2024-2025年版 車載用リチウムイオン電池市場の現状と将来展望
注目されるxEV市場・車載用LiB市場の最新動向を収録
発刊日
2025/02/28
体裁
A4 / 449頁
資料コード
C66117600
PDFサイズ
26.1MB
PDFの基本仕様
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※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
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カテゴリ
調査資料詳細データ
調査概要
資料ポイント
調査目的:日本、米国、欧州、中国における xEV 関連政策及び環境規制を徹底調査し、主要自動車メーカー14 社と主要車載用リチウムイオン電池(以下、LiB)メーカー11 社の最新動向を調査することで、車載用 LiB 市場の現状と将来展望を把握することを目的とする。
調査対象:
自動車メーカー:日系メーカー(4 社)、欧州メーカー(5 社)、米国メーカー(3 社)、韓国メーカー(1 社)、中国メーカー(1 社)
車載用 LiB メーカー:日系メーカー(5 社)、韓国メーカー(3 社)、中国メーカー(3 社)
調査方法:弊社専門調査員による直接面談取材をベースに、文献調査を併用。
調査・分析期間:2024 年 10 月 4 日~2025 年 2 月 20 日
その他:
①本レポートに掲載した数値・供給関係などのデータは、上記期間における調査結果に一定の推定を加えて作製している。
②調査時には前回版レポートに掲載のデータに関しても再検証を行い、必要に応じて修正を加えている(従って、市場規模等が前回版と一致しないケースもある)
③セル形状に関して、ラミネート形はパウチ形とポリマータイプを含む
- 世界自動車の全体市場規模推移とxEV市場規模推移を地域別に算出
-成長率の異なる2つ(Aggressive:政策ベース予測、Conservative:市場ベース予測)の市場規模予測(台数ベース:2019年~2030年予測、2035年予測) - 世界車載用LiB市場をxEVタイプ別で算出
-成長率の異なる2つ(Aggressive:政策ベース予測、Conservative:市場ベース予測)の市場規模予測(HEV/PHEV/EV向け等) - 地域別xEV関連政策、主要自動車メーカー/車載用LiBメーカー各社の動向を掲載
- 【前回版との違い】:市場予測範囲に2025~2030年の年推移追加
リサーチ内容
第1章 車載用リチウムイオン電池市場の展望
中国のPHEVシフトが示すユーザーニーズの普遍性
「両面進化」で繰り返される成長の波に備えよ
停滞期こそ内なる競争力の強化で将来の差別化に繋ぐ
第2章 xEV市場の現状と将来展望
xEV市場を取り巻く環境
1-1. 主要国の燃費規制
(表)主要各国の乗用車燃費規制
(表)主要国における排ガス規制の導入状況(乗用車)
(表)各国の内燃機関車(ICE車)販売禁止の宣言状況
1-2. 主要国の電動車普及目標
(表)世界各国の電動車普及計画・目標(2025年、2030年、2035年以降)
1-3. 主要OEMの電動化計画
(表)主要自動車メーカーの電動化計画、2022年時の電動車販売状況
1-4. 各国の充電インフラ動向
(表)EV充電器の定義
(図)2023年充電インフラ国別シェア
(表)5地域(日本、欧州、米国、中国、インド)の整備状況比較
1-5. 充電規格動向
(表)エリア別公共充電インフラの比較
(図)NASC充電回路の概要
(図)世界のCHAdeMO設置状況
1-6. カーボンニュートラルとLCA
(図)車のライフサイクルアセスメント
(表)ライフサイクルCO2排出量 簡易算出手法
(図)XC40とC40 Rechargeの20万km走行時のCO2排出量
(表)自動車メーカーの生産分野における脱炭素化の動向
1-7. 合成燃料(e-fuel)
(図)合成燃料の分類
(図)燃料別のエネルギー密度
(図)風力発電量と合成燃料プラントの分布
第3章 世界xEV市場動向
1-1. 世界自動車市場動向
自動車市場全体における過去のピーク水準到達は2025年の可能性
HEVを含むEV比率は3割超えを予測
(図・表)地域別自動車生産台数推移(ICE車含む全体 CY2019〜CY2030、CY2035)
(図・表)世界自動車生産台数(ICE車含む)対 xEV生産台数
(Aggressive:政策ベース予測、Conservative:市場ベース予測)構成比推移
(CY2018〜CY2025、CY2030、CY2035)
1-2. 世界xEV市場動向
(表)xEV市場規模の算出条件
(表)乗用EVの搭載電池容量区分(電池パック基準)
xEV市場 Consevative:市場ベース予測:成長性はPHEV/レンジエクステンダー
の限界に依存
(表)Conservative(市場ベース)予測:世界xEVタイプ別生産台数推移
(CY2019〜CY2030、CY2035)
(図・表)Conservative(市場ベース)予測:地域別xEV生産台数推移
(CY2019〜CY2030、CY2035)
xEV 市場 Aggressive(政策ベース)予測:引き続き中国が市場拡大を主導
牽引役は中国を中心とするPHEV/レンジエクステンダーへシフトの可能性
(表)Aggressive(政策ベース)予測:世界xEVタイプ別生産台数推移
(CY2019〜CY2030、CY2035)
(図・表)Aggressive(政策ベース)予測:地域別xEV生産台数推移
(CY2019〜CY2030、CY2035)
1-3. 欧州
欧州xEV・電池関連政策動向
(表)欧州グリーンディール(European Green Deal)における政策分野
(表)ネットゼロ技術の概要
(表)CRMAにおける重要原材料と戦略原材料(太字で表示)
(表)EU新電池規則
(表)欧州の燃費規制の概要
