2011年版 メディカルバイオニクス(人工臓器)市場の中期予測と参入企業の徹底分析

本年版で22版目となる本調査レポートでは、インプラント材、体外循環関連の各分野別/製品別34項目(57製品)について製品別市場規模推移、マーケットシェアを算出。さらに、今後の成長率とその要因、市場特性、有力企業の戦略などの分析を実施いたしました。

発刊日
2011/10/25
体裁
A4 / 685頁
資料コード
C53203100
PDFサイズ
7.0MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査対象:国内メーカー、及び、輸入製品総発売元
調査方法:面接取材とTEL取材併用
調査期間:2011年5月~2011年9月

リサーチ内容

■本資料のポイント

  • 人工臓器、関連装置・製品34項目(品目)・57製品・分類の国内市場における点数・金額ベース市場規模推移と製造販売業(メーカー):販売元シェアを算出。
  • 2011~2015年度までの中期予測を実施。
  • 関連製品の相対性分析。
  • 注目製品の徹底分析。
  • 有力企業の戦略分析。

■本資料の概要

PartⅠ 人工臓器(インプラント、体外循環)及び関連製品の市場動向と有力企業分析
PartⅡ 人工臓器、関連製品の品目別市場推移
PartⅢ 参入企業分析

■掲載内容

PartⅠ 人工臓器(インプラント、体外循環)及び関連製品の市場動向と有力企業分析

§1 調査品目における市場予測
  CI区分製品もあるが、2012/4の償還価格改定では厳しい価格改定の可能性
  2010年度34項目(57分類・製品)で前年比0.6ポイントアップの5,778億円強、2011年度5,938億円強に
  (表)調査品目における金額ベース市場規模
  (表)調査品目における数量ベース市場規模
  (表)品目別マーケットリーダー

§2 薬事工業生産動態統計推移
  2009年 主要人工臓器製品、国内出荷は前年の1.6ポイントアップの3,771億12百万円
  再生医療

PartⅡ 人工臓器、関連製品の品目別市場推移

§1 人工肺市場 並びに各種関連製品
  市場概要
  1.人工肺市場
  市場規模:2010~2011年度は弁形成術の症例増で出荷ベースでは2010年度47,819ケ、
  2011年度49,800ケ弱、オールインワンは12,480セットに
  企業別動向:テルモ45%までシェアアップ、国産メーカーは安定実績を計上
  2.遠心式体外循環用血液ポンプ:遠心ポンプ市場(ポンプヘッド)
  市場概要
  市場動向:2010年度ポンプヘッド:コーンは10.2ポイントアップの24,620ケ(2011年度:26,600ケ)
  ポンプは130台の実績に
  3.人工肺回路市場(メイン回路)
  市場動向:オールインワン強化で国産メーカーアップ続く
  4.Hemoconcentrator(血液濃縮器)市場
  市場動向:2010年度開心術の増加で3.73万ケ、各社供給分を含めJMSの「アクアストリーム」が圧倒的シェア
  5.人工心肺装置市場
  市場動向:2010年度の76台、2011年度71台、泉工医科工業「HAS」シリーズ続伸
  6.心筋保護供給装置・心筋保護液注入(冷却)装置 Cardioplegia System市場
  市場動向:2010年度大幅増の71台、2011年度73台予測

§2 心臓関連注目市場
  市場動向
  ・レーザー血管形成術・新生術市場
  ・Off-Pumpは微減推移
  ・血管領域自動吻合器/血管縫合補助器具市場

§3 ペースメーカ
  市場概要
  市場規模:2010年度(企業決算ベース)は前年度の反動から1,335ケ減の57,550ケ、2011年度は59,750ケ、
  デュアルチャンバⅣ型は39,397ケに
  企業別動向:MedtronicとSt.Jude Medical製品で65.4%の中、フクダ電子はBSJと販売契約
  カテーテルアブレーション市場
  市場概要
  市場規模:2010年度43,808本、症例数ベースでは4万例弱、2011年度は47,000本弱の予測
  企業別動向:J&Jイリゲーションタイプの大幅増でNo1シェアに、日本ライフラインもイリゲーションタイプ開発、
  東レは2014~2015年国内外で販売開始予定

§4 植込み型(埋込型)除細動器/両室ペーシング機能付除細動器(埋込型頻拍性不整脈治療装置)
  市場概要
  市場規模:2010年度企業決算ベースでICDが4,680ケ(2011年度:4,925ケ予測)、CRT-Dは
  大幅増の2,880ケ(2011年度:3,475ケ予測)
  企業別動向:新製品上市企業が順調な推移の中、遠隔モニタリングシステム参入企業は高い伸び率
  遠隔モニタリングシステム:参入メーカートータルでは延べ735施設に

