2017年版 交通系ICカードの実態と展望

交通系ICカード市場では、国土交通省主導で、全国レベルでの相互利用を推進しようとしている。一方で、地方の鉄道会社は相互利用を進めていきたいという想いはあるものの、ランニングコストの高騰が予測されるということもあり、コスト面から相互利用や片利用への意思決定が出来ていない状況となっている。ユーザーの利便性を鑑みると、相互利用に対応した方が望ましい反面、それにより、売上の向上が見込める訳ではないので、結果として、中々進まない状況が続いている。
そこで、交通系ICカードの発行事業者だけでなく、改札機メーカーや運賃箱メーカーのほか、SIerへのヒアリングを実施することで、交通系ICカード業界の現状や課題、今後の在り方を分析し、更なるICカードの発展に寄与していくべく、将来を展望した。

発刊日
2017/11/30
体裁
A4 / 215頁
資料コード
C59114800
PDFサイズ
13.2MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査目的:交通系ICカードの事業状況等について、地方を中心に取り上げ、今後の全国相互利用や片利用の可能性を展望する。
調査対象企業:交通系ICカード発行事業者、改札機ベンダー、運賃箱ベンダー、SIer等
調査方法:直接面接取材を主体に、一部アンケート調査を併用。
調査期間:2016年12月~2017年11月

資料ポイント
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  • 全国相互利用への取組みが本格化する中での地方鉄道の対応
  • 改札機ベンダーの動向、取組状況と課題
  • 運賃箱ベンダーの動向、戦略と将来展望

資料概要
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第Ⅰ章 総論
第Ⅱ章 主要交通系ICカード発行事業者の動向
第Ⅲ章 改札機、運賃箱ベンダーの動向と戦略
第Ⅳ章 個別企業実態

リサーチ内容

■掲載内容

調査のポイント

第Ⅰ章 総論

1 交通系ICカード市場
  1.1 市場概況
  1.2 交通系ICカードにおける国土交通省の動向
  1.3 交通系ICカード市場規模推移(2013~2016年度)
  1.4 10カード等の相互利用/片利用に関する見解
  1.5 業界としての課題
2 駅務機器市場の概況
  2.1 改札機の市場概況及び今後の方向性
    2.1.1 改札機の市場概況
    2.1.2 改札機におけるニーズの動向
    2.1.3 交通系ICカード別の改札機ベンダーの状況
    2.1.4 主要改札機ベンダーの事業強化に向けた取組み
    2.1.5 主要改札機ベンダーの駅務機器事業全体に対する課題
    2.1.6 主要改札機ベンダーの今後の事業展開の方向性
  2.2 運賃箱の市場概況及び将来展望
    2.2.1 主要運賃箱ベンダーの概要
    2.2.2 主要運賃箱ベンダーの導入事例、ニーズ等
    2.2.3 交通系ICカード別の運賃箱ベンダーの状況
    2.2.4 主要運賃箱ベンダーの事業強化に向けた取組み
    2.2.5 主要運賃箱ベンダーの課題
    2.2.6 主要運賃箱ベンダーの将来展望  
  2.3 交通系ICカードの市場規模予測
    2.3.1 交通系ICカードの市場予測(2017~2021年度予測)
    2.3.2 交通系ICカードの市場展望  

第Ⅱ章 主要交通系ICカード発行事業者の動向

1 主要ICカード発行会社一覧
2 事業概況
3 市場規模推移と発行者別の発行枚数推移
  3.1 市場規模推移(発行枚数ベース:2013年度~2016年度)
  3.2 発行者別の発行枚数推移(2013年度~2016年度)
4 主要交通系ICカードの機能一覧
  4.1 主要機能一覧
  4.2 チャージチャネル一覧
5 ポイント等のユーザーサービスの提供状況
6 展望と課題
  6.1 10カード等の相互利用/片利用に関する見解
  6.2 業界としての課題、方向性など
7.主要交通系ICカードの市場予測(2017年度~2021年度)

第Ⅲ章 改札機、運賃箱ベンダーの動向と戦略

1.改札機ベンダーの事業概況
  1.1 主要改札機ベンダーの概要
  1.2 主要改札機ベンダーの製品の特長
  1.3 主要改札機ベンダーの導入事例とその効果
    1.3.1 主要改札機ベンダーの導入事例とその効果
    1.3.2 導入企業のニーズに関する傾向
  1.4 改札機および自動券売機の市場規模とシェア
    1.4.1 主要改札機の市場規模とシェア(2017年)
    1.4.2 主要自動券売機の市場規模とシェア(2017年)
  1.5 主要改札機ベンダーの事業強化に向けた取組み
    1.5.1 販売チャネルの強化
    1.5.2 営業体制の強化
  1.6 改札機ベンダーの市場に対する見解
    1.7 主要改札機ベンダーの駅務機器事業全体に対する課題
    1.8 主要改札機ベンダーの今後の事業展開の方向性
2.主要運賃箱ベンダーの概要
  2.1 主要運賃箱ベンダーの概要
  2.2 主要運賃箱ベンダーの製品の特長
  2.3 主要運賃箱ベンダーの導入事例等
    2.3.1 主要運賃箱ベンダーの導入事例とその効果
    2.3.2 主要運賃箱ベンダーにおける導入企業のニーズの傾向
  2.4 市場規模推移
    2.4.1 運賃箱市場規模推移(売上高ベース:2013~2016年度)
    2.4.2 運賃箱市場シェア(2016年度)
    2.4.3 ICカード関連の市場規模推移(売上高ベース:2013~2016年度)
    2.4.4 ICカード関連の市場シェア(2016年度)
  2.5 主要運賃箱ベンダーの事業強化に向けた取組み
    2.5.1 主要運賃箱ベンダーの販売チャネル
    2.5.2 主要運賃箱ベンダーの営業体制の強化
  2.6 主要運賃箱ベンダーの市場に対する見解
  2.7 主要運賃箱ベンダーの課題
  2.8 主要運賃箱ベンダーの将来展望
  2.9 市場予測
    2.9.1 運賃箱市場規模予測(売上高ベース:2017~2021 年度)
    2.9.2 ICカード関連の市場規模予測(売上高ベース:2017~2021 年度)
3.主要SIerの概要
  3.1 主要SIerの動向
  3.2 日本電気のソリューションの概要
  3.3 日本電気の事業強化に向けた取組み
  3.4 日本電気のシステム投資の状況
  3.5 日本電気の事業展開の方向性

第Ⅳ章 個別企業実態

<ICカード発行事業者>
  1 SAPICA
  2 Asaca Card
  3 Doカード
  4 icsca
  5 ecomyca
  6 passca
  7 KURURU
  8 ayuca
  9 LuLuCa
  10 emica
  11 hanica
  12 NicoPa
  13 Hareca
  14 PASPY
  15 IruCa
  16 ICい~カード
  17 ですか
  18 nimoca
  19 長崎スマートカード
  20 熊本地域振興ICカード(くまもんのICカード)
  21 Rapica

<駅務機器ベンダー、SIer等>
  1 オムロンソーシアルソリューションズ
  2 日本信号
  3 東芝インフラシステムズ
  4 JR東日本メカトロニクス
  5 JR西日本テクシア
  6 レシップホールディングス
  7 小田原機器
  8 NEC

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