2018年版 リチウムイオン電池部材市場の現状と将来展望 ~正極材編~

日本および韓国、中国、欧州の有力リチウムイオン電池(以下LiB)用正極材20社の現在の動向と今後の事業施策を徹底調査し、更に周辺調査を加えることで世界LiB用正極材市場の現状と今後の動向を把握することを目的とする。

発刊日
2018/09/25
体裁
A4 / 188頁
資料コード
C60104100
PDFサイズ
9.1MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査対象:日系正極材メーカー:5社、韓国正極材メーカー:3社、台湾正極材メーカー:2社、中国正極材メーカー:9社、欧州正極材メーカー:1社
調査方法:直接面接取材をベースに、文献調査を併用。
調査期間:2018年4月~2018年9月

資料ポイント
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  • 2018年版では中国xEV市場を中心に高容量化が進む車載用LiBの動向を踏まえ、中国メーカーをはじめとする正極材メーカーの取り組み状況、正極材トレンド等に着目
  • 正極材市場価格動向を掲載
  • タイプ別(民生小型セル/中大型セル)LiB用正極材市場規模(2013~2020年予測)を算出
  • 世界主要正極材メーカー生産能力一覧を掲載(2015~2018年計画)
  • 世界主要正極材メーカー各社の動向を掲載
  • 民生小型セル市場(2013~2020年予測、アプリケーション別)、車載用セル市場(2013~2020年、2025年、HEV、PHEV、EV別)の情報も併せて収録

資料概要
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第1章 民生小型LiB市場の現状と将来展望
第2章 車載用LiB市場の現状と将来展望
第3章 リチウムイオン電池正極材市場の現状と将来展望
第4章 正極材メーカーの動向と戦略

リサーチ内容

第1章 民生小型LiB市場の現状と将来展望

1.民生小型LiBアプリケーション別市場動向
  牽引役であったスマートフォン向けが前年割れに
  2017年は容量ベースで前年比101.8%、2018年も同等の成長率見込み
  (図・表)民生小型LiB アプリケーション別 出荷推移(電池容量)
  (図・表)民生小型LiB アプリケーション別 出荷推移(セル数)
  (図・表)民生小型LiB アプリケーション別 出荷推移(出荷金額:ドル)
  ノートPC向けは引き続きラミネートセルの比率が上昇傾向
  (表)ノートPC向けLiBセル トレンド推移
  (表)フィーチャーフォン向けLiBセル トレンド推移
  LCO価格高騰、サブアイテムの進展等を背景にスマホ向けの高容量志向は限定的に
  (表)スマートフォン向けLiBセル トレンド推移
  (表)タブレット端末向けLiBセル トレンド推移
  充電式製品比率の上昇、旧電池からの置き換え需要で電動工具向けは成長基調
  21700セルでの供給も開始
  (表)電動工具向けLiBセル トレンド推移
  (表)ウエアラブル端末向けLiBセル トレンド推移
  電動二輪向け需要は引き続き拡大傾向
  高容量化するバッテリーバンクがスマホの容量不足を解消

2.民生小型LiB セルタイプ別市場動向
  円筒形セルが動力用途向けに拡大傾向
  (図・表)民生小型LiB 形状タイプ別 出荷推移(電池容量)
  (図・表)民生小型LiB 形状タイプ別 出荷推移(セル数)
  (図・表)民生小型LiB 形状タイプ別 出荷推移(出荷金額:ドル)

3.民生小型LiBメーカーシェア推移
  能力増強と取捨選択、市況変化に応じて異なる各社の戦略
  (表)民生小型LiB メーカーシェア推移(電池容量)
  (表)民生小型LiB メーカーシェア推移(セル数)
  (表)民生小型LiB メーカーシェア推移(出荷金額:ドル)