§5 人工弁
  市場概要
  市場規模:2010年度3.6ポイントアップの17,863ケ(出荷数量)、2011年度18,765ケ予測、
  生体弁は2010年度59.6%、2011年度62.6%
  企業別動向:シェア拡大のエドワーズライフサイエンスは「MAGNA EASE TFX」上市、
  SJMは「Epic」が計画以上の推移の中、日本ライフラインは2012年生体弁上市予定、
  機械弁ではCMIが「AP360」でアップ実績
  RF心房細動手術装置:2010年度4,600例にとどまる中、ESTEC社製品は泉工医科工業に移管

§6 人工弁輪 Annuloplasty Ring
  市場概要
  市場規模:2010年度は10,850ケ、2010年度11,910ケ予測
  企業別動向:2010年度エドワーズライフサイエンス大幅増実績、セント・ジュード・メディカル
  も1.5倍の実績

§7 人工血管(Graft) Stent Graft
  市場概要
  市場規模
  (1)2010年度トータル市場:数量ベースでは3.0ポイントダウンの52,538本、
  2011年度の各社計画値で54,641本、Stent Graftの症例増で腹部領域はマイナス実績
  (2)ポリエステル市場(Polyester):2010年度は3.9ポイントダウンの32,642本、2011年度
  各社計画値で33,438本、腹部のマイナス実績続く
  (3)PTFE、ePTFE、PU市場:2010年度は19,896本、2011年度21,203本計画、シャント領域がマイナス実績に
  企業別動向:日本ライフライン「J Graft シールド NEO」、テルモ「トリプレックス」続伸、この2社で67%のシェア
  Stent Graft:2010年度腹部領域で6,200例(2011年度:7,350例)、
  胸部領域で2,400例(2011年度:3,000例強)

§8 補助人工心臓セット
  市場概要
  市場規模:2010年度体外設置型補助人工心臓は212セット、2011年度はブリッジ&ブリッジで235セット、
  体内植込型は2011年度45~50例予定

§9 血管系メタリックステント
  Coronary Stent市場
  市場概要
  市場規模:2011年度出荷ベースで31.2万本(実質症例数ベース:21.8万例)、
  DESタイプは23.8万本(同:16.5万例)予測
  企業別動向:新製品上市でシェア大変動の中、2010年度はアボットが40%弱、BSJ30%弱のシェア、
  2011年度はテルモの「NOBORI」上市で第四位のシェアに
  末梢血管用ステントセット(Coronaryを除く血管系メタリックステント)
  市場概要
  市場規模:2010年度48,550本(38,780例)、2011年度は伸び率鈍化で51,600本
  企業別動向:J&Jが高シェアの中、BSJが「Carotid WALLSTENT」「Express SD」、
  メディコスヒラタは「ZILVER Vascular Stent」上市に、DESタイプ「Zilver PTX」上市予定

§10 各種補填材料、補綴材料
  市場概要
  市場規模:2010年度トータルで8.5ポイントアップの154億99百万円、2011年度165億54百万円予測
  市場動向
  (1)心臓血管領域(組織代用人工繊維布:心血管系用):2010年度10億52万円(2011年度:10億68百万円予測)、
  エドワーズは「ウシ心のう膜パッチ」に変更
  (2)脳神経外科領域(人工硬膜・臓器欠損補強用):自家組織採用の中、2010年度9億12百万円、
  「合成吸収性硬膜補強材」は2011年度で7,500例
  (3) 腹部領域(組織代用人工繊維布:ヘルニア修復・胸壁補強用、臓器欠損補強用):
  2010年度は微増の26億55百万円(2011年度27億8百万円予測)、
  メディコン圧倒的シェアも、新製品上市企業のシェアアップ
  (4) 一般外科・産婦人科(合成吸収性癒着防止材):科研製薬発売「Seprafilm」続伸、
  2011年度も105億円計画、帝人米国で治験開始予定
  (5) 呼吸器・肺外科(組織代用人工繊維布:「ネオベール」が高シェア維持の中、
  臓器欠損用補強材/自動吻合器対応用)市場は、2010~2011年度5.9億円に

