2019年版 医療用ディスポーザブル製品 汎用品市場の将来展望

本調査レポートでは、医療用ディスポーザブル27項目(53製品)の市場分析と販売元シェアを調査いたします。また、有力参入企業の動向や将来に向けての戦略も徹底分析いたします。(1)医療用ディスポーザブル27項目(53製品)の08~18年度実績数量・金額ベース市場規模分析と製造販売業:販売元シェア(国内ベース)(2)2019~2023年度までの中期予測(3)各製品におけるSafety製品の市場推移と企業別動向(4)各製品における在宅分野の市場規模推移と企業別動向(5)キット化製品、セット化製品の市場動向(6)有力企業の参入製品個表。
薬剤注入関連製品、輸液ライン、手術用関連製品の製品別分析を行うと共に、各製品別の国内トータル市場規模推移と企業別マーケットシェア分析、更に、製品区分別に参入企業シェアと市場規模・将来成長率分析を実施。ディスポーザブル医療機器のうち、拡大が期待される「Safety製品(感染防止製品)」、「Home Use市場」、「キット化製品」の3区分についても、それぞれ算出、分析しております。

発刊日
2019/09/26
体裁
A4 / 494頁
資料コード
C61105700
PDFサイズ
9.1MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査対象:国内メーカー及び輸入製品の総発売元
調査方法:面接取材とTEL取材、郵送取材併用(一部推定企業含む)
調査期間:2019年4月~2019年9月

調査結果サマリー
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医療用ディスポーザブル製品汎用品市場に関する調査を実施(2019年)
2018年度の医療用ディスポーザブル製品汎用品市場は前年度比0.9%増の2,504億円、2019年度は同1.3%増の2,537億円を予測
~高齢者人口が増加する中、リユース製品のディスポーザブル化の広がりや製品の単回使用の徹底で堅調に推移~

資料ポイント
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医療用ディスポーザブル汎用品については、一部生産調整が実施された製品群があるため、マイナス実績や横這い推移で移行している製品があるものの、施設側のDPCやSPD導入により適切な在庫管理が推進されることで、針刺し事故防止、血液飛散防止、誤接続防止(閉鎖回路)などの感染防止対策製品である安全機構付き製品、排液処理システムなどの各種吸引製品やディスポ化の進展が期待できる呼吸・麻酔回路、酸素マスク・カニューラ、あるいは事務方を含む医療従事者の作業効率を向上させるキット・セット化製品は今後も導入や使用量増加が続く可能性があります。
このため、これら関連製品が市場を牽引することによって、汎用品のカテゴリーに入る医療ディスポーザブル製品は、比較的堅調な市場推移が予測されます。

資料概要
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PARTⅠ 医療用ディスポーザブル製品の市場動向
PARTⅡ 製品別市場推移とSafety・キット化、病院・在宅分野の展望
PARTⅢ 参入企業分析

リサーチ内容

SUMMARY

医療用ディスポーザブル製品 汎用品市場の将来展望 ~SUMMARY~
1.市場動向及び市場推移 52製品で2018年度2,504.5億円(大人用紙おむつ除く)
2.区分別 市場動向
  (1)Safety(安全機構付)製品
  (2)Home Use(在宅向け)製品
  (3)キット製品
3.医療用汎用品市場の展望と課題
  (1)市場背景
  (2)単回使用医療機器の「再製造」に関する制度
  (3)尿失禁治療・手術ディバイス(TVT・TOT・TMV、人工尿道括約筋術)
  (4)呼吸回路・麻酔回路
  (5)酸素マスク・カニューラ

