2019年版 ニューロモデュレーションに関する市場動向調査

ニューロモデュレーションとは、デバイスを用いて電気・磁気刺激や薬物の投与を行い神経活動を調節する治療法です。刺激や薬物投与量が調節可能であること、また治療をすみやかに中止することが可能で、この可逆的である部分が、切除や破壊を中心としてきた従来の機能神経外科との違いとなっており、現在、その適用範囲は神経疾患のみならず、内臓疾患や全身の炎症性疾患にまで広がっています。この分野の発展の背景には医工学分野の進歩があり、光や超音波など新たな刺激や有効な刺激のためのデバイスが開発されており、近年は、難治性うつ病に対し、磁気刺激による治療が新たに保険適用を受けるなど、大きな注目を集めています。
本調査レポートでは、脳関連疾患の治療で広がりつつあるニューロモデュレーション製品について、市場動向をまとめました。対象市場はECT、SCS、DBS、VNS、rTMS、tDCs。他、開発動向も記載しました。資料内で、大きな変化が起きている同市場における今後のビジネスチャンスを明らかすることで、同市場に関心を持つ企業に対してマーケットの可能性を提示しました。

発刊日
2019/10/31
体裁
A4 / 108頁
資料コード
C61115500
PDFサイズ
1.0MB
PDFの基本仕様
Adobe Reader 7.0以上/印刷不可・編集・加工不可/検索・テキスト・図(グラフ)の抽出等可/しおり機能無し 詳細はこちら
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
カテゴリ

購入商品の価格を選択し「購入のお申込み」をクリックしてください。

商品形態
商品種類
ご利用範囲
価格(税込)
下段:本体価格
書 籍
A4 / 108頁
セット
PDF書籍
PDFプレミアム(法人グループ内共同利用版)
         お問い合わせください

※セット価格は、同一購入者の方が書籍とPDFの両方を同時にご購入いただく場合の特別価格です。

  • マーケットレポートの販売規約はこちら
  • マーケットレポート購入についてのFAQはこちら
書籍のみをご注文される方は、FAXまたはメールにてご注文頂けます。
申込書はこちら
購入商品の提供・発送のタイミングについてはこちら

(準備中)の「内容見本をダウンロード」は、資料発刊後のご提供になります。
オンライン試読サービスとは 詳細はこちら

調査資料詳細データ

調査概要
Close

調査対象品目:<ニューロモデュレーション市場>DBS(脳深部刺激治療)装置、SCS(脊髄刺激治療)装置、VNS(迷走神経刺激治療)装置、TMS(経頭蓋磁気刺激治療)装置、ECT(電気けいれん刺激治療)装置
調査方法:面接調査及び間接調査、デスクリサーチ
調査期間:2019年8月~2019年10月

調査結果サマリー
Close

ニューロモデュレーション装置市場に関する調査を実施(2019年)
2018年のニューロモデュレーション装置市場は前年比104.7%の63億円、治療への理解・導入が進展
~ニューロモデュレーション領域では、新規治療法の開発やバイオマーカーの特定など研究開発が進む~

資料ポイント
Close

  • ニューロモデュレーション関連各装置の市場規模を推計、予測(TMS装置は除く)
  • 各市場の主要製品について情報を掲載

資料概要
Close

A 総論
B 市場分析編
C 参入企業動向編

リサーチ内容

調査結果のポイント

A 総論

1.ニューロモデュレーション市場の現状と課題
 (1)市場の現状と注目動向
 (2)市場の課題
  ①作用機序の解明
  ②保険診療の普及と諸条件
  ③装置の適切な操作、治療手法の標準化
2.参入企業の製品動向
 (1)参入企業動向
 (2)主要製品動向
3.ニューロモデュレーション市場の市場規模(2016 年~2018 年)
4.研究開発動向
  ①精神疾患への応用、拡大
  ②非侵襲的刺激を行う装置の開発
  ③客観的診断に利用できる指標の開発
  ④新規刺激法の開発
  ⑤BMI(ブレイン・マシン・インターフェイス)の研究
5.ニューロモデュレーション市場の今後の見通し
 (1)ニューロモデュレーション市場の市場規模予測(2019 年~2021 年)
 (2)ニューロモデュレーション市場の展望

B 市場分析編

Ⅰ.DBS(脳深部刺激治療)装置市場
1.DBS 装置市場の現状と課題
 (1)市場の現状と注目動向
   ①治療概要
   ②対象疾患
 (2)市場の課題
   ・装置の操作に関する課題
2.参入企業と製品動向
 (1)参入企業動向
 (2)主要製品動向
3.DBS 装置市場の市場規模(2016 年~2018 年)
4.研究開発動向
   ・精神疾患への応用
5.DBS 装置市場の今後の見通し
 (1)DBS 装置市場の市場規模予測(2019 年~2021 年)
 (2)市場の展望

