調査目的：アナログ（非電源系）ゲームは、デジタル（電源系）ゲームと比べると同じゲームでもマイナーな市場であるが、近年はゲームジャンルが多岐にわたり、プレイヤー数も増加傾向にある。加えて、単に遊びとしてのツールだけでなく、教育・知育・研修・リハビリなどの用途としても注目度が高まっている。さらに、コロナ以降は自宅で過ごす時間の増加に伴い、家族とのコミュニケーションツールとしても注目され、需要が拡大した。
本資料ではメーカー、流通などのベンダー調査によってアナログ（非電源系）ゲーム市場の現状や今後の可能性を分析するほか、多種多様なゲーム自体にもフォーカスし、定番から注目のアナログ（非電源系）ゲームを多角的に分析、検証することで、ゲーム自体の特徴や魅力を解説している。
調査実施期間：2024年12月～2025年2月
調査方法：関連事業者への面接取材、アンケート調査、電話調査、文献調査、弊社独自の資料等により調査を実施
調査対象：矢野経済研究所では、アナログ（非電源系）ゲーム市場を 6 分野（①テーブルゲーム市場、②伝統ゲーム市場、③シミュレーションゲーム市場、④ロールプレイングゲーム市場、⑤トレーディングカードゲーム市場、⑥その他アナログゲーム市場）に分類しているが、本資料では②、③、④、⑥を「その他アナログゲーム市場」とし、テーブルゲーム市場（①）、トレーディングカードゲーム市場（⑤）、その他アナログゲーム市場（②③④⑥）の 3 分野の市場規模を算出し、動向を分析している。
※一般社団法人アナログゲームミュージアム運営委員会と矢野経済研究所が共同製作した「アナログゲーム産業年鑑 2024」（2024 年 12 月発刊）の調査結果を本資料でも引用している。

• 近年人気が高まっているアナログ（非電源系）ゲームの動向について解説
  ・ゲームジャンルが多岐にわたるアナログゲームを独自に6つの分野に分け、各分野の市場動向、商品
  　動向、業界構造などについて解説
  ・6分野のうち、テーブルゲーム市場とトレーディングカードゲーム市場について市場規模を算出
   
• 業界の有力事業者と主要のアナログゲームに関するケーススタディを掲載
  ・有力事業者約30社のケーススタディを調査
  　各事業者の企業概要、業績推移、アナログゲーム関連事業概要、主力新製品リスト等を掲載
  ・約50の主要アナログゲームのケーススタディを調査
  　各ゲームのゲーム概要、歴史、ルール、競技会等のデータを掲載
   
• 前回版との違い：
  ・市場動向の解説に加え、業界の周辺データも調査
  　　→商業ゲーム出版点数、国内のイベント開催情報、プレイスペースの店舗情報等の周辺データを掲載
  ・有力事業者と主要アナログゲームのケーススタディを増加
  　　→有力事業者は23社から30社程度、主要アナログゲームは25から50程度に増加