PARTⅠ 医療用ディスポーザブル製品の市場動向

医療用ディスポーザブル製品の市場動向 汎用品市場推移
薬事工業生産動態統計
2018年における主要42分類で、医療用ディスポーザブル関連製品国内出荷は9,638億28百万円
ディスポ製品主要品目推移・金額ベース(生産:歯科用除く2015年~2018年)
ディスポ製品主要品目推移・金額ベース(輸入:歯科用除く2015年~2018年)
ディスポ製品主要品目推移・金額ベース(国内:歯科用除く2015年~2018年)
ディスポ製品主要品目推移・金額ベース(輸出:歯科用除く2015年~2018年)
ディスポ製品主要品目推移・数量ベース(生産:歯科用除く2015年~2018年)
ディスポ製品主要品目推移・数量ベース(輸入:歯科用除く2015年~2018年)
ディスポ製品主要品目推移・数量ベース(国内:歯科用除く2015年~2018年)
ディスポ製品主要品目推移・数量ベース(輸出:歯科用除く2015年~2018年)
調査品目の市場推移
52製品で2018年度2,504.5億円、2019年度は2,536.6億円の市場予測(大人用紙おむつ除く)
表:調査品目における市場推移(2008年度~2023年度)
(1)Safety関連製品:2018年度519億99.5百万円市場、2019年度は528億53.5百万円の予測
Safety製品別 数量・金額 市場規模推移(表)
(2)キット製品:前年比3.9アップの394億5百万円市場、2019年度は412億98百万円の予測
(3)Home Use市場:2018年度1,955億97.9百万円、2019年度1,978億31.5百万円の予想
Home Use製品別数量市場規模推移(表)
Home Use製品別金額市場規模推移(表)
図:Safety製品・キット化製品・Home Use製品の市場推移(金額ベース)
調査品目における金額ベース市場規模推移(表)
調査品目における数量ベース市場規模推移(表)
総トータル市場におけるsafety、キット製品、Home Useの製品割合(図)
表:品目別マーケットリーダー(2018年度総販売元ベース)

PARTⅡ 製品別市場推移とSafety・キット化、病院・在宅分野の展望

§1 シリンジ・注射筒
市場概要
市場規模:2018年度インスリン用含め、11億310万本、2019年度は10億7,990万本の予測
インスリン用ディスポーザブル市場規模:2018年度5,036万本、2019年度は5,001万本の予測
Safety製品市場動向:2015年度以降の販売実績なし
表:シリンジ総市場とHome Use市場の推移・構成比

§2 注射針
市場概要
市場動向:2018年度7億8,400万本・16億80百万円、2019年度は7億7,540万本の予測
Home Use(ペンニードル)市場動向:2018年度9億9,210万本、2019年度は9億9,410万本の予測
インスリン療法について
インスリン製剤の市場動向
表:注射針総市場とHome Use市場の推移・構成比

§3 輸液セット
製品概要
市場概要
市場動向:2018年度2億5,585万セット・120億11百万円、2019年度は2億5,223万セットの予測
定量筒付輸液セット(微量・精密用)Measured Volume Set市場動向:2018年度前年比100セット増の32.5万セット市場、2019年度は30.3万セットの予測

§4 翼状針・翼付静注針
市場概要
市場動向:2018年度 数量ベースで前年比3.7%アップの2億5,080万本、2019年度は2億5,036万本の予測
Safetyタイプ市場動向:2018年度1億6,358万本、42億29百万円、2019年度1億7,095万本の予測

§5 留置針
市場概要
市場規模:2018年度 トータル市場2億5,197万本、211億56百万円市場、
2019年度は2億5,777万本・216億89百万円の予測
企業別動向:メディキット 静脈内留置針、透析用留置針ともにトップシェア続く
透析用留置針
静脈内留置針Safetyタイプ:9,578万本・72億76百万円市場、金額ベース市場規模に対し71.4%の占有率に2019年度は9,901万本・76億16百万円の予測
表:プラスチックカニューレ静脈留置針総市場とHome Use市場の推移・構成比

§6 延長チューブ
市場概要
市場動向:2018年度8,854万本・81億50百万円、2019年度は8,896万本、82億2百万円の予測
Safety輸液製品:ライン製品市場277億95百万円、栄養ライン製品市場86億35百万円

§7 三方活栓
市場概要
市場規模:2018年度 数量ベース前年比17.6%ダウンの2,633万ケ市場、2019年度2,612万ケ予想
耐圧用三方活栓(低圧・中圧・高圧)
市場動向

