2022 従業員エンゲージメント市場 ~人的資本経営の実現とウェルビーイング向上を目指して~
組織の生産性向上、人材獲得、離職防止といった課題を背景に、従業員エンゲージメントが注目されている。テクノロジーの進展が後押しする形で従業員エンゲージメント可視化ツール、従業員エンゲージメント向上につながる様々なサービス、機能のリリースが加速している。また、健康経営のさらに先を目指す概念として、ウェルビーイング経営が注目されている。これは生活習慣病やメンタルヘルス不全の予防だけでなく、社員の仕事へのやる気や組織へのエンゲージメントを高めようとする経営手法のことである。さらに投資家からは経営戦略と連動した人的資本戦略が求められており、政府がまとめたレポートでは人的資本経営を行うために重要な要素として従業員エンゲージメントが挙げられる。人的資本への投資、ウェルビーイング、エンゲージメント向上は組織の競争力を高めていくために、もはや避けて通れない課題となりつつある。本資料では、こうした動きを取り巻くビジネスの動向や課題をまとめている。
調査資料詳細データ
調査目的:本レポートでは、日本国内における従業員エンゲージメントに関しての調査を行い、下記を明らかにすることを目的とした。
①従業員エンゲージメント市場の現状と将来展望
②従業員エンゲージメント関連の企業動向
③従業員エンゲージメント関連のプロダクト動向
調査対象:本レポートでは、日本国内において従業員エンゲージメントに関わるプロダクト、サービスを展開している企業を調査対象とした。
①従業員エンゲージメント診断・サーベイツール/サービス
②心理的安全性、ウェルビーイングサーベイツール/サービス
③1on1 運用支援ツール/サービス
④OKR 運用支援ツール/サービス
⑤コーチング、人材育成ツール/サービス
⑥タレントマネジメントシステム、健康管理システム
⑦オンライン社内報ツール/サービス
⑧その他組織変革ツール/サービス
⑨データ分析ツール/サービス
調査方法:
①弊社研究員による面接取材、電話取材
②公的データ収集などの文献調査
③アンケート調査
調査期間:2022年3月~2022年6月
従業員エンゲージメント市場に関する調査を実施(2022年)
2021年の従業員エンゲージメント診断・サーベイクラウドの市場規模は、前年比123.6%の47億2,000万円
~働きがいを高める取り組みや人的資本経営への関心が高まり、その指標となり得る従業員エンゲージメントを測る診断・サーベイクラウドサービスへの注目が集まる~
- マーケットトレンドを読み解く情報が満載!
・診断・サーベイ、立ち位置やビジネスモデルの違いにより差別化機能が進化
・心理的安全性、ウェルビーイング等、新たな可視化ツールのリリースが加速
・1on1ツール、コロナ禍の後押しがあったものの事態収束後も継続成長の見込み
・タレマネシステムは人事DB、評価を軸にエンゲージメント向上にも対応 - 前回版との違い
・ウェルビーイング、心理的安全性等をキーワードに展開するサービスを掲載
・タレマネシステム、健康管理システム、社内SNS提供企業等の取り組みを掲載
調査結果のポイント
第1章 従業員エンゲージメント市場の現状と展望
第2章 分野別従業員エンゲージメントサービスの動向
第3章 注目サービス事業者の取り組み
≪掲載企業一覧≫
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