2024年版 化粧品マーケティング総鑑

当調査は、化粧品関連企業における化粧品の取扱い実態と、各社の市場戦略を調査、分析することにより、化粧品市場の現状把握と今後を展望することを目的として実施した。

発刊日
2024/09/06
体裁
A4 / 839頁
資料コード
C66104600
PDFサイズ
10.1MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査目的:当調査は、化粧品関連企業における化粧品の取扱い実態と、各社の市場戦略を調査、分析することにより、化粧品市場の現状把握と今後を展望することを目的とする。
調査対象製品・流通
・製品(スキンケア化粧品、メイクアップ化粧品、ヘアケア化粧品、フレグランス化粧品、男性用化粧品) ※医薬部外品の化粧品、輸入品を含む
・流通(制度品流通、一般品流通、訪販品流通、通販品流通、直販品流通、業務用流通)
調査対象先:化粧品ブランドメーカー、受託製造・OEM 企業、輸入商社、化粧品原料メーカー・商社
調査期間:2024年5月~2024年9月
調査方法:弊社専門研究員による直接面接調査(オンライン含む)、電話調査等の間接調査を実施。

調査結果サマリー
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化粧品市場に関する調査を実施(2024年)
国内化粧品市場は回復基調が鮮明に、特にメイクアップやフレグランス市場の伸びが顕著に
​~2023年度の国内化粧品市場規模は前年度比104.6%の2兆4,780億円~

資料ポイント
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  • 化粧品産業のサプライチェーンから小売トレンドまで全てを俯瞰できる必読の資料
  • 2023年度化粧品市場のトレンドを徹底調査、2024年以降の化粧品市場を展望
  • 化粧品メーカーの生産戦略・研究開発戦略を調査
  • 各流通(制度品・一般品・訪販品・通販品・直販品・業務用)の2019~2028年度市場規模・予測を掲載
  • 各カテゴリー(スキンケア・メイクアップ・ヘアケア・フレグランス・男性用)の2019~2028年度市場規模・予測を掲載
  • 2021~2023年度各カテゴリー(スキンケア・メイクアップ・ヘアケア・フレグランス・男性用)のメーカーシェアを掲載
  • 2021~2023年度各流通(制度品・一般品・訪販品・通販品・直販品・業務用)のメーカーシェアを掲載
  • 有力化粧品原材料メーカー・商社(3社)、有力化粧品受託メーカー(5社)を、有力化粧品容器メーカー・ディーラー(3社)のマーケティング戦略を研究分析、化粧品のサプライチェーンのトレンドを俯瞰
  • 有力卸売業(4社)・有力小売業(5社)のマーケティング戦略を研究分析、化粧品の流通・小売トレンドを俯瞰
  • 有力ブランドメーカー(40社)・有力業務用化粧品メーカー(5社)のマーケティング戦略を研究分析
  • 前回版との違い:
    ・製品カテゴリー別・流通ルート別の主要ブランド一覧を掲載
    ・マーケティング戦略研究分析企業60社→65社に増加