第2章 車載用LiB市場の現状と将来展望

1.車載用LiB 市場動向
  OEMの電動化戦略が本格化
  増強投資・製品開発とコスト削減の狭間で苦しむLiBメーカー
  (表)xEV用電池(Ni-MH、LiB)市場規模推移(容量:CY2013~CY2020、CY2025)
  (表)xEV用電池(Ni-MH、LiB)市場規模推移(金額:CY2013~CY2020、CY2025)

2.電池形状別車載用LiB 市場動向
  円筒形・ラミネート形、堅調な成長維持
  商用車メインから乗用車へと急速シフトの角形
  (表)現実予測:世界車載用LiBタイプ別市場規模推移(容量:CY2013~CY2020、CY2025)

3.車載用LiB 市場メーカーシェア動向
  トップ3で市場シェアの54.4%占める
  2018年、CATL、Panasonicの首位争いが激化
  (表)世界車載用LiB市場メーカーシェア推移(CY2014~CY2017)
  (図)世界車載用LiB市場メーカーシェア推移(CY2017)

第3章 リチウムイオン電池正極材市場の現状と将来展望

1.正極材市場の現状と将来展望
  2020年に向け、ハイニッケル化が加速
  1.正極材 全体市場動向
    2018年、正極材市場規模は37万t見込み
    NCMの成長に続き、NCAは2020年で構成比2番目の規模を予測
    (図・表)LiB正極材 世界市場規模 材料別推移(数量:2013年-2020年予測)
    (図・表)LiB正極材 世界市場規模 材料別推移(金額:2013年-2020年予測)
    (表)正極材 参考販売価格帯推移
  2.セルサイズ別(民生用/中大型用)正極材市場動向
    中大型セル向けは構成比6割まで上昇
    (図・表)LiB正極材 セルサイズ別(民生小型セル/中大型セル)
    世界市場規模推移(数量:2013年~2020年予測)
    (図・表)LiB正極材 セルサイズ別(民生小型セル/中大型セル)
    世界市場規模推移(金額:2013年~2020年予測)
  3.主要正極材メーカーの生産能力推移
    2018年世界キャパは50万t超え
    中国ではハイニッケル正極向け投資に注力の動き
    (表)主要正極材メーカー 生産拠点・年間生産能力推移 一覧
  4.正極材市場 メーカーシェア推移
    Umicoreがトップ奪還、住友金属鉱山、日亜化学のシェア上昇
    (表)LiB正極材 メーカー別 世界市場規模 シェア推移
    (数量:2014年-2017年)
    (表)LiB正極材 メーカー別 世界市場規模 シェア推移
    (金額:2014年-2017年)
  5.国別 正極材シェア推移
    2021年以降、中国優位に変化の可能性
    (図・表)正極材 世界市場規模 国別シェア推移(数量:2014年-2017年)
    (図・表)正極材 世界市場規模 国別シェア推移(金額:2014年-2017年)

2.三元系正極材(NCM)市場
  車載向け需要拡大の第一フェーズ到来
  1.NCM全体市場動向
    2つの追い風を受け2020年に向けて拡大基調
    (図・表)NCM 世界市場規模推移 (数量/金額:2013年 ― 2020年予測)
    補助金後の第二フェーズへ備えよ
  2.セルサイズ別(民生小型セル、中大型セル)NCM出荷動向
    中大型セル向けは構成比7割弱まで上昇、民生向けも成長を維持
    (表)NCM セルサイズ別(民生小型/中大型)
    世界市場規模推移(数量:2015年~2017年)
  3.NCM市場メーカーシェア推移
    Umicoreが引く続きトップシェア
    (表)LiB正極材 三元系正極材(NCM)
    世界市場規模 メーカーシェア推移(数量:2014年-2017年)
    (表)LiB正極材 三元系正極材(NCM)
    世界市場規模 メーカーシェア推移(金額:2014年-2017年)
  4.主要NCMメーカーの生産能力推移
    各社増強継続、NCM生産は今後世界4極体制の向き
    (表)主要NCMメーカー 生産拠点・年間生産能力推移 一覧
  5.NCM開発動向
    NCM523拡大傾向、NCM811は中国での注目度上昇
    (図・表)NCM市場 組成比別比率(2016年、2017年:出荷数量ベース)

