2018年版 カテーテル&チューブ、IVR製品市場の中期予測と関連製品の徹底分析
本調査レポートでは、血管系診断用カテーテル、血管系・非血管系IVR製品、各科特有・汎用型カテーテル&チューブに、患者数、新技術動向、流通特性などの市場環境要因を加え、52項目(80区分)の2007~2018年度実績・見込み値と、2022年度までの市場予測、メーカーシェア、各社の販売政策、製品導入、今後の成長製品、分野別動向を分析する。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
調査対象:国内メーカー及び輸入製品の製造販売業、及び販売元
調査方法:面接取材とTEL取材併用
調査期間:2018年5月~2019年2月
- 52項目(80区分)2007~2018年度市場推移と2022年度予測
- 2017、2018年度各品目別販売元別シェア分析
- IVR製品の徹底分析と市場成長力と償還価格改定後の動向
- 新製品・新償還製品の販売動向
- 分野別(科別)の市場成長力と企業別動向
- 海外企業買収による国内市場のインパクト
PARTⅠ 医療用ディスポーザブル製品の市場動向
PARTⅡ カテーテル&チューブ、IVR製品の品目別市場推移
PARTⅢ 参入企業分析
PARTⅠ 医療用ディスポーザブル製品の市場動向
カテーテル&IVR製品調査品目における市場推移
調査品目トータル市場
2017年度前年比4.6%アップ3,663億56百万円、2018/4診療報酬改定では機能区分の合理化、移動が実施される中、2018年度は0.8%アップの3,694億35百万円見込み、高付加価値診断系カテーテル、アブレーション関連製品が市場を牽引
カテーテル&チューブ市場(56製品)
アブレーション等の不整脈関連や高付加価値の血管内診断用カテーテル、比較的新しい手技の特定製品の市場拡大により、2017年度は5.6%アップの2,548億73百万円、2018年度も循環器系のアップで2.4%アップの2,610億99百万円見込み
IVR製品市場
2017年度は3.6%アップの1,982億52百万円、2018年度は0.7%ダウンの1,968億31百万円見込み
調査品目における金額ベース市場規模推移
調査品目における数量ベース市場規模推移
品目別マーケットリーダー
薬事工業生産動態統計
PARTⅡ カテーテル&チューブ、IVR製品の品目別市場推移
§1 PTCA市場 PTCAバルーン(POBA)、ガイディング・ガイドワイヤー、アクセサリー
PTCA Balloon
市場概要
市場規模:DEBタイプ2桁アップが続く中、2017年度は3.6%アップの
50.34万本(実質的な使用本数:41.53万本)、
2018年度52.41万本見込み(同:42.72万本見込み)
企業別動向:ニプロが旧グッドマン営業部門を統合、
Total本数でトップシェアとなる中、
再狭窄防止型は5万本弱に、オーバスネイチメディカルも続伸、
テルモは2018年末に新製品を投入
冠動脈狭窄部貫通用カテーテル市場:2017年度112,750本、
2018年度108,650本見込み、上位3社マイナス実績に
経皮的血栓除去用カテーテル市場(Thrombolysis)、
血管内血栓異物除去用留置カテーテル(一般型)について
冠動脈ガイディングカテーテル
市場動向:2017年度32.55万本、2018年度33.28万本見込み
PTCAガイドワイヤー市場
市場動向:2017年度の47.14万本、
2018年度はCTO症例での採用増で51.23万本見込み、
朝日インテックJセールスが圧倒的シェアの中、テルモが2018年度大幅増計画
PTCAアクセサリー市場(インデフレーター、Yコネクター)
市場動向:インデフレーター30.92万ケ、2018年度:33.52万ケ見込み、
Yコネクターは54.31万ケ/セット、2018年度57.97万ケ(その他症例含む)
§2 Coronary Stent
市場概要
市場規模:2017年度出荷ベースで32.83万本、実質症例ベース:23.89万例、