リサーチ内容

調査結果のポイント

第Ⅰ章 化粧品市場の総論

1.2023年度日本の化粧品総市場
    〔2023年度は回復基調が鮮明に、メイクアップとフレグランスの伸びが顕著〕
  (1)化粧品の市場規模推移(2019~2023年度)
    〔2023年度の化粧品市場は前年度比104.6%の2兆4,780億円〕
  (2)化粧品の地域別市場構成比(2022~2023年度)
    〔関東地方が39.9%(前年度比+1.5pt)を占有、近畿地方と中部地方が続く〕
  (3)都道府県別市場規模構成比(2023年度)
    〔東京都が13.0%(前年比+0.5pt)でトップ、神奈川県の7.9%(同+0.3pt)が続く〕
  (4)化粧品市場のメーカーシェア(2023年度)
    〔トップシェアは資生堂の10.5%、上位10社で市場の43.1%を占有〕
  (5)化粧品総市場のメーカーシェア一覧(2021~2023年度、上位30社)
    〔カネボウ化粧品、コーセー、I-neなどのシェアが上昇〕
2.化粧品市場の今後の方向性と見通し
  (1)化粧品市場の市場見通し
    〔“コスメシューティカル”“クリーンビューティー”“パーソナライズ”がキーワード〕
  (2)化粧品の市場規模予測(2024~2028年度)
    〔2028年度の市場規模は2023年度比110.6%の2兆7,400億円〕
3.2030年の化粧品市場展望
  (1)デジタルとリアルの融合が進展、OMOマーケティングが定着
  (2)海外展開を視野に入れたZ世代向けブランドが増加
  (3)日本製化粧品の輸出国としてASEAN地域が大きく伸長
  (4)アジア新興国からの輸入金額が拡大、化粧品市場のボーダレス化が進展
  (5)産官学一体となった日本の化粧品産業振興体制が実現
4.化粧品市場の注目動向
  (1)2023年の化粧品輸出総額は2年連続で減少、前年比80.6%の6,083億円に
  (2)2023年韓国化粧品輸入額は前年比123.8%の959億円、政府主導の政策が結実
  (3)サステナブル対応などSDGsに関する取組みを推進する化粧品業界の最新動向
  (4)バリューチェーン全体のDX化を加速させる化粧品業界の最新動向
  (5)コスト高騰で様々な対応策を推進する化粧品業界の最新動向
  (6)1万円以上のハイプレステージラインを強化する化粧品ブランドメーカー
  (7)注目を集めるアジアコスメの最新動向と今後の展望
  (8)インバウンド需要は回復傾向も消費行動が激変
  (9)新規有効成分の導入進むシワ改善化粧品
  (10)業界全体でコスメロス削減に関する取り組みが活発化
5.化粧品メーカーの研究開発戦略
  〔「AI活用」「オープンイノベーション」「グローバル化」がトレンド〕
6.化粧品メーカーの生産戦略
  〔「サステナブル」「トレーサビリティ強化」「DX化推進」が活発化〕
7.化粧品受託製造市場の動向
  〔2023年度市場規模は前年度比104.2%の3,456億円、M&Aなど業界再編が進展〕
8.化粧品原料市場の動向
  〔SDGs対応原料が好調、フェムケアなど新規領域の開拓が進む〕
9.化粧品容器市場の動向
  〔化粧品の多品種少量に対応した小ロット化が進行、容器デザイン開発・提案が重要に〕
10.化粧品卸の動向
  〔「DX化」「製配販連携」「アジアコスメ強化」がトレンド〕
11.大手ドラッグストアチェーンの化粧品戦略
  〔「付加価値PB品強化」「DX化推進」「M%A等による業界再編」がトレンドに〕
12.大手小売業のPB戦略
  〔「オーガニック」「サステナブル」「韓国」をキーワードにPB品を開発〕
  (1)イオングループ ~「グラマティカル」をリニューアルしてサステナブル強化~
  (2)セブン&アイ・ホールディングス ~韓国コスメ「twinkle pop by. CLIO」を販売~
  (3)ファミリーマート ~共同開発品「ミティア オーガニック」を発売~
  (4)ローソン ~共同開発した韓国コスメ「&nd by rom&nd」を発売~
  (5)スギ薬局 ~コーセーとの共同開発品「ラシェリエ」をリニューアル~
  (6)ウエルシア薬局 ~クリーンビューティーを掲げクルエルティフリーに注力~
  (7)プラザスタイル カンパニー ~初のPB品「デュナミス」を発売~
  (8)マツキヨココカラ&カンパニー ~男性用を強化、韓国風メンズメイクを提案~
13.コスメモール型ECサイトの現状と展望
    〔化粧品購入チャネルとして定着するコスメモール型ECサイト〕
  (1)アイスタイル ~リアル接点を強化してデジタルとの融合を推進~
  (2)アマゾンジャパン ~テクノロジーを駆使してニーズに合致した商品を提案~
  (3)アスクル ~差別化策としてグリーンコスメ・アウトレット品の品揃えを強化~
  (4)楽天グループ ~ラグジュアリーブランドの取り扱いを強化~
  (5)ZOZO ~2024年3月期の売上高113億円、プチプラコスメの品揃え強化を図る~