(表)欧州の排出ガス規制(EURO6)
(表)欧州の排出ガス規制(EURO6、小型商用車:GVW1.7~3.5t)
(表)「EURO 7」による大型車(M2/M3/N2/N3)の排ガス基準値
(表)「EURO 7」による乗用車(M1)及びバン(N1)の排ガス基準値
(表)「EURO 7」による乗用車(M1)/バン(N1)の駆動用電池の耐久性要件
(表)燃費・CO₂排出量(平均)における実際値とWLTP測定値との差(乗用車)
(表)EU競争力コンパス「3つの柱(Pillars)」
(表)EU競争力コンパス「5つの分野横断的手段(Horizontal enablers)」
(表)EU自動車産業の未来のための戦略対話
(表)EUにおける電動乗用車の優遇政策まとめ(2024年時点)
(表)産業育成に向けた「Design‐Build‐Sustain」アプローチ(イギリス)
(表)中国製BEVへの追加関税率
欧州xEV市場予測
(図)Aggressive 政策ベース予測:欧州地域におけるxEVタイプ別生産台数予測
(CY2030)
(図)Conservative 市場ベース予測:欧州地域におけるxEVタイプ別生産台数
予測(CY2030)
(表)Aggressive(政策ベース)予測:欧州地域におけるxEVタイプ別生産台数
推移(CY2019〜CY2030、CY2035)
(表)Conservative(市場ベース)予測:欧州地域におけるxEVタイプ別生産台数
推移(CY2019〜CY2030、CY2035)
1-4. 北米
米国xEV・電池関連政策動向
(表)企業平均燃費(CAFE)規制 最終案と草案の比較
(表)2027MY以降の企業平均燃費(CAFE)規制案
(表)小型自動車のGHG排出基準値
(表)中型自動車のGHG排出基準値
(表)小型自動車の新車販売に占めるパワートレインの構成比比率
(表)小型自動車のクレジット付与の上限推移
(表)Tier4におけるNMOG+NOx規制値(FTP25℃、HFET、US06、SC03)
(表)Tier4におけるPM排出基準(FTP(25℃、-7℃)、US06)
(表)Tier4におけるCO排出基準
(表)小型・中型自動車の排ガス区分(Bin)
(表)カルフォルニア州の自動車排ガス規制を適用している州一覧
(表)規制対象の自動車メーカー一覧
(表)ACCにおけるLVM及びIVMに求められるZEVクレジット
(表)ACCⅡにおけるLVM及びIVMに求められるZEVクレジット(バリュー)
(表)ZEV販売100%に賛同する主な州のGHG削減目標
(表)中・大型トラックの新車販売に占めるZEV比率
(表)小型自動車に対する排出基準値(FTPモード)
(表)小型自動車に対する排出基準値(US06・SC03モード)
(表)IRAのクリーン車税額控除の概要
(表)指定重要鉱物
(表)重要鉱物要件及びバッテリー構成部材要件における一定の割合
(表)IRAの先端製造業に対する税額控除の概要
(表)対中追加関税措置
北米xEV市場予測
(図)Aggressive 政策ベース予測:北米におけるxEVタイプ別生産台数予測
(CY2030)
(図)Conservative 市場ベース予測:北米におけるxEVタイプ別生産台数予測
(CY2030)
(表)Aggressive(政策ベース)予測:北米におけるxEVタイプ別生産台数推移
(CY2019〜CY2030、CY2035)
(表)Conservative(市場ベース)予測:北米におけるxEVタイプ別生産台数推移
(CY2019〜CY2030、CY2035)
1-5. 日本
日本 xEV・電池関連政策動向
(表)日本の燃費規制の概要
(表)燃費改善技術及び燃費改善率(乗用車&小型商用車)
(表)日本の排出ガス規制値
(表)排出ガス規制に基づく車種・運行規制
(表)自動車分野のGX実現に必要な価値
(表)補助金額の決定方法について
(表)東京都「ZEV補助金」における基本補助額
(表)東京都「ZEV補助金」による条件付き補助金
(表)埼玉県による補助金の交付額
(表)蓄電池産業戦略の取り組みと全体像
(図)蓄電池に係る供給確保計画の認定申請の流れ図
日本xEV市場予測
(図)Aggressive 政策ベース予測:日本におけるxEVタイプ別生産台数予測
(CY2030)
(図)Conservative:市場ベース予測:日本におけるxEVタイプ別生産台数予測
(CY2030)
(表)Aggressive(政策ベース)予測:日本におけるxEVタイプ別生産台数推移
(CY2019〜CY2030、CY2035)
(表)Conservative(市場ベース)予測:日本におけるxEVタイプ別生産台数推移
(CY2019〜CY2030、CY2035)
1-6. 中国
中国xEV・電池関連政策動向
(表)中国の自動車技術発展目標(主に燃費等の部分について)
(表)第1~第5段階の燃費目標値及び規制値の国家標準
(表)中国の乗用車に対する燃費規制と目標値(第4段階、第5段階、第6段階)
(表)企業平均燃費 年度要求
(表)スーパークレジット
(表)EVに対する燃費規制と目標値(2026年以降)
(表)中国のNEV制度の概要
(表)リサイクル以外の技術/デバイスをポイント計算に含めることに関する
関連規制
(表)ガソリン/ディーゼル車における中国の排出ガス規制の概要
(図)乗用車ライフサイクル炭素排出概算技術規範 政策体系思想
(表)減税対象となる新エネルギー自動車製品技術要求
(表)廃車更新補助金の新たな基準
(表)「新エネルギー市営バス、及び動力電池更新補助金実施細則 第1章」
(表)地方政府による買い替え補助政策(北京市、広州市、上海市、深圳市)」
(表)「新エネルギー自動車貿易協力の健全な発展の支援に関する意見(抜粋)」
(表)「黒鉛品の輸出管理暫定措置の最適化・調整に関する公告(抜粋)」
(表)リチウムイオン電池業界規範条件(一部抜粋)(2024年)
中国xEV市場予測
(図)Aggressive 政策ベース予測:中国におけるxEVタイプ別生産台数予測
