2025年版 農薬産業白書
本調査レポートは、農薬市場参入企業の農薬事業の方向性と企業戦略、及び取扱商品の動向を調査・分析することにより、農薬市場を展望することを目的として実施しました。
発刊日
2025/03/31
体裁
A4 / 391頁
資料コード
C66111400
PDFサイズ
19.0MB
PDFの基本仕様
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※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
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カテゴリ
調査資料詳細データ
調査概要
資料ポイント
調査目的:当調査は、農薬市場参入企業の農薬事業の方向性と企業戦略、及び取扱商品の動向を調査・分析することにより、農薬市場を展望することを目的として実施した。
調査対象製品:
□農薬[原体、製剤]
(殺虫剤、殺菌剤、殺虫・殺菌剤、除草剤、微生物・生物農薬、他)
調査対象先:
□農薬市場参入企業(17 社)
(国内農薬原体・製剤メーカー:11 社、外資系メーカー・商社:6 社)
□農薬関連業界団体・官公庁、他
調査項目:後記目次参照
調査期間:2024年11月~2025年2月
調査方法:弊社専門研究員による直接面接取材、及び電話及びアンケート調査を実施。
- 「みどりの食料システム戦略」策定で注目集まる農薬各社によるIPM、ICMの提供に向けた方向性
- 世界的再編が進む農薬・種子メジャーの動向と方向性
- 大手農薬メーカーが取組むトータルソリューションサービス
- 原体・製剤、農・非農耕地等、総合農薬メーカー戦略
- 需要分野(農・非農・家庭)別の種類別農薬構成比
- 種類別農薬の需要分野市場構成比を掲載
- 需要分野別・種類別農薬市場規模・市場予測
- 参入企業の農薬事業戦略分析(国内外・生産・流通他)
- 有力農薬企業の詳細個別動向
- <前回版との違い>
・特集掲載「注目されるバイオスティミュラントの動向」
・水稲の作況不良・収量減に対応する各種対策の動向
・2023年度の市場構成比・メーカーシェアを掲載
・2032年度の農薬市場を展望
リサーチ内容
調査結果のポイント
1.農薬市場概況(農薬の総市場規模推移:2019~2023年度)
2.企業動向
(1)国内向け農薬製剤市場におけるメーカーシェア(2023年度)
(2)国内農薬メーカー動向
①国内原体メーカー動向
②国内製剤メーカー動向
③外資系メーカーの国内展開動向
3.農薬市場の課題と展望
(1)農薬の市場拡大要因と阻害要因
(2)国内原体・製剤市場の市場規模予測
第Ⅰ章 農薬マーケットの関連動向
1.農薬市場の成長と変革 ~環境規制と地政学リスクが業界に及ぼす影響~
(1)需要拡大と規制強化のはざまで揺れる農薬業界
(2)農薬・種子業界の再編 ~新たな競争の幕開け~
(3)世界の主要農薬メーカーによる環境負荷低減と持続可能な農業への取り組み
①バイオ農薬の開発と普及
~主要各社によるグリーンケミストリーの推進~
②農薬メーカーにおけるデジタル農業技術の導入と展開
~データ駆動型農業の進化と持続可能な生産の実現~
2.海外における遺伝子組換え作物の普及状況
3.スマート農業市場概要
(1)スマート農業とは
(2)スマート農業が求められている背景
①国内農業経営体は2030年に半分に減少。
従来生産では食糧の安定供給を確保できない事態に
②海外の農業が抱えている課題・問題点
(3)農業用ドローンソリューション
~ドローンの農薬散布面積 目標である100万ha達成~
①農業用ドローンの普及状況
②農業ドローンを展開している主要企業
(4)農薬散布における農作業請負の現状
4.拡大する法人営農 ~農業就業構造の変化と法人営農の拡大~
(1)基幹的農業従事者数の推移(2011~2023年)
(2)組織形態別農地所有適格法人(農業生産法人)数の推移(2010~2022年)
~農業生産法人数は21000法人を突破~
(3)主要生産作物別農業生産法人構成比(2023年)
~米・麦作法人は2023年総数で9,822法人~
(4)担い手直送規格の普及推進
5.省力化が図られる水稲直播栽培面積の推移
~直近20年間で3倍に拡大、直播栽培用の製剤も拡充~
6.ガーデニング・家庭菜園市場の拡大と変化
(1)ガーデニング・家庭菜園の市場規模推移(2020~2024年度(見込))
(2)商品別構成比(2023年度)
(3)ガーデニング・家庭菜園の市場展望
7.都市農業をめぐる情勢 ~グリーンインフラとしての都市型農地の価値の再定義~
(1)都市農業への関心の高まり
~家庭菜園・貸し農園などは首都圏・中京圏・近畿圏の三大都市圏に多く存在~
(2)差別化がカギとなる貸農園事業
~農業体験の場を超えて災害対策にもつながる貸農園~
8.農林水産分野におけるバイオ研究動向
(1)カルタヘナ法の概要
(2)カルタヘナ法に基づく第一種使用規定が承認された遺伝子組換え農作物一覧
9.植物成長調整剤の市場動向
(1)市場概況
(2)市場規模推移2019~2023年度:植物成長調整剤)
(3)植物成長調整剤メーカーシェア
(4)植物成長調整剤メーカー別剤の一覧(2023年度)
10.「みどりの食料システム戦略」策定で注目集まる農薬各社によるIPM、ICMの提供に向けた方向性や、化学農薬使用量(リスク換算)削減の取組み、RNA農薬等新規農薬開発の現状
