2014年版 メディカルバイオニクス(人工臓器)市場の中期予測と参入企業の徹底分析
本調査レポートでは、インプラント材、体外循環関連の各分野別/製品別34項目(57製品)について製品別市場規模推移、マーケットシェアを算出。さらに、今後の成長率とその要因、市場特性、有力企業の戦略などの分析を実施した。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
調査対象:国内メーカー、及び、輸入製品総発売元
調査方法:面接取材とTEL取材併用
調査期間:2014年5月~2015年3月
- 人工臓器、関連装置・製品34項目(品目)・59製品・分類の国内市場における2003~2014年度の点数・金額ベース市場規模推移と製造販売業(メーカー):販売元シェア
- 2014~2018年度までの中期予測
- 関連製品の相対性分析
- 注目製品の徹底分析
- 有力企業分析
PartⅠ 人工臓器(インプラント、体外循環)、及び関連製品の市場動向
PartⅡ 人工臓器、関連製品の品目別市場推移
PartⅢ 参入企業分析
■掲載内容
Executive Summary
PartⅠ 人工臓器(インプラント、体外循環)、及び関連製品の市場動向
§1 調査品目における市場予測
高齢化による市場拡大製品がある一方、再算定対象区分:経過措置製品では、
症例:ユニットベース伸び率以上の下げ幅により、2015年度以降厳しい市場環境に
2013年度34項目(68分類・製品)で前年比2.9%アップの6,021億81百万円、
2014年度償還価格改定もあるが、消費増税分のオンがあったことで、
1.0%アップの6,079億75百万円、2015年度は経過措置対象製品の影響で、
ほぼフラットな市場に
(表)調査品目における金額ベース市場規模
(表)調査品目における数量ベース市場規模
(表)品目別マーケットリーダー
§2 薬事工業生産動態統計推移
2013年主要人工臓器製品、国内出荷は前年比4.7%ダウンの3,498億40百万円
再生医療
PartⅡ 人工臓器、関連製品の品目別市場推移
§1 人工肺市場 並びに各種関連製品
市場概要
1.人工肺市場
市場規模:2013年度は2.9%アップの54,380ケ、2014年度も3.5%アップの56,261ケ見込み、
うち開心術用48,560ケ(2014年度:50,321ケ見込み)、補助循環5,820ケ(同:5,940ケ見込み)
企業別動向:上位2社が安定推移
2.遠心式体外循環用血液ポンプ:遠心ポンプ市場(ポンプヘッド)
市場概要
市場動向:ポンプヘッド2013年度4.3%アップの30,970ケ、2014年度31,850ケ見込み、
伸び率低下も安定推移、装置は2013年度198台(2014年度:235台見込み)
3.人工肺回路市場(メイン回路)
市場動向:大きなシェア変動がない中、上位2社高シェア維持
4.Hemoconcentrator(血液濃縮器)市場
市場動向:採用比率アップの中、2013年度43,981ケ、2014年度45,750ケ見込み
5.人工心肺装置市場
市場動向:手術室予算等で、2013年度も86台、2014年度81台見込み、
上位2社で90%以上のシェア
6.心筋保護供給装置・心筋保護液注入(冷却)装置 Cardioplegia System市場
市場動向:2013年度は前年比18台増の79台、2014年度58台見込み
§2 心臓関連注目市場
1.レーザー血管形成術・新生術市場:Excimer Laser System「CVX-300」順調な設置
2.Off-Pump市場動向
3.血管領域自動吻合器/血管縫合補助器具市場動向
§3 ペースメーカー
市場概要
市場規模:新規症例は増加も、交換件数減で、2013年度(企業決算ベース)微増
実績の59,520ケ、2014年度はマイナス実績の57,870ケ見込み、
MRI対応型は新規植込み件数に対して75%強に
企業別動向:MRI対応型の市場拡大で、メーカーシェア変動
§4 植込型除細動器/両室ペーシング機能付除細動器(埋込型頻拍性不整脈治療装置)