(CY2030)
(図)Conservative 市場ベース予測︓中国におけるxEVタイプ別生産台数予測
(CY2030)
(表)Aggressive(政策ベース)予測:中国におけるxEVタイプ別生産台数推移
(CY2019〜CY2030、CY2035)
(表)Conservative(市場ベース)予測:中国におけるxEVタイプ別生産台数推移
(CY2019〜CY2030、CY2035)
第4章 車載用リチウムイオン電池市場の現状と将来展望
1.世界車載用電池市場動向
1-1.車載用電池(LiB、Ni-MH)市場動向
(表)⾞載⽤電池(Ni-MH・LiB)市場規模推移
(Conservative:市場予測 容量ベース︓CY2019〜CY2030、CY2035)
(表)車載用電池(Ni-MH・LiB)市場規模推移
(Conservative:市場予測 金額ベース︓CY2019〜CY2030、CY2035)
1-2.xEVタイプ別車載用LiB市場動向
2025年で1TWh規模を予測、2030年での2TWh超えはEV収益性の継続可否に依存
(図・表)Aggressive(政策ベース)予測:xEVタイプ別世界車載用
LiB市場規模推移
(容量:CY2019〜CY2030、CY2035)、(図)構成比(容量:CY2019〜
CY2030、CY2035)
(図)Aggressive(政策ベース)予測:xEVタイプ別世界車載用LiB市場
規模推移
(図・表)Aggressive(政策ベース)予測:xEVタイプ別世界車載用LiB
市場規模推移
(金額:CY2019〜CY2030、CY2035)、(図)構成比(容量:CY2019〜
CY2030、CY2035)
(図・表)Conservative(市場べース)予測:xEVタイプ別世界車載用
LiB市場規模推移
(容量:CY2019〜CY2030、CY2035)、(図)構成比(容量:CY2019〜
CY2030、CY2035)
(図・表)Conservative(市場べース)予測:xEVタイプ別世界車載用
LiB市場規模推移
(金額:CY2019〜CY2030、CY2035)、(図)構成比(金額:CY2019〜
CY2030、CY2035)
1-3.地域別車載用電池(LiB・Ni-MH)市場動向(欧・米・日・中、その他)
欧米EV市場の成長後ろ倒しの場合、中国比率は再び5割超えの可能性
(図)Aggressive(政策ベース)予測:
車載用電池(LiB・Ni-MH)市場の地域別構成比(CY2030、CY2035)
(図)Conservative(市場べース)予測
車載用電池(LiB・Ni-MH)市場の地域別構成比(CY2030、CY2035)
(図)Aggressive(政策ベース)予測:欧州、北米、日本、中国、
その他地域におけるxEVタイプ別車載用電池の市場構成比(CY2030)
(図)Aggressive(政策ベース)予測:欧州、北米、日本、中国、
その他地域におけるxEVタイプ別車載用電池の市場構成比(CY2035)
(表)Aggressive(政策ベース)予測:地域別xEVタイプ別車載用電池
(LiB・Ni-MH)の市場規模推移(CY2019〜CY2030、CY2035)
(図)Conservative(市場べース)予測:欧州、北米、日本、中国、
その他地域におけるxEVタイプ別車載用電池の市場構成比(CY2030)
(図)Conservative(市場べース)予測:欧州、北米、日本、中国、
その他地域におけるxEVタイプ別車載用電池の市場構成比(CY2035)
(表)Conservative(市場べース)予測:地域別xEVタイプ別車載用
電池(LiB・Ni-MH)の市場規模推移(CY2019〜CY2030、CY2035)
1-4.電池形状別車載用LiB市場動向
円筒形、角型で新規採用、新規参入拡大の向き
ラミネート形は一定ポジション維持も、円筒形との差は縮小の可能性
(表)主要自動車メーカー別リチウムイオン電池調達状況(電池形状別)
(図・表)Conservative(市場べース)予測:世界車載用LiB形状別
(円筒形・角形・ラミネート形)
市場規模推移(容量:CY2019〜CY2030、CY2035)
(図)市場ベース予測:世界車載用LiB形状別市場規模推移
構成比(容量:CY2019〜CY2030、CY2035)
(図・表)Conservative(市場べース)予測:世界載用LiB形状別市場
規模推移(円筒形、容量:CY2019〜CY2030、CY2035)
(図)市場ベース予測:世界車載用LiB形状別市場規模推移
構成比(円筒形、容量:CY2019〜CY2030、CY2035)
(図・表)Conservative(市場べース)予測:世界車載用LiB形状別
市場規模推移(角形、容量:CY2019〜CY2030、CY2035)
(図)市場ベース予測:世界車載用LiB形状別市場規模推移
構成比(角形、容量:CY2019〜CY2030、CY2035)
(図・表)Conservative(市場べース)予測:世界車載用LiB形状別
市場規模推移(ラミネート形、容量:CY2019〜CY2030、CY2035)
(図)市場ベース予測:世界車載用LiB形状別市場規模推移 構成比
(ラミネート形、容量:CY2019〜CY2030、CY2035)
1-5.世界車載用LiB市場メーカーシェア動向
Top3はCATL、BYD、LGESで変わらず、容量ベース成長率は鈍化傾向が
目立つ
(表)世界車載用LiB市場メーカーシェア推移(CY2021~CY2024見込)
(図)世界車載用LiB市場メーカーシェア(CY2024見込)
2.サプライチェーン動向
2023年後半を変化点に、2024年は戦略再考の動きが増加
(表)自動車メーカーのxEVタイプ別リチウムイオン電池調達状況
(表)自動車メーカーのリチウムイオン電池調達状況(2025年2月時点)
欧米で相次ぐ新興LiBメーカーの経営破綻・自動車OEMの電池生産計画見直し
