2023年版 非破壊検査市場の現状と将来展望

事後保全から予防保全へ 規格化/標準化、規制緩和は怒涛の勢い

発刊日
2023/03/30
体裁
A4 / 100頁
資料コード
C64120300
PDFサイズ
11.9MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査目的:非破壊検査受託企業や非破壊検査装置・機器メーカー、商社及びそれらに関わる外郭団体や研究機関の現在と今後の動向を調査し、非破壊検査市場の現状と将来展望を把握することを目的とする。
調査対象:(構造物や工業製品を対象とした)非破壊検査受託業務及びそれに使用される装置・機器(医薬や食品、農業分野は市場規模に含まない)
調査方法:弊社専門調査員による(一部 Web 会議システム等を活用した)直接面談取材によるもの
調査期間:2022年10月~2023年3月

調査結果サマリー
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非破壊検査世界市場に関する調査を実施(2023年)
2030年度の非破壊検査世界市場(装置・機器及び受託業務)は5兆5,025億円を予測
~検査は事後保全から予防保全へシフトする見込み、規格化や標準化、規制緩和などと共に装置・機器の高効率化が求められる~

資料ポイント
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  • 2021年度の世界非破壊検査市場(装置・機器及び受託業務)は3兆502億円、コロナ禍からの回復もあり、2030年度に5兆5,025億円に
  • [予防保全]:新規技術/システムの導入無しに生き残る道無し
  • [装置・機器]:いかにデータを活用していけるかが重要なフェーズに
  • [先発の新規装置・機器]:学会と現場・双方へ存在感アピールも必要
  • [(点検支援技術)性能カタログ]:常連掲載技術も増え、定着化進む
  • [ドローン、AI、DX]:(インフラの管理者階層別で)新規技術の加点方式がフォローウインドに活躍土壌の醸成は確実に
  • [原子力]国内ではカーボンニュートラルで火力からのシフト強まり検査増
  • [中性RANS]現場利用開始目前!インフラ向けだけでなく製造現場や月へ!

リサーチ内容

調査結果のポイント

1.市場動向
2.非破壊検査市場における外郭団体や受託企業、装置・機器メーカー等プレーヤーの取り組み
3.展望と課題 

第一章 非破壊検査市場の現状と将来展望

非破壊検査市場の現状と将来展望
規格化や標準化、規制緩和などと機器・装置の高効率化で
いまこそ事後保全から予防保全へシフトするとき
  表.健全度の区分とその状態表
  図.世界及び日本の非破壊検査装置・機器と受託業務市場規模推移と予測
  (2020-2030年度、金額)

第二章 非破壊検査装置・機器市場の現状と将来展望

非破壊検査装置・機器市場の現状と将来展望
堅調な成長で2030年度に1,423億円規模、2021年度からのCAGRは5%
人手不足や予防保全の解消を狙った開発や新規品が業界けん引
 
1.非破壊検査装置・機器市場の現状と将来展望
  表.国内非破壊検査装置・機器市場推移と予測(2020-2030年度、金額、前年度比)
  図.国内非破壊検査装置・機器市場推移と予測(2020-2030年度、金額、前年度比)
  図.国内種類別非破壊検査装置・機器市場推移と予測(2020-2030年度、金額)
  図.国内非破壊検査装置・機器の検査種類別市場
  (シェア構成比)推移と予測(2020-2030年度、金額ベース)
2.表面欠陥検査
  2-1.磁粉探傷試験・浸透探傷試験(MT・PT)
  2-2.渦電流探傷試験(ET)
3.内部探傷検査
  3-1.放射線透過検査(RT)
    中性子を活用した検査の現場利用が2023年度にはじまる
    物質過能が高さや軽元素の検知能力が高いことからインフラ以外にも展開見込
    図.世界の中性子を活用した検査装置・機器市場推移と予測
    (2020-2030年度、金額、前年度比)
    RTはデジタル化の波でフィルムからデジタルデータ管理へ
    「規格化」と「規制緩和」が今後のカギを握る
  3-2.超音波探傷検査(UT)
    表.超音波フェーズドアレイ試験(UT)の適用される産業分野と対象物一覧
4.その他検査

