食品小売業の今後 ~業態間競争と食品スーパーの生き残り戦略~
本調査レポートでは、食品小売業の食品スーパー、GMSだけでなく、ネットスーパーや食事・食材宅配、コンビニやドラックストアといった食品を取扱う各業態の現状、各業態のキープレイヤー動向、今後の方向性の分析についてまとめた。また、中心業態である食品スーパー、GMSについては、更に掘り下げ、主要企業の成長・生き残り戦略を分析、今後の行方を探った。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
調査対象:食品スーパー、GMSを中心とした食品小売業を中心とし、その他関連企業・団体を調査対象とした。
調査方法:個別企業に対し郵送アンケートを実施。
調査期間:2015年5月~2015年7月
- 食品小売における注目キーワードと解説
- 食品小売の業態別特徴と成長性、キープレイヤーの動向
- 食品スーパー各社の事業戦略の特徴
- 食品スーパーの収益性
- 食品スーパーの地域別動向
第I章.食品小売をとりまく環境
第II章.業態別動向
第III章.食品スーパー分析
第IV章.食品小売企業個表
■掲載内容
調査結果のポイント
第I章.食品小売をとりまく環境
1.食品小売市場の変化
(1)食品小売の市場規模推移と業態構成
(2)食品小売業者の取組みのポイント
(3)食品小売の注目キーワード
(4)食品小売の今後
(5)食品小売の業態別特徴と2015年予測
(6)食品売上高ランキング
(7)業態別キープレイヤーの動向まとめ
①総合スーパー
②食品スーパー
③食品宅配、ネットスーパー
④コンビニエンスストア
⑤ディスカウントストア
⑥生協
⑦その他
2.商流
(1)共同仕入・協業グループの動向
①CGCグループ
②セルコ・グループ
③ニチリウ
④AJS(オール日本スーパーマーケット協会)
⑤八社会
(2)2大グループの動向
①イオングループ
②セブン&アイグループ
(3)GMS、食品SMの連携、提携の状況
3.流通業における経営課題とIT活用
(1)「流通業における経営課題とIT活用に関するアンケート」調査概要
(2)調査まとめ
(3)業態別特徴
(4)項目別結果
①現在の経営課題
②情報システム上の課題
③情報システムの活用によって今後特に取り組みたいこと
④この数年の間に導入したい情報システム
⑤ネット通販の実施状況
⑥ネット通販とリアル店舗と双方で販売を行ううえで重点課題として取り組んでいること
⑦一般消費者との接点
⑧顧客管理
⑨顧客情報、購買履歴の販促への活用
4.商業施設における核テナントの変遷と売上推移
(1)ショッピングセンターにおける核テナントの推移
(2)2014年1~12月にオープンした主な大型商業施設
(3)ショッピングセンター(SC)の売上高前年対比推移
5.消費環境
(1)消費支出の増減
①1世帯当り消費支出の実質増減率(総世帯)
②四半期別実質消費支出増減率推移(総世帯)
(2)消費支出の費目別増減と構成比
①1世帯当り消費支出の実質増減率(総世帯)
②消費支出の費目別構成比(総世帯)
(3)総世帯のうち勤労者世帯の家計
(4)世帯主の年齢階級別家計収支の特徴
(5)2014年の食品関連消費の動向
①世帯別食品関連支出の推移
②年収五分位階級別食料品支出額
③都市階級別食料品支出額
(6)人口動態
①人口減と地方自治体の維持
②総人口の推移
③年齢3区分人口規模、及び構成比の推移
④平均寿命の推移
⑤都道府県別の人口増減率
(7)消費行動の特徴-インターネットによる消費者調査結果
①調査概要
②調査まとめ
③携帯・端末の保有状況
④保有する携帯・端末でのEC利用
⑤ソーシャルメディアやスマホアプリの利用
⑥商品認知、探索のきっかけ
⑦商品の比較・検討
⑧商品の購入場所
⑨商品の探索、確認、購入におけるチャネル移動
⑩実店舗に行くものの、ネットで購入する理由
(8)中食・内食化の傾向と食品購入の実態
~新日本スーパーマーケット協会「消費者アンケート2013」より
①平日夕食時の外食・中食・内食の頻度
②平日夕食時に中食を利用する理由
③利用するスーパーマーケットの店舗数と1店舗のみ利用する理由
④スーパーマーケットの利用頻度
⑤スーパーマーケット利用順位の決定要因
⑥食品購入における他業態利用率
