2024年版 POCT市場の展望

臨床検査薬・機器市場にて成長性が期待されるポイント・オブ・ケア・テスティング(臨床現場即時検査)に焦点を当てたオリジナルマーケティング資料。
2023年、新型コロナウイルスの5類感染症移行後、インフルエンザ等の流行を認め、新型コロナとインフルのコンボキット需要が拡大。呼吸器感染症検査は迅速抗原キット利用をベースとするも、多項目測定可能な遺伝子POCT製品が登場するなど新展開期に。

発刊日
2024/09/上旬
体裁
A4 / 約190頁
資料コード
C66110600
PDFサイズ
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調査資料詳細データ

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  • <本書における調査ポイント、提示内容>
    ◇糖尿病系(血糖、HbA1c)、生化学、血液ガス、血球計数、血液凝固、各種イムノクロマト品、免疫検査、尿試験紙、小型遺伝子検査装置などPOCTの分野別市場を分析
    ◇2023年度国内市場規模推定および、今後の成長要因、ポイントを明示
    ◇主要企業約30社の国内POCT事業規模推定および上位ランキング
    ◇主要企業のPOCT事業実態と今後の方向性を調査
    ◇主要POCT機器、新発売機器などを列挙。全国検体測定室リストを提示
  • 【前回版との違い】
    ・新型コロナウイルス5類移行後の感染症等流行にも着眼

リサーチ内容

2024年8月7日更新
※掲載予定内容、発刊予定日等に一部変更が生じる場合がございます。
 
■掲載予定内容
 
第1章 POCT市場の展望
 
・主要約30社の詳細調査をもとに国内POCT市場を推定
・新型コロナウイルス抗原検査キットの自治体等向け特需は収束
・従来型の医療機関向け抗原検査キット市場は高水準で継続
・CoV/Fulコンボキットは各社注力領域に
・2023年後半から、マルチプレックス型遺伝子POCT機が台頭
・(表)対象30社のPOCT分野別参入領域一覧表
・(図)対象企業別の2019年度~2023年度国内POCT事業規模
・(図)2023年度国内POCT事業規模比較、上位20社
・(図)POCT製品群別市場規模推移(2014~2023年度)
・(図)測定項目別の検体測定室数(2015年~2024年) など
 
第2章 POCT主要分野別市場動向分析
 
◇市場規模、市場動向、企業動向、将来展望 [検査薬および機器]
[1]生化学検査
  1.糖尿病(1)グルコース分析装置* (2)HbA1c分析装置
  2.多項目生化学 ・ドライ試薬(小型機)
  3.血液ガス分析装置
  *本グルコース分析装置はSMBG含まず
[2]血液検査
  1.血球計数装置(小型機) 2.血液凝固測定装置(小型機)
[3]免疫検査
  1.イムノクロマト法臨床検査キット 新型コロナウイルス、
  インフルエンザ、A群β溶連菌、アデノウイルス、RSウイルス、
  マイコプラズマ抗原、hMPV、ノロウイルス、肺炎球菌、アレルギー、
  トロポニンT、H-FABP、婦人科(ホルモン系)等
  2.免疫測定装置
[4]一般検査
  1.尿試験紙(読み取り機含む)
[5]遺伝子検査(小型検査装置)
 
第3章 主要POCT参入企業調査個表
 
◇企業概要 業績推移 POCT参入領域 国内POCT関連推定事業規模 臨床検査薬・機器、POCT事業概要 今後の方向性など
 
◆アークレイ:
HbA1c小型分析装置The Lab 001は戦略商品とし展開。2024年1月、アドテック製のCoV/Fluキットを新発売
 
◆アイ・エル・ジャパン:
ウェルフェングループのIL社日本法人。POCT観点では、血液ガス分析装置が主力
 
◆アボットジャパン:
2016年からアイ・スタット自版化で体制を強化。血液ガス分析用以外に凝固(ACT)なども測定
 
◆アボット ダイアグノスティクス メディカル:
遺伝子POCTのID NOWは広く普及。2023年後半からCoV/Fluキットを販売
 
◆アルフレッサファーマ:
イムノクロマト製品はSARS-CoV-2抗原検査キット主体。インフル、アデノなども復調
 
◆栄研化学:
尿試験紙検査等大手。2024年1月、抗原検査キットでは溶連菌、アデノウイルス検出の新製品発売
 
◆三和化学研究所:
検査ドメインは糖尿病、腎分野などに集中。2023年パック式臨床化学分析装置のアイギアプロ(S)を発売
 
◆シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス:
血液ガス、尿一般、HbA1cなどを展開。POCT総合力では国内上位企業
 