(1)総合的病害虫・雑草管理(IPM)実践指針
(2)アリスタライフサイエンス、バイオスティミュラントをICM の柱として展開へ
(3)アグロカネショウとエス・ディー・エスバイオテック社による、
バイオ農薬分野での協業強化とIPM 対応への取組み
(4)バイエルクロップサイエンス、水田除草におけるテーラーメイド農業の実現を目指す
(5)アグロデザイン・スタジオ、分子標的型の新規農薬を開発
(6)RNA 農薬の推進、次世代農薬としての実用化へ
(7)米国GreenLight Biosciences、RNA 農薬の販売を開始
11.水稲の作況不良・収量減に対応する各種対策の動向
(1)高温・多湿環境に対応した病害虫防除技術の進化
(2)作物ストレス軽減型農薬(バイオスティミュラント等)の活用
(3)水稲の病害虫対策における農薬の使い分けと今後の対応策
第Ⅱ章 マーケットの現状分析と展望
1.農薬の市場規模推移
(1)総市場規模推移(2019~2023年度)
(2)総市場構成比(2023年度)
(3)農薬原体市場規模推移(2019~2023年度)
①原体市場規模推移(2019~2023年度)
②輸入原体・製剤市場規模推移(2019~2023年度)
(4)農薬製剤市場規模推移(2019~2023年度)
2.農薬メーカーシェア(2023年度)
(1)農薬原体市場(2023年度)
①原体市場構成比(国内/輸出)
②国内原体市場(2023年度)
③輸出原体市場(2023年度)
(2)農薬製剤市場(2023年度)
3.参入企業動向
(1)国内原体メーカー動向
(2)国内製剤メーカー動向
(3)外資系メーカーの国内展開動向
(4)微生物・生物農薬メーカー動向
※微生物・生物農薬登録・出荷状況一覧
(生物農薬殺虫剤/BT剤/生物農薬殺菌剤/合成フェロモン剤)
4.流通チャネル動向 ~ホームセンター業界の動向と有力企業~
(1)ホームセンター市場の概況
(2)ホームセンター市場における業界再編
5.農薬メーカーの提携関係・合弁事業
6.需要分野別市場動向
(1)農耕地分野
①市場概況(農作物の作付面積推移::2014~2023年)
②市場規模推移(2019~2023年度)
(2)非農耕地分野
①市場概況(種類別市場構成比:2023年度)
②市場規模推移(2019~2023年度)
(3)家庭園芸分野
①市場概況(種類別市場構成比:2023年度)
②市場規模推移(2019~2023年度)
7.種類別市場分析
(1)殺虫剤
①市場概況(需要分野別市場構成比:2023年度)
②参入企業動向とメーカーシェア(2023年度)
③市場規模推移(2019~2023年度)と市場見通し
(2)殺菌剤
①市場概況(需要分野別市場構成比:2023年度)
②参入企業動向とメーカーシェア(2023年度)
③市場規模推移(2019~2023年度)と市場見通し
(3)殺虫・殺菌剤
①市場概況(需要分野別市場構成比:2023年度)
②参入企業動向とメーカーシェア(2023年度)
③市場規模推移(2019~2023年度)と市場見通し
(4)除草剤
①市場概況(需要分野別市場構成比:2023年度)
②参入企業動向とメーカーシェア(2023年度)
③市場規模推移(2019~2023年度)と市場見通し
8.微生物・生物農薬市場
(1)市場概要
(2)参入企業動向とメーカーシェア(2023年度)
~タイプ別動向とメーカーシェア~
(3)市場規模推移(2019~2023年度)と市場見通し
9.農薬の市場拡大要因と阻害要因
10.農薬市場の市場規模予測(2024~2032年度)
(1)国内原体・製剤市場
(2)需要分野別市場
(3)種類別市場
(4)微生物・生物農薬市場
第Ⅲ章 有力農薬メーカーの事業戦略分析
1.国内戦略
2.海外戦略
3.新製品と開発動向
4.生産・商品仕入れ体制
5.流通・販売対策
6.現状の問題点と課題
7.今後の事業戦略
第Ⅳ章 <特集>注目されるバイオスティミュラントの動向
1.国内外における気候変動の現状
(1)世界での気温上昇(1901~2022年)
(2)日本での気温上昇(1901~2022年)
(3)国内における大雨発生回数の推移(1976~2022年)
(4)全世界の土壌塩害について
2.環境保全型農業について
3.みどりの食料システム戦略の動向
4.バイオスティミュラントの市場概況
(1)国内におけるバイオスティミュラント
(2)欧州におけるバイオスティミュラント
(3)米国におけるバイオスティミュラント
5.バイオスティミュラント資材市場規模(肥料登録等の有無)
(1)肥料登録等有りのバイオスティミュラント資材について
(2)肥料登録等無しのバイオスティミュラント資材について
(3)市場規模
6.バイオスティミュラント資材市場規模(機能性主成分別)
(1)バイオスティミュラントの分類
(2)市場規模
7.農薬メーカーでのバイオスティミュラントの動向
第Ⅴ章 有力農薬メーカーの個別実態(17社)
<国内農薬メーカー(11社)>
アグロカネショウ
OATアグリオ
協友アグリ
クミアイ化学工業
クレハ
住友化学
日産化学
日本化薬
日本農薬
北興化学工業
三井化学クロップ&ライフソリューション
<外資系メーカー・商社(6社)>
アリスタライフサイエンス
コルテバ・アグリサイエンス
住商アグロインターナショナル
東海物産
ナガセサンバイオ
バイエル クロップサイエンス
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