3.ニッケル酸リチウム(NCA)市場
  描くべきは長期でのハイニッケル需要展望
  1.NCA全体市場動向
    2018年は前年比180%台の推移見込み
    2014年比で6倍以上の規模にまで成長
    (図・表)NCA 世界市場規模推移(数量/金額:2013年 ― 2020年予測)
  2.セルサイズ別(民生小型セル、中大型セル)NCA出荷動向
    民生小型では動力用セルが牽引、車載用は引き続きTesla需要で伸び
    (表)NCA セルサイズ別(民生小型/中大型)
    世界市場規模推移(数量:2015年~2017年)
  3.NCA市場メーカーシェア推移
    住友金属鉱山独走変わらず
    (表)LiB正極材料 ニッケル酸リチウム(NCA)
    世界市場規模 メーカーシェア推移(数量:2014年-2017年)
    (表)LiB正極材料 ニッケル酸リチウム(NCA)
    世界市場規模 メーカーシェア推移(金額:2014年-2017年)
  4.主要NCAメーカーの生産能力推移
    日韓を中心に積極増強が進む
    (表)主要NCAメーカー 生産拠点・年間生産能力推移 一覧

4.コバルト酸リチウム(LCO)市場
  「コバルト離れ」、再び
  1.LCO全体市場動向
    数量ベースでは2018年で成長頭打ち、救世主見当たらず低迷期へ突入
    (図・表)LCO 世界市場規模推移(数量/金額:2013年 ― 2020年予測)
  2.セルサイズ別(民生小型セル、中大型セル)LCO出荷動向、LCO開発動向
    4.45V品の量産供給拡大は2018年下期~2019年以降
    (表)LCO セルサイズ別(民生小型/中大型)
    世界市場規模推移(数量:2015年~2017年)
    (表)主要LCOプレーヤーにおける高電圧対応LCO動向
  3.LCO市場メーカーシェア推移
    上位顔ぶれ固定化の中、2017年は天津巴莫がトップシェア獲得
    (表)LiB正極材 コバルト酸リチウム(LCO)
    世界市場規模 メーカーシェア推移(数量:2014年-2017年)
    (表)LiB正極材 コバルト酸リチウム(LCO)
    世界市場規模 メーカーシェア推移(金額:2014年-2017年)
  4.主要LCOメーカーの生産能力推移
    LCO設備投資の動きは一部の上位メーカー限定
    (表)主要LCOメーカー 生産拠点・年間生産能力推移 一覧
  5.リン酸鉄リチウム(LFP)市場
    中国の市況変化を受け、成長は一旦頭打ちへ
    1.LFP 全体市場動向
    2017年を機に風向きに変化、2018年は前年比微減の見込み
    (図・表)LFP 世界市場規模推移 (数量/金額:2013年 - 2020年予測)
    2.セルサイズ別(民生小型セル、中大型セル)LFP出荷動向、LFP開発動向
    中大型セル向けは成長率鈍化、LFMPはサンプル評価継続中
    (表)LFP セルサイズ別(民生小型/中大型)
    世界市場規模推移(数量:2015年~2017年)
    3.主要LFPメーカー動向
    中国における補助金政策の影響色濃く、事業撤退の動きも
    4.主要LFPメーカーの生産能力推移
    中国では稼動率鈍化傾向、成長回復までの取組みが生き残りのカギに
    (表)主要LFPメーカー 生産拠点・年間生産能力推移 一覧
  6.マンガン酸リチウム(LMO)市場
    特定用途向けを牽引役に成長回復の兆し
    1.LMO全体市場動向
    2017年は前年比104.5%、2018年は前年を上回る成長率を見込む
    (図・表)LMO 世界市場規模推移 (数量/金額:2013年 ― 2020年予測)
    2.セルサイズ別(民生小型セル、中大型セル)LMO出荷動向、LMO開発動向
    中大型セル向けは2017年に成長回復
    (表)LMO セルサイズ別(民生小型/中大型)
    世界市場規模推移(数量:2015年~2017年)
    5V級はポストLiB狙いへ
    3.主要LMOメーカー動向
    かつての日系メインプレーヤーは事業シフトの動き
    中韓も主要プレーヤーの注力度は高くない印象
    4.主要LMOメーカーの生産能力推移
    能力増強実施の動きは一部のみ、今後しばらくは中国が主要生産地
    (表)主要LMOメーカー 生産拠点・年間生産能力推移 一覧

