2023年版 デジタルセラピューティクス市場の現状と展望

デジタルセラピューティクス(DTx)のパイプラインは近年急速に増加・多様化しており、開発企業は30社を超えている。また、2020年12月には日本初のDTxが上市され、2022年9月には2製品目が上市された中、今後の市場形成が期待されている。一方で制度面や採算(ROI)面で不透明な部分が多い等、不安も渦巻く状況となっている。
そのような中、本資料ではDTx市場の現状や課題、市場規模予測、潜在市場規模分析、将来展望、疾患領域別市場分析、参入企業動向・各社DTxパイプラインなどを取り上げる。

発刊日
2022/12/23
体裁
A4 / 137頁
資料コード
C64116900
PDFサイズ
10.9MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査目的:国内では2015年頃より始まったデジタルセラピューティクス(DTx:Digital Therapeutics)開発は近年急速にパイプラインが増加しており、開発企業は30社を超えている。2020年12月には日本初のDTxが上市され、2022年9月には2製品目が上市された中、今後の市場形成が期待されている。一方で制度面や採算(ROI)面で不透明な部分が多い等、不安も渦巻く状況となっている。
そのような中、本資料ではDTx 市場の現状や課題、市場規模予測、潜在市場規模分析、将来展望、疾患領域別市場分析、参入企業動向などについて取り上げる。
調査方法:デジタルセラピューティクス参入企業への取材(対面またはオンライン)、文献調査の併用
調査期間:2022年9月~2022年12月
注記
本資料において、CureApp社の上市済み製品を、基本的には「CureApp SC」、「CureApp HT」と略記している。正式名称は以下の通りである。
・CureAppSC ニコチン依存症治療アプリ及び CO チェッカー
・CureApp HT 高血圧治療補助アプリ
なお、「治療アプリ」はCureApp社の登録商標であり、一般には「治療用アプリ」の語が用いられる。

調査結果サマリー
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デジタルセラピューティクス(DTx)の普及動向調査を実施(2022年)
国内のデジタルセラピューティクス(DTx)は2026年以降に上市が本格化すると予測
~DTxパイプラインの拡大が本格化、様々なタイプのDTx開発が進む~

資料ポイント
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  • 近年注目が集まっているDTx市場に関する調査資料
  • 市場規模予測(2025年度/2030年度)を掲載
    ※本資料では、医療機関への年間販売額の総和を市場規模として算出している
  • DTx開発企業22社(一部開発検討中を含む)の、開発動向を中心とした企業動向を掲載
  • <前回(2021年)版との違い>
    ・参入企業の増加に伴い、企業動向の掲載社数を大幅拡大
    ・パイプラインの拡大に伴い、疾患領域別の記載を拡充
    ・市場規模予測(2025年度/2030年度)を掲載
    ・DTx周辺事業の勃興を踏まえ、当領域についても取り上げた

リサーチ内容

調査結果のポイント

1. DTx市場の現状・課題・展望

1.1. デジタルセラピューティクス(DTx)とは
  1.1.1.本資料におけるDTxの定義
    図表1.1-1:DTxの定義と本資料の対象
  1.1.2.DTxの類型(内容面・形式面)
    図表1.1-2:DTxの類型
  1.1.3.DTxの特徴
    図表1.1-3:DTxの特徴
    図表1.1-4:医薬品や一般ヘルスケアアプリと比較したDTxの特徴
  1.1.4.DTxに関する3つの動向
    図表1.1-5:DTxに関する3つの動向
  1.1.5.医療機器プログラム/プログラム医療機器とは
    図表1.1-6:医薬品医療機器等法上の医療機器プログラムの定め
  1.1.6.DTxの保険適用(診療報酬)
  1.1.7.医療機器プログラムの制度面の課題に関する議論
1.2. DTx市場の分析
  1.2.1.DTx市場の全体像
    図表1.2-1:DTx市場の全体像
  1.2.2.PEST分析および業界慣習(Comunity)
    図表1.2-2:DTx市場のPEST分析と業界慣習
  1.2.3.必要となる経営資源(Company)
    図表1.2-3:経営資源(人・モノ・カネ)
  1.2.4.DTx開発事業者一覧(Competitor)
    図表1.2-4:DTx開発企業とパイプライン ①DTx開発専業的企業
    図表1.2-5:DTx開発企業とパイプライン ②一般ヘルスケアアプリ等企業
    図表1.2-6:DTx開発企業とパイプライン ③VR企業
    図表1.2-7:製薬企業等における海外DTxの日本でのパイプライン化
  1.2.5.DTx関連事業(Collaborator/Customer)
    図表1.2-8:DTx関連事業各社の概要
  1.2.6.医療機関・患者のDTx受容の土台(Consumer)
    図表1.2-9:スマートフォン保有率の推移(2013年~2021年)
    図表1.2-10:年齢階層別医療施設従事医師数(診療所)
    図表1.2-11:ロジャースのイノベーション5要素からみるDTx
  1.2.7.DTxにおける4P/4C
    図表1.2-12:DTxにおける4P/4C
1.3. DTx市場規模・将来展望
  1.3.1.DTxの上市状況予測
    図表1.3-1:DTx開発から上市までの期間
    図表1.3-2:DTx上市製品数予測(2025年、2030年)
  1.3.2.DTx潜在市場規模推計式の要素別分析と数値例
    図表1.3-3:DTx潜在市場規模推計式
    図表1.3-4:疾患領域別DTx潜在市場規模推計例
  1.3.3.市場規模予測
    図表1.3-5:DTx市場規模予測(2025年度、2030年度)
    図表1.3-6:共同開発・販売ライセンス契約の概況
  1.3.4.DTxのROI(Return On Investment)の観点
    図表1.3-7:DTxの開発費用と上市後の費用、潜在市場規模推計式
  1.3.5.DTx市場の課題と将来展望
    図表1.3-8:DTx市場の課題と将来展望(2021~2025年/2026~2030年)