2018年度は33.85万本(企業計画値トータル:34.95万本)、
実質症例数:24.14万例見込み
企業別動向:No1シェアのアボットバスキュラージャパンは微増推移の中、
日本メドトロニックの「Resolute Onyx」が続伸、
日本ライフラインは「ORSIRO」(Biotronik:バイオトロニックジャパン)
本格販売開始
§3 特殊カテーテル(PTCRA・エキシマ・DCA)
市場概要
市場動向:2017年度14,161本、2018年度14,987本見込み、
メディキットは2018年2月に保険適用に
§4 PTAバルーンカテーテル
市場概要
市場規模:シャントPTA、Stent Graft症例の安定推移に加え、
Leaving nothing behind(PTA単独)症例増加により、2017年度32.71万本、
症例数合計は19.56~19.83万例、2018年度はDCB症例プラスで
34.92万本見込み(Stent Graft含む)
企業別動向:上位各社はプラス実績の中、2017年度より
センチュリーメディカルがAbbott製品、日本ライフラインも自社製品で
新規参入、再狭窄防止型は日本メドトロニック、メディコンが上市
末梢血管用ガイディング、ガイドワイヤー市場:ガイディングは
メディキットとテルモが高シェア、ガイド
ワイヤーのPVD分野は朝日インテックが引き続き圧倒的シェアを維持
§5 末梢血管用ステントセット・頸動脈用ステントセット
市場概要
市場規模:2017年度は前年比4.2%ダウン(3,360本減)の76,030本
(推定症例数:55,900例)、2018年度は末梢用DCB本格販売により、
73,230本(同:54,560例)見込み
企業別動向:Cardinal Health JapanがNo1シェア維持も、SFAでは
Leave nothing Behind の概念、Fem-popはDCB 2製品の販売で、
2018年度の有力企業では軒並みマイナス計画に
§6 血管造影用カテーテル
市場概要
市場規模:2017年度トータルでは0.3%アップの198.73万本、
2018年度201.75万本見込み、
CAGは150.78万本(2018年度:153.43万本見込み)、
腹部30.58万本(同:29.91万本見込み)、
脳血管17.37万本(同:18.42万本見込み)
企業別動向:国産上位企業の寡占化が進む中、脳血管領域で大幅増のメーカーも
§7 血管造影用(バルーン)カテーテル
市場動向:2017年度15,600本、2018年度は15,250本見込み
オクリュージョンカテーテル特殊型市場(旧区分含む):2017年度33,750本、
2018年度36,400本見込み、トップシェア東海メディカルプロダクツが
2製品で続伸し48.6%のシェア
§8 マイクロカテーテル・ガイディング・ガイドワイヤー
市場概要
市場規模:脳血管領域での症例増と採用症例の多様化の一方、
マイクロ用ガイドワイヤーの1症例当たり使用本数減等から2017年度は
0.6%ダウンの77億8百万円、2018年度は76億39百万円見込み
企業別動向:ガイディングカテーテル、ガイドワイヤーで
朝日インテックJセールスがトップシェアの中、マイクロカテーテルでは
東海メディカルプロダクツがトップシェアに
マイクロカテーテル(血管造影用マイクロカテーテル)
市場動向:2017年度196,390本(2018年度:203,690本見込み)、
腹部/その他領域はサポート・貫通タイプの1症例当たりの使用本数増で
162,190本、脳血管も34,200本に増加
肝悪性腫瘍RF/マイクロ波熱凝固療法:「Cool-tip」シリーズの伸びはないものの、
高シェア維持の中、メディコスヒラタの「VIVARF System」が20%強のシェアに、
コヴィディエンジャパンはマイクロ波「Emprintアブレーションシステム」販売開始
マイクロ用ガイディングカテーテル
市場動向:脳血管分野の安定した症例数も、2017年度は26,980本、
