2023年版 パン市場の展望と戦略

発刊日
2023/03/28
体裁
A4 / 488頁
資料コード
C64130500
PDFサイズ
35.2MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査目的:当調査は、全国のパン関連企業の事業戦略、取扱商品の販売動向等を調査・分析し、パン市場の現状と今後を明らかにすることを目的とする。
調査対象商品
・食パン(形状は角食と山食(レギュラーサイズ、小型サイズ)/ホワイトブレッド、レーズンブレッド、くるみブレッド、胚芽ブレッド等)
・食卓パン(バターロール、レーズンロール、胚芽ロール、ハンバーガーバンズ等)
・菓子パン(あんぱん等の包餡もの、メロンパン、ピーナッツクリームサンド等)
・惣菜パン(カレーパン、ウインナーロール、コーンパン等)
・デニッシュ(デニッシュペストリー生地を使用/クロワッサン、チョコデニッシュ、アップルパイ等)
・フランスパン(バゲット、バタール、ブール、ベーコンエピ等)
・調理パン(焼成後の食パンやロールパンに食材をサンドしたもの(チルド、常温)/三角サンド、ボックスサンド、焼きそばロール、ハンバーガー等)
・冷凍パン生地(業務用(内部消化用途、ベーカリーやホテル用途)/生地玉、成型後冷凍、ホイロ後冷凍、半焼成冷凍等)
調査対象先:パン市場参入企業30社
調査方法:企業調査は、弊社専門研究員による面接取材と電話取材を実施。ベーカリー調査は、電話調査を実施
調査期間:2023年1月~2023年3月

調査結果サマリー
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パン市場に関する調査を実施(2023年)
2021年度の国内パン市場規模はコロナ禍を経て一転プラス
~変動性のある消費者需要に対応した商品開発・運営の取り組みも~

資料ポイント
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  • 新たな時代のパン業界を展望
  • コロナ禍を経てパン市場は1兆5,354億円に
  • 20年でパンのチャネル構成比は大きく変化
  • ホールセールメーカーのコロナ禍からの脱却
  • 出勤・通学・外出が戻りコンビニが復調
  • アフターコロナにおけるリテールベーカリーの戦略
  • ドラッグストアは数少ない拡大チャネル
  • パンの新チャネル、ネット通販とサブスク
  • 高級食パンブームの現状と今後
  • 備蓄用途で注目されるロングライフパン、缶詰パン
  • 2017~2026年度のパン市場規模を推計・予測
  • 全国・地域別メーカーシェアを掲載
  • 商品・チャネル別メーカーシェアを掲載
  • 食パン、食卓パン、菓子パンなど、商品トレンドを分析
  • 有力ベーカリー102店のパン生産・販売状況を調査
  • 大手メーカー・ベーカリー30社の企業戦略を研究
  • パン製造・販売企業名鑑(303社)を掲載
  • パン原材料・機械のメーカー・卸名鑑(174社)を掲載
  • 【前回版との違い】
    ・パン企業におけるSDGsへの取り組みを掲載
    ・パン企業における原材料高騰の影響と対応を掲載
    ・パン市場における完全栄養食の将来を掲載

リサーチ内容

第Ⅰ章 注目業界動向

1.市場概況 ~新たな時代のパン業界~
2.商品動向 ~2023年の商品トレンド~
3.企業動向 ~原材料高騰の影響と対応~
4.チャネル動向 ~20年でチャネル構成比は大きく変化~
5.ホールセールメーカーのコロナ禍からの脱却
6.出勤・通学・外出が戻りコンビニが復調
7.アフターコロナにおけるリテールベーカリーの戦略
8.ドラッグストアは数少ない拡大チャネル
9.パンの新チャネル、ネット通販とサブスク
10.コロナ禍で縮小した冷凍パンの今後
11.高級食パンブームの現状と今後
12.備蓄用途で注目されるロングライフパン、缶詰パン
13.完全栄養食がパン市場の救世主に
14.パンの介護食、病者食、アレルギー対応食
15.少子高齢社会とパン需要の今後
16.パン業界で進む「SDGs」への取り組み
17.原材料の高騰と価格改定
18.輸入小麦の政府売渡価格が過去最高値に

第Ⅱ章 マーケットの現状分析と展望

1.パンの総市場規模推移(2017~2021年度) ~コロナ禍を経て1兆5,354億円に~
2.商品別市場構成比(2021年度) ~食パンと食卓パンがシェア拡大~
3.末端チャネル別市場構成比(2021年度) ~量販店、ドラッグストアが拡大~
4.地域別市場構成比(2021年度) ~関東は39.9%、近畿は18.1%~
5.メーカーシェア(2021年度) ~上位10社の占有率は6割弱~
6.商品別メーカーシェア(2021年度)
  (1)食パン ~上位3社で50%近くを占める~
  (2)食卓パン ~フジパンと山崎製パンの2社が他社を大きくリード~
  (3)菓子パン ~山崎製パンが3割でトップ~
  (4)惣菜パン ~携帯サンドの二強が上位シェア~
  (5)デニッシュ ~山崎製パンの独壇場~
  (6)フランスパン ~大手ベーカリーチェーンが上位に入る~
  (7)調理パン ~コンビニベンダーが上位に~
  (8)冷凍パン生地 ~山崎製パンがトップ~
7.チャネル別メーカーシェア(2021年度)
  (1)量販店のメーカーシェア ~上位3社で8割~
  (2)コンビニのメーカーシェア ~PBに強い山崎製パンがトップ~
  (3)ベーカリーのメーカーシェア ~ヴィ・ド・フランスがトップ~
8.全国地域別メーカーシェア(2021年度)
  全国
  北海道
  東北
  関東
  中部
  近畿
  中国
  四国
  九州
9.商品別動向
  (1)食パン ~巣籠需要が一巡、定番品と廉価品が並列~
  (2)食卓パン ~定番中心の中、価格の複数化が進む~
  (3)菓子パン ~定番商品、復刻商品が堅調~
  (4)惣菜パン ~コンビニ市場が回復~
  (5)デニッシュ ~コンビニとベーカリーの需要回復に連動~
  (6)フランスパン ~ベーカリーの集客装置として見直される~
  (7)調理パン ~コロナ禍で苦戦、直近は回復傾向~
  (8)冷凍パン生地 ~観光と飲食の回復で明るさ見える~
10.末端小売動向分析~
  (1)量販店 ~巣籠需要が一巡、前年の売上伸長の反動~
  (2)コンビニ ~来店客数が戻り、菓子パンが復調~
  (3)ベーカリー ~都心やターミナル周辺の人流がコロナ禍前に戻りつつある~
  (4)ドラッグストア ~パンは客寄せ商品から脱却できるか~
  (5)フードサービス ~国内旅行や結婚式などがコロナ禍前まで回復~
11.パン市場の拡大要因・阻害要因と2026年展望
12.パンの総市場規模予測(2022~2026年度)~2026年は1兆6,000億円超~