第4章 正極材メーカーの動向と戦略

Umicore N.V
  NEV時代の本格到来を見据えて活動領域を拡大
  1.出荷動向
  LCO、NCM共に出荷増、NCMは構成比の6割まで上昇
  (表)Umicore 正極材 出荷数量推移
  (表)Umicore 正極材 出荷金額推移
  2.生産拠点/生産能力動向
  2020~2021年の17万t/年超え体制に向け着実な能力増強を推進
  欧州での新工場建設計画にも着手
  (表)Umicore 正極材 生産拠点・生産能力推移
  3.研究開発動向/製品動向
  xEV用バッテリーからの資源リサイクルに向けた取組みも推進

湖南杉杉能源科技股份有限公司
(Hunan Shanshan Advanced Materials Co., Ltd.)
  LCO上位ポジションを維持しつつ、NCMでの更なる成長を目指す
  1.出荷動向
  2018年は全体で前年比倍の出荷を見込む
  (表)湖南杉杉(ShanShan) 正極材 出荷数量推移
  (表)湖南杉杉(ShanShan) 正極材 出荷金額推移
  2.生産拠点/生産能力動向
  10万t/年の新規工場建設に着工、2018年末より第一期稼動分予定
  (表)湖南杉杉(ShanShan) 正極材 生産拠点・生産能力推移
  3.研究開発動向/製品動向
  (表)湖南杉杉(ShanShan) NCM、NCAラインナップ

厦门厦钨新能源材料有限公司
(Xiamen Tungsten Co., Ltd.)
  国内外で供給実績のLCO、NCMを強みに引き続き成長
  1.出荷動向
  LCO、NCM注力で前年を上回る出荷に
  2018年よりハイニッケル正極材も一部出荷を開始
  (表)厦门厦钨 Xiamen Tungsten 正極材 出荷数量推移
  (表)厦门厦钨 Xiamen Tungsten 正極材 出荷金額推移
  2.生産拠点/生産能力動向、研究開発動向/製品動向
  2018年、2019年と毎年1万t規模の増強を計画
  (表)厦门厦钨(Xiamen Tungsten) 正極材 生産拠点・生産能力推移

天津巴莫科技股份有限公司
(Tianjin B&M Science and Technology Joint-Stock Co., Ltd.)
  華友傘下入りで躍進
  1.出荷動向
  LCO出荷は1万t超え、NCMはハイニッケル品の出荷をスタート
  (表)天津巴莫(B&M) 正極材 出荷数量推移
  (表)天津巴莫(B&M) 正極材 出荷金額推移
  2.生産拠点/生産能力動向
  NCM811、NCAの新規ラインが稼動開始
  (表)天津巴莫(B&M) 正極材 生産拠点・生産能力推移

株式会社L&F(L&F Co., Ltd.)
  中期的な視点で車載用セル向けNCMへのシフトを推進
  1.出荷動向
  LCOは横ばい、NCMは民生小型セル向け主体で堅調に成長
  (表)L&F 正極材 出荷数量推移
  (表)L&F 正極材 出荷金額推移
  2.生産拠点/生産能力動向
  韓国拠点にてNCMの能力増強を2017年、2018年と堅実推進
  (表)L&F 正極材 生産拠点・生産能力推移
  3.研究開発動向/製品動向