2018年度28,090本見込み、朝日インテック、Jセールス、J&J、メディキット、
ニプロ(旧:グッドマン)が高シェア
マイクロ用ガイドワイヤー(微細血管用)
市場動向:単品ベースでは113,380本(2018年度:110,150本見込み)、
朝日インテックJセールスが圧倒的シェアの中、ユー・ティー・エムが大幅増
§9 塞栓用コイル/肝動脈塞栓材&デタッチャブルバルーンカテーテル
塞栓用コイル(エンボリコイル)・肝動脈塞栓材
市場概要
塞栓用コイル市場:2017年度トータル数量は29.00万本、
2018年度29.84万本見込み、
脳外科分野:12.50万本、腹部・末梢領域等:16.50万本、うち機械式を除く
デタッチャブル型は4.7%アップの15.86万本(2018年度:16.80万本見込み)
フローダイバーターシステム市場:「PIPELINE Flex」2017年度は750本、
2018年度は1,050本見込み、日本ストライカー、テルモが製品投入予定
コイル留置用ステント市場:2017年度2,910本(2,730例)、
2018年度3,330本(3,150例)見込み
脳血栓除去用デバイス:2017年度6,800セット(推定症例:6,360例)、
2018年度7,800セット(同:7,285例)見込み、日本ストライカー自己拡張型
「Trevo」、メディコスヒラタ破砕吸引型「Penumbraシステム」が続伸、
テルモ(JIMRO製造)が新規参入
企業別動向:デタッチャブル型は、
日本ストライカー「Targetデタッチャブルコイル」が
シェアアップ、テルモ「AZUR CX」シリーズが2018年度大幅増計画の中、
センチュリーメディカルが電気式「Complex Farme Coil」で本格販売開始
§10 血管造影用ガイドワイヤー
市場概要
市場規模:血管造影件数伸び悩みの中、
2017年度162.58万本、2018年度165.69万本見込み
企業別動向:テルモが73%弱にシェアアップ。撤退企業が相次ぐ中、
2018/5に朝日インテックが本格販売開始、2018/7よりオーベクス製品は
フェローよりアルトへ移管
末梢血管用ガイドワイヤー(微細血管用):2017年度23.10万本、
2018年度23.51万本見込み、朝日インテックJセールスがトップの中、
ボストン・サイエンティフィックジャパンが販売量アップ
§11 冠動脈造影用センサー付ガイドワイヤー
市場概要
市場動向:2017年度センサー付ガイドワイヤーは前年比2,757本増の63,694本、
2018年度は安定冠動脈患者への機能的虚血評価がPCI算定要件となったことで、
大幅増の85,840本見込み
§12 シースイントロデューサーセット
市場概要
市場規模:末梢血管、電極カテーテル:EPS症例や遠位端可動型のアップで、
2017年度トータル市場は3.2%アップの238.63万本/セット、2018年度は
一部回収の影響で、235.46万本/セット見込み
参入企業動向:上位2社(テルモ、メディキット)が高シェア維持、
「大動脈用ステントグラフト用」では日本ゴアが圧倒的シェア、
「遠位端可動型」はS.J.M製品が高シェア維持の中、
日本ライフラインの新製品が大幅増
§13 動脈圧測定用カテーテル(ウェッジ圧モニター)
市場概要
市場動向:2017年度16,000本、2018年度15,800本見込み、
ガデリウス・メディカルが80%超のシェア
§14 サーモダイリューションカテーテル
市場概要
市場規模:2017年度は15.02万本、2018年度14.85万本見込みと右下がりの
推移続く
企業別動向:右下がりのトレンドが続く中、エドワーズライフサイエンスが
数量ベースで72.9%、販売額では88.5%のシェアを維持
§15 血栓除去用カテーテル
市場概要
市場動向:2017年度35,900本、2018年度35,700本見込み、
エドワーズライフサイエンス圧倒的シェアの中、コスモテック、
クリエートメディック、メディコスヒラタがプラス推移
(経皮的血栓除去用カテーテル・脳血栓除去用除く)