第Ⅲ章 有力企業の市場戦略分析

1.事業の基本方針と方向性
2.商品政策(商品開発体制、商品開発ポイント、品揃え)
3.生産体制と衛生管理(HACCP、AIB)対策
4.焼きたてパン、冷凍パン生地への取組状況
5.直営店、FC店の出店状況
6.営業展開状況とコンビニ、量販店、生協との取引状況
7.販売促進策(キャンペーン、消費者対策)、物流対策
8.今後の市場戦略(少子高齢化、SDGsへの対応)

第Ⅳ章 ベーカリーにおけるパン販売状況調査

・調査実施概要
・総括
1.店舗の特徴(立地、地域、商品構成)
2.商品特徴(売れ筋商品と価格)
3.最近の特徴的な商品傾向
  1)食パン
  2)食卓パン
  3)菓子パン
  4)惣菜パン
  5)デニッシュ
  6)フランスパン
  7)調理パン
4.新商品発売状況、商品改廃のタイミング
5.情報入手先(商品開発情報、販売情報)
6.お客様の声の収集方法
7.インターネットの活用状況
8.今後、お客様に提供したいと思うサービス
9.材料仕入で重視する点
10.材料仕入先(メーカー、卸)に対する不満や要望
11.原材料等の高騰について
  1)原材料高騰への対策として実施しているもの
  2)「販売価格を上げた」時の顧客の反応
  3)「入り数を減らした」時の顧客の反応
  4)「少しサイズを小さくした」時の顧客の反応
12.コロナ禍の影響
  1)コロナ前の売上を100%とした場合、コロナのピーク時の売上比較
  2)コロナ前の売上を100%とした場合、現在の売上比較
  3)コロナ前と現在の顧客の行動変化
・アンケート回答ベーカリー一覧

第Ⅴ章 注目企業の個別実態(30社)

IFC
~新業態「ベーカリー300」で客単価を向上~
 
アンデルセン・パン生活文化研究所
~創業理念に基づく経営で、相乗効果が得られる体制に再構築~
 
イケダパン
~原料高騰で価格改定続く中、数量ベースも回復傾向~
 
オイシス
~SNS活用で消費喚起、長期的な戦略を再構築~
 
岡野食品グループ
~コロナ禍で売上減少、収束が見えるに伴い回復に期待~
 
銀座仁志川
~創業からの第2ステージ、商品開発を強化~
 
工藤パン
~2022年に「イギリストースト」誕生55周年キャンペーンを開催~
 
コープベーカリー
~コープならではの会員販売で安定推移を維持~
 
神戸屋
~「しあわせ届けるシリーズ」が新たな主力商品群として伸長~
 
コモ
~今期売上高は過去最高を見込む~
 
サミット
~インストアベーカリー「ダン・ブラウン」を90店展開~
 
サンジェルマン
~新体制で現場力、商品力を強化~
 
サンマルクホールディングス
~子会社を吸収、中期計画に基づき経営改革~
 
敷島製パン
~国産小麦の使用比率を2030年迄に20%へ引き上げ~
 
白石食品工業
~シライシパンオンラインショップを開設し通販に参入~
 
進々堂
~創業110年を迎え、コロナ禍前に売上回復~
 
スタイルブレッド
~BtoB事業がコロナ前を上回る~
 
第一屋製パン
~NB商品を磨き、キャラクター商品を強化~
 
たけや製パン
~「バナナボート」など菓子パン類が好調~
 
テーブルマーク
~焼成冷凍パンはコロナ前水準を超える~
 
ドンク
~環境・社会・経済の課題解決に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献~
 
日糧製パン
~地元北海道産原料を使った商品開発を推進~
 
パン・アキモト
~「アキモトのパンのかんづめ(乳酸菌入り)」は賞味期限5年~
 
バンデロール
~人気商品のブラッシュアップで効率化を図る~
 
ピーターパン
~イベントや高齢者施設へ出張販売、地元で愛される店舗~
 
フジパングループ本社
~好調な「生セレクション」を横断的に展開~
 
フランソア
~介護施設や病院を新規開拓、焼成後冷凍商品の販路拡大~
 
ベースフード
~「BASE BREAD」で主食をイノベーションし、健康をあたりまえに。~
 
山崎製パン
~値頃感を訴求、2極化・3極化戦略を推進~
 
リョーユーパン
~商品競争力を付け、価格競争から脱却~

第Ⅵ章 全国主要製パン企業名鑑(303社)

企業簡易個表

第Ⅶ章 全国パン関連企業名鑑(174社)

企業簡易個表

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