§11 人工関節
  人工関節トータル市場
  市場概要
  新機能区分の参入状況
  人工関節市場規模:2010年度 数量ベース3.0ポイントアップの17.4万ユニット、
  販売額では0.8ポイントダウンの962億円強にとどまる
  企業別動向: 上位5社の数量ベース(ユニットベース)占有率は僅かながらシェアアップ
  リビジョン市場
  股関節1,457ユニット、膝関節1,016ユニット
  人工股関節・膝関節の低侵襲手術(MIS手術)の市場
  市場概要:
  人工股関節のMIS症例市場動向:2010年度5.02万例で全出荷数の49.8%
  人工膝関節のMIS症例市場動向:トータル市場の低成長の中、2010年度のMIS症例も微増の
  3.5万例強、トータル出荷数の51.8%の割合に
  腫瘍用人工関節市場
  2010年度の総市場は558ユニット、2011年度610ユニット
  人工股関節市場
  市場規模:2010年度数量ベースで4.9ポイントアップの10.1万ユニット、2011年度弊社予測で
  4.0ポイントアップ10.5万ユニット
  企業別動向:上位5社のシェアは68.9%の占有率、実績も二極化傾向
  パーツ別市場動向
  (1)ステム セメントレス増加続く
  (2)HA・AWガラスコーティング・アルカリ加熱処理ステム:2010年度3.39万本
  (3)HA・AWガラスコーティング・アルカリ加熱処理カップ:2010年度2.66万ケ
  (4)ジルコニアヘッド:2010年度7,000ケ弱まで市場縮小
  (5)メタToメタは2010年度5,400ケ弱(2011年度:3,100ケ)まで市場縮小、
  セラToセラは4,200ケ~4,300ケ
    1.THR市場
    市場動向:数量ベース6.6ポイントアップ、ジンマーがトップシェアキープ
    臼蓋側のセメントレスは89%弱、ハイブリッド縮小傾向続く
    THRカップのクロスリンクポリエチレン市場:2010年度2.9万ケ、2011年度3.3万ケ
    THRのヘッドサイズ:ヘッド径が大きなサイズの割合が拡大傾向
    2.バイポーラ市場
    市場動向:2010年度3.8ポイントアップの5.66万ユニット強、上位企業の実績は二極化に
    3.単純人工骨頭・ユニポーラ市場
    単純人工骨頭・ユニポーラ市場:2010年度マイナス実績の658ユニット、2011年度587ユニット
    人工骨頭帽市場:2010年度143ユニット、2011年度125ユニット予測
    人工膝関節市場
    市場動向:2010年度は0.1ポイントアップの6.92万ユニット、
    2011年度弊社予測で2.6ポイントアップの70,950ユニット
    手技別動向:2010年度セメント固定が続伸
    モバイルタイプは微減の10,840ユニット、HAコーティングもマイナス実績の4,800ユニット
    片側置換:2010年度アップ実績の4,673ユニット
    人工膝関節の手技別(CR, PS, CS)症例数:PS症例の比率が65%弱
    人工肩・人工肘・人工指・その他関節
    人工肩関節市場動向:2010年度1,650ユニット(2011年度:1,706ユニット)、
    うち骨頭置換が1,398ユニット
    人工肘関節市場動向:2010年度965ユニット
    人工指・その他関節の市場規模と企業別動向:2010年度1,649ユニット

§12 ボ-ンセメント 脳外科用セメント
  ボーンセメント
  市場概要
  市場動向:セメント固定手技の減少と償還価格の下落で2010年度24億18百万円、2011年度22億25百万円、
  脊椎圧迫骨折用は2011年度1,000例予定
  経皮的椎体形成術:メドトロニックソファモアダネック2011年度で1,000例予定
  脳外科用セメント(頭蓋骨用の骨セメント)
  市場動向:2010年度1億円、2011年度93百万円予測

§13 内固定材
  市場概要
  内固定材トータル市場規模:2010年度3.4ポイントアップ477億円79百万円、2011年度の
  各社計画値では512億73百万円(弊社予測:485億13百万円)
  CHS・DHS-ガンマタイプ含む
  市場規模:2010年度4.7ポイントアップの9.28万例、販売額ベースでは6.9ポイントアップの180億円弱
  企業別動向:上位3社微増・フラットな実績の中、第二グループのガンマタイプが大幅増
  ガンマタイプ(髄内固定法)の市場動向:2010年度7.4万ユニット、2011年度8.08万ユニット計画、
  第二グループと新規参入企業が大幅増
  キャニュレイテッドスクリュー
  市場規模:2010年度0.8ポイントダウンの27,824例、2011年度27,443例予測
  企業別動向:日本ストライカー「ハドソンピン」安定実績、KiSCO「SCスクリュー」もアップ実績
  随内釘(インターロッキング .エンダー等)
  市場動向:2010年度は微増の31,883ユニット、上位企業は微増実績に
  髄内釘(インターロッキングタイプ)の部位別動向(主要7社)
  その他内固定材(スクリュー、プレート、ワイヤー、ピン、ステープル)
  市場動向:2010年度3.2ポイントアップの191億14百万円、
  2011年度各社計画値では214億円弱(弊社予測:199億4百万円)
  プレート&スクリュー市場:橈骨遠位端骨折用プレートは続伸の3.85万ユニット、
  2011年度は4.77万ユニットの計画
  両端ネジ型ネジ市場:2010年度19,148本(2011年度:21,040本)、小林メディカル続伸
  吸収性スクリュー・ピン市場動向:2010年度13億3百万円、2011年度12億94百万円
  アンカー市場動向:J&Jマイテック圧倒的シェアの中、バイオメット・ジャパン、
  S&Nエンドスコピーが新製品上市

