高齢者の食事実態と食ニーズ探索調査 ~アフターコロナにおける心理と行動の変化~
日本では少子高齢化が進行し、高齢者人口は全人口の29%を超え、人口ボリュームが大きい団塊世代を中心に国内消費を牽引しています。
高齢者の食事に対する品質志向、健康志向、安心安全志向は全ての世代で突出しており、市場規模の大きさとその特徴から産業界において注目されています。
2020年春先から拡大したコロナ禍は未だ収束が見通せず、ウイズコロナ、アフターコロナの新たな生活様式が拡大しており、食事配達サービスや食品宅配、健康管理アプリなど、関連市場が急速に拡大しています。
矢野経済研究所では、今後における高齢者の食事と栄養、健康と安全、行動様式の変化など、心理面や行動面の変化を分析し、今後を予測することで、食品関連産業に携わる企業の課題や目標設定を明確化します。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
調査目的:全国の65歳以上の『高齢者』男女1,230名を対象に、インターネット消費者調査『高齢者の食事実態と食ニーズ探索調査』を実施した。
日常の生活で気を遣っている事、健康面で気になっている事、栄養や食材など食事で困っている事、買い物する売場やその理由、食事配達サービスや食品宅配の利用状況などを中心に、健康維持方法、罹患・通院状況、利用する各種サービス、健康や食に関する情報入手方法や相談者などの生活関連、コロナ感染拡大後に起こった変化などについてアンケート調査し、高齢者の食事、栄養と健康に関するニーズを調査・分析した。
調査方法:全国に居住する65歳以上の男女1,230名を対象に、インターネット消費者調査を実施
調査期間:2021年10月~2021年11月
高齢者の食事実態と食ニーズ探索に関する消費者アンケート調査を実施(2021年)
コロナ禍の中、高齢者の趣味や運動、食事と栄養、食料品の購入場所などが変化
~外出自粛が影響、「外食」や「旅行」などのリベンジ消費に期待~
- 全国の65歳以上の男女1,230名を対象に、食事と栄養、健康と安全、行動様式の変化など、心理面や行動面の変化を分析し今後を予測
- 性別、年代別、家族形態別等に加え、コロナ禍による行動や心理の変容状況を軸にクロス集計
- 「たんぱく質」の重要性がコロナ禍を機に更に加速
- 高齢者に選ばれる売場は、コロナ禍を機に変化。「コンビニ」「百貨店」を利用する高齢者は減少
- 高齢者のインターネット通販利用率はコロナ禍で増加、更に拡大する
- コロナ後には、食事宅配サービス(弁当宅配)の利用率が上がり、1食当たりの利用金額も増える
- リベンジ消費で「国内旅行」をしたいと思っている割合は67.8%、「海外旅行」は18.8%
- ドキュメントでの販売に加え、ローデータや集計データを別途販売、利用者の独自分析が可能に
第Ⅰ章 調査総括
第Ⅱ章 アフターコロナにおける変容分析
第Ⅲ章 高齢者の比較分析(年代別、男女別・家族形態別・世帯年収別)
第Ⅳ章 高齢者を取り巻く環境
消費者調査のローデータ、掲載グラフ、集計表をオプションにて販売
・消費者調査のローデータ
・掲載グラフ
・集計表
健康に対する意識別クロス集計
比較集計
年代別集計
男女別集計
家族形態別集計
世帯年収別集計
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