§8 高カロリー輸液用カラバック
市場概要
市場動向:2018年度98.3万枚・4億35.2百万円、2019年度97.4万枚・4億32.2百万円の予測
在宅輸液療法(HPN)
市場概要:微増推移の予測

§9 連結管
市場概要
市場動向:2018年度989.1万本・2億39.2百万円、2019年度は959.1万本の予測

§10 各種フィルター
各種フィルターの2018年度市場規模
輸血(血液)フィルター市場
市場概要
市場動向:2018年度 2億50百万円市場
輸液フィルター(セット)市場
市場概要
市場動向:2018年度255.8万セット・16億76百万円
表:輸液フィルターセット総市場とHome Use市場の推移・構成比
除菌フィルター(バクテリアフィルター)・HME・HMEF(人工鼻)市場
市場概要
市場規模:2018年度 バクテリアフィルター市場 106.5万ケ、7億46.4百万円、
HME+HMEF市場については955.5万ケ・42億84.3百万円
企業別動向(HME・HMEF)
表:バクテリアフィルター総市場とHome Use市場の推移・構成比
表:HME(HMEF)総市場とHome Use市場の推移・構成比
トランスデューサー保護フィルター市場
市場概要
人工心肺用動脈フィルター市場(胸部心臓血管外科)
市場動向:2018年度11,830ケ、1億40百万円市場、2019年度は11,255ケの予測
硬膜外カテーテル用フィルター市場
市場動向:2018年度55.3万ケ、1億87百万円市場、2019年度は55.5万ケの予想

§11 各種吸引具(排液システム)
吸引器(具)市場概要
1.チェストドレナージユニット(胸腔吸引器)
市場概要
市場動向:2018年度173,800セット、住友ベークライト圧倒的シェア
参考資料:気胸セット市場動向
2.(電動式吸引器)排液ボトル
市場概要
市場動向:2018年度約57.5万ケ・6億25百万円市場を形成
3.ポータブル低圧持続吸引器市場概要
市場概要
市場動向:2018年度 871,200ケ/セット・44億38百万円、
2019年度は882,200セット・44億97百万円の予測
4.サクション排液システム(パック・ボトル)
市場概要
市場動向:2018年度 1,438.3万ケ/枚・65億47百万円、2019年度は1,512.5万ケ/枚の予測

§12 尿バッグ市場
市場概要
市場規模:尿バッグトータル市場は1,663.5万枚・36億62.6百万円市場に
閉鎖式尿バッグ市場(Closed Type)
市場動向:2018年度は798.9万枚市場 メディコンがシェアトップ、2019年度は800.8万枚の予測
精密尿量計付尿バッグ市場
市場動向:メディコンが数量ベースシェア87.0%
開放式尿バッグ、(架台式)貯尿・蓄尿袋市場
市場動向:2018年度は合計で前年比4.2%ダウンの715.2万枚、2019年度は712.8万枚の予測

§13 尿失禁市場
市場概要
Diveice市場・医療用具市場
市場動向:2018年度 4億36百万円、2019年度 4億44百万円の予想(大人用紙おむつ市場除く)
自己導尿カテーテル市場
市場概要
治療分野市場
手術市場(Invasive)
市場動向
表:Device関連 Total市場とHome Use市場推移・構成比
表:大人用紙おむつ Total市場とHome Use市場推移・構成比

§14 酸素マスク・カニューラ
市場概要
市場規模:2018年度10,057,800本、25億4.7百万円市場(※ハイフローセラピー用除く)
企業別動向:日本メディカルネクスト 営業強化により472.2万ケのシェアトップ
在宅酸素療法患者数、在宅持続陽圧呼吸療法、在宅気管切開患者を合わせ推定で59.7万人
表:酸素マスク・カニューラ総市場とHome Use市場推移・構成比
高流量式鼻カニューラ酸素療法(High Flow Therapy)市場
市場概要
企業別動向