§14 ミニ・マイクロプレートシステム
  市場概要
  市場規模:2010度トータル市場は83億79百万円、2011年度各社計画値で84億80百万円
  企業別動向:メディカルU&Aが20%強までシェア拡大、シンセスが吸収性を含め2011年度第2位のシェアに
  頭蓋骨弁固定製品市場:2010年度46,100個・7億49百万円(2011年度:46,700個・7億55百万円計画)、
  吸収性は2010年度6.7ポイントアップの19億20百万円(2011年度:19億50百万円)

§15 創外固定器
  市場概要
  市場規模:プレート等の症例増で、トータル市場は微減推移の21.95億円
  企業別動向:リユースタイプフレームではシンセスと日本ストライカーの高シェア、
  ディスポタイプは市場縮小の中、  エム・イー・システムと小林メディカルで高シェア
  ディスポタイプ市場動向:2010年度1,933セット、2011年度1,941セット

§16 脊椎固定システム
  市場概要
  市場規模:2010年度67,355ユニット(症例ベース:62,300例)、販売額ベースでは
  2.3ポイントアップの323億96百万円、2011年度355億円弱の計画
  企業別動向:メドトロニックソファモアダネックシェアは45%弱のシェアの中、第二グループは二極化傾向
  頸椎症例:2010年度で11,625ユニット強
  椎体スペーサー・椎体間スペーサー市場:推定症例数はセラミックを含めて約2.06万例
  経皮的椎体形成術(骨セメント療法):メドトロニックソファモアダネック2011年度で1,000例予定

§17 人工靱帯・固定材料
  市場概要
  人工靭帯市場動向:2010年度24,110本、2011年度24,350本予測、固定器具つき新規参入相次ぐ
  ACLスクリュー・ステープル(靱帯固定用製品)市場動向:2010~2011年度3.5~3.6万本前後、
  ステープルは安定推移

§18 人工骨
  市場概要
  市場規模:2010年度78億88百万円(2011年度:82億円)、
  吸収性は16億30百円(2011年度:18億20百万円)
  企業別動向:HOYAは吸収性上市で、自社ルート販売は37億10百万円、
  オリンパステルモバイオマテリアルも安定推移、
  日本特殊陶業製の脳外科分野は瑞穂医科工業が販売、外資系2社も参入
  頭蓋骨特注品市場:2010~2011年度1,850個前後
  国内外メーカーの販売提携と開発状況

§19 皮膚欠損用創傷被覆材・真皮欠損用グラフト
  市場概要
  市場規模:2010年度皮膚欠損用創傷被覆材は2.3ポイントダウンの66億55百万円、真皮欠損用
  グラフトは4.5ポイントアップの5億85百万円
  2010年度の褥瘡(下腿潰瘍含む)での採用市場もマイナス実績の48億77百万円にとどまる
  企業別動向:製品上市が相次ぐ皮膚欠損用創傷被覆材は、上位2社の寡占化傾向
  難治性創傷治療機器(局所陰圧閉鎖処置)の動向:KCI社の「V.A.Cシステム」は
  2011年度20億円以上の計画、中期100億円計画
  参考:自家培養皮膚「ジェイス」は、2010年度届出基準の見直しで倍増の2億20百万円
  (2011年度3億円以上の計画)

§20 組織拡張器
  市場概要
  市場動向:2010年度2,080セット、2011年度2,030セット予測

§21 人工鼻
  市場概要
  市場規模:2010年度HME+HMEFトータル市場843万ケ、2011年度940万ケ見込み
  企業別動向:HMEはスミスメディカル・ジャパン、HMEFではコヴィディエンジャパンが高シェアの中、
  インターメドジャパンがTeleFlex:Gibeck製品を加え大幅増