経皮的血栓除去用カテーテル市場(Thrombolysis):2017年度59,573本、
2018年度58,716本見込み、カネカメディックス「Thrombuster」シリーズが
高シェア維持の中、溶解タイプは撤退相次ぐ
脳血栓除去用デバイス:2017年度6,800セット(推定症例:6,360例)、
2018年度7,800セット(同:7,285例)見込み、日本ストライカー自己拡張型
「Trevo」、メディコスヒラタ破砕吸引型「Penumbraシステム」が続伸、
テルモ(JIMRO製造)が新規参入
§16 下大静脈留置フィルターセット・血管内血栓異物除去用留置カテーテル
市場概要
市場規模:2017年度下大静脈留置フィルターセットは7,545セット
(2018年度:7,540セット見込み)、血管内血栓異物除去用留置カテーテル
「一般型」は11,496本(同:10,787本見込み)、「頸動脈ステント併用型」は
11,990本/セット(同:12,345本/セット見込み)
企業別動向:下大静脈留置フィルターセットは「Günther Tulip」トップシェアの中、
「特殊型」で参入のメディコンが1,000本弱の実績、
血管内血栓異物除去用留置カテーテル:一般型では「FILTARAP」が
圧倒的シェア、「ステント併用型」はボストン・サイエンティフィック ジャパン:
日本ストライカーが安定推移、「特殊型」日本メドトロニックもアップ
§17 (血管内)異物除去用セット
市場概要
市場動向:2017年度15,687本、リードマネジメント事業部を有するCook Japan
(2事業部展開)と新製品投入のDvxがプラス実績の中、
2018年度は14,940本見込み
§18 極細内視鏡 細径内視鏡システム
極細経内視鏡
市場動向:2017年度3,232本(血管内視鏡:2,694本)、2018年度3,087本
(血管内視鏡:2,700本)見込み、ファイバーテック圧倒的シェアの中、
JIMROが血流持続型血管内視鏡で本格参入予定
参考資料:ハンディタイプ内視鏡
市場動向:2017年度818本、2018年度810本見込みと、
2015年度以降右下がり傾向続く
§19 血管内超音波プローブ・心腔内超音波プローブ
市場概要
市場動向:装置は2017年度273台、2018年度328台見込み、
プローブ:カテーテルは2017年度33.93万本、
2018年度36.31万本見込み、うち心腔内プローブは2017年度5.33万本、
2018年度6.02万本見込み
企業別動向:新製品投入のテルモが大幅増の中、アシスト・ジャパンが
本格販売開始、日本ライフラインは
IVUS/OTCハイブリッド製品を2018/10に薬事申請
参考資料:血管内光断層・光干渉断層診断システム2017年度33,600本、
2018年度36,700本見込み
§20 血圧モニタリングキット(血圧モニタ用キット)
市場概要
市場規模:2017年度174.8万キット、2018年度177.8万キット見込み
企業別動向:エドワーズライフサイエンスが安定推移の中、
Argon Medical Devices 製品は2017/9より
メリットメディカル・ジャパンに移管
§21 アンギオキット(アンジオキット)
市場概要
市場規模:2017年度アンギオキット/パックは132.22万セット、
2018年度は143.67万セット見込み
企業別動向:上位企業2社で数量ベース65.2%のシェアの中、
Acist Medical製品は2017/6以降アシスト・ジャパンからの直販体制に
§22 IABP Balloon(大動脈内バルーン)カテーテル
市場概要
市場動向:IABPバルーンカテーテル2017年度は、
前年比8.8%アップの27,330本、2018年度26,740本見込みも、
循環補助用心内留置型ポンプカテーテルの
一部影響でマイナス推移の可能性も、
コンソールは光センサータイプの新製品上市も、
予算化縮小・リプレイス期間の長期化で厳しい推移に
企業別動向:ゲティンゲグループ・ジャパン(旧:Maquet Japan)
