2013年版 子供市場総合マーケティング年鑑

最近では例え子供向けの商品・サービスといえども、両親や祖父母の高い要求水準をクリアするものでなければ消費者には受け入れられなくなりつつあります。同時に、子供や親のニーズも多様化が進み、新たな事業形態なども次々と登場、それに伴い商品・サービスなどの企画・開発にもより細分化されたマーケティングが求められるようになってきています。本調査レポートは、子供に関連するマーケットを体系的に捉え、市場の将来性を検証するための総合資料として企画いたしました。

発刊日
2013/06/28
体裁
A4 / 513頁
資料コード
C55108800
PDFサイズ
7.9MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査目的:子供に関わる商品・サービスの各マーケットにスポットを当て、企業及び消費者ベースの調査とマクロデータの分析から市場の現状と今後を探ることを目的とした
調査方法:直接面接取材、FAX・電話・Eメール取材、各種マーケットレポートのデータ引用、ウェブによる消費者アンケート実施、各企業の決算関連資料収集、各企業のプレスリリース資料収集、官公庁・自治体・業界団体が発表する各調査結果の収集、各報道情報の収集。
調査期間:2013年4月~2013年6月

リサーチ内容

■本資料のポイント

●子供に関連するビジネスを網羅した総合マーケティング資料
●各種子供向けビジネスの動向を把握、業界主要企業の戦略を探る
●ニーズの多様化、細分化が進み、新たな事業形態も続々登場
●拡大する「学童クラブ」市場の豊富な取材データ及び解説を掲載
●3~9歳の子を持つ母親に対するアンケート調査を詳細に図表化

■本資料の概要

Ⅰ.総論
Ⅱ.中国子供市場の概況
Ⅲ.子供関連主要企業の戦略
Ⅳ.子供関連市場分野別の動向
Ⅴ.3~9 歳の子供を持つお母さんへのアンケート調査
Ⅵ.子供関連ビジネス展開企業リスト

■掲載内容

Ⅰ.総論

1.子供関連市場の動向
  (1)子供関連ビジネスの市場規模推移
  (2)子供関連市場の動向
    ①子供を取り巻く外部環境の動向及び影響
    子育て支援関連の動き広がる
    孫への教育資金、一人につき1500万円まで非課税に
    学習指導要領変更、キーワードは「グローバル」
    ②海外展開の動向
    ③キャラクター商品の動向
    3~9歳での人気キャラはポケモン
    ④子供向け用品流通市場の動向
    専門量販店の動向
    メーカー・ブランド直営店などの動向
    ⑤ベビー・子供向けネット通販の動向
    全体の4分の3以上がネット通販を利用
    ネットを使ったマーケティング活動が活発化
2.子供を取り巻く市場環境
  (1)子供人口の推移
    ①子供(15歳未満)人口の推移
    15歳未満の子供人口は30年連続で減少
    子供人口は2050年にはさらに半減する見込み
    ②出生数・婚姻数の推移
    2012年の出生数は2年連続で過去最低に
    ③幼稚園児・小学生・中学生・高校生数の推移
    生徒数も全体としては減少傾向
  (2)子供に関する消費支出の動向
    減少する子供関連支出
  (3)子供のライフスタイルの変化
    ①食生活、健康面
    ②こづかい額
    こづかいは長期的には減少傾向
    ③海外渡航者数
  (4) 21世紀出生児縦断調査の結果について
    ①同居者構成
    ②母親の就業と悩み
    ③コンピュータゲーム
    ④父親との時間
    ⑤習い事と体験
    ⑥費用

Ⅱ.中国子供市場の概況

弊社発刊資料「2012 中国子供市場年鑑 」より抜粋
1.中国における子供市場全体像
  (1)中国子供市場全体像
  (2)中国子供市場の市場規模将来予測
  (3)中国子供市場に関する各種統計指標
2.中国子供市場各論
  (1)子供服
  (2)子供靴
  (3)玩具
  (4)紙おむつ
  (5)哺乳瓶
  (6)ベビーカー
  (7)早期教育

Ⅲ.子供関連主要企業の戦略

三起商行株式会社、株式会社西松屋チェーン、株式会社赤ちゃん本舗、
株式会社キッズベースキャンプ、株式会社サクセスアカデミー、
株式会社JPホールディングス、テンプスタッフ・ウィッシュ株式会社、
株式会社パソナフォスター、株式会社ベネッセスタイルケア、ライフサポート株式会社