§22 コラーゲンインプラント
  市場概要
  市場動向:承認品撤退企業が相次ぎ、高研のみで市場形成

§23 胆管メタリックステント
  市場概要
  市場規模:2010年度17,600本、2011年度は新規参入で各社計画値では19,150本、
  経内視鏡は63.9%に
  企業別動向:センチュリーメディカルが2ケタアップ実績で30%弱のシェアの中、
  エム・シー・メディカルが「HANARO STENT」で新規参入

§24 食道用メタリックステント・人工食道チューブ
  市場規模:センチュリーメディカルが「Niti-S食道ステント」、パイオラックスは逆流防止弁付
  「FLEXELLA-J」、エム・シー・メディカルが「HANARO STENT」を上市

§25 気管・気管支、メタリックステント・チューブ
  市場規模:市場規模:2010年度1,600本、2011年度は1,550本

§26 人工喉頭・電気式発声器
  市場概要
  市場動向:2010年度電気式発生器/Medical Deviceトータルで2億16百万円、2011年度2億42百万円、
  「プロヴォックス」のアップ実績続く

§27 尿道ステントセット/BPH治療用メタリックステント
  市場概要
  市場動向:2010~2011年度 永久留置型400本前後、一時留置型/長期留置型2,100本前後
  前立腺肥大症/前立腺癌について
  市場動向:高温度治療装置2010年度1台、2011年度はHIFUのみで市場形成

§28 人工腎臓透析市場
  市場概要
  患者数:2010年末の慢性透析患者6,451人増の297,126人、患者数の伸び率鈍化
  ダイアライザー
  市場規模:2010年度出荷ベースで4,672万本、PS膜/PES膜で3,380万本弱
  企業別動向:上位2社で70.8%のシェア
  人工透析用血液回路
  市場動向:上位2社伸び悩みの中、ニプロがバングラデシュ生産と「シェアフローN」で大幅アップ
  透析装置
  市場動向:自動化システム強化の中、2010年度12,540台、透析管理システムはオープン化で
  市場拡大続く
  在宅血液透析
  市場動向:2010年患者数は279人、診療報酬のアップもあり、患者数は増加傾向
  人工腎臓透析用剤
  市場動向:2010年度粉末製剤の割合は80.5%に
  CAPD市場 Continuous Ambulatory Peritoneal Dialysis
  市場動向:2010年度患者数減の中、バクスターシェアアップ

§29 人工肛門・人工膀胱(ストーマ装具)
  市場概要
  市場規模:ワンピースの増加で、2010年度は3.1ポイントアップの135億35百万円、
  人工肛門は106億89百万円、人工膀胱28億46百万円
  企業別動向:2010年度の上位企業のシェア変動の中、ダンサックの2ケタ増続く

§30 人工内耳(セット)
  市場概要
  市場動向:2010年度720システム、2011年度800システム弱、日本コクレア、
  メドエル:日本光電アップ実績

§31 脳動脈瘤手術クリップ
  市場概要
  市場規模:複数・2箇所以上の症例増等で、2010年度は56,350ケ(推定症例数:23,700例)、
  2011年度57,000ケ(同:23,900例)、塞栓コイル術は9,500例に
  企業別動向:2010年度瑞穂医科工業が高い伸び率、ビー・ブラウンも安定推移

§32 シャントバルブ
  市場概要
  市場規模:2010年度15,650ユニット、iNPH(特発性正常圧水頭症)は年間2,000例前後に
  企業別動向:J&Jの高シェア続く中、日本メドトロニックは販促戦略でアップ実績、
  ビー・ブラウンエースクラップ「Pro GAV」も順調な推移

§33 (カテーテルアクセス)ポート・CAP
  市場概要
  市場規模:2010年度トータル3.4ポイントアップの89,750ケ/セット、2011年度92,600ケ/セット、
  静注用も「XELOX療法」の増加で5.8ポイントアップの77,175ケ/セット、
  2011年度80,500ケ/セットと伸び率鈍化
  企業別動向:メディコン高シェアの中、アルフレッサ・ファーマが大幅増
  単品カテーテル:動注用は2010年度で13,400本、2011年度12,600本

§34 微繊維性コラーゲン(局所止血剤・外科用接着剤・止血接着剤)
  市場概要(止血・接着剤)
  市場動向:伸び率鈍化で、2010年度トータル177億9百万円、2011年度177億47百万円予測、
  植物性・合成止血剤開発相次ぐ

PartⅢ 参入企業分析

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