カテーテル57.3%のシェアに
§23 体外循環用カニューレ
市場概要
市場規模:主要開心術の二極化と補助循環症例アップの中、
2017年度は33.99万本、2018年度35.40万本見込み
企業別動向:泉工医科工業、日本メドトロニックの2社で74.1%のシェア
§24 電極カテーテル/経皮的カテーテル心筋焼灼用カテーテル
電極カテーテル (体外式ペースメーカ用カテーテル電極)
市場概要
市場規模:アブレーション症例増で、2017年度トータル本数は
40.88万本(2018年度:44.96万本見込み)、
心臓電気生理学的検査機能付加型は35.60万本(同:39.68万本見込み)、
うち「温度センサー付」が5.19万本(同:5.92万本見込み)、
「除細動機能付き」が5.10万本(同:6.06万本見込み)
企業別動向:No1シェアの日本ライフラインはEPカテーテル、
除細動機能付きの2ケタ成長続く
カテーテルアブレーション市場
市場概要
市場規模:症例数と流通量の増加で、2017年度107,655本
(推定症例数:83,270例)、2018年度は123,095本(同:95,040例)見込み、
心房細動症例は2017年度67.2%、2018年度69.1%(推定)
企業別動向:各社アップ推移の中、J&JがNo1シェア維持、
2017年度にセンチュリーメディカルがホット
バルーン、2018年度に日本ライフラインがレーザーバルーンの本格販売を開始
§25 バルブロプラスティカテーテル
市場概要
市場動向:大動脈弁狭窄症の患者数増やTAVI:TAVRの症例増で、
2017年度3,990本、2018年度は4,230本見込み、
東レメディカルが大動脈弁用イノウエ・バルーンを導入
§26 心臓関連注目市場
市場動向:Excimer Laser血管形成術「CVX-300」は年間10台の設置に
CABGにおけるOff-Pump市場
RF心房細動手術装置:年間推定6,200例
血管領域自動吻合器/血管縫合補助器具市場:2017年度7,430セット
§27 フォーリーカテーテル(ラテックス・シリコーン)
市場概要
市場規模:2017年度トータル市場は961.5万本/セット、
2018年度971.3万本/セット見込み、トレイキットは580万キット強に
企業別動向:メディコンはキット製品群の強化により、
50%強の高シェアを維持する中、
エフスリィー「コンファウロシステムⅢ」、
クリエートメディック「オールシリコーンフォーリートレイキット」も続伸
§28 尿管カテーテル
市場動向:2017年度22,900本、2018年度22,100本見込み、
BSJ現状維持もシェアアップ
§29 尿管ステント(セット)
市場概要
市場規模:2017年度5.4%アップの262,320セット、
2018年度274,730セット見込み、
新区分の一般型 異物付着防止型は121,450本見込み
企業別動向:BSJとメディコンで78%以上のシェアの中、メディコン
「異物付着防止型」が続伸、「外瘻用」ではBSJとタカイ医科がアップ
§30 尿道ステントセット BPH(前立腺肥大症)治療製品
市場概要
市場動向:コロプラスト「MemoKath」2017/3で販売中止に
参考資料:前立腺肥大治療装置市場について
§31 ネフロストミーカテーテル(セット)腎盂
市場概要
市場動向:2017年度セットベースで20,950セット
(2018年度:21,550セット見込み)、
単品カテーテルは249,690本(同:250,680本見込み)
§32 ネラトンチューブ
市場概要
市場動向:ネラトンカテーテルの2017年度は6,020.8万本
(2018年度:6,051.8万本見込み)の中、上位寡占化進む。
自己導尿カテーテルは2017年度大幅増の186.1万本(同:191.6万本見込み)
§33 BPH治療用メタリックステント
市場動向:2013年度以降市場形成せず
§34 気管内チューブ・気道確保チューブ
気管内チューブ
市場概要