寧波容百新能源科技股份有限公司
(Ningbo Ronbay Lithium Battery Material Co., Ltd)
  今後の高容量セル需要を見据え、ハイニッケルNCMへの注力度を加速
  1.出荷動向
  2017年NCM出荷1万t超え
  (表)寧波容百新能源科技(Ningbo Ronbay Lithium Battery Material)
  正極材 出荷数量推移
  (表)寧波容百新能源科技(Ningbo Ronbay Lithium Battery Material)
  正極材 出荷金額推移
  2.生産拠点/生産能力動向
  2017年は3万t/年体制、2020年には約4倍まで増強を計画
  (表)寧波容百新能源科技(関連企業グループ含む)
  正極材/前駆体 生産拠点・生産能力推移
  3.研究開発動向/製品動向
  ハイニッケル品のラインナップを厳選
  (表)寧波容百新能源科技 NCM/NCA 製品ラインナップ

北大先行科技産業有限公司
(Pulead Technology Industry Co., Ltd.)
  市況変化への対応を推進
  1.出荷動向
  中国商用xEV市場変動の影響を受ける
  (表)北大先行(Pulead) 正極材 出荷数量推移
  (表)北大先行(Pulead) 正極材 出荷金額推移
  2.生産拠点/生産能力動向
  NCM、LFP共に2020年以降の大幅増強を計画
  (表)北大先行(Pulead) 正極材 生産拠点・生産能力推移
  3.研究開発動向/製品動向
  市場ニーズに併せ、NCMラインナップを厳選
  セパレーターは18年末~19年初の生産開始を目指し継続中
  (表)北大先行(Pulead) 正極材 製品ラインナップ(カタログ品)代表例

北京当升材料科技股份有限公司
(Beijing Easpring Material Technology Co., Ltd.)
  堅実な成長を維持しつつ、車載向けNCMへのシフトを加速
  1.出荷動向
  中国内需向けをメインに引き続きNCM出荷を伸ばす、2018年は大幅増を見込む
  (表)北京当升(Easpring) 正極材 出荷数量推移
  (表)北京当升(Easpring) 正極材 出荷金額推移
  2.生産拠点/生産能力動向
  ハイニッケルNCM、NCAの大幅増強を推進、10万t/年の大規模新規PJも計画
  (表)北京当升(Easpring) 正極材 生産拠点・生産能力推移
  (表)北京当升(Easpring) 前駆体 生産拠点・生産能力推移
  3.研究開発動向/製品動向
  車載用セルからの材料リサイクルを視野に増資計画を発表

株式会社エコプロ(Ecopro Co., Ltd.)
  民生向けNCAを軸に、ハイニッケルNCMで供給領域の拡大を推進
  1.出荷動向
  引き続き民生小型セル向けメインに高い成長率を維持
  (表)エコプロ 正極材 出荷数量推移
  (表)エコプロ 正極材 出荷金額推移
  2.生産拠点/生産能力動向
  2018年、活物質の生産能力は2016年比約5倍まで急拡大
  前駆体の新規工場も同年稼動を開始
  (表)エコプロ 正極材生産拠点・生産能力推移
  3.研究開発動向/製品動向
  ハイニッケルCSG(NCM811)をEV用セル向けに量産供給開始
  (図)CSG各コンポーネントの組成比と特性

中信国安盟固利电源技术有限公司
(MENGGULI POWER SOURCE TECHNOLOGY Co., Ltd.)
  ハイエンドLCOへの対応シフトを進めつつ、車載用NCM需要増への準備を推進
  1.出荷動向
  2017年はLCOメイン変わらず、2018年は車載向けNCM増の見込み
  (表)中信国安盟固利电源技术(MGL) 正極材 出荷数量推移
  (表)中信国安盟固利电源技术(MGL) 正極材 出荷金額推移
  2.生産拠点/生産能力動向
  18年、生産能力計は1万t超え、19年末には3万t超えを計画
  (表)中信国安盟固利电源技术(MGL) 正極材 生産拠点・生産能力推移
  3.研究開発動向/製品動向

