2023年版 菓子産業年鑑 ~流通菓子編~
2021年度まではコロナ禍の影響で巣ごもり需要が続いたが、2022年度はアフターコロナへの移行の中で、それまで旺盛だった家庭内消費は沈静化したが、ご当地菓子やポケット菓子の需要が回復。また、インバウンドの再開もプラス影響が見え始めている。
特に、スナックやグミが好調に推移している。2022年度は、広く価格改定が広がったため、全体的に出荷金額の押し上げ影響を受けているが、スナックとグミ(グミが含まれるキャンディ類)は、需要そのものの拡大に伴い、高成長率での着地を見込んでいる。
原材料高は継続し、沈静化の目途が立たないことから、各社は高付加価値品の開発に注力することで、単価アップを目指している。1個あたりの満足感を高めた商品や、健康的な価値をプラスした商品などの発売が相次いでおり、こうした商品は堅調に推移する傾向が見られている。
当資料では、流通菓子メーカーや卸企業を中心に、約40社の事業戦略・商品戦略・マーケティング戦略を徹底分析し、それに基づき2022年度の市場着地見込、および、2023~2027年度の市場規模予測を実施・掲載した。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
調査の目的:流通菓子市場を広く調査・収録することによって、当該市場に関するマーケティング戦略作成のための基礎資料とする。
調査対象:流通菓子メーカー、卸売業等を調査対象とした。また、併せて関連団体・省庁の公表資料等も分析対象とした。
調査方法:弊社専門調査員における直接面接取材、アンケート調査、電話取材を実施した。
調査期間:取材・調査 2022年11月~2023年3月
流通菓子市場に関する調査を実施(2023年)
2022年度の流通菓子市場規模は前年度比1.3%増の1兆9,614億円の見込
~価格改定の浸透で市場は拡大、インバウンドと土産需要の回復も上乗せ要因に~
- 市場を細分化し、市場規模予測、メーカーシェア算出、市場動向を分析
- 詳細なカテゴリ別分析(さらに内数もあり)
チョコレート、ビスケット、米菓、豆菓子、スナック、チューインガム、キャンディ・キャラメル、タブレット菓子、輸入菓子など - 流通菓子メーカー、商社、卸など、約40社の企業個票を掲載
1.流通菓子の市場全体動向
2.参入企業ランキング
3.製品分野別の動向
4.関連市場の動向
5.注目企業 個票
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