市場規模:2017年度1.0%アップの312.32万本、2018年度2.0%アップの
318.47万本見込み、2014年度以降は1~2%台の伸び率で推移
企業別動向:低成長の中、コヴィディエンジャパンと
日本メディカルネクストがシェアアップ
分離肺手術用気管内チューブ:2017年度114,170本/セット、
2018年度114,170本/セット見込み、2017年度は大研医器が大幅増
気道確保チューブ
市場動向:2017年度13.0%アップの30.08万本、2018年度31.63万本見込み、
日本光電(インターサージカル)、東機貿が続伸
§35 気管切開用チューブ(カテーテル)
市場概要
市場規模:2017年度171.2万本、2018年度165.4万本見込み
企業別動向:上位寡占化の中、コヴィディエン、高研、富士システムズが続伸
経皮的気管切開市場:2017年度11,670セット、
2018年度11,380セット見込みの微減推移へ
§36 サクションチューブ(吸引カテーテル)
市場動向:2017年度3億2,946万本、2018年度3億3,938万本見込み、
ニプロとトップの2強市場
閉鎖式サクションカテーテル市場:フラットな2017年度133.8万本、
2018年度も133.8万本見込み
§37 硬膜外カテーテル
市場概要
市場規模:硬膜外カテーテル単品・キット/セットで、
2017年度は1.5%アップの119.50万本/キット、
2018年度:119.13万本/キット見込みにとどまる
企業別動向:有力企業に大きな伸びがない中、
ビー・ブラウンエースクラップ、八光は安定推移
参考資料:(局所)麻酔針市場
§38 (コロナリー・バスキュラーを除く)各種メタリックステント
胆道用(胆管)メタリックステント(Biliary)
市場概要
市場規模:2017年度20,462本、2018年度は21,490本見込み、
経内視鏡タイプ安定した推移に
企業別動向:販売元移管や新製品上市がある中、
センチュリーメディカルはNO.1シェアを維持、
ゼオン メディカル新製品上市で、2018年度大幅増見込み
食道用(メタリック)ステント
市場動向:2017年度4,490本、2018年度4,670本見込み
企業別動向:No1シェアのセンチュリーメディカルが、
ショートヘッドタイプや経内視鏡手技の強化で、2018年度大幅増計画
消化管用(メタリック)ステント
市場動向:胃十二指腸用で2017年度6,710本、2018年度:6,920本見込み、
大腸用Stent2017年度11,240本、2018年度は12,020本見込み、
センチュリーメディカルが両部位とも高シェアを維持の中、
日本ライフラインの「JLL大腸用ステント」大幅増計画
気管・気管支メタリックステント
市場動向:2製品の市場形成の中、コスモテックが
「気管用スパイラルZステント」で保険適用
§39 (カテーテルアクセス)ポート・CAP
市場概要
市場規模:2017年度は前年度のマイナス実績から1.0%アップの101,870ケ/セット、
うち静脈用は1.4%アップの90,296ケ/セット、2018年度は105,291ケ/セット見込み
企業別動向:メディコン高シェア維持も、住友ベークライト、テルモが2ケタアップ
ヒューバー針について:2017年度はSafetyタイプが56.5%
§40 ストマックチューブ(胃管カテーテル)
市場概要
市場動向:ストマックチューブは2017年度256.1万本
(2018年度:257.1万本見込み)の中、
日本コヴィディエンが55%超のシェア、イレウス用ロングチューブは
7.1万本/セット(同:7.2万本/セット見込み)にとどまる
§41 (超音波ガイド下)PTCDセット
市場概要
市場動向:2017年度39,900セット、2018年度38,300セット見込みと右肩下がりの
トレンド続く
§42 ペグ・ガストロストミーカテーテルキット(セット)
市場概要
市場規模:造設用キット(PTEGを含む)は、2017年度6.23万キット、
2018年度6.18万キット見込み、交換用カテーテルは2017年度72.05万本、