第Ⅱ章 製品カテゴリー別の市場動向分析

1.化粧品の製品カテゴリー別市場
  (1)製品カテゴリー別市場構成比(2023年度)
    〔スキンケア市場が全体の46.6%(前年度比-0.7pt)を占める〕
  (2)製品カテゴリー別市場規模推移(2019~2023年度)
    〔2023年度はメイクアップとフレグランスが二桁成長〕
  (3)製品カテゴリー別市場規模予測(2024~2028年度)
    〔各カテゴリーで需要回復が進展、特にメイクアップの回復が顕著〕
2.スキンケア市場
  (1)スキンケアの市場概況
    〔フェイスパックや美容液が好調、韓国コスメはサイエンスコスメを強化〕
  (2)有力メーカーの取り組み動向(21社)
  (3)スキンケアの市場規模推移(2019~2023年度)
    〔2023年度は前年度比103.1%の1兆1,550億円〕
  (4)スキンケアのメーカーシェア(2023年度)
    〔トップシェアは資生堂の11.9%、上位10社で47.1%を占有〕
  (5)スキンケアのメーカーシェア一覧(2021~2023年度、上位15社)
    〔コーセー、ロート製薬などのシェアが上昇〕
  (6)スキンケアの製品別市場規模(2022~2023年度)
    〔2023年度は「サンケア」「クレンジング」が市場を牽引〕
  (7)スキンケアの市場見通し
    〔“コスメシューティカル”“パーソナライズ”“クリーンビューティー”がキーワード〕
  (8)スキンケアの市場規模予測(2024~2028年度)
    〔2028年度の市場規模は1兆2,340億円〕
  (9)スキンケアの主要ブランド一覧
3.メイクアップ市場
  (1)メイクアップの市場概況
    〔外出機会増加で需要急回復、値上げラッシュの余波でプチプラコスメが人気〕
  (2)有力メーカーの取り組み動向(14社)
  (3)メイクアップの市場規模推移(2019~2023年度)
    〔2023年度の市場規模は前年度比111.5%の4,650億円〕
  (4)メイクアップのメーカーシェア(2023年度)
    〔トップシェアは資生堂の14.8%、カネボウ化粧品とコーセーが続く〕
  (5)メイクアップのメーカーシェア一覧(2021~2023年度、上位15社)
    〔カネボウ化粧品、コーセーなどのシェアが上昇〕
  (6)メイクアップの製品別市場規模(2022~2023年度)
    〔2023年度は「リップクリーム」「口紅」「ほほ紅」が市場を牽引〕
  (7)メイクアップの市場見通し
    〔ポイントメイクでは “質感×色味”、ベースメイクでは“機能性”がキーワード〕
  (8)メイクアップの市場規模予測(2024~2028年度)
    〔2028年度の市場規模は5,900億円〕
  (9)メイクアップの主要ブランド一覧
4.ヘアケア市場
  (1)ヘアケアの市場概況
    〔業務用は店販用が好調、家庭用では高単価の新興ブランドが台頭〕
  (2)有力メーカーの取り組み動向(16社)
  (3)ヘアケアの市場規模推移(2019~2023年度)
    〔2023年度の市場規模は前年度比102.5%の4,930億円、家庭用/業務用ともに好調〕
  (4)ヘアケアのメーカーシェア(2023年度)
    〔トップシェアは花王の14.6%、ホーユーが9.0%で続く〕
  (5)ヘアケアのメーカーシェア一覧(2021~2023年度、上位15社)
    〔新興ブランドメーカーである「I-ne」「ヴィークレア」のシェアが上昇〕
  (6)ヘアケアの製品別市場規模(2022~2023年度)
    〔2023年度は「ヘアクリーム」「ヘアスプレー」「トリートメント」が市場を牽引〕
  (7)ヘアケアの市場見通し
    〔業務用では店販品が増加、一般用は高単価ヘアケアで競争激化〕
  (8)ヘアケアの市場規模予測(2024~2028年度)
    〔2028年度の市場規模は5,160億円〕
  (9)ヘアケアの主要ブランド一覧
5.フレグランス市場
  (1)フレグランスの市場概況
    〔ファッション感覚で使用する若年層が増加、メゾンフレグランスが好調〕
  (2)有力メーカーの取り組み動向(18社)
  (3)フレグランスの市場規模(2019~2023年度)
    〔2023年度は前年度比111.6%の326億円〕
  (4)フレグランスのメーカーシェア(2023年度)
    〔トップシェアはブルーベル・ジャパンの25.9%、フィッツコーポレーションが続く〕
  (5)フレグランスのメーカーシェア一覧(2021~2023年度、上位8社)
    〔LVMH、シャネルなどのシェアが上昇〕
  (6)フレグランスの市場見通し
    〔“ナチュラル”“機能性”“アルコールフリー”がキーワード〕
  (7)フレグランスの市場規模予測(2024~2028年度)
    〔2028年度の市場規模は377億円〕
  (8)フレグランスの主要ブランド一覧
6.男性用化粧品市場
  (1)男性用化粧品の市場概況
    〔中高年向けスキンケアの需要が拡大、スタイリング剤の需要も回復〕
  (2)有力メーカーの取り組み動向(21社)
  (3)男性用化粧品の市場規模推移(2019~2023年度)
    〔2023年度の市場規模は前年度比103.1%の1,330億円〕
  (4)男性化粧品のメーカーシェア(2023年度)
    〔シェア1位はマンダムの20.2%、上位3社で39.3%を占有〕
  (5)男性用化粧品のメーカーシェア一覧(2021~2023年度、上位15社)
    〔サントリーウエルネス、マンダムなどのシェアが上昇〕  188 
  (6)男性用化粧品の製品別市場規模(2022~2023年度)
    〔2023年度は「男性用スキンケア」「その他」が市場を牽引〕
  (7)男性用化粧品の市場見通し
    〔若年層中心にメイクアップの人気上昇、通販品流通を中心に新規参入が増加〕
  (8)男性用化粧品の市場規模予測(2024~2028年度)
    〔2028年度の市場規模は1,470億円〕
  (9)男性用化粧品の主要ブランド一覧

