2024年版 キャラクタービジネス年鑑
近年はアニメ製作本数および配信事業者の増加などにより、アニメや漫画を中心に新しい“キャラクター”が矢継ぎ早に誕生しています。こうしたなかではキャラクターを長生きさせるためのメディアミックス戦略が重要な鍵を握っていることは間違いないでしょう。ファンの熱量が下がらないように、常に楽しませ続ける必要があり、参入企業各社において様々な取り組みが行われています。
例えば、SNS発のキャラクター「ちいかわ」では、アニメ放送などのメディア展開に加え、アパレルなど幅広い業界とのコラボ展開、キャンペーン起用、グッズ展開など、あらゆる方面で活躍し、台頭してきました。このように一気に売れっ子となった「ちいかわ」ですが、今後この人気をどのように維持、あるいは再飛躍するすることができるのか注目が集まるところです。
本資料は、近年にないスピードで大きく変容しているキャラクタービジネスについて網羅的にまとめたレポートになります。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
調査目的:当調査は、日本のキャラクタービジネス市場の動向と今後の方向性を調査・分析することにより、キャラクタービジネス市場の現状把握と将来性を展望することを目的として実施した。
調査対象市場:
・キャラクタービジネス市場
<商品化権市場>商品に付帯してキャラクターを使用する権利
<版権市場>下記要件のいずれかにあてはまるものを版権市場と定義している。
①出版権
②広告宣伝への使用権利
③ソフトウェアへの使用権利
④イメージキャラクターとしての使用権利
・対象エリア:日本
調査対象先:
・キャラクタービジネス市場参入企業
・その他関連企業、関連団体
調査項目:後記目次参照
調査方法:
(1)弊社研究員による直接面接取材
(2)弊社研究員による電話取材及びその他周辺間接調査
(3)インターネットによる消費者調査
(4)文献調査その他データ収集
調査期間:2024年4月~2024年6月
キャラクタービジネスに関する調査を実施(2024年)
2024年度のキャラクタービジネス市場規模は前年度比101.8%の2兆7,464億円を予測
~SNS投稿発祥のキャラクターや中高年世代向け作品も市場規模拡大に貢献すると期待~
- キャラクタービジネスの市場規模、今後の市場ポテンシャル
キャラクター商品化権市場および版権市場の市場規模推移(2013年度~2023年度、2024年度予測)を掲載。直近の動向に加え、長期的なトレンドを把握することができる。 - キャラクター商品分野別市場規模・市場動向
①玩具、②自販機用玩具、③文具、④菓子、⑤一般食品・飲料品、⑥衣料品、⑦服飾雑貨、⑧トイレタリー、⑨家具・インテリア、⑩その他 の分野別のキャラクター市場規模と動向がわかる。 - その他、キャラクター関連市場を多数掲載
有力ライセンシー・ライセンサー企業・小売店の動向、キャラクター展開市場(音楽、演劇・舞台テーマパーク・遊園地、パチンコ・パチスロ等)、キャラクターを活用した取り組み(地域振興等) - 前回版との違い:
・キャラクターごとの動向とポイントを掲載
・施策展開(商品発売、イベント開催等)によるキャラクターの話題性の変化について分析
調査結果のポイント
第1章 キャラクタービジネスの現状と今後の展望
第2章 キャラクターメディア展開動向
第3章 キャラクター商品展開動向
第4章 キャラクター派生展開動向
第5章 企業別動向
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