2018年度70.82万本見込みに
企業別動向:市場縮小の中、交換用「バンパー型」では日本コヴィディエン、
BSJ、「バルーン型」では富士システムズ、ハリヤード・ヘルスケア、
クリエートメディックが高シェア
§43 栄養カテーテル・EDチューブ
市場概要
市場動向:栄養カテーテル2017年度1.4%アップの353.49万本
(2018年度:349.99万本見込み)、経腸栄養用:EDチューブは
2017年度4.9%ダウンの81.66万本(同:82.54万本見込み)
§44 消化管バルーンカテーテル
市場概要
市場動向:2017年度37,838本、2018年度39,240本見込み、BSJが高シェアの中、
センチュリーメディカルが続伸、東海メディカルプロダクツ2017年度、
クリエートメディック2018年度より新規参入
§45 食道静脈瘤硬化療法セット、食道静脈瘤結紮術
市場概要
市場動向:2017年度EIS穿刺針(局注針)は他症例使用を含め69.30万本
(2018年度:71.62万本見込み)、
EVLの2017年度は前年比200本増の3.43万セット(同:3.45万セット見込み)
§46 シャントバルブ&ドレナージ(セット)
シャントバルブ
市場概要
市場規模:2017年度16,460ユニット、2018年度16,450ユニット見込み、
圧可変式は14,610ユニット(2018年度:14,710ユニット見込み)、
iNPH症例数は2018年度で9,000例(矢野経済推計)
企業別動向:ビー・ブラウンがシェアアップの中、No1シェアのIntegra Japanが、
抗菌剤含浸シャントカテーテルで先行
脳外用ドレナージ
市場動向:2017年度167,500セット・本・ケ
(2018年度:168,000セット・本・ケ見込み)、
カネカメディックス「シラスコン脳外ドレナージ」関連圧倒的シェア続く
§47 子宮内圧測定用カテーテルセット(キット)
市場動向:2017年度9,450本(キット)、2018年度8,440本(キット)見込み
§48 子宮・卵管用カテーテル
市場概要
市場動向:2017年度は前年比300本減の128,600本
(2018年度:130,900本見込み)、
高シェアの上位2社はフラットな推移、卵管形成術用カテーテルは右上がり推移続く
§49 シリコンドレーンチューブ
市場概要
市場動向:2017年度154.58万本(2018年度:155.58万本見込み)、
カネカメディックス「シラスコン」シリーズが80%超のシェア
§50 中心静脈用カテーテル
市場概要
市場動向:2017年度トータル本数微減の123.04万本/セット、
2018年度121.98万本/セット見込み
(1)シングルルーメン:2017年度:57.07万本/セット、
2018年度:56.43万本/セット見込み、うち、Seldingerタイプは
30.77万本/セット(2018年度:31.45万本/セット見込み)
(2)マルチルーメン:2017年度は65.97万本/セット、
2018年度65.55万本/セット見込み
(3)新生児・未熟児・中心静脈栄養カテーテル市場(PIC・PICC市場):
未熟児・新生児タイプ6.62万本/セット(2018年度:6.6万本/セット)、
日本コヴィディエン圧倒的シェア、大人用PICCはメディコンが
圧倒的シェアの中、テレフレックスとニプロが販売開始
§51 温度センサー付カテーテル
市場概要
市場動向:2017年度4.1万本増の148.1万本、2018年度5.9万本増の153.9万本見込み
企業別動向:メディコンが続伸、2017年度膀胱温度タイプの95%超のシェア
§52 ブラッドアクセス
市場概要
市場動向:トリプル、カフ付比率がアップする中2017年度本数ベースでは
前年比3,015本減の174,660本/セット、
2018年度も173,580本/セット見込みにとどまる
PARTⅢ 参入企業分析
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