Ⅳ.子供関連市場分野別の動向

1.娯楽用品・レジャー
  (1)玩具
    ①市場規模推移
    ②市場動向
    「イエナカ」「節電」からの反動で市場が縮小
    流通チャネル変遷、eコマースと家電量販店台頭、CVSはタイアップ商品が増加
    大手メーカーはグローバル展開を加速
  (2)家庭用ゲーム
    ①市場規模推移
    ・ゲームハード
    ・ゲームソフト
    ②市場動向
    ・ゲームハード
    需要一巡とソーシャルゲームの台頭で縮小続く
    ・ゲームソフト
    求められるマルチプラットフォーム化と、マルチメディア対応
  (3)子供向け出版物
    ①市場規模推移
    ・児童書(書籍)
    ・少年・少女向けコミック誌・コミックス
    ・児童向け雑誌(コミック関連除く)
    ②市場動向
    ・児童書(書籍)
    市場は一時的に回復したが、再び縮小トレンドへ
    絵本はヒット作が登場、新刊点数も上向きに
    ・少年・少女向けコミック誌・コミックス
    コミック誌は引き続き厳しい状況
    「ONE PIECE」好調続くが、コミックスの販売金額は減少
    ・児童向け雑誌(コミック関連除く)
    長期低迷続くが、ジャンル・雑誌により明暗が分かれる
  (4)子供向けビデオ・DVD
    ①市場規模推移
    ②市場動向
    ヒット作少なく、数量ベースでは大幅な減少
    ブルーレイ対応ソフトは大幅増
  (5)子供向けスポーツ用品
    ①市場規模推移
    ②市場動向
    スポーツ用品総市場は前年増、アウトドア、フィットネス、スポーツシューズが好調
    子供・ファミリー層向けマーケットの動向
  (6)子供・ファミリー向け劇場用映画
    ①市場規模推移
    ②市場動向
    2012年は大ヒット作が無く苦戦、映画入場者数は回復基調
  (7)遊園地・テーマパーク
    ①市場規模推移
    ②市場動向
    2012年以降はレジャー消費に積極的な消費者が増加
    その他施設の動向
    「年パス」で賢く遊ぶ派が増加、インドア施設の人気も高まる
    30周年イベントが好調な東京ディズニーランド
  (8)ゲームセンター・アミューズメント施設
    ①市場規模推移
    ②市場動向
    様々な業態で集客を狙うイベント、企画が展開
    各社ともターゲット層を明確化、ナムコでは「ナンジャタウン」リニューアルに期待
    音楽ゲーム、アミューズメントベンダー、キッズカードゲームが顕著に推移
    業界団体が「適正マーク」を導入、施設の健全化を図る
  (9)インドアプレイグラウンド
    ①市場規模推移
    ②市場動向
    インドアプレイグラウンドの定着化
    有力事業者の展開動向
2.教育サービス・用品
  (1)学習塾・予備校
    ①市場規模推移
    ②市場動向
    東日本大震災の影響は軽微
    教育資金の一括贈与に係る贈与税非課税措置に期待高まる
    集団指導塾から個別指導塾へのシフト加速化
    2011年度以降の業界再編動向
    家庭教師派遣市場が復活の兆し
    映像授業サービスが急速に普及・拡大
    生活に余裕はないがある程度の教育レベルを期待する親多し
  (2)私立幼稚園
    ①市場規模推移
    ②市場動向
    預かり保育実施率向上、園児確保に注力
    200名以下の小規模園は全体の3分の2を占める
    都道府県によって私立幼稚園比率に極端な差
    総合こども園頓挫、認定こども園充実化へ
    幼児教育無償化は対象を絞って段階的に実施の予定
  (3)幼児英才教育
    ①市場規模推移
    ②市場動向
    ・幼児受験教育市場
    震災の影響による私立志願者減で市場縮小、2012年度は回復へ
    ・幼児知育教育市場
    子供一人当り出費、学校外活動費は増加、サービスの多様化も進む
  (4)私立中学校
    ①市場規模推移
    ②市場動向
    難関校に人気が集中、中~下位層では定員割れも
    私立中学は地域的偏在が顕著
    景気低迷の影響で受験数減少傾向
    私立中学における生徒確保策進む
  (5)幼児・子供英会話教室
    ①市場規模推移
    ②市場動向
    学習指導要領改定で早期英語教育熱高まる
    参入事業者間の競争は激化
    3~9歳でも2割弱が語学の習い事を実施
  (6)子供向け習い事教室
    ①市場規模推移
    ②市場動向
    小1~小3では6割が1,2つの習い事をしている
    習い事費用は分散傾向
    学習用通信教育も根強い人気
    お稽古・習い事市場におけるプレイヤー動向
  (7)幼児・学生向け通信教育
    ①市場規模推移
    ②市場動向
    幼児向け通信講座は新規参入が相次ぐ
    学生向け通信講座は学習指導要領改訂で小学講座が好調
  (8)学習参考書
    ①市場規模推移
    ②市場動向
    脱ゆとり教育で学習参考書市場は成長見込む
    ゆとり教育がもたらした学力の二極化、基礎学習向け学参の需要高まる  