第Ⅲ章 流通ルート別の市場動向分析

1.化粧品の流通ルート別市場
  (1)流通ルート別市場構成比(2023年度)
    〔全体の41.0%(前年度比-0.2pt)を一般品流通が占める〕
  (2)流通ルート別市場規模推移(2019~2023年度)
    〔2023年度は「直販品流通」「通販品流通」の伸びが顕著〕
  (3)流通ルート別市場規模予測(2024~2028年度)
    〔「通販品流通」の成長と「直販品流通」の急速な需要回復を予測〕
2.制度品流通
  (1)制度品流通の市場概況
    〔美容液の投入が活発化、2023年6月にポーラが新規参入を果たす〕
  (2)有力メーカーの取り組み動向(6社)
  (3)制度品流通の市場規模推移(2019~2023年度)
    〔2023年度の市場規模は前年度比103.7%の3,370億円〕
  (4)制度品流通のメーカーシェア(2023年度)
    〔大手6社で市場の89.8%を占有〕
  (5)制度品流通のメーカーシェアランキング一覧(2021~2023年度、上位6社)
    〔P&Gプレステージ、コーセーのシェアが上昇〕
  (6)制度品流通の市場見通し
    〔M&Aによる専門店の業界再編が進展、ポーラに続く新規参入メーカーも〕
  (7)制度品流通の市場規模予測(2024~2028年度)
    〔2028年度の市場規模は3,630億円〕
  (8)制度品流通の主要ブランド一覧
3.一般品流通
  (1)一般品流通の市場概況
    〔アジアコスメに勢い、値上げラッシュの余波でプチプラコスメが台頭〕
  (2)有力メーカーの取り組み動向(15社)
  (3)一般品流通の市場規模推移(2019~2023年度)
    〔2023年度の一般品流通の市場規模は前年度比104.1%の1兆170億円〕
  (4)一般品流通におけるチャネル別動向
    ①一般品流通におけるチャネル別市場構成比(2023年度)
    〔ドラッグストアが構成比66.3%を占める主要チャネル〕
    ②ドラッグストアルートの市場規模推移(2019~2023年度)
    〔2023年度市場規模は前年度比104.0%の6,740億円、M&Aによる業界再編が進行〕
    ■参考:株式公開ドラッグチェーン10社の化粧品売上高(2022~2023年度)
    〔マツキヨココカラ&カンパニーがトップ、10社合計売上高は1兆2,108億円〕
    ③量販店の市場規模推移(2019~2023年度)
    〔2023年度市場規模は前年度比103.8%の2,200億円、小売大手はPB品を強化〕
    ④CVSの市場規模推移(2019~2023年度)
    〔2023年度市場規模は前年度比105.5%の845億円、小売大手は韓国コスメを強化〕
  (5)一般品流通のメーカーシェア(2023年度)
    〔トップシェアは花王の12.2%、資生堂とコーセーが続く〕
  (6)一般品流通のメーカーシェアランキング一覧(2021~2023年度、上位11社)
    〔マンダム、ロート製薬などのシェアが上昇〕
  (7)一般品流通の市場見通し
    〔DgSはコスメ特化型店、VSではPB品開発、CVSでアジアコスメ導入が進む〕
  (8)一般品流通の市場規模予測(2024~2028年度)
    〔2028年度の市場規模は1兆1,230億円〕
  (9)一般品流通の主要ブランド一覧
4.訪販品流通
  (1)訪販品流通の市場概況
    〔メーカー各社の業態改革が本格化、「リアル×デジタル」を融合したOMO戦略を推進〕
  (2)有力メーカーの取り組み動向(14社)
  (3)訪販品流通の市場規模推移(2019~2023年度)
    〔2023年度の市場規模は前年度比97.2%の2,450億円〕