Ⅱ.SCS(脊髄刺激治療)装置市場
1.SCS 装置市場の現状と課題
 (1)市場の現状と注目動向
  ①治療概要
  ②対象疾患
 (2)市場の課題
  ・疼痛の客観的な評価
2.参入企業と製品動向
 (1)参入企業動向
 (2)主要製品動向
3.SCS 装置市場の市場規模(2016 年~2018 年)
4.研究開発動向
  ・パーキンソン病への適応
5.SCS 装置市場の今後の見通し
 (1)SCS 装置市場の市場規模予測(2019 年~2021 年)
 (2)市場の展望

Ⅲ.VNS(迷走神経刺激治療)装置市場
1.VNS 装置市場の現状と課題
 (1)市場の現状と注目動向
  ①治療概要
  ②対象疾患
 (2)市場の課題
  ・てんかん外科手術に対するイメージ
2.参入企業と製品動向
 (1)参入企業動向
 (2)主要製品動向
3.VNS 装置市場の市場規模(2016 年~2018 年)
4.研究開発動向
  ・他疾患への応用
  ・非侵襲的に迷走神経を刺激する装置の開発
5.VNS 装置市場の今後の見通し
 (1)VNS 装置市場の市場規模予測(2019 年~2021 年)
 (2)市場の展望

Ⅳ.TMS(経頭蓋磁気刺激治療)装置市場
1.TMS 装置市場の現状と課題
 (1)市場の現状と注目動向
  ①治療概要
  ②対象疾患
 (2)市場の課題
  ・保険診療の国内普及
2.参入企業と製品動向
 (1)参入企業動向
 (2)主要製品動向
3.TMS 装置市場の市場動向
4.研究開発動向
  ・精神疾患に関するバイオマーカーの開発
  ・新規刺激プロトコルの開発
5.TMS 装置市場の今後の見通し

Ⅴ.ECT(電気けいれん治療)装置市場
1.ECT 装置市場の現状と課題
 (1)市場の現状と注目動向
  ①治療概要
  ②対象疾患
 (2)市場の課題
  ・適切な手技と情報の普及
  ・作用機序の解明
2.参入企業と製品動向
 (1)参入企業動向
 (2)主要製品動向
3.ECT 装置市場の市場規模(2016 年~2018 年)
4.研究開発動向
  ・認知機能障害を低減させる手法の開発
5.ECT装置市場の今後の見通し
 (1)ECT 装置市場の市場規模予測(2019 年~2021 年)
 (2)市場の展望

C 参入企業動向編

アボットメディカルジャパン
インターリハ
スカイネット
センチュリーメディカル
帝人ファーマ
日本メドトロニック
ボストン・サイエンティフィックジャパン
ミユキ技研

図表目次

<図表-1>市場規模推移、ニューロモデュレーション市場(2016年~2018年)
<図表-2>市場規模予測、ニューロモデュレーション市場(2019年~2021年)
<図表-3>市場規模推移、DBS装置市場(2016年~2018年)
<図表-4>市場規模予測、DBS装置市場(2019年~2021年)
<図表-5>市場規模推移、SCS装置市場(2016年~2018年)
<図表-6>市場規模予測、SCS装置市場(2019年~2021年)
<図表-7>市場規模推移、VNS装置市場(2016年~2018年)
<図表-8>市場規模予測、VNS装置市場(2019年~2021年)
<図表-9>市場規模推移、ECT装置市場(2016年~2018年)
<図表-10>市場規模予測、ECT装置市場(2019年~2021年)

購入商品の価格を選択し「購入のお申込み」をクリックしてください。

商品形態
商品種類
ご利用範囲
価格(税込)
下段:本体価格
書 籍
A4 / 108頁
セット
PDF書籍
PDFプレミアム(法人グループ内共同利用版)
         お問い合わせください

※セット価格は、同一購入者の方が書籍とPDFの両方を同時にご購入いただく場合の特別価格です。

  • マーケットレポートの販売規約はこちら
  • マーケットレポート購入についてのFAQはこちら
書籍のみをご注文される方は、FAXまたはメールにてご注文頂けます。
申込書はこちら
購入商品の提供・発送のタイミングについてはこちら

このレポートの関連情報やさらに詳しい情報についての調査を検討したい

矢野経済研究所では、
個別のクライアント様からの調査も承っております

マーケティングや経営課題の抽出、リサーチの企画設計・実施、調査結果に基づく具体的な戦略立案・実行支援に至るまで、課題解決に向けた全ての段階において、クライアント企業をトータルでサポート致します。