    小学生向け辞書ブームは頭打ちか
  (9)学童文具
    ①市場規模推移
    ②市場動向
    ・鉛筆
    市場動向
    企業動向
    ・消しゴム
    市場動向
    企業動向
    ・学習帳
    市場動向
    企業動向
  (10)学習机・椅子
    ①市場規模推移
    ②市場動向
    レイアウトフリー、リビング設置タイプなど高機能・高付加価値商品の販売が好調
  (11)ランドセル
    ①市場規模推移
    ②市場動向
3.食品
  (1)粉ミルク(調製粉乳)
    ①市場規模推移
      中国では世界の粉ミルク買い占め騒動が発生
    ②市場動向
    “母乳に近い粉ミルク”が支持
    “保管しやすい小容量タイプ”も注目
    各社のフォローアップミルク商品
  (2)ベビーフード
    ①市場規模推移
    ②市場動向
    市場は微増傾向、主食類(主食、おかず・スープ、詰合)が健闘、デザートは大幅増幅
    各社のベビーフード商品
  (3)菓子・デザート
    ①市場規模推移
    ②市場動向
    菓子への支出金額は2012年は微増
    菓子推定生産数量は微減傾向が続く
    東日本大震災以降の菓子需要動向
    大手流通菓子メーカーが製造小売に参入
4.衣料品・身の回り品
  (1)子供・ベビー服
    ①市場規模推移
    ②市場動向
    専門店がシェアをさらに拡大、百貨店・量販店の苦戦が続く
    ベビー服の苦戦が影響して支出は低下傾向が続く
    各社の動向 海外市場の進出が顕著に
  (2)学生服
    ①市場規模推移
    ②市場動向
    学校制服への世帯支出は長期低下傾向、平均単価は上昇基調
    学生服有力メーカーはブランド強化に注力
  (3)ベビーシューズ・子供靴
    ①市場規模推移
    ②市場動向
    「走行強化タイプ」と「キャラクタータイプ」が牽引
    各社の動向
  (4)子供用眼鏡・コンタクトレンズ
    ①市場規模推移
    ②市場動向
    品質重視の傾向強まる一方、価格は二極化の動き
5.日用品・生活雑貨
  (1)ベビー用紙おむつ
    ①市場規模推移
    ②市場動向
    ユニ・チャームが豊富な品揃えと総合力で市場首位をキープ
    海外展開強化に動く国内メーカー
  (2)ベビーカー
    ①市場規模推移
    ②市場動向
    高額輸入品はじめ高機能・高価格品に人気が集まる
    高機能化・多様化が進む一方、デザイン性も重視される
  (3)ベビーベッド・子供用寝具
    ①市場規模推移
    ②市場動向
    ・ベビーベッド
    ・子供用寝具
  (4)チャイルドシート
    ①市場規模推移
    ②市場動向
    2013年チャイルドシート装着率初めて60%を超える
    新基準(EC基準)準拠チャイルドシートに切り替え完了
  (5)幼児・子供用自転車
    ①市場規模推移
    ②市場動向
    家族のライフスタイルに合わせたロングライフ・コンセプトが登場
6.ベビー・子供用サービス
  (1)保育園・託児所
    ①市場規模推移
    ②市場動向
    民営化が進行するも、株式会社の保育所数は少数
    横浜市で待機児童ゼロになるも課題も
    保育事業者は新規開設を急ピッチに進める
    鉄道各社では沿線住民流入増を狙い保育所誘致加速
  (2)ベビーシッター
    ①市場規模推移
    ②市場動向
    大手保育事業者におけるベビーシッター事業は対応に温度差
    ベビーシッター事業者の成長要因は託児事業の拡大
    ベビーシッター派生サービスへの分散化傾向進む
    政府でもベビーシッター事業を後押しする方向へ
  (3)学童保育
    ①市場規模推移
    ②市場動向
    民営化進む学童保育
    民間学童サービスの新規参入が相次ぐ
  (4)子供写真館
    ①市場規模推移
    ②市場動向
    需要平準化が課題も新たな仕掛けで需要創出
    スタジオアリスは新業態店舗と啓蒙活動で集客を強化
    キタムラは商業施設への店舗展開にも注力
  (5)子供向けスポーツ教室・スポーツクラブ
    ①市場規模推移
    ②市場動向
    スポーツ月謝は高水準を維持
    ロンドン五輪での活躍により子供たちにも刺激
    フィットネス2社が相次いで学童サービス開始
    大手フィットネスにおける子供向けサービス展開状況
  (6)ベビー用品レンタルサービス
    ①市場規模推移
    ②市場動向
    ユーザー拡大も、単価下落により市場成長率は鈍化傾向
  (7)子供向け携帯電話
    ①市場規模推移
    ・子供向け移動電話通信(子供向け携帯電話)
    ・子供の移動電話通信(全体)
    ②市場動向
    ドコモで子供用スマホ登場
    弊社アンケート調査結果より-小学1~3年女子の携帯電話保有率は18.9%
  (8)子供向け防犯用品・サービス
    ①市場規模推移
    ②市場動向
    スマホの普及でフィルタリング利用数が減少傾向に転じる
    学校での安全管理への取り組み進む