第三章 非破壊検査受託市場の現状と将来展望

非破壊検査受託市場の現状と将来展望
新システム・技術の新登場は一波去り、安定運用がカギ
産業分野によって推進力が異なるため、注力レベルを間違うな
 
1.受託業務市場の現状と将来展望
  表.国内非破壊検査受託業務市場推移と予測(2020-2030年度、金額、前年度比)
  図.国内非破壊検査受託業務市場推移と予測(2020-2030年度、金額、前年度比)
  図.国内産業分野別非破壊検査受託業務市場推移と予測(2020-2030年度、金額)
  図.国内非破壊検査受託業務市場推移と予測(2020-2030年度、産業分野別構成比)
2.鉄鋼・製鉄における非破壊検査動向
3.造船・重機における非破壊検査動向
4.重電・機械における非破壊検査動向
5.原子力における非破壊検査動向
6.電力における非破壊検査動向
7.石油・化学における非破壊検査動向
8.ガス・水道における動向
  表.下水道管きょ緊急度区分表
9.土木・橋梁における非破壊検査動向
10.建築における非破壊検査動向
11.その他における非破壊検査

第四章 非破壊検査市場関連プレーヤーの現状と将来展望

株式会社イクシス
  インフラのDX化のためにはBIM/CIMの活用が重要
  デジタルツイン実現のために現場の情報を逐次更新し一元管理
  インフラ特化形ロボットサービスベンチャー
  追加資本も得て業界トップから波及提供する体制強化
  多くの先進事業・サービスを展開
  BIM/CIM双方向連動自動巡回ロボットシステムとなる「i-Con Walker」
  表.ソニーグループのロボティクスプラットフォームとi-Con Walkerの連携
  図.イクシスのDeepTechから自社/共同開発、社会実装/リカーリングへ波及するイメージ図
 
栄進化学株式会社
  コロナ禍で中止の講習会も再開し好評、
  塩素系を含まないHFOを使用した不燃性探傷剤で環境負荷も低減
  プラントや電力向けの検査は検査需要増
  継続してハンディ型も定置型も好調なブラックライト
  図.ハンディタイプブラックライトS-60LC(左)、
  定置型(吊り下げ)ブラックライトL-500LC、L-500LCE(右)外観図
 
原子燃料工業株式会社
  多くの性能カタログ掲載品でインフラ以外もカバー
  産学官による多面的な評価を受け、恒常的な定着目指す
  創業50周年のオンリーワン国内原子燃料加工メーカー
  2022年度にはトンネル関連で4技術、橋梁関連で3技術を掲載
  2023年度分にも同様かそれ以上に掲載を見込む性能カタログ
  表.性能カタログに掲載されている原子燃料工業の技術(2022年度)
  進化するAEセンサを用いたデジタル打音検査システム
  操作性等改善されレンタル運用も開始、産学官での総合評価も
  図.原子燃料工業の検査事業概要図
  予防保全への適用拡大
  原子力施設・設備への考えを道路等のインフラへ
  拡大する適用範囲
  金属配管やボルト、コンクリートへ
 
株式会社島津製作所
  これまでにない安価なX線CT機器もラインアップ
  顧客の声からの開発対応による拡充で多くのニーズに応える
  コロナ禍の影響残すもAIやDX,SDGsをキーワードに成長
  図.クラックのあるCFRPクロス材の断面画像(広視野撮影)
  幅広い業界の顧客へ
  高級品から廉価品まで幅広いラインアップで対応
 
