料理教室)
【事業の概況】【事業体制動向】【サービス動向】【顧客特性と営業戦略】【今後の方向性】
7.主要語学教室事業者の実態
株式会社イーオン(英会話イーオン)
【事業の概況】【事業体制動向】【サービス動向】【顧客特性と営業戦略】【今後の方向性】
株式会社ECC(ECC外語学院、ECCジュニア)
【事業の概況】【事業体制動向】【サービス動向】【顧客特性と営業戦略】【今後の方向性】
株式会社GABA(Gabaマンツーマン英会話)
【事業の概況】【事業体制動向】【サービス動向】【顧客特性と営業戦略】【今後の方向性】
ベルリッツ・ジャパン株式会社(ベルリッツ)
【事業の概況】【事業体制動向】【サービス動向】【顧客特性と営業戦略】【今後の方向性】
8.その他主要事業者の実態
株式会社公文エルアイエル
【事業の概況】【事業体制動向】【サービス動向】【顧客特性と営業戦略】【今後の方向性】
株式会社トライグループ(大人の家庭教師)
【事業の概況】【事業体制動向】【サービス動向】【顧客特性と営業戦略】
株式会社長沼
【事業の概況】【事業体制動向】【サービス動向】【顧客特性と営業戦略】
日本和装ホールディングス株式会社
【事業の概況】【事業体制動向】【サービス動向】【顧客特性と営業戦略】【今後の方向性】
株式会社リンクアカデミー
【事業の概況】【事業体制動向】【今後の方向性】
第5章 「お稽古・習い事」ユーザー動向
【調査目的】【調査実施概要】
1.回答者属性
2.習い事をしている人の消費動向
●1ヶ月に使えるお金は「2万円~5万円未満」が4割弱でもっとも多い
●習い事にかけるお金は月平均「1万円弱」が8割弱
3.習い事の種類
●「フィットネス」、「外国語」がトップ2を継続
4.習い事の手段
●「有料の教室に通う」が82.4%と主流だが、「無料の教室に通う」も12.7%存在する
5.習い事をする動機・目的
●「元々趣味」「面白そう」が4割前後を占める
6.習い事に関する情報収集手段
●「口コミ」「ネット」が情報収集手段のトップ2
7.習い事で挫折した経験
●習い事で挫折してしまった経験のある人は、10人のうち7人
●挫折の要因は、「関心の消失」「時間がなくなった」がトップ2
8.事業者のサービスを選ぶ際に重視すること
●「料金」に次いで「場所(自宅や職場に近い)」が重要なポイント
9.カルチャーセンターの利用・検討状況
●カルチャーセンターを利用(または検討)したことがあるのは39.2%
●年代別で見ると、40代を境に利用(または検討)経験が増加する
●男女別では、女性の利用(または検討)率が依然として高い
10.カルチャーセンターの知名度ランキング
●「カルチャーセンター」知名度№1は「NHK文化センター」
11.フィットネスクラブの利用・検討状況
●フィットネスクラブを利用(または検討)したことがあるのは27.8%
●50代の利用(または検討)経験がもっとも高く、40代も比較的高い
●男性の利用(または検討)の割合が高まる
12.フィットネスクラブの知名度ランキング
●「フィットネスクラブ」知名度№1は「コナミスポーツ」
13.通信講座の利用・検討状況
●通信講座を利用(または検討)したことがあるのは40.7%
●20代~50代の4割以上が利用(または検討経験)がある
●男性の利用率が高い
14.通信講座サービス事業者の知名度ランキング
●「通信講座サービス事業者」知名度№1は「ユーキャン」
15.大学の公開講座の利用・検討状況
●約4割が大学の公開講座を利用または検討した経験あり
16.大学の公開講座で利用(または検討)した講座
●「文化・教養系」の講座が利用および検討とも5割以上を占め最も高い
17.情報端末機器を使った習い事への関心
●スマホ利用率は59.2%と過半以上を占める
●30代は複数の情報端末で利用率が高い
●「スマートフォン」は女性の利用率が高い
●情報端末を使った習い事に対して肯定的な人は約6割
●50代以下は、肯定的な意見が過半以上
●男性は情報端末を使った習い事により強い関心
18.情報端末を用いて行っている(または行ってみたい)習い事のジャンル
●「英語・外国語」が最も多いが、「資格取得」を「とてもやってみたい」と考えている人の割合は6割以上
19.消費税増税による影響
●習い事自体を辞めてしまった人の割合は9.7%
20.サービス事業者への要望
アンケート調査票
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