日本は2025年以降、能力増強、新規拠点計画が増加
(表)中国における世界主要LiBメーカーの生産拠点・生産能力推移
(CY2021〜CY2024計画)
(表)北米における世界主要LiBメーカーの生産拠点・生産能力推移
(CY2021〜CY2024計画)
(表)韓国における世界主要LiBメーカーの生産拠点・生産能力推移
(CY2021〜CY2024計画)
(表)日本における世界主要LiBメーカーの生産拠点・生産能力推移
(CY2021〜CY2024計画)
(表)欧州における世界主要LiBメーカーの生産拠点・生産能力推移
(CY2021〜CY2024計画)
3.電池部材動向
日韓勢のLFPセルが今後量産フェーズへ
(表)主要LiBメーカー LiBセルタイプ、正極材・負極材 採用・開発動向①、②
脱中国推進の負極材、米政権の補助政策見直し次第でスピード感に影響の可能性
4.LiB劣化診断業界動向
中古EVの残価価値評価手法確立に向けた取り組みが活発化
使用済みLiBによるESS構築も実証試験段階突入
(表)日本、韓国、中国におけるLiB劣化診断関連企業事例
第5章 主要自動車メーカーの動向と戦略
トヨタ自動車株式会社
マルチパスウェイ×独自路線、顧客ニーズに応え得る強さを追求
(表)トヨタ自動車 主要xEVラインナップ
2024年、PHEV+EV共に販売台数前年超え、HEVは今後500万台が視野に
(表)トヨタ自動車 世界販売台数推移(2021〜2024年)
新型エンジン開発でHEV、PHEVの更なる競争力強化を推進
(表)トヨタ自動車 電動化戦略のアップデート状況(2015〜2024年)
米国販売の「Camry」等、HEV設定のみへの切り替えに着手
バイポーラー型Ni-MH搭載モデルも徐々に増加
2020年以降、拡充進むPHEVではエンジンと電池ユニットの立ち位置を「再定義」
更なる電動走行距離の延長を目指す
中国でbZシリーズのラインナップを拡充
欧州向けにはスズキからのOEM供給EVを2025年投入予定
FCEVではBMWとの連携を強化、中国では海馬汽車がFCEV実証を開始
(表)トヨタ自動車 FCEV関連の外部提携状況
中国、現地での連携強化を推進、Lexusでは単独出資による工場設立を発表
米国初のEV生産2拠点は生産開始時期見直し
タイでEV実証を推進、ブラジルではフレックス燃料設備投資
(表)トヨタ 充電インフラ関連、モビリティサービス事業の取り組み
PEVEをトヨタバッテリーとして完全子会社化、PPES共に能力増強を実施
TBMNCはHEV用LiB生産から開始、豊田自動織機バイポーラ型Ni-MHは搭載車種拡大
(表)トヨタ自動車 車載用LiBの主な外部調達先
(表)トヨタ自動車 車載用LiB 合弁・出資提携先
LiB次世代はパフォーマンス版に続き、バイポーラ型を目指す
(表)トヨタ自動車 次世代バッテリー 3グレード
リユース、リサイクル関連ではアメリカ、中国での提携等を推進
(表)トヨタ自動車 車載用電池 リユースリサイクル関連の主な取り組み
Volkswagen AG
市況変化を受け、電動化戦略再構築
販売台数全体に占めるEV・PHEV比率は2023年で10%台に到達
2024年販売台数全体はICE含む全体、PHEV+EV共に前年割れ
(表)Volkswagenグループの主要xEVラインナップ
(表)VWグループ 世界販売台数推移(2021〜2024年)
EV目標比率は据え置きつつ、
この先10~15年はICE車、PHEVラインナップを含むポートフォリオ維持の姿勢
(表)Volkswagen グループ 電動化関連の主な発表内容(2016年〜2024年3月)
(表)VW ブランドグループ毎の営業利益率 中長期目標(2024年3月発表)
PF戦略はSSP延期を踏まえ、MEB改良版を投入予定
(表)Volkswagenグループ 電動車専用プラットフォーム
足元のEV生産計画を見直し、今後2万ユーロEVの市場投入をVW、Skoda、Cupraで
予定
PHEVは電池容量増でEV走行100km達成モデルをグループ内で拡充
(表)Volkswagenブランドにおける 電動車販売目標/製品ラインナップ・今後
の計画
(表)Audi、Porscheブランドにおける 電動車販売目標/製品ラインナップ・
今後の計画
(表)Skoda、SEAT/Cupraブランドにおける電動車販売目標/製品ラインナップ・
今後の計画
合成燃料(e-fuel)に関してはPorsche、Audiが開発・生産に向けた取り組みを
推進
(表)Audi、Porsche 合成燃料(e-Fuel)関連の取り組み
中国新興・小鵬汽車(Xpeng)への出資、共同開発を推進
Audiは上海汽車と中国市場向け新PFを共同開発
(表)VWの中国における合弁・出資先の電動化関連動向
北米新興・Rivianへの出資を発表、ソフトウェア開発主体の会社を立上げ
フレックス燃料車等の展開を見据えるブラジル事業では追加投資を発表
(表)VW エリア別充電インフラ関連の取り組み
Power Coの4拠点目以降は決定を延期、出資先のNorthvoltは拡張計画を見直し
(表)VWグループ 車載用LiBの主な外部調達先
(表)VWグループ 車載用LiB出資先、内製拠点
ドライコーディング技術は2026年までの量産開始を目指し
「MEB+」/「MEB Entry」からの搭載を想定
(表)VWグループおける電池開発動向
(表)VW LiBの原材料確保に向けた取り組み状況
現代自動車グループ(Hyundai Motor Group)
様々なパワートレインラインナップとブランド力をベースに競争力を高め、
収益最大化を目指す
2030年、グループで360万台のEV販売目標を維持
HEVモデルの拡充、EREV導入にも注力
(表)現代自動車グループ 主要xEVラインナップー①(現代自動車)
(表)現代自動車グループ 主要xEVラインナップー②(起亜)
(表)現代自動車グループ 世界販売台数推移(2021年〜2024年)