Ⅴ.3~9 歳の子供を持つお母さんへのアンケート調査

1.調査概要
  (1)調査の目的
  (2)調査概要
  (3)回答者の属性
  (4)凡例について
2.調査結果サマリー
3.設問ごとの調査結果
  (1)育児で参考にする情報源
  (2)子育てにおける注意点・関心事
  (3)子供の所有物
  (4)子供の習い事
    ①習い事の有無
    ②習い事の種類
    ③利用しているスクール
    ④習い事の費用
  (5)子ども向け教育サービスの選択要因
  (6)将来的な教育スタンス
  (7)子供向け商品の購入場所
    ①靴・洋服
    ②玩具
    ③文房具
  (8)よく利用する専門店・量販店
    ①靴・洋服
    ②玩具
    ③文房具
  (9)よく利用するインターネットサイト
  (10)プレゼントの贈呈者
  (11)誕生日プレゼントの予算
  (12)キャラクターについて
    ①キャラクター商品の購入
    ②好きなキャラクター
  (13)子供向けサービスの利用
  (14)あると良い子供向け・子育て支援向けの商品・サービス
  (15)ゴールデンウィークについて
    ①ゴールデンウィークの過ごし方
    ②前年との支出変化
  (16)今後の生活の支出の変化
【項目ごとの属性別回答率】
  ①子供の被服代・靴代
  ②子供の書籍・絵本・参考書代
  ③子供の文具用品代
  ④子供のお稽古・習い事・通信教育の費用
  ⑤子供の教育費(学習塾、家庭教師等)
  ⑥子供の将来のための教育資金(貯蓄用)
  ⑦子供のおもちゃ(テレビゲーム・携帯ゲームは除く)の費用
  ⑧子供のゲーム(テレビゲーム・携帯ゲーム)の費用
  ⑨子供のおやつ・食事代
  ⑩子供の医療費・薬代
  ⑪子供の保育所・託児所・ベビーシッター代
  ⑫子供向けの防犯グッズ・防犯サービス代

Ⅵ.子供関連ビジネス展開企業リスト

1.ベビー・子供用品・サービス・食品
2.玩具・ゲーム・アミューズメント
3.教育・出版
4.ベビー服・子供服
5.キャラクター・通販

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