市場概要
市場規模:ICD 2013年度は大幅増も、2014年度は交換件数の大幅減と新規植込数の伸び悩みで、
5,850ケ、CRT-Dは2013年度微減の3,340ケ、2014年度は交換件数の伸びもあったが、
新規植込数の伸び悩みで微増の3,365ケ見込み
企業別動向:新製品上市でマーケットシェアは変動、ICD・CRT-DのMRI対応型、
非対応型各社から新製品上市相次ぐ
カテーテルアブレーション市場:経皮的カテーテル心筋焼灼法
市場概要
市場規模:2013年度59,148本(推定症例数:50,300万例)、
2014年度は65,260本(推定症例数:55,200例)見込み、心房細動症例のアップで2ケタ前後の伸び率続く
企業別動向
§5 人工弁
市場概要
市場規模:2013年度出荷量ベースで微減の21,210ケ、2014年度は21,590ケ見込み、
生体弁は2013年度15,020ケ、2014年度15,670ケ見込み
企業別動向:製品別実績の二極化傾向続く
経カテーテル大動脈弁置換術(TAVI、TAVR):累計で1,100例、新規参入相次ぐ可能性
RF心房細動手術装置:2013年度5,200例、2014年度5,300例見込み、トップ企業高シェア維持
§6 人工弁輪 Annuloplasty Ring
市場概要
市場規模:2013年度は11,520ケ、2014年度11,980ケ見込み、2012年度以降伸び率鈍化
企業別動向:トップ企業高シェア維持も、後続企業が続伸
§7 人工血管(Graft)・Stent Graft
市場概要
市場規模
(1)トータル市場:2013年度前年比ほぼフラットな50,599本、2014年度51,800本見込み、
腹部の減少続く一方、透析分野は安定推移、販売額では2013年度65億45百万円、
2014年度65億17百万円見込み
(2)ポリエステル市場(Polyester):2013年度28,780本(2014年度:28,650本見込み)と右下がりの推移、
腹部・末梢はマイナス実績続くも、胸部は「1分岐管」がアップ
(3)PTFE(ePTFE、PU、その他含む)市場:2013年度は3.0%アップの21,819本
(2014年度:23,150本見込み)、透析分野の安定推移続く
企業別動向:Polyesterではトップ企業が更なるシェアアップ
Stent Graft市場
市場概要
市場規模:2013年度腹部領域メインで9,380本(2014年度:9,920本見込み)、
胸部領域では4,585例(2014年度:5,110例見込み)、
胸部オープンステントグラフトは2014年度500本予定
§8 補助人工心臓セット
市場概要
市場動向:2013年度体外設置型補助人工心臓は218セット、
2014年度235セット見込みの中、新製品販売開始
§9 血管系メタリックステント
Coronary Stent市場
市場概要
市場規模:2013年度ロングサイズ上市の中、出荷ベースで30.79万本
(実質症例ベース:23.24万例)、2014年度は2.25mmタイプの上市等で31.14万本
(同:23.25万例)見込み、DESタイプは出荷ベースで2013年度86.9%(2014年度:89%見込み)
企業別動向:上位企業新製品上市、生分解性Stent各社開発
末梢血管用ステントセット(Coronaryを除く血管系メタリックステント)
市場概要
市場規模:2013年度66,758本(推定症例数:48,460例)、2014年度71,150本(同:51,280例)、
SFAタイプは新製品上市や再販等で市場拡大
企業別動向:各社新製品上市、上市予定相次ぐ
§10 各種補填材料、補綴材料
市場概要
市場規模:2013年度トータルで4.0%アップの173億17百万円、
2014年度181億91百万円見込みと伸びは鈍化
市場動向
(1)心臓血管領域(組織代用人工繊維布:心血管系用):
2013年度10億90百万円(2014年度:10億91百万円見込み)にとどまる