現代:EVキャズムに次世代ハイブリッドとEREVの導入で対応
(表)「Hyundai Way」における3つの戦略
(表)EV販売台数目標
起亜:2030年、EV・PBV・HEVでグローバルxEV市場のリードを目指す
(表)起亜「2024 CEO Investor Day」における2030年戦略
(表)現代自動車グのEV専用第2世代プラットフォームの概要
現代は北京の生産体制を縮小の一方、米国の現地生産を前倒し起亜がPBVで
日本市場参入
(表)現代自動車のEVケアプログラム
(表)現代自動車「2025 EV Every Care」
インドで原料まで含むEVサプライチェーン構築を推進
(表)現代自動車グループ 車載用LiBの主な外部調達先
タイでEVと電池モジュール生産拠点を設立
(表)現代自動車グループ 車載用LiB 合弁・出資提携先
現代製鉄・ECOPROBMと連携してLFP電池の正極材技術を開発
General Motors Company
見通し厳しい中期マイルストーンの達成、戦略見直し・体制再構築に着手
2024年、全体販売台数は前年割れ、EVは米国販売好調で前年超えも構成比は
依然1桁%台
(表)GMグループのxEV主要ラインナップ
(表)GMグループ 世界販売台数推移(2021〜2024年)
今後は価格競争力のあるEV製品の拡充、2027年までにPHEV投入を目指す
現代自動車との提携検討を新たに発表
(表)GM 電動化戦略の変更点
Ultiumバッテリー搭載のEV専用プラットフォーム「BEV3」採用車種を拡大
中国市場では販売台数縮小が続く
自動運転タクシーの開発を中止、今後は個人向け自動運転車両開発へシフト
(表)GM 充電インフラ関連の取り組み
Ultium Cells第3工場へLGESへ売却の方針
今後はLFPセルの調達、将来的な自前生産を検討
(表)GMグループ 車載用LiBの主な外部調達先
(表)GM 車載用LiB 合弁・出資提携先
LiB部材は韓国、米国企業からの調達・提携を推進
(表)GM LiB部材サプライチェーン関連の取り組み状況
(表)GM LiBの原材料確保に向けた取り組み状況
Stellantis N.V. (PSA/FCA)
電動化潮流の変化に対応すべく、外部提携の拡大を推進
2023年のプラス推移から一転、2024年販売台数全体は再びマイナス推移
(表)Stellantis 世界販売台数推移(2021〜2024年見込)
(表)Stellantis 主要xEVラインナップー①(FCA)
(表)Stellantis 主要xEVラインナップー②(PSA)
2030年の電動化目標は維持の姿勢
PHEVが好調な米国にピックアップトラック初のシリーズハイブリッド車を投入
英国ではVauxhallがEVとMHEVを同一価格で販売するモデルを発表
(表)Stellantis 主要ブランドにおけるEVブランドへの移行時期/PHEV
ラインナップ状況
初のフレックス燃料ハイブリッド車をブラジルで製造
「STLA」プラットフォームをマルチドライブ展開の位置付けで、改めて情報発信
(表)Stellantisの次期プラットフォーム別主要BEV投入計画
ポルトガル工場でのEV生産開始を発表、米国工場では投資計画見直しの動き
従来からの中国現地合弁事業は神龍汽車のみに
新たに中国新興EVメーカー零跑汽車(Leapmotor)との合弁設立を発表
(表)Stellantis 充電インフラ関連、モビリティ事業の取り組み
ACCのドイツ、イタリア工場は建設を中断
電池パック生産拠点は欧州を中心に拡充を推進
(表)Stellantis 車載用LiBの主な外部調達先
(表)Stellantis 車載用LiB 合弁・出資提携先
(表)Stellantis バッテリーパック生産拠点
CATLをパートナーにLFPバッテリーの生産を目指す
(表)Stellantisのバッテリー戦略概要
(表)Stellantis バッテリー原材料調達に関する取り組み
(表)Stellantis 次世代電池に関する取り組み
Ford Motor Company
EV事業の赤字続く、電動化戦略は現実解への転換を図る
全体では黒字転換の一方、EV事業の赤字幅拡大で電動化戦略見直し
(表)FordのxEVラインナップ
(表)Ford 世界販売台数推移(2021〜2024年見込)
(表)Fordの組織改編:6ビジネスユニット
欧州での2030年EV100%は実質撤回の姿勢、北米もBEV計画延期を発表
当面はHEVに軸足シフトの向き
(表)Ford 電動化戦略の変更点
欧州市場向けではVW「MEBプラットフォーム」を採用したBEV2モデルを発売
インド・チェンナイ工場の生産再開を発表
電池サプライヤーからの調達を縮小、合弁・単独内製分も当初計画に対し下方修正
(表)Ford 車載用LiBの主な外部調達先
(表)Ford 車載用LiB 合弁・出資提携先
(表)Ford 電池システム・パッケージング生産拠点
(表)Ford LiBの原材料確保に向けた取り組み状況
本田技研工業株式会社
現実解としてのHEVを活用、EVとの両輪で脱ICEへの道のりを目指す
世界販売台数伸び悩みの中、電動化比率は上昇の向き
(表)本田技研工業のxEVラインナップ
(表)本田技研工業 世界販売台数推移(2021〜2024年)
短期ではHEV注力の姿勢、2030年までに販売台数130万台を目指す
(表)本田技研工業 販売エリア別のEV・FCV目標比率(2022年発表時)
新世代版「e:HEV」では蓄積した実測データ活用でLiB容量の使用領域を拡大
小型LiBセルの採用で軽量化を実現
初となる軽商用EVを日本にて発売
米ではGMとの共同開発EVに続き、独自PF採用のEVを2025年末より生産予定
2026年にHonda 0(ゼロ)シリーズ「SALOON」、ソニーとの「AFFELA」を上市予定
新型FCVでは米GMとのJVにて手掛けるFCシステムを採用
中国:地場企業との連携強化による「燁(Ye:イエ)」シリーズを新たに発表
EV専用工場を計24万台/年体制で稼働開始