§15 呼吸回路・麻酔回路
市場概要
市場規模:2018年度245.2万セット、2019年度254.7万セットの市場予測
企業別動向:2018年度 主要各社前年度実績を上回る推移
在宅人工呼吸療法 2018年度5.4万セット
表:呼吸回路・麻酔回路 総市場とHome Use市場推移・構成比

§16 自動吻合器・自動縫合器、止血・結紮クリップ、皮膚縫合器
市場概要
自動吻合器・自動縫合器市場
市場動向:2018年度401億85百万円、2019年度は403億85百万円見込み
血管領域自動吻合器/血管縫合補助器具市場:2018年度7,300セット
循環器止血材(縫合器、コラーゲン)市場:2018年度は24億75百万円の市場形成
止血・結紮クリップ市場(Open Surgery)
市場動向:2018年度8億47百万円、2019年度 8億43百万円見込み
皮膚縫合器(スキンステイプラー)市場
市場動向:2018年度17億60百万円、2019年度は17億52百万円の見込み

§17 血液バッグ・輸血セット
市場概要
市場規模・企業別動向:2018年度346.6万枚・93億円市場、2019年度は345.1万枚の予測
輸血セット市場動向:2018年度463.9万本・5億56.7百万円、2019年度は465.8万本の予測

§18 自己血輸血製品
市場概要
市場動向:2018年度151台、2019年度157台見込み、リヴァノヴァ「XTRA」が高シェア維持の中、
ヘモネティクス30台、Freseniu製品を展開するJMSは10台
自己血輸血の消耗品市場
1.貯血式・希釈式における血液バック市場
2.術中回収式における自己血回収システム
3.術後回収式における自己血輸血(セット)市場

§19 替刃メス・スカルペル
市場概要
市場規模/企業別動向:ディスポ替刃メス市場 合計で11億74.8百万円市場

§20 キット製品・パック製品
市場概要
市場規模:前年比3.9%アップの394億5百万円市場、2019年度は412億98百万円の予測
企業別動向:ホギメディカルの高シェアの中、リブドゥ、メドラインが高い伸び率
参考資料:主要ディスポーザブル製品 キット/セット製品(表)

§21 インフューザー
市場概要
市場動向:2018年度 193.7万ケ/セット・54億9百万円市場、2019年度198.9万ケ/セットの予測
インフューザー疾患対応別市場:2018年度 施設内178.2万セット、在宅分野15.5万セット

§22 生検針
市場概要
市場規模:2018年度680,900本、30億90.8百万円市場、2019年度697,000本、31億67百万円予測
企業別動向
生検針関連先進医療

§23 真空採血管
市場概要
市場動向:2018年度 10億642万本・119億74百万円市場、2019年度は9億9,990万本の予測
プラスチック製品:2018年度 48万本
Safety(広義・狭義)製品:2018年度数量ベース 2億3,133万本

§24 血液ガス測定用採血キット
市場概要
市場規模:2018年度1,331.9万セット、16億51百万円市場、2019年度は1,324.8万本の予測
企業別動向
Safety製品:2018年度は数量ベース951万キット、2019年度は948万キットの予測

§25 ECG電極
市場概要
市場動向:2018年度72億28百万円、2019年度72億38百万円
Home Use市場:ホルター用は約14.5億円(推定)

§26 床ずれ防止用パット
市場概要
市場規模:2018年度 59,800枚、6億40百万円市場、2019年度 60,000枚の予測
企業別動向

§27 安全機構付き/Safety(感染防止)製品市場
市場概要
市場動向:2018年度 市場規模は519億99.5百万円、2019年度は528億53.5百万円の予測
企業別動向:テルモ 142億45百万円で27.4%シェアトップ、次いでJMS19.5%、トップ13.5%のシェア
(図)Safety市場参入企業シェア
(表)感染防止・セーフティ製品別推移 製品別
(表)感染防止・セーフティ製品別推移 企業別
(表)Safety製品実績推移と予測(2011年度~予)2019年度)

PARTⅢ 参入企業分析

約110社

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商品形態
商品種類
ご利用範囲
価格(税込)
下段:本体価格
書 籍
A4 / 494頁
セット
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