第II章.業態別動向
1.百貨店の状況
(1)百貨店の販売動向
①百貨店販売額の中長期推移
②百貨店の月別販売額推移
(2)百貨店のキープレイヤー動向
①大手百貨店の2014 年度決算状況
②大手百貨店の食料品販売額
③食料品分野における取組み
④最近の大手百貨店各社の動き
(ⅰ)三越伊勢丹ホールディングス
(ⅱ)J.フロントリテイリング(大丸松坂屋百貨店)
(ⅲ)髙島屋
(ⅳ)そごう・西武
(ⅴ)エイチ・ツー・オーリテイリング(阪急阪神百貨店)
⑤百貨店業界のトピック
2.量販店の状況
(1)量販店の販売動向
①量販店販売額の中長期推移
②量販店の月別販売額推移
③大手GMS5社の2014年度業績
(2)GMSのキープレイヤー動向
①GMSの戦略
②食料品販売額の推移
③大手GMS5社の食料品荒利率の推移
④最近の大手量販店各社の動き
(ⅰ)イオン
(ⅱ)イトーヨーカ堂
(ⅲ)ユニー
(ⅳ)イズミ
(ⅴ)平和堂
3.コンビニエンスストアの状況
(1)コンビニエンスストアの販売動向
①コンビニエンスストア販売額の中長期推移
②コンビニエンスストアの月別販売額推移
(2)コンビニエンスストアのキープレイヤー動向
①大手CVS4社の国内店舗数・チェーン全店売上高推移
②大手CVS4社の食料品販売額の推移
③CVSの戦略変化
④最近の大手CVS各社の動き
(ⅰ)セブン-イレブン・ジャパン
(ⅱ)ローソン
(ⅲ)ファミリーマート
(ⅳ)サークルKサンクス
4.中小型食品スーパー、その他飲食料品小売の状況
(1)中小型食品スーパー、その他飲食料品小売の販売動向
①「中小型食品スーパー・その他飲食料品小売」販売額の中長期推移
②「中小型食品スーパー・その他飲食料品小売」の月別販売額推移
5.関連市場の動向~食品宅配市場
(1)食品宅配市場規模推移
(2)分野(業態)別の動向
(3)食品宅配市場の拡大要因と阻害要因
(4)展望と課題
(5)食品宅配市場における注目動向
第III章.食品スーパー分析
1.食品スーパー業界の現状と今後の展望
(1)2014年度の販売状況と今後の取組
①2014度の客単価、客数の状況
②2014年度の部門別売上状況
③2015年度の売上高見込み
④各社が考える競合業態
⑤今後、取組を強化していきたいこと
(2)チェーン各社の2014年~2015年取組状況
2.食品スーパーの収益性分析
(1)食品スーパーと他業種との収益性比較
(2)2014年度決算状況
(3)食品スーパー・GMS大手の収益性比較
①営業収益伸び率
②経常利益率
③自己資本利益率
3.スーパーマーケットの現状
(1)2014年~2015年の販売実績
(2)スーパーマーケットの2014年経営現状まとめ
(3)「平成26年スーパーマーケット年次統計調査」調査結果
①前年と比べた売上高の増減
②新店、改装・改築、閉店の実施率と計画率
③前年と比べた店舗数の増減
④目標とする利益率
⑤前年と比べたSKUの増減
⑥店舗関連サービス
⑦店舗外販売・配送サービス
⑧販売促進
⑨PB商品
⑩今後の経営方針
4.食品スーパー地域別動向
(1)北海道・東北
(2)関東
(3)甲信越・北陸
(4)東海
(5)近畿
(6)中国・四国
(7)九州
第IV章.食品小売企業個表
1.チェーン35社の事業戦略と業績
(株)アークス、(株)アオキスーパー、アクシアルリテイリング(株)、アルビス(株)、
イオン九州(株)、イオン北海道(株)、イオンリテール(株)、(株)イズミ、
(株)イトーヨーカ堂、(株)いなげや、(株)エコス、(株)オークワ、(株)カスミ、
(株)関西スーパーマーケット、(株)神戸物産、(株)サンエー、大黒天物産(株)、
(株)東武ストア、(株)バロー、(株)ハローズ、(株)フジ、(株)平和堂、
(株)ベルク、マックスバリュ九州(株)、マックスバリュ中部(株)、
マックスバリュ東海(株)、マックスバリュ東北(株)、マックスバリュ西日本(株)、
マックスバリュ北海道(株)、(株)マミーマート、(株)マルエツ、(株)ヤオコー、
(株)ヤマナカ、ユニー(株)、(株)ライフコーポレーション
2.その他食品小売関連企業個表〔詳細編〕
3.その他食品小売関連企業個表〔簡易編〕
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