2. 疾患領域別DTx市場分析

2.0. DTxの中心的な疾患領域
  2.0.1.DTx開発が活況な領域
    図表2.0-1:DTx開発が活発な領域における各社の開発段階(2022年11月時点)
  2.0.2.市場背景
    図表2.0-2:優先的に取り組むべきとされる3つの疾患分野
    図表2.0-3:傷病分類別医科診療医療費(2014年度)
2.1. 糖尿病領域
  2.1.1.市場環境(患者数、診療ガイドライン等)
    図表2.1-1:年齢階級別糖尿病が強く疑われる者(2016年)
    図表2.1-2:糖尿病が強く疑われる者の推移
    図表2.1-3:2型糖尿病の総患者数(年計階級・男女別)
    図表2.1-4:糖尿病重症度と年間医療費
  2.1.2.参入企業・関連企業動向
    図表2.1-5:糖尿病領域DTxパイプライン(2022年11月時点)
    図表2.1-6:食事系・運動系アプリ例
    図表2.1-7:糖尿病領域の一般ヘルスケアアプリ例
  2.1.3.潜在市場規模分析
    図表2.1-8:糖尿病領域DTxの潜在市場規模簡易推計
2.2. うつ病領域
  2.2.1.市場環境(患者数、診療ガイドライン等)
    図表2.2-1:2020年における主要な精神障害の有病者数の推計
    図表2.2-2:気分障害の総患者数
    図表2.2-3:精神疾患の社会的コストの推計
    図表2.2-4:認知行動療法とDTx
  2.2.2.参入企業・関連企業動向
    図表2.2-5:うつ病領域DTxパイプライン(2022年11月時点)
    図表2.2-6:メンタルヘルスケアアプリ例
  2.2.3.潜在市場規模分析
    図表2.2-7:うつ病領域DTxの潜在市場規模簡易推計
2.3. 認知症(MCI)
  2.3.1.市場環境(患者数、診療ガイドライン等)
    図表2.3-1:MCI・認知症について
    図表2.3-2:高齢者の認知症状況の推計(2020年)
    図表2.3-3:年齢階級別認知症推計有病者数・有病率(2020年)
    図表2.3-4:認知症の社会的コストの推計
  2.3.2.参入企業・関連企業動向
    図表2.3-5:認知症(MCI)領域DTxパイプライン(2022年11月時点)
    図表2.3-6:認知機能関連ITサービス例
  2.3.3.潜在市場規模分析
    図表2.3-7:認知症(MCI)領域DTxの潜在市場規模簡易推計
2.4. がん(乳がん等)
  2.4.1.市場環境(患者数、診療ガイドライン等)
    図表2.4-1:部位別がん罹患数(2017年)
    図表2.4-2:がん(乳房)の罹患数・有病数の推計
    図表2.4-3:生涯がん罹患確率(部位別)
    図表2.4-4:乳がんの総患者数
  2.4.2.参入企業・関連企業動向
    図表2.4-5:がん領域DTxパイプライン(2022年11月時点)
  2.4.3.潜在市場規模分析
    図表2.4-6:乳がん領域DTxの潜在市場規模簡易推計
2.5. 慢性疼痛(腰痛・片頭痛等)
  2.5.1.市場環境(患者数、診療ガイドライン等)
    図表2.5-1:腰痛症及び坐骨神経痛の総患者数
    図表2.5-2:片頭痛及びその他の頭痛症候群の総患者数
  2.5.2.参入企業動向
    図表2.5-3:慢性疼痛領域DTxパイプライン(2022年11月時点)
  2.5.3.潜在市場規模分析
    図表2.5-4:慢性疼痛(慢性腰痛)領域DTxの潜在市場規模簡易推計
2.6. その他の疾患領域の概要
  2.6.1.不眠症
    図表2.6-1:睡眠障害の総患者数
    図表2.6-2:睡眠薬の適正な使用と休薬のための診療ガイドライン
    図表2.6-3:睡眠障害の社会的コスト
  2.6.2.糖尿病以外の生活習慣病
    図表2.6-4:年齢階級別高血圧症有病者数(2016年)
    図表2.6-5:高血圧症有病者数の推移
  2.6.3.心疾患(心臓リハビリ等)
    図表2.6-6:心疾患の総患者数

3.企業動向

3.1. DTx開発企業動向
  株式会社Awarefy(旧:Hakali)
  株式会社asken
  H2株式会社
  株式会社emol
  エーテンラボ株式会社
  株式会社おいしい健康
  株式会社CureApp
  キュアコード株式会社
  サスメド株式会社
  株式会社ザ・ファージ
  株式会社Save Medical
  株式会社ソーシャルサービス
  株式会社DUMSCO
  ディピューラメディカルソリューションズ株式会社
  株式会社biomy
  株式会社HIKARI Lab
  VIE STYLE株式会社
  株式会社ベスプラ
  株式会社MICIN
  株式会社ヘッジホッグ・メドテック
  株式会社メディアシーク
  ロゴスサイエンス株式会社
  ※一部、開発検討中企業を含む
3.2. DTx開発支援企業(Collaborator)、関連団体
  スズケングループ
  株式会社Four H
  富士通Japan株式会社
  【参考】日本デジタルヘルス・アライアンス(JaDHA)

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