  (4)訪販品流通のメーカーシェア(2023年度)
    〔トップシェアはポーラ、ノエビアと日本アムウェイが続く〕
  (5)訪販品流通のメーカーシェアランキング一覧(2021~2023年度、上位10社)
    〔ノエビア、CPコスメティクス、ナリス化粧品などのシェアが上昇〕
  (6)訪販品流通の市場見通し
    〔OMO戦略定着にはシニア・ベテラン世代販売員の取り込みがポイントに〕
  (7)訪販品流通の市場規模予測(2024~2028年度)
    〔2028年度の市場規模は2,530億円〕
  (8)訪販品流通の主要ブランド一覧
5.通販品流通
  (1)通販品流通の市場概況
    〔男性用ブランドが躍進、オルビスやJTNLコンシューマーヘルスなど大手が好調〕
  (2)有力メーカーの取り組み動向(17社)
  (3)通販品流通の市場規模推移(2019~2023年度)
    〔2023年度の市場規模は前年度比108.4%の4,380億円〕
  (4)通販品流通のメーカーシェア(2023年度)
    〔トップシェアはファンケル(グループ)の7.7%、新日本製薬とオルビスが続く〕
  (5)通販品流通のメーカーシェアランキング一覧(2021~2023年度、上位20社)
    〔JNTLコンシューマーヘルス、サントリーウエルネスなどのシェアが上昇〕
  (6)通販品流通の市場見通し
    〔リアル回帰対策にコンテンツを活用、製品ではサイエンスコスメが増加〕
  (7)通販品流通の市場規模予測(2024~2028年度)
    〔2028年度の市場規模は5,230億円〕
  (8)通販品流通の主要ブランド一覧
6.直販品流通
  (1)直販品流通の市場概況
    〔インバウンド需要の恩恵を受けて好調、各メーカーはマルチチャネル化を推進〕
  (2)有力メーカーの取り組み動向(9社)
  (3)直販品流通の市場規模推移(2019~2023年度)
    〔2023年度の市場規模は前年度比112.1%の2,220億円〕
  (4)直販品流通のメーカーシェア(2023年度)
    〔トップシェアは日本ロレアルの17.3%、シャネルが続く〕
  (5)直販品流通のメーカーシェアランキング一覧(2021~2023年度、上位6社)
    〔シャア上位は外資系メーカーが占有、5位にシロが食い込む〕
  (6)直販品流通製品の市場見通し
    〔外資系ブランドでクリーンビューティー強化や日本発の製品開発が進展〕
  (7)直販品流通の市場規模予測(2024~2028年度)
    〔2028年度の市場規模は2,560億円〕
  (8)直販品流通の主要ブランド一覧
7.理美容(業務用)流通
  (1)理美容(業務用)流通の市場概況
    〔ヘアケア剤とヘアカラー剤が好調、メーカー各社は店販化粧品を強化〕
  (2)有力メーカーの取り組み動向(11社)
  (3)理美容(業務用)流通の市場規模推移(2019~2023年度)
    〔2023年度の市場規模は前年度比102.0%の1,568億円〕
  (4)理美容(業務用)流通のメーカーシェア(2023年度)
    〔トップシェアはミルボン、タカラベルモントが続く〕
  (5)理美容(業務用)流通のメーカーシェアランキング一覧(2021~2023年度、上位10社)
    〔タカラベルモント、ミルボン、アリミノなどのシェアが上昇〕
  (6)理美容(業務用)流通の市場見通し
    〔ヘアケア剤とヘアカラー剤が市場を牽引、スキンケアを強化するメーカーが増加〕
  (7)理美容(業務用)流通の市場規模予測(2024~2028年度)
    〔2028年度の市場規模は1,540億円〕
  (8)理美容(業務用)流通の主要ブランド一覧

