2010年版 小型電動モビリティ市場の現状と将来展望
低炭素化社会の実現に向けて電気を動力とするモビリティに関心が高まる中、小型電動モビリティは自動車に過度な依存をしない地域交通の新たな担い手としての役割も期待されており、取り巻く環境が変化しつつあるなか、今後更なる需要拡大が見込まれています。本調査レポートでは、海外からの完成車・部品の流入や新たな流通経路が与える影響、モビリティ間での乗換え需要など既存市場に与える影響を踏まえ、市場動向の現状を把握し、小型電動モビリティ市場の今後の展望を行いました。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
調査目的:小型電動モビリティ市場に参入する有力企業への直接訪問を通じて、環境負荷の低減と新たな移動手段を担い、今後市場拡大や状況変化が予想される小型電動モビリティ市場の現状を把握することで、国内における小型電動モビリティ市場の今後の展望を行うことを目的とする。
調査対象:小型電動モビリティに関連する事業を展開する企業、および関連団体
調査方法:個別面接取材及び電話・メール取材、文献調査を併用。
調査期間:2010年7月~8月
■本資料のポイント
- 調査対象品目:電動二輪車、電動アシスト自転車、電動カート(シニアカー)。
- 小型電動モビリティ市場規模を算出。(2010年、2013年、2015年、2020年予測)
- 電動二輪車市場、電動アシスト自転車市場、電動カート市場それぞれの市場動向および今後の方向性の検証を通じて、小型電動モビリティ市場全体としての今後の可能性を検証・総括。
- 有力参入企業の動向を解説。(15社掲載)
■本資料の概要
第1章 小型電動モビリティ市場の現況と将来展望
第2章 電動二輪車市場
第3章 電動アシスト自転車市場
第4章 電動カート(シニアカー)市場
第5章 小型電動モビリティ向け二次電池の動向
第6章 参入企業個票
■掲載内容
第1章 小型電動モビリティ市場の現況と将来展望
1.市場の定義(調査対象範囲)
2.小型電動モビリティ市場の現況
2-1.出荷台数推移
2-2.法令が与える影響
2-3.保有動向
2-4.普及における問題点
2-5.国・自治体における取組み
2-6.主な参入企業
2-7.参入企業動向
(1)経営戦略における位置付け
(2)ユーザーターゲット
(3)競合との差別化
(4)販売拠点・メンテナンス体制
(5)派生展開
(6)普及促進に対する取組み
(7)今後の目標と取組み
2-8.採用される二次電池
3.現状における課題と今後の方向性
4.将来展望
4-1.市場規模予測
4-2.今後の展望
第2章 電動二輪車市場
1.市場概況
1-1.海外での市場形成と国内市場のこれまで
1-2.法令上の位置付けと「ペダル付き原動機付自転車」の取扱い
(1)定義と規制
(2)法令が与える影響
1-3.保有動向
1-4.普及促進における問題点
1-5.業界動向
1-6.製品動向
1-7.海外展開
1-8.国・自治体における取組み
(1)神奈川県
(2)熊本県
(3)埼玉県
(4)愛媛県
2.参入企業動向
2-1.主な参入企業一覧
2-2.メーカーシェア(2009年)
2-3.事業戦略に見る参入企業の動向
(1)経営戦略における電動二輪車の位置付け
(2)ユーザーターゲット
(3)競合との差別化
(4)事業活動
(5)組織への注力
(6)派生展開
(7)普及促進に対する取組み
(8)今後の目標と取組み
3.現状における課題と今後の方向性
3-1.電動二輪車が果たす役割・期待される役割
3-2.普及促進における問題点を解決していく上での課題
3-3.普及促進における今後の方向性
4.将来展望
4-1.市場規模予測
4-2.今後の展望
第3章 電動アシスト自転車市場
1.市場概況
1-1.国内市場のこれまで
1-2.法令上の位置付けと「ペダル付き原動機付自転車」との区分け
(1)定義と規制
(2)法令が与える影響
1-3.保有動向
(1)市場規模推移
(2)保有におけるトレンド
1-4.普及促進における問題点
1-5.製品動向
1-6.海外展開
1-7.国・自治体における取組み
(1)徳島県
(2)東京都
(3)兵庫県
(4)滋賀県
2.参入企業動向
2-1.主な参入企業一覧
2-2.メーカーシェア(2009年)
2-3.事業戦略に見る参入企業の動向
(1)経営戦略における電動アシスト自転車の位置付け
(2)ユーザーターゲット
(3)競合との差別化
(4)事業活動
(5)組織への注力
(6)派生展開
(7)普及促進に対する取組み
(8)今後の目標と取組み
3.現状における課題と今後の方向性
3-1.電動アシスト自転車が果たす役割・期待される役割
3-2.普及促進における問題点を解決していく上での課題
3-3.普及促進における今後の方向性
4.将来展望
4-1.市場規模予測
4-2.今後の展望
第4章 電動カート(シニアカー)市場
1.市場概況
1-1.国内市場のこれまで
1-2.法令上での位置付けと走行方法、JIS規格について
(1)定義と規制
(2)法令・規格が与える影響
1-3.保有動向
(1)市場規模推移
(2)保有におけるトレンド
1-4.普及促進における問題点
1-5.製品動向
1-6.海外製品の流入
1-7.国・自治体における取組み
(1)熊本県/埼玉県
(2)静岡県
(3)福岡県
2.参入企業動向
2-1.主な参入企業一覧
2-2.メーカーシェア(2009年度)
2-3.事業戦略に見る参入企業の動向
(1)経営戦略における電動カートの位置付け
(2)ユーザーターゲット
(3)競合との差別化
(4)事業活動
(5)派生展開
(6)普及促進に対する取組み
(7)今後の目標と取組み
3.現状における課題と今後の方向性
3-1.電動カートが果たす役割・期待される役割
3-2.普及促進における問題点を解決していく上での課題
3-3.普及促進における今後の方向性
4.将来展望
4-1.市場規模予測
4-2.今後の展望
第5章 小型電動モビリティ向け二次電池の動向
1.二次電池採用状況
1-1.電動二輪車
1-2.電動アシスト自転車
1-3.電動カート
2.NEDO二次電池技術開発ロードマップにおける小型電動モビリティの位置付け
2-1.二次電池の用途分類と二次電池開発技術における位置付け
2-2.今後の技術開発目標
3.参入企業の動向
3-1.三洋電機
3-2.東芝
4.今後の方向性
第6章 参入企業個票
株式会社あさひ、株式会社アテックス、オーシャンエナジーテクニカ株式会社、
三洋電機コンシューマエレクトロニクス株式会社、SHOPRIDER JAPAN株式会社、スズキ株式会社、
TERRA MOTORS株式会社、株式会社東芝、パナソニック サイクルテック株式会社、株式会社ピューズ、
ブリヂストンサイクル株式会社、株式会社プロスタッフ、株式会社ホワイトハウス(ベクトリックス ジャパン)、
本田技研工業株式会社、ヤマハ発動機株式会社
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