株式会社シーエックスアール
  C(創造)・X(無限の挑戦)・R(信頼)のもと、社会の期待に応える
  独自の研修センターにて人材育成&横のつながり強化
  技術事例多数の総合非破壊検査サービス企業
  表.シーエックスアールの具体的な技術一覧表(一例)
  顧客拠点に進出し密なフォローしつつ
  熱交換器には専門チームで遊撃対応
 
中外テクノス株式会社
  協力企業と共に強みを生かした新サービス
  拡張性高く、今後のスタンダードへ
  工業技術センターの改修によりアナログもデジタルも
  人気のX線CTスキャンサービス
  図.「XT H320(Nikon Metrology)」外観イメージ(左図)、
  「ロボットX線検査装置X-VARIOS」稼働イメージ(右図)
  デジタル化のシフト
  JIS化だけでなく法令整備も重要
  協業取り組み含めた開発
  UTドローン機器サービス展開
 
東京製綱株式会社
  トータル・ケーブル・テクノロジーで創造的発展へ
  方式別全磁束法ケーブル検査システムで様々なニーズ対応
  本社移転で心機一転
  働き改革で柔軟な体制の老舗ワイヤロープメーカー
  表.東京製綱の製品セグメント一覧
  異なる検査原理のシステムを選択し顧客ニーズに応える
  張力検査システムも対応でき、対応ラインアップ充実
  図.方式別全磁束ケーブル検査システム構成図と使用状況イメージ画像
  (上:ソレノイド式全磁束、下:永久磁石式全磁束)
  増える引き合いと実績
  課題は目視点検からの切り替えによる予算確保
  海外からの引き合い増加中
  顧客のDXにも対応していくが、多くのパラメーターをどう取り扱うかが鍵
 
国立研究開発法人土木研究所 構造物メンテナンス研究センター「CAESAR」
  予防保全に向けた取り組み加速
  新規検査手法・システムは2024年から現場運用へ
  100周年を迎えさらなる成長へ
  2024年からの定期点検3巡目に新規システムを投入
  新規検査手法の実証に積極的
  各種PJ多く、中性子RANSや3次元測量なども
 
一般社団法人 日本非破壊検査工業会
  教育関連で資格取得を力強く後押し
  実務に即し、eラーニングやNDT塾の展開が人気
  業界全体の底上げ強化
  若手育成や教育面で力強くサポート
  表.工業会取材の催し一覧(一例)
  国交省他関連組織との調整も担う
  デジタル化やDXへの対応めまぐるしい
  インフラ、検査種類、装置・機器の動向もチェック
  検査の本質へ切込み
  業界の課題と工業会の役割
  資格の有効活用
 
ポニー工業株式会社
  長いリードタイムへの対応を図りつつ
  新規システムの率先的展開により安全・安心を提供
  売上は好調だが長くなっているリードタイム
  在庫の工夫などでタイムリーな対応
  図..ハンドヘルド型蛍光X線分析計(XRF)「Vanta Element」外観画像
  FMC/TFM機能を持ったポータブルPA探傷器やAIサービスもラインアップ
  RTのデジタル化には顧客との足並みを揃えて展開
  図.フェーズドアレイ超音波探傷器 Veo3(Sonatest)製品外観と
  検査結果画面画像(ライブFMC/TFM)
  新規展開品として日本未展開である配管ピグも提供
  定修時期を延長可能なことから引き合い多数
  図.インテリジェントピグシステムにおけるピグの配管内イメージ画像
 
国立研究開発法人理化学研究所
  光量子工学研究センター中性子ビーム技術開発チーム
  インフラ/ものづくり向けでついに始まった現場利用
  中性子活用のパイオニアとしてRANSが世界標準の礎を築く
  2016年に世界で初めて開発した後方散乱中性子を利用した検査
  2023年に事業化を実現し実用化
  図.RANS-μによる橋梁点検における塩分測定のイメージ図(左図)、
  RANS-Ⅲによる走行中における検査イメージ図(右図)
  中性子のメリットを生かし
  多くのシーンに活用の兆し

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