北米:米オハイオ州の既存工場をEV専用生産のマザー工場に改修
カナダではEV~電池部材をカバーするバリューチェーン構築を推進する方針
インドネシアで2025年にEVを発売予定 タイは既存の生産工場を集約の方針
(表)ホンダ 充電インフラ関連、モビリティサービス事業の取り組み
電池部材も含めた地産地消体制の構築を推進、全固体電池パイロットラインを公開
(表)本田技研工業 車載用LiBの主な外部調達先
(表)本田技研工業 車載用LiB 合弁・出資提携先
(表)本田技研工業 車載用LiB部材 合弁・出資提携先
(表)バッテリーを中心としたEVの包括的バリューチェーンの構築
(表)本田技研工業 バッテリーリユース・リサイクル/バッテリー
原材料調達関連での外部提携・連携状況
日産自動車株式会社
主力市場の変化に直面、次なる展開を模索
2024年は前年比微減推移、主力の北米市場伸び悩み、中国は前年割続く
(表)日産自動車のxEVラインナップ
(表)日産自動車 世界販売台数推移(2021〜2024年)
(表)日産自動車 電動化戦略の変更点
新型LEAFを2025年に生産開始予定、2026年度にはPHEV展開を計画
累計150万台突破のe-POWER、米国等へ更なる販売エリア拡大を2026年以降で計画
中国にてNEVコンセプト4車種を発表、米国生産EVは開発を延期
(表)日産自動車 充電インフラ関連、モビリティ事業の取り組み
2030年度までに年間135GWhの生産能力確保を目指す
日本国内では自前のLFPセル生産を計画
(表)日産自動車 車載用LiBの主な外部調達先
(表)日産自動車 車載用LiB 合弁・出資提携先
100MWh規模の全固体電池パイロットラインを公開
吉利汽車/Volvo(Geely Auto Group)
事業を戦略的に集約、2025年の新エネルギー車目標150万台
(表)吉利汽車のxEVラインナップ
(表)吉利集団の販売台数
(図)吉林銀河の販売台数推移
百度との「極越汽車」は解散へ
グループ内へのブランド統合で今後の海外展開を加速
HEV、PHEV向けに「次世代雷神EM-iハイブリッドシステム」を開発
独自開発の角形LFPセル「神盾短刀电池」を新たに採用
(図)吉利「神盾短刀电池」外観
Mercedes-Benz AG
足元の市場変動を踏まえ、電動化戦略を再構築
(表)Mercedes-Benz Gr.のxEVラインナップ
2024年は乗用車・バンの販売が共に減少、xEV比率も後退
(表)Mercedes-Benz AG 世界販売台数推移(2021〜2024年)
2030年以降もICE販売を継続見込み
(表)Mercedes-Benz Gr セグメント別EV投入状況(2021〜2022年)
(表)Mercedes-Benz Gr 次世代EV専用プラットフォームの導入計画
BBACでは中国市場向けモデルを拡充の方針
BYDとの合弁「DENZA」はBYDの完全子会社に変更
2025年より北米でTeslaのSuperchargerが利用可能に
日本のEV向け充電サービス事業へ本格参入、認定中古車プログラム拡充も発表
(表)Mercedes-Benz Gr 充電インフラへの取り組み
ドイツにコンピテンスセンター「eCampus」を設立 次世代EV向けセルの開発を
自ら推進
(表)Mercedes-Benz Gr 車載用LiBの主な外部調達先
(表)Mercedes-Benz 車載用LiB 合弁・出資提携先
Silaのシリコン負極採用を推進 独企業と連携でLiBリサイクル新工場を開設
Factorial Energyとの共同開発による全固体電池「Solstice™」を発表
BMW AG
電動化戦略、第2ステージへのシフトを目指す
(表)BMWグループのxEVラインナップ
2024年、ICE含む全体台数は前年割れもEVは販売増を維持、PHEVは前年割続く
(表)BMWグループ 世界販売台数推移(2021〜2024年)
ブラジルでの新規投資ではPHEV、フレックス燃料車も対象
(表)BMW 充電インフラ関連、モビリティ事業の取り組み
Neue Klasse向けバッテリーサプライチェーンを調整
(表)BMWグループ 車載用LiBセルの主な外部調達先
(表)BMWグループ 車載用LiBのモジュール、パック生産拠点
2025年に全固体電池搭載車のデモを実施予定
(表)BMW LiBの原材料確保に向けた取り組み状況
Renault Group
HEV、EVのラインナップ拡充による電動化戦略を推進
(表)Renaultグループ 主要xEVラインナップ
注力の欧州市場で販売好調、純利益が黒字転換
(表)Renaultグループ 世界販売台数推移(2021〜2024年)
Ampereのコスト削減で欧州におけるEV大衆化を図る 2026年には初のSDVを
発売予定
(表)Ampere 事業戦略
(表)Renault・日産・三菱アライアンス体制における連携強化戦略(2020年発表)
(表)2030年に向けた共同ロードマップ「Alliance2030」(2022年発表)
中国企業との連携により2万ユーロ未満の小型EV開発を推進
商用EVの開発に向けVolvoグループと共に合弁会社Flexis SASを設立
韓国・釜山工場に次世代EV向け開発、生産設備投資の方針
Geelyとの合弁HORSE Powertrainが次世代EREV技術を発表
Renault Koreaは4年ぶりの新車「GRAND KOLEOS」HEVを公開
Mobilizeでは2025年に2車種の超小型EVを新たに発売予定
(表)Renaultグループの中国における事業体制
LFPセルとCell to Pack技術の融合による電池戦略を展開
(表)Renaultグループ 車載用LiBの主な外部調達先
(表)Renaultグループ 車載用LiB 合弁・出資提携先
サーキュラーエコノミー領域の新会社THE REMAKERSを設立
(表)Renaultグループの電池材料調達に関する契約状況
Tesla, Inc.