第Ⅳ章 有力参入企業のマーケティング戦略〔65社〕

【化粧品ブランドメーカー〔40社〕】
 
□ 株式会社 I-ne
~ 堅調なヘアケア事業を基盤に、スキンケアを第3の柱に育成 ~
 
□ 株式会社 アイビー化粧品
~ 「レッドパワー セラム」「ホワイトパワー セラム」をトップブランドに育成 ~
 
□ 株式会社 アルビオン
~ スキンケアシリーズの「アンフィネス」が新たなコンセプトでフルリニューアル ~
 
□ アンファー 株式会社
~ プロダクトと情報ソリューションサービスの両輪による需要創出を推進 ~
 
□ 株式会社 伊勢半
~ 時世を捉えた商品と遊び心あるプロモーションで売上が継続して伸長 ~
 
□ 株式会社 オージオ
~ 「ビューティーオープナー」がシリーズ累計800万個完売、売上150億円以上に ~
 
□ オッペン化粧品 株式会社
~ 2023年9月、創立70周年記念「アルティメイト」をリニューアル ~
 
□ オルビス 株式会社
~ 「オルビスユードット」が2桁成長、「オルビスユーメイク」を強化 ~
 
□ 花王 株式会社
~ 2027年に向けて「グローバル・シャープトップ」戦略を目指す ~
 
□ 株式会社 カネボウ化粧品
~ 2024年7月、KATE初の旗艦店「KATE TOKYO 渋谷サクラステージ店」をオープン ~
 
□ 川辺 株式会社
~ 新規ブランド導入、店舗数拡大、EC強化を視野に入れたデジタル戦略を推進 ~
 
□ クラシエ 株式会社
~ ヘアケアが好調に推移、需要創出の取組みを強化 ~
 
□ 株式会社 コーセー
~ Z世代をターゲットとした直営店「Maison KOSÉハラカド」をオープン ~
 
□ コスメカンパニー 株式会社
~ 傘下7社で37ブランド展開、「エイトザタラソ」「アンドハニー」が大ヒット ~
 
□ 株式会社 シーボン
~ ブランディングプロジェクト「60th Anniversaryプロジェクト」を始動 ~
 
□ 株式会社 資生堂
~ ワタシプラスを刷新して新公式ECサイトをオープン、OMOの加速を図る ~
 
□ 新日本製薬 株式会社
~ ドラッグストア展開×セラム投入で「パーフェクトワン」のミドル世代開拓を加速 ~
 
□ 株式会社 スタイリングライフ・ホールディングス(BCLカンパニー・(株)CPコスメティクス)
~ BCLカンパニーは業務領域拡大を推進、海外はアジア市場の拡販に注力 ~
 