◆シスメックス:
POCTは小型血球計数装置ほか、Eurolyser CUBE(CRP)など展開
 
◆積水メディカル:
感染症系キットは各種項目をラインアップ。循環器等分野の装置では2022年1月、ラピッドピアⅡを発売
 
◆タウンズ:
イムノエースブランドを展開するイムノクロマト国内大手。2024年に新規上場、2025年には三島に新工場を開設
 
◆テクノメディカ:
血液ガス分析装置は2022年8月ハンディ型新製品発売。据置型は透析液管理等でも多用
 
◆デンカ:
クイックナビは大塚製薬経由販売奏功。コンボ品主体に需要堅調。2024年度をめどに鏡田工場生産能力を大幅増強
 
◆ニチレイバイオサイエンス:
SARS-CoV-2検査では国産イムノファインのほか、インフルとのコンボ品など各種ラインアップ
 
◆ニプロ:
スタットストリップXP3はグルコースPOCT品で高実績。電子カルテ連携はケアファストプロ展開。2023年CoV/Fluキット発売
 
◆日本光電工業:
CRP一体型の小型血球計数装置の販売を強化。HbA1c測定用のインストールも可能
 
◆日本ベクトン・ディッキンソン:
ベリターシステムはリーダータイプの先行製品。2021年1月、同SARS-CoV-2抗原キットを発売
 
◆ノバ・バイオメディカル:
血液ガス分析装置、血糖測定器に加え、小型のパック式の臨床化学分析装置Allegroを展開
 
◆ビオメリュー・ジャパン:
2023年8月、多項目病原体を検出可能なPOCT機、SpotFireを発売。クリニック市場に浸透中
 
◆PHCホールディングス:
LSIメディエンス診断薬・機器事業は2023年11月、PHC(株)に移管。パスファーストなど展開
 
◆富士フイルムメディカル:
感染症高感度検出を売りにクリニックなどに提案強化。日本ケミファのドロップスクリーンも販売
 
◆富士フイルム和光純薬:
病院市場検査製品展開に強み。POCT製品ではPCT迅速検査、血液凝固、尿試験紙などをラインアップ
 
◆富士レビオ:
2020年SARS-CoV-2抗原キットを国内でいち早く発売。グループではPOC、セルフ検査関連の新販売会社始動
 
◆平和物産:
心臓外科 術中など利用のACT(活性化全血凝固時間)検査装置ヘモクロン事業は安定基盤。2019年HEMOSONICS社の血液粘弾性分析装置を発売
 
◆堀場製作所:
2022年6月、自動血球計数CRP測定装置の新製品となるYumizen H330 CRPを発売
 
◆ミズホメディー:
2018年遺伝子POCT製品のスマートジーンを発売、新型コロナウイルス検査で新需要を獲得。元来強みの迅速抗原検査キット領域とあわせ、並行展開
 
◆ミナリスメディカル:
2023年度からキヤノンメディカルシステムズ系。POCでは尿試験紙ウロピース、アイギアプロ(K)などを販売
 
◆ラジオメーター:
血液ガス分析分野のリーダー企業。POC ITソリューションも進展。免疫分野のAQT90FLEXが第二の柱に
 
◆ロート製薬:
2021年4月、SARS-CoV-2抗原キット等製品流通でMeijiSeikaファルマと提携。一部で自社品、OTC販売等も実施
 
◆ロシュ・ダイアグノスティックス:
SDバイオセンサー製のコロナ抗原検査キットを展開。自治体向け等の特需収束も販売を継続。小型遺伝子検査機器のLiatも注目
 
第4章 関連資料
 
・(表)分野別、企業別の主要POCT機器
・(表)2011年~2024年に発売された主な臨床検査関連の装置(POCT分野)
・(表)全国の検体測定室リスト(約1,900件/2024年7月現在)

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