湖南瑞翔新材料股份有限公司
(Hunan Reshine New Material Co., Ltd.)
  NCMを主軸に正極材の事業範囲拡大を推進
  1.出荷動向
  18年はNCM出荷倍増を見込む
  (表)湖南瑞翔(Reshine) 正極材 出荷数量推移
  (表)湖南瑞翔(Reshine) 正極材 出荷金額推移
  2.生産拠点/生産能力動向
  NCM前駆体、活物質の能力大幅増強を計画
  (表)湖南瑞翔(Reshine) 正極材 生産拠点・生産能力推移
  3.研究開発動向/製品動向

株式会社田中化学研究所
  民生向けを追い風に、車載用セルの高容量需要拡大へ向けテイクオフ
  1.出荷動向
  民生小型向け、車載用セル向け共に前年を上回る出荷数量で推移
  (表)田中化学研究所 前駆体 出荷数量推移
  (表)田中化学研究所 正極材 出荷数量推移
  (表)田中化学研究所 正極材 出荷金額推移
  2.生産拠点/生産能力動向
  2018年、2019年に段階的な能力増強を実施、年産2万t超え体制へ
  (表)田中化学研究所 正極材生産拠点・生産能力推移
  3.研究開発動向/製品動向

天津斯特蘭能源科技有限公司
(Tianjin STL Energy Technology Co., Ltd.)
  補助金後を見据えつつ、足元の市況変化への対応を推進
  1.出荷動向
  2017年は前年比マイナスで推移、2018年は横ばいを見込む
  (表)天津斯特蘭(STL) 正極材 出荷数量推移
  (表)天津斯特蘭(STL) 正極材 出荷金額推移
  2.生産拠点/生産能力動向
  四川への生産拠点移管を推進
  (表)天津斯特蘭(STL) 正極材 生産拠点・生産能力推移
  3.研究開発動向/製品動向
  改良版LFPではエネ密特性の向上とコストダウンの両立を実現
  (表)天津斯特蘭(STL) LFP新銘柄

住友大阪セメント株式会社
  高品質LFPで堅実な成長を維持
  1.出荷動向
  2017年はESS用セル向けが牽引役に
  (表)住友大阪セメント LFP出荷量推移
  2.生産拠点/生産能力動向
  (表)住友大阪セメント 正極材 生産拠点・生産能力推移
  3.研究開発動向/製品動向
  LMPは車載用セル向けに2019年以降の製品化を目指す

新日本電工株式会社
  市況変化に対応すべく、当面はOEMでの事業継続を目指す
  1.出荷動向
  LMOは2017年出荷量減で推移、2018年より受託加工事業を開始予定
  2.生産拠点/生産能力動向、研究開発動向
  (表)新日本電工 正極材生産拠点・生産能力推移

JFEミネラル株式会社
  ハイニッケル正極の可能性を追求
  1.出荷動向
  2017年は前年比横ばいで推移、車載用セル向け引き合いが増加傾向
  (表)JFEミネラル 正極材 出荷数量推移
  (表)JFEミネラル 正極材 出荷金額推移
  2.生産拠点/生産能力動向
  (表)JFEミネラル NCA 生産拠点・生産能力推移
  3.研究開発動向/製品動向
  Co低減ニーズに応え得る新規グレードを開発
  (表)JFEミネラル NCA カタログ製品ラインアップ

本荘ケミカル株式会社
  Liを軸に電池材料の幅広い知見に強み
  1.出荷動向
  材料開発等へ軸足シフトも、ニーズ次第で今後も量産対応を検討
  2.生産拠点/生産能力動向
  (表)本荘ケミカル 正極材 生産拠点・生産能力推移

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