2022年版 ウォーターサーバー市場の現状と将来展望 ~伸長する宅配水・給水型ウォーターサーバー・POU市場~
本資料で取り上げるウォーターサーバー市場には、宅配水、水道直結型ウォーターサーバー(POU)、給水型ウォーターサーバー(浄水器一体型ウォーターサーバー)が含まれている。品目別では、依然として宅配水の市場規模が大きいものの、大手の宅配水事業者が新たに水道直結型ウォーターサーバーや給水型ウォーターサーバー事業に参入することで、POUと給水型ウォーターサーバーが急成長している。
2021年度はコロナ禍により在宅勤務が継続されたことで個人向けの宅配水は引き続き好調となっているが、法人向けについては主に大企業向けではコロナ前と比べて水の使用量が減り、新規の開拓もやりにくい環境となっている。
市場を取り巻く環境が変化し、喫緊に解決すべき課題は山積しているものの、成長が続く有望市場であることに変わりはなく、この先のもう一段の成長を目指して主要企業を中心にハード・ソフト両面での様々な取り組みが推進されている。
本レポートでは、カテゴリー別、チャネル別の各社戦略を取材する事で、今後のマーケットの方向性を分析する。また、競合するミネラルウォーター市場や浄水器・整水器市場の最新動向、炭酸水や宅配チャネルといった注目カテゴリーにも焦点を当てることにより、当該市場を総合的に分析し、今後を予測する。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
調査目的:宅配水、給水型ウォーターサーバー、水道直結型ウォーターサーバー(POU) 市場を中心に関連市場も含め幅広く調査・収録することによって当該市場に関するマーケティング戦略作成のための基礎資料とする。
調査対象:
<宅配水市場>
・ウォーターサーバーとセットで供給されるミネラルウォーターで、宅配されるものを対象とする。
・ウォーターサーバーを利用しないタイプやペットボトルの宅配などは対象外とする。
<給水型ウォーターサーバー市場>
・給水型ウォーターサーバーとは、使用者がサーバー本体に水道水を注ぎ、内蔵した高機能な浄水フィルターを通して本体内のタンクに貯め、給水するウォーターサーバーのこと。
<水道直結型ウォーターサーバー(POU)市場>
・POUとは、サーバー本体に水道水を引き込み、内蔵した高機能な浄水フィルターを通して本体内のタンクに貯めるもので、水が使用された後は、自動的に造水をはじめ、再びタンク内を満たすウォーターサーバーのこと。
調査対象先:宅配水製造企業や給水型ウォーターサーバー・水道直結型ウォーターサーバー(POU)を取り扱っている企業を調査対象とした。
調査方法:弊社専門調査員における直接面接取材、電話取材を実施した。/HP、公開資料の編集
調査期間:2021年12月~2022年4月
宅配水市場に関する調査を実施(2022年)
2021年度の宅配水市場は前年度比4.8%増の見込
~宅配水事業者の水道直結型(POU)や給水型のウォーターサーバー事業への新規参入が活発化~
- 各社の販売戦略、販促策、収益維持・拡大に向けた取り組み等を解説。
- メーカーシェアやリターナブル/ワンウェイ比率、個人顧客/法人顧客比率などの各種市場構成、参入各社の成長戦略を分析。
- 宅配水市場の課題、問題点を抽出し、さらなる成長に必要なカギを明確化。参入各社の方向性を探ることで、今後の市場展望を解説。
- 宅配水・POU・給水型ウォーターサーバーサービス参入事業者約70社(簡易個票含む)の取り組みについて掲載!
- 伸長しているPOUと給水型ウォーターサーバーについて、市場動向を詳細に取り上げる!
- 前回版との違い
・注目を集めつつある給水型ウォーターサーバー(浄水器一体型サーバー)について市場規模を掲載!市場動向もより詳細に分析!
・認知度が拡販に重要なウォーターサーバーにおいて、注目される広告・宣伝の動向について、費用も含めより詳しく取り上げる!
第Ⅰ章 ウォータービジネスの概況
第Ⅱ章 水道直結型(POU)/給水型ウォーターサーバー
第Ⅲ章 宅配水市場
第Ⅳ章 有力参入企業の研究
このレポートの関連情報やさらに詳しい情報についての調査を検討したい
矢野経済研究所では、
個別のクライアント様からの調査も承っております
マーケティングや経営課題の抽出、リサーチの企画設計・実施、調査結果に基づく具体的な戦略立案・実行支援に至るまで、課題解決に向けた全ての段階において、クライアント企業をトータルでサポート致します。