ホテル・旅館におけるSDGsの動向と展望
世界的に取組が加速する「SDGs」。持続可能な産業の実現が社会から求められるなか、宿泊産業(ホテル・旅館)においても取組が始まっています。
当レポートでは、宿泊事業者のSDGsへの意識、収益性とのバランスを考慮した先進企業での取組・戦略、宿泊産業におけるSDGsの将来展望などを、ヒアリング調査、アンケート調査等をベースに分析しています。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
調査目的:昨今、世界的に「SDGs」の目標達成に向けた動きが活発化しており、日本国内においても、目標達成に向けた取組が官民で進められている。観光や宿泊業界においても、プラスチックごみの削減や従業員向けの SDGs 研修の実施など、従来の取組に加えて新たなSDGs 関連の取組が始まっている。
本調査は、宿泊業界の中でも特に主要な業態である「ホテル・旅館」を対象に、SDGsの動向を調べ、17 の目標のうち重視されている目標、現状主に取り組まれている分野や内容の傾向を分析する。また、外資系ホテル企業との取組を比較し、今後取組が加速する可能性、推進するうえでの課題を明らかにすることを目的としている。
調査対象:国内のホテル・旅館運営企業、外資系ホテル企業
調査方法:研究員による直接面接、メール取材、電話取材/文献調査その他データ収集/アンケート調査
調査期間:2021年7月~2021年11月
ホテル・旅館のSDGsに関する法人アンケート・市場調査を実施(2021年)
ホテル・旅館を運営する企業の9割がSDGsの取組みの必要性を感じる。宿泊産業においてのSDGsへの注目度は非常に高い。今後、同産業においてSDGsが広く浸透するとみられる
- 先進事業者ヒアリング:有力宿泊事業者への直接ヒアリングにより、SDGsの先進的な取組・戦略、課題や展望を分析
- 事業者アンケート調査:全国の宿泊事業者に向けたアンケート調査により、産業を俯瞰した分析、規模別等での動向を分析
- 海外事業者調査:海外宿泊事業者のSDGsの取組、 先進事例を分析し、日本国内での展望を予測
- 規模別・宿泊施設形態別の取組状況と見通し
宿泊施設の規模(1施設当たりの客室数)による傾向を分析。 - SDGsに対しての考え方・意味合い
SDGsに対する収益性、社会的責任、旅行者の意識等への宿泊事業者の考えや、取り組む意味合いは何か? - SDGsの推進体制
専門部署、関連部署の兼任、横断的な委員会の設置など、企業はSDGsをどの様に推進しているかが明らかに! - SDGsの取組状況
実際にどの様な取組を実践しているのか、取り組んでいる企業はどの程度いるのか、等を規模別に分析。 - その他、SDGsを推進する上での課題や数値目標の設定の有無など、最新の宿泊事業者の動向を掲載!
第1章 SDGsの潮流と「持続可能な観光」
第2章 外資系ホテル企業のSDGsの現状
第3章 国内ホテル・旅館市場の動向と課題
第4章 国内ホテル・旅館のSDGsの現状と課題
第5章 企業個票
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