「自動運転」×「廉価モデル」をキーワードに新たなビジネスモデルを模索
販売価格の引き下げにより2023年は増収減益 2024年は世界販売台数が初の前年割れ
(表)TeslaのxEVラインナップ
(表)Tesla 世界販売台数推移(2021〜2024年)
廉価版EV「仮称:Model Q」は2025年発売予定
完全自動運転EV「Robotaxi」、「Robovan」を初公開
メキシコ新拠点建設を一時凍結 ドイツでは拠点拡張計画を一部見直し
(表)Tesla 拠点別生産車種 生産能力
複数の自動車OEMがNACS充電アダプターの提供を開始
(表)自動車OEM NACS充電アダプター提供動向
4680セルの生産体制拡充を推進
(表)Tesla 車載用LiBの主な外部調達先
(表)Tesla 車載用LiB(内製)生産拠点
自社のリチウム製錬所が2024年12月より稼働
三菱自動車工業株式会社
強みのPHEV技術でユーザーを掴む製品造りを追求
2024年、販売台数全体は前年比プラスで推移
(表)三菱自動車のxEVラインナップ
(表)三菱自動車 世界販売台数推移(2021〜2024年)
電動航続距離を改良した新型Outlander PHEV、商用MiNICAB-EVを発売
初となる独自のStrongHEVシステム搭載X PANDERをタイで上市
タイ、インドネシアでの電動車生産を推進、中国では三菱ブランド車両の現地
生産を終了
(表)三菱自動車 充電インフラ関連、EV販売関連の取り組み
(表)三菱自動車工業 車載用LiBの主な外部調達先
第6章 主要車載用リチウムイオン電池メーカーの動向と戦略
寧徳時代新能源科技股份有限公司(Contemporary Amperex Technology Ltd.)
トップメーカーが為せる多層なソリューション展開で市況変化に対応
2024年も前年を上回る出荷量で推移、成長率は2022年以降、鈍化傾向続く
(表)寧徳時代新能源科技 車載用LiB 出荷量推移
(表)寧徳時代新能源科技 車載用LiB 主要受注プロジェクト一覧
(表)寧徳時代新能源科技 車載用LiBの受注及び引き合い状況(外資系OEM)
2024年で600GWh/年体制、2025年では700~800GWh体制を計画
(表)寧徳時代新能源科技 車載用LiB 生産拠点・生産能力推移
商用EV向け新ブランド「天行」を新たに発表
レンジエクステンダー向けではLiB+ナトリウムイオン電池の組合せを提案
(表)CATL 2022〜2024年発表のバッテリー製品
(表)CATL LiB開発ロードマップ
NCMのOEM先拡大の向き、Liは相場急落を踏まえ調達を再考
(表)CATL LiB部材関連の取り組み状況
(表)CATL LiB部材原料(Co、Li)関連の取り組み状況
「Choco-SEB」の最新型を新たに発表、2025年に対応車種拡充を予定
比亜迪股份有限公 (BYD)/弗迪電池 (FinDream Battery)
垂直統合体制を活かし、車両・バッテリーの両輪進化で差別化を加速
PHEVの成長率増を受け、2024年容量ベースの成長率は前年を下回る形で推移
(表)比亜迪 車載用LiB 出荷量推移
(表)比亜迪(弗迪電池)のLiB採用xEVラインナップ
エンジン熱効率を改善した「DM」プラットフォーム第5世代システムを発表
(表)BYD EV、PHEV向けプラットフォーム
ハンガリー、ドイツ、トルコ等、海外展開は工場建設を含め活発化の向き
(表)ASEAN地域におけるBYDの進出状況
生産キャパは400GWh/年手前まで拡大
(表)比亜迪/弗迪電池 車載用LiB 生産拠点・生産能力推移
2020~2024年にかけ、ブレードバッテリーのエネ密向上を推進
(表)BYD ブレードバッテリー 参考スペック推移(2020~2024年)
(表)NCM(EV向け)開発ロードマップ
株式会社LGエナジーソリューション(LG Energy Solutions, Ltd.)
電池製造の枠を超え、今後はエネルギー循環エコシステムの中心的役割へ
事業領域の飛躍を目指す
分社化以来、初となる企業ビジョン「Empower Every Possibility」を発表
(表)LGESにおける4つの中長期戦略
米国のRivianを新たな顧客として獲得
(表)LGES 車載用LiB 主要受注プロジェクト一覧
(表)LGES 車載用LiB 出荷量推移
韓国電池メーカーとして初めてEV向けLFP電池の欧州市場開拓に成功
米国拠点は単独・合弁共に計画見直しの可能性
(表)LGES 車載用LiB 生産拠点・生産能力推移
(表)LGES 自動車OEM(GM、Stellantis、現代自動車)との合弁による生産
拠点計画
ラミネート・円筒・角形3つのフォームファクター戦略を構築へ
電池セルを「1日」で設計できるAIソリューションを新たに開発
高電圧ミドルニッケルとラミネート形CTP技術を融合、商用車向けに提案
中国正極材メーカーとローエンド市場向けLFPの供給契約を締結
LG化学、正極材の北米生産体制の構築を推進
韓国企業とのJVにて前駆体の試作品の生産に成功
(表)LG化学 正極材 生産能力推移
(表)LGES・LG化学の正極材の原材料調達に関する契約状況一覧
(表)LGES・LG化学 負極材・セパレーター・電解液の採用動向
(黑煙、周辺部材調達関連含む)
パナソニック エナジー株式会社 /プラムプラネットエナジー&ソリューション株式会社
電動車市場の次なるステージを見据えた生産体制・開発を推進
伸び悩むパナエナジーはTesla依存脱却を推進、PPESはEV向け比率上昇
(表)パナソニックエナジー/PPES 車載用LiB 出荷量推移
(表)パナソニックエナジー 車載用LiB 主要受注プロジェクト一覧
(表)PPES 車載用LiB 主要受注プロジェクト一覧
パナエナジーは北米第3拠点を見直し、2030年度150~160WGh/年体制へ
国内では4680セルを手掛ける和歌山工場が胎動
(表)パナソニックエナジー 車載用LiB 生産拠点・生産能力推移
需要動向に応じた能力増強と併せて、生産工程上のCO2削減の取り組みも推進
姫路工場では2026年よりトヨタ次世代パフォーマンス版LiBの生産開始を予定
(表)PPES 車載用LiB 生産拠点・生産能力推移
コバルト使用量の更なる引下げを追求 材料調達面でのCO2低減も多角的に推進
(表)パナソニックエナジー 電池材料関連の開発、取り組み状況
次世代パフォーマンス版LiBでは容量アップとコストダウンの両立を目指す
サムスンSDI株式会社(Samsung SDI Co., Ltd.)