□ 第一三共ヘルスケア 株式会社
~ 2024年2月、トランシーノ薬用スキンケアシリーズの新製品を発売 ~
 
□ ちふれホールディングス 株式会社
~ 2024年3月、オンラインショップ「My CHIFURE Online」をフルリニューアル ~
 
□ 常盤薬品工業 株式会社
~ 主要ブランド「なめらか本舗」「エクセル」「ノブ」を継続的に育成・強化 ~
 
□ 株式会社 ナリス化粧品
~ 訪問販売はセルグレースが好調、OEM・自社ブランドも堅調に推移 ~
 
□ 日本ロレアル 株式会社
~ 2021年に買収した「タカミ」が好調、今後は日本ブランドのM&Aも視野 ~
 
□ ニュースキン ジャパン 株式会社
~ IoT対応美容機器の第2弾「ageLOC ウェルスパ iO」の販売に注力していく ~
 
□ 株式会社 ノエビア
~ 機能性美容液が売上に貢献、販売力の強化によるお客さま接点の拡大へ ~
 
□ 株式会社 ハーバー研究所
~ 顧客年齢層上昇が課題、若年層の新規開拓のためECチャネルを強化 ~
 
□ 株式会社 ハウス オブ ローゼ
~ 開業40周年のTDLに向けて販売した専用商品が好調で、売上に大きく貢献 ~
 
□ P&Gジャパン 合同会社
~ 2023年6月、日本限定プレミアムライン「h&s 深体験HEAD SPA」を発売 ~
 
□ P&Gプレステージ 合同会社
~ オフラインでの体験と掛け合わせたSNSコンテンツの配信などを強化 ~
 
□ 株式会社 ビタブリッドジャパン
~ 韓国コスメ「ビタブリッドC」をD2C形態で販売、売上高は100億円超えに ~
 
□ 株式会社 ファンケル
~ 第4期中期経営計画「再興2026」を策定、グローバルで存在感を示す企業へ ~
 
□ フォーデイズ 株式会社
~ 2024年3月、同社初の男性用スキンケアブランド「メンズ イオ」シリーズを発売 ~
 
□ ブルーベル・ジャパン 株式会社
~ 仏フレグランスメゾン「マティエール プルミエール」の取扱いを開始 ~
 
□ プレミアアンチエイジング 株式会社
~ デュオ「ザ クレンジングバーム」に次ぐ柱となる商品の育成を強化 ~
 
□ 株式会社 ポーラ
~ 2023年4月、「ポーラ プレミアム パス」により全販売チャネルの顧客IDを統合 ~
 
□ 株式会社 マンダム
~ 国内外の市場で増収を達成、MP-14では経営体制一新と構造改革を実施 ~
 
□ 株式会社 ヤマサキ
~ 新中期経営計画では通販と店頭の顧客の回遊性を高める取り組みを推進する ~
 
□ ユニリーバ・ジャパン 株式会社
~ 2023年4月、新ヘアケアブランド「NEXXUS」を日本市場に投入 ~
 
□ ロート製薬 株式会社
~ 前期に続いて国内外の大幅増収を達成、ヘアケア市場に本格参入 ~
 
□ ロクシタンジャポン 株式会社
~ 2026年のブランド誕生50周年に向けてリブランディング、商品を順次刷新 ~
 
【理美容(業務用)化粧品メーカー〔5社〕】
 
□ 株式会社 アジュバンホールディングス
~ マーケティングと営業力の強化による、既存顧客との関係性の深化を推進 ~
 
□ コタ 株式会社
~ コタビジョンに基づく研究開発・生産・営業活動を通じ、美容業界の近代化を実現する ~
 
□ 日華化学 株式会社