(2)脳神経外科領域(人工硬膜・臓器欠損補強用):2013年度8億15百万円、
2014年度7億78百万円見込み、症例数減と自家組織採用でマイナス実績続く
(3)腹部領域(組織代用人工繊維布:ヘルニア修復・腹壁・胸壁補強用):
2013年度は9.8%アップの29億62百万円、2014年度13.7%アップの33億67百万円見込み、
トップ企業圧倒的シェアの中、腹腔鏡下外科展開企業もアップ実績を計上
(4)一般外科・産婦人科(合成吸収性癒着防止材):2013年度4.7%アップの118億50百万円、
2014年度123億50百万円見込み、伸び率鈍化も安定推移の中、新規参入相次ぐ可能性
(5)呼吸器・肺外科(組織代用人工繊維布:臓器欠損用補強材/自動吻合器対応用):
2013年度6億円、2014年度6億5百万円見込み、組織補強材一体型自動縫合器の本格販売開始
§11 人工関節
人工関節トータル市場
市場概要
人工関節市場規模:2013年度ユニットベースで5.2%アップの204,417セット、
2014年度6.0%アップの216,723セット、2015年度3.8%アップの225,062セット、
販売額ベースでは2013年度が3.4%アップの1,014億15百万円、2014年度
2.3%アップの1,037億98百万円、2015年度1.7%ダウンの1,020億10百万円予測
(2014年度・2015年度は矢野経済予測)
企業別動向:上位5社の販売額シェアは71.8%(2014年度各社計画値:71.0%見込み)、
ユニットベースでは70.7%(同:69.9%見込み)と、僅かであるがシェアダウン傾向続く
リビジョン:カスタムオーダー市場
股関節リビジョンは前年度の大幅増から2,382セット、膝関節も1,473セットにとどまるも、
トレンドとしては右上がりの推移
人工股関節・膝関節の低侵襲手術(MIS手術)の市場
市場概要
人工股関節のMIS症例市場動向:2013年度70,427セット、2014年度75,546セット見込み、
全出荷数に対する割合は59.7%(2014年度:59.3%)に
人工膝関節のMIS症例市場動向:2013年度58,211セット、2014年度61,899セット見込み、
片側置換は2014年度で7,100セット強見込み
骨温存型人工股関節市場 2013年度6万本弱、2014年度7万本弱、2ケタアップ続く
腫瘍用人工関節市場
2013年度の総市場は641セット、2014年度656セット見込み
人工股関節市場
市場規模:2013年度ユニットベースで3.7%アップの11.8万セット、
2014年度は4.8%アップの12.4万セット見込み
(各社見込みトータル:7.9%アップの12.7万セット)
企業別動向:2013~2014年度も上位企業THA:THRは安定推移続くも、バイポーラは二極化実績に
パーツ別市場動向
(1)ステム:セメントレスは102,512本、86.9%の割合に
(2)HA・AWガラスコーティング・アルカリ加熱処理ステム:
2013度36,086本、2014年度37,924本見込み
(3)HA・AWガラスコーティング・アルカリ加熱処理カップ:年間21,500ケ前後にとどまる
(4)ジルコニアヘッド: 2013年度3,900ケ、2014年度3,420ケ見込みの中、ZTAは24,000ケ強に
(5)セラTOセラ:2013年度4,051ケ、2014年度5,050ケ見込み
1.THA:THR市場
2013年度ユニットベースで6.5%アップの53,528セット、
2014年度6.3%アップの56,876セット(各社見込み値トータルでは58,428セット)
臼蓋側のセメントレスは91.6%、ハイブリッドは5,426セット
THA:THRカップのクロスリンクポリエチレン市場:2013年度4.55万個、2014年度4.97万個見込み
THA:THRのヘッドサイズ:2013年度「32mm」以上が60.4%、2014年度は62.9%の割合に
2.バイポーラ市場
市場動向:2013年度1.6%アップの64,160セット、2014年度3.7%アップの66,563セット
