2024年版 菓子産業年鑑 ~流通菓子からOEM・PBなどの商品開発・製造までの市場実態~
流通菓子市場は、アフターコロナにおいて国内外の人流が回復したことで、ポケット菓子などの需要が回復したほか、ビスケット、スナックなども好調を維持している。ここ数年の物価上昇で消費者の節約志向は強まっているが、流通菓子市場に関しては堅調な推移を見せている。
近年、菓子業界においては、広域流通向けの流通菓子や土産菓子において、OEMを活用したオリジナル戦略が顕著となっている。また中堅菓子メーカーにおいてもOEMが一つの事業の柱になり、企業の重要な収益基盤となっている。
本資料では、流通菓子の市場動向把握と併せて、菓子OEM市場に着目し、市場の動向や課題、将来展望を整理・分析することで、多様化する菓子産業の全貌を明らかにした。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
調査の目的:近年、菓子業界においては、広域流通向けの流通菓子や土産菓子において、OEMを活用したオリジナル戦略が顕著となっている。また中堅菓子メーカーにおいても OEM 受託が一つの事業の柱になっている。
本資料では、流通菓子の市場動向把握と併せて、菓子 OEM の市場実態や課題、将来展望を整理・分析することで、多様化する菓子産業の全貌を明らかにした。
調査対象、調査手法:流通菓子市場分析編では、流通菓子メーカー、卸売業等を調査対象とし、弊社専門研究員による直接面談取材、アンケート調査、電話取材を実施した。
また、菓子 OEM 市場分析編では、全国の菓子製造業を対象に OEMの受託・委託実績がある企業に対しアンケート調査を実施し、その結果を集計・分析した。また、菓子 OEMを展開する菓子製造業へのヒアリング(面談、電話)も行った。
調査期間:取材・アンケート調査 2024年5月~2024年8月
流通菓子市場に関する調査を実施(2024年)
2024年度の流通菓子市場規模は前年度比3.1%増の2兆1,689億円の予測
~物価上昇による節約志向がみられるも、堅調に伸びる流通菓子市場~
菓子受託製造(OEM)市場に関する調査を実施(2024年)
2023年度の菓子OEM市場規模は前年度比12.0%増の2,685億円に拡大
~菓子業界のオリジナル強化で拡大する菓子OEM市場~
観光土産菓子市場に関する調査を実施(2024年)
2023年度の観光土産市場規模は2,625億円
~アフターコロナへの移行とインバウンドの回復で市場は回復に向かう~
- 流通菓子市場分析編
・製品分野別の市場規模、メーカーシェア、市場トレンド、参入企業動向などを詳細分析。
・製品分野:チョコレート、ビスケット、米菓、豆菓子、スナック菓子、チューインガム、キャンディ・キャラメル、輸入菓子、シリアル、その他菓子類(一部分析項目に例外あり) - 菓子OEM市場分析編(※新規追加)
・菓子OEM市場の市場規模(2019~2023年度)と市場規模予測(2024~2026年度)を初めて算出。
・観光土産市場規模(2019~2023年度)と市場規模予測(2024~2026年度)を初めて算出。
・全国の菓子製造業において、OEMの受託・委託実績がある企業を対象にアンケート調査を実施し、その結果を集計・分析。
<流通菓子市場分析編>
1.流通菓子の市場全体動向
2.参入企業ランキング
3.製品分野別の動向
4.菓子卸の動向
<菓子OEM市場分析編>
1.菓子OEM市場の動向
2.菓子OEMに関するアンケート結果
注目企業個票
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