~ 新ブランドが好調、メンズブランドの強化とデジタルプロモーションを継続 ~
 
□ ヘンケルジャパン 株式会社
~ 資生堂プロとの相乗効果と教育・情報発信を強化、R&Dの推進により業績拡大に注力 ~
 
□ 株式会社 ミルボン
~ ヘアカラー×アイブロウによる美容室ならではの新たなカラー提案を推進 ~
 
【化粧品原材料メーカー・商社〔3社〕】
 
□ 岩瀬コスファ 株式会社
~ 高付加価値原料を中心に国内外ネットワークを駆使、2期連続で大幅増収を達成 ~
 
□ 日本精化 株式会社
~ スキンケア・ヘアケアが好調、メイク需要の回復に伴う機能性油剤の供給も拡大 ~
 
□ 株式会社 マツモト交商
~ 化粧品向け原料供給拡大で業績は続伸、国内外向け原材料の安定供給確保に尽力 ~
 
【化粧品受託メーカー〔5社〕】
 
□ 株式会社 サティス製薬
~ 「WITH BRAND Project」本格スタート、生産体制のDX化を推進 ~
 
□ 東洋ビューティ 株式会社
~ ODMが好調で業績に寄与 フェムテックなど新規領域での需要創出にも注力 ~
 
□ TOA 株式会社(旧:日本コルマー 株式会社)
~ OEM/ODMの原点回帰と次世代を見据え、社名変更・新社屋への移転を実施 ~
 
□ 株式会社 トキワ
~ メイク需要の回復が継続、海外は展示会出展による発信力を強化 ~
 
□ 株式会社 日本色材工業研究所
~ 前期単体売上高100億円突破、中計での2026年度目標を嵩上げ ~
 
【化粧品容器メーカー・ディーラー〔3社〕】
 
□ 共同印刷 株式会社
~ 2024年春、同社提供の紙ラミネートチューブ商品が上市 ~
 
□ 株式会社 グラセル
~ 新体制で営業強化と環境対策を推進 ~
 
□ 竹本容器 株式会社
~ 資源循環型パッケージングの販売実績が拡大、「デジタル戦略」に基づく営業を強化 ~
 
【化粧品卸企業〔4社〕】
 
□ 株式会社 あらた
~ 中期経営計画2026で「成長事業」・「基盤」・「人材」における成長戦略を加速する ~
 
□ 株式会社 大木
~ 韓国コスメ、機能性スキンケア、フェムケアの提案に注力 ~
 
□ CBグループマネジメント 株式会社
~ 2024年問題解決に向け、全LCでの来場車両のデジタル管理を実現 ~
 
□ 株式会社 PALTAC
~ 収益性改善へ向け「新規取扱商材拡充」「配送改善の強化」を推進 ~
 
【化粧品小売企業〔5社〕】
 
□ 株式会社 アインホールディングス
~ 「アインズ&トルペ」と「Francfranc」各々の強みを活かしたシナジーを創出 ~
 
□ 株式会社 クリエイトSDホールディングス
~ 大型店の増加や物流センター投資など、引き続き積極的な設備投資を計画 ~
 
□ 株式会社 スタイリングライフ・ホールディングス(プラザスタイルカンパニー)
~ 「HEARTS UP!」を新たなスローガンにリブランディングを実施 ~
 
□ 株式会社 トモズ
~ コロナ禍を機に、一部店舗の売場面積拡大と新規化粧品ブランド導入を実施 ~
 
□ 株式会社 マツキヨココカラ&カンパニー
~ ビューティーの新デジタルサービス「マツキヨココカラB」をスタート ~

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