2018年版 リテールソリューション市場の実態と将来展望
リテールソリューション市場は大きな変革期にある。政府は2020年に向け、クレジットカードの100%IC化を目指し、対策を進めている。また、キャッシュレス化が推進される中、多様な決済手段が登場、事業者は対応に追われている。他にも、2020年の東京オリンピックやインバウンドの急増、消費税率の引上げ等、対応課題は目白押しである。
一方、中堅以下の市場では、新たにタブレットを活用したPOSシステム市場が構築されつつあるが、当該市場では従来とは異なる事業モデルを構築している無料のシステムが市場を席巻しており、競争環境は更に激しくなっている。
また、近年急速に注目を集めているのが、無人店舗への流れである。Amazon GOのようなレジなし店舗は本当に普及するのか、その際の技術課題などについても言及する。
店舗を取り巻くICT化の現状をレポートする定番資料となっている。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
調査目的:リテールソリューション関連事業に取り組む各メーカーへのヒアリングを実施することにより、市場の動向、メーカーの戦略を明らかにすると共に、市場の現状および将来展望を明らかにすることを目的とする。
調査方法:直接面接取材
調査期間:2018年6月~2018年8月
- POSターミナル、タブレットPOS、POSソフトウェアなどの市場に言及
- 新たな取材先を追加
- 最新の技術やユーザーの動向にも言及
第1章 総論
第2章 POSターミナル市場
第3章 タブレットPOS市場の動向
第4章 店舗を取り巻く技術動向
第5章 ユーザー企業の注目動向
第6章 主要POS関連事業者の取組動向
第7章 関連市場の動向
調査結果のポイント
第1章 総論
1.外部環境
2.各POS関連市場の動向
(1)POSターミナル市場
(2)タブレットPOS市場
(3)POSソフトウェア市場
3.進む店舗のICT化の動向
4.総括
第2章 POSターミナル市場
1.市場概況
2.市場規模推移
3.メーカーシェア
4.需要分野構成
5.需要分野別データ
(1)百貨店
(2)GMS
(3)ショッピングセンター
(4)コンビニエンスストア
(5)食品スーパー
(6)ホームセンター
(7)ドラッグストア
(8)量販専門店
(9)飲食店
(10)サービスステーション
(11)その他、個店
6.注目される市場トレンド
(1)セルフレジへの取組
(2)ソフトとハードの市場の分離
(3)2020年対応
(4)バーコードに代わる認識技術
(5)無人店舗への動き
7.今後の市場展望と市場規模予測
第3章 タブレットPOS市場の動向
1.市場概況
2.主な参入企業
3.市場規模推移
4.ターゲットユーザー
5.今後の課題と市場規模予測
第4章 店舗を取り巻く技術動向
1.画像解析による店内マーケティング
2.屋内位置情報の活用
3.セキュリティ対策
4.ロボティクス技術
5.IoTの応用
第5章 ユーザー企業の注目動向
1.POSシステム関連
2.ロボット関連
3.決済関連
4.その他
第6章 主要POS関連事業者の取組動向
株式会社ヴィンクス
NECプラットフォームズ株式会社
サインポスト株式会社
シャープマーケティングジャパン株式会社
株式会社スマレジ
株式会社寺岡精工
東芝テック株式会社
日本電気株式会社
パナソニック スマートファクトリー ソリューションズ株式会社
株式会社ビジコム
富士通株式会社
株式会社ブレイン
株式会社USEN
株式会社リクルートライフスタイル
その他POSソフトウェア展開企業
第7章 関連市場の動向
1.クレジットカード市場
(1)市場概況
(2)市場規模
(3)市場展望
2.交通系ICカード市場
(1)市場概況
(2)市場規模
(3)市場展望
3.ポイントサービス関連市場の動向
(1)市場概況
(2)市場規模
(3)市場展望
4.屋内位置情報ソリューション市場
(1)市場概況
(2)参入企業一覧
(3)市場規模
(4)市場展望
このレポートの関連情報やさらに詳しい情報についての調査を検討したい
矢野経済研究所では、
個別のクライアント様からの調査も承っております
マーケティングや経営課題の抽出、リサーチの企画設計・実施、調査結果に基づく具体的な戦略立案・実行支援に至るまで、課題解決に向けた全ての段階において、クライアント企業をトータルでサポート致します。