製品ラインアップの拡充、材料サプライの強化で
グローバル市場での競争優位の確保を目指す
プレミアムカー向け電池が出荷をけん引
(表)Samsung SDI 車載用LiB 出荷量推移
(表)Samsung SDI 車載用LiB 主要受注プロジェクト一覧
韓国拠点では2025年に46πセル、2026年にESS向けLFPセルの量産開始を目指す
米国ではStellantisとの合弁工場を早期稼働
(表)Samsung SDI 車載用LiB 生産拠点・生産能力推移
(表)Samsung SDI 自動車OEM(Stellantis、GM)との合弁による生産拠点計画
EV向け「PRiMX」は2026年にGen.7の量産開始を目指す
商用EV向けLFP電池、部品・重量を低減した「Cell to Pack」技術を新たに公開
(表)Samsung SDI 角形セルのラインアップ
(表)Samsung SDI 製品ロードマップ
(表)Samsung SDI グローバルR&D拠点
正極材は合弁事業に加え、内製能力の拡大を推進
(表)Samsung SDIの負極材・セパレーター・電解液の採用動向
全固体電池の量産ロードマップを初公開
900Wh/Lのエネルギー密度を実現、最短で2027年量産化が目標
(図)Samsung SDIASB (All Solid Battery)ロードマップ
合肥国軒高科動力能源有限公司(Hefei Guoxuan High-tech Power Energy Co., Ltd.)
海外展開への注力度高まる
2024年も前年を上回る出荷を維持
(表)国軒高科 売上高推移
(表)国軒高科 営業コスト・利益率
(表)車載用LiB 出荷量推移
(表)国軒高科 車載用LiB 受注プロジェクト一覧(中国)
海外生産拠点構築を強化、2025年は計200GWh超えを計画
(表)国軒高科 車載用LiB 生産拠点・生産能力推移
2025年に米国のパック拠点がESS向けに稼働開始予定
「5Cスーパーチャージ Gグレードバッテリー」「4695 スターNCMバッテリー」を開発
第三世代LFP電池「启晨L600 LMFP」を開発
VW向けのUC標準バッテリーサンプル供給へ
半固体電池と全固体電池「金石电池」の双方の開発を推進
材料関連では負極材の一貫生産プロジェクトを新たに立ち上げ
SK on株式会社(SK on Co, Ltd.)
原価、技術、製造等でのコア・コンピタンスの確立に注力
2023年の出荷量は前年比119.1%で推移 2024年Q3に発足以来初の営業黒字を達成
(表)SK on 車載用LiB 主要受注プロジェクト一覧
(表)SK on 車載用LiB 出荷量推移
2025年までに180GWhのグローバル生産能力増強を目指す
(表)SK on 車載用LiB 生産拠点・生産能力推移
(表)SK on 自動車OEM(Ford、現代自動車、EVE等)との合弁による生産拠点計画
NCM9、SF(Super-Fast)Battery、LFPセルの開発を推進
材料の安定調達に向け、JV設立の動きも活発化
角形セルは開発済み、円筒形セルも開発を推進 2026年にLFP電池の量産を目指す
株式会社AESCグループ(AESC Group Ltd.)
今後の顧客・市場ニーズを踏まえた多面的展開を維持
2024年は主要供給先EVの販売動向に影響を受ける
(表)AESC 車載用LiB 出荷量推移
(表)AESC 車載用LiB 主要受注プロジェクト一覧
茨城拠点、フランス拠点に続き、2026年にはスペイン拠点が加わり世界6か国体制に
(表)AESC 車載用LiB 生産拠点・生産能力推移
第5世代(Gen.5)セルの生産を新たに開始 更なる高容量化をフルラインナップ
セル内で推進
(図・表)AESC Gen.4〜Gen.7/Post LiB 技術ロードマップ
(表)AESC「High Energy」、High Voltage」セルにおける主要部材の採用状況
株式会社GSユアサ(株式会社ブルーエナジー)
HEV需要増に対応しつつ、顧客の次なるニーズに応え得る
PHEV、EV用LiB供給に向けた取り組みを推進
HEV向けは引き続き出荷量・供給先共に拡大、PHEV向けは復調の兆し
(表)GSユアサ 車載用LiB 出荷量推移
(表)GSユアサ 車載用LiB 主要受注プロジェクト一覧
既存拠点ではHEV用LiBに続き、PHEV用LiBの生産能力引上げを計画
2027年にEV用、PHEV用ターゲットの新工場が稼働予定
(表)GSユアサ 車載用LiB 生産拠点・生産能力推移
PHEV用、EV用共にLiBセルのラインナップを追加
(表)LEJ 車載用LiBセル 製品ラインナップ
(表)Blue Energy 車載用LiBセルの特長
(表)GSユアサ 次世代電池関連 開発動向(2019〜2025年)
ビークルエナジージャパン株式会社
HEV向けを軸に据えつつ、自らの領域拡大で
顧客の今後の電動化ニーズへの対応を目指す
(表)ビークルエナジージャパン 車載用LiB 出荷量推移
(表)ビークルエナジージャパン 車載用LiB 主要受注プロジェクト一覧
(表)ビークルエナジージャパン 車載用LiB 生産拠点・生産能力推移
第6世代以降のセルでソリューション拡充の可能性を追求
(表)ビークルエナジージャパン 車載用LiB 製品ラインナップ
(表)ビークルエナジージャパン 車載用LiB 48V電池パック
(表)ビークルエナジージャパン 車載用LiB HEV用モジュール
トヨタバッテリー株式会社
HEV用はNi-MH、LiBの両輪体制を確立、今後はEV用へ領域を拡大
HEV市場伸びを受け出荷増を継続
(表)トヨタバッテリー 車載用LiB 出荷量推移
(表)トヨタバッテリー 車載用LiB 主要受注プロジェクト一覧
2025年にHEV用LiB生産能力をもう1段積み増し
(表)トヨタバッテリー 車載用電池 生産拠点・生産能力推移
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資 料 名
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