2022 食品ギフト市場白書
近年、生活者の趣味・嗜好は多様化し、ギフトの「定番」がなくなりつつあります。贈られた人が喜ぶものであれば、全てギフトになる今、小売業は全て、「ギフト好適品」を取り扱う業種であるともいえ、ギフト市場においては、もはや競合は「同業他社」ではなく、小売市場全体となりました。コロナ禍も2年目を迎え、家族や友人と直接会えない、お盆やお正月に気軽に帰省することができないといった日々を過ごすなか、特に昨今は、直接会う代わりに気持ちを贈る「ギフト」の存在感が高まっています。
その中でも、特にギフトとして選ばれる事が多いのが食品です。近年では「自分へのギフト」＝ご褒美として食品を購入することも一つのトレンドとなっており、食品ギフトは贈る相手やオケージョンにとらわれず幅広い人に選ばれているといえます。コロナ禍では、母の日や父の日、誕生日といったカジュアルなオケージョンだけでなく、減少トレンドを辿っていた中元・歳暮商戦が好調な動きをみせています。一方、食品ギフトが選ばれることが非常におおい手土産や旅行土産といった外出を伴うオケージョンは大きな打撃を受けました。
本レポートでは、食品ギフト業界を体系的に調査・編集し、市場を総合的に把握いただけるよう企画しました。食品ギフトの市場規模、オケージョン別、チャネル別、アイテム別市場を算出しているマーケティング資料です。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
調査目的：近年、生活者の趣味・嗜好は多様化し、ギフトの「定番」がなくなりつつある。贈られた人が喜ぶものであれば、全てギフトになる。その中でも、中元・歳暮といったフォーマルギフトからプチギフトやバレンタインデーなどのカジュアルギフトまで、様々なギフトシーンで選ばれる事が多いのが食品である。一方、様々なシーンで利活用される食品ギフトは、2020 年以降、新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けている。
そこで、本書においては、ギフト市場を取り巻く環境が大きく変化している状況下で、食品ギフト市場を総合的に把握できるよう調査・編集した。
調査対象：ギフト卸・メーカー・小売等、ギフトに関係する企業
調査方法：（１）弊社研究員による直接面接取材 （２）電話取材及び郵送・FAX 等による補足調査 （３）文献調査その他データ収集 （４）消費者に対するインターネットアンケート調査
調査期間：2021年10月～2022年3月
食品ギフト市場に関する調査を実施(2022年)
2021年の国内食品ギフト市場規模は前年比104.6％の4兆1,300億円に
～コロナ禍による打撃はありつつも、徐々に回復・市場拡大の兆し～
前回版「食品ギフト市場白書2018」との違い
・コロナ前・コロナ禍・コロナ後の食品ギフト市場を分析・予測
・オケージョン別市場規模とチャネル別市場規模を掲載
調査結果のポイント
Ⅰ.ギフト総市場の市場規模推移と予測
Ⅱ.食品ギフト市場の市場規模推移と予測
Ⅲ.オケージョン別市場動向
Ⅳ.チャネル別市場動向
Ⅴ.アイテム別市場動向
Ⅵ.主要企業の事例研究
【Excelオプション商品】
回答者属性（回答者（15000サンプル）の回答者属性）
ラベル対応表（ローデータのラベル対応表）
ローデータ（各サンプルの個別回答データ（ローデータ））
GT表（回答結果のGT表）
『ギフトに関する消費者調査アンケートローデータ内容』
〇サンプル数：20～60代までの男女 計15,000サンプル
〇設問内容
- 2021年に購入したプレゼント・ギフトの購入オケージョン
バレンタイン/ホワイトデー/ひな祭り/子供の日/お中元/母の日/父の日/敬老の日/お歳暮/クリスマス/誕生日/結婚記念日/手土産/お土産/プチギフト/成人祝い・返し/入進学祝い・就職祝い・返し/結婚祝い・返し/結婚式引出物/出産祝い/出産内祝/病気見舞い・快気祝い・返し/七五三祝い・返し/新築祝い・新居祝い/長寿祝い・返し/香典返し・法要返し - 2020年の食品ギフトの購入オケージョン
洋菓子/和菓子/食肉加工品/缶詰/乾麺/その他加工食品/肉/魚・海産物/果物・野菜/米/飲料/酒類 - オケージョンごとの購入件数、購入総額、購入アイテム、購入チャネル
- アイテムごとの購入チャネル
上記食品詳細アイテムに加え、花/日用品/家具/雑貨/電化製品/文具/ジュエリー/おもちゃ/金券/カタログギフト/本・CD/レジャー・スポーツ・アウトドア用品/その他 - 新型コロナウイルス感染症の流行前後でのオケージョン別ギフト購入増減
- ソーシャルギフトの利用経験
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