(各社見込みトータル:7.1%アップの68,690セット)見込み、企業実績の二極化続く
3.単純人工骨頭・ユニポーラ市場:2013年度328セット、
2014年度256セット見込みにとどまる
人工骨頭帽市場:2013年度46ケ、2014年度40ケ見込みの中、2社が撤退
人工膝関節市場
市場動向:2013年度7.5%アップの81,250セット、2014年度7.2%アップの87,068セット見込み
(各社見込み値トータル:8.6%アップの88,258セット)
手技別動向:2013年度セメント固定が63%強
モバイルタイプは2013年度13,167セット、2014年度13,218セット見込み、
HAコーティングタイプは3,600~3,850セット
片側置換:2013年度10.8%アップの6,794セット
人工膝関節の手技別(CR, PS, CS)症例数:2013年度PS症例の比率が60%強、CSは15%に
自家培養軟骨について
人工肩・人工肘・人工指・その他関節
人工肩関節市場動向:2013年度2,305セット、2014年度はリバース型を含め2,959セット見込み
(企業トータル見込み値:2,750セット)
人工肘関節市場動向:2013年度20セット増の872セット、2014年度854セット
(企業見込み値トータル886セット)の中、ビタミンE添加タイプ保険適用に
人工指・その他関節の市場規模と企業別動向:2013年度1,974セット、
2014年度2,147セット見込み(企業見込み値トータル:1,870セット)
§12 ボーンセメント 脳外科用セメント:骨セメント
市場概要
人工関節固定用骨セメント
市場動向:人工関節用は、股関節のセメントレス症例比率が一定水準に到達していることと、
膝関節の症例アップで、2013年度25億58百万円、2014年度26億25百万円見込み、
うちアクセサリーの売り上げは25%前後
頭蓋骨用セメント
市場動向:対象症例の減少で、2013年度70百万円、2014年度68百万円見込み
脊椎用骨セメント
市場動向:経皮的椎体形成術2013年度で1,580例、2014年度2,100例強見込み、適用拡大に期待
§13 内固定材
市場概要
内固定材トータル市場規模:2013年度トータル市場は前年比2.5%ダウンの501億27百万円、
2014年度3.1%アップの516億78百万円見込み、アンカー、プレート&スクリューは安定推移も、
大腿骨頸部骨折は低成長にとどまる
企業別動向:上位企業伸び悩み
CHS・DHS・髄内釘大腿骨頸部型(ガンマタイプ)
市場規模:2013年度ユニットベースで前年比0.6%ダウンの95,908セット、
2014年度0.1%ダウンの95,779セット見込みと厳しい市場推移に
企業別動向:髄内釘 大腿骨頸部型は二極化実績
ガンマタイプ(髄内釘 大腿骨頸部型)の市場動向:2013年度80,605セット
(2014年度:82,368 セット見込み)と2012年度以降伸び率鈍化
キャニュレイテッドスクリュー(吸収性タイプ、頸部内側骨折用両端ねじ特殊型含む)
市場規模:2013年度微増の37,244セット、2014年度35,810セット見込み
企業別動向:両端ねじ型大腿骨頸部用では、トップ企業が圧倒的シェア
髄内釘(インターロッキング・エンダー等)
市場動向:2013年度は再びマイナス実績の31,647セット、2014年度は33,320セット見込み
髄内釘(インターロッキングタイプ)の部位別動向(主要8社):上腕骨が44%弱の割合
その他内固定材(スクリュー、プレート、アンカー、ワイヤー、ピン、ステープル)
市場動向:2013年度245億18百万円、2014年度257億7百万円見込み、
プレートシステムが15.8万セットの中、橈骨遠位は1ケタ成長ながら5.4万セット
プレート&スクリュー市場:トータルユニット数15.79万セット、
うち橈骨遠位端骨折用プレートは5.4%アップの5.44万セット、
2014年度は4.9%アップの5.70万セットと伸び率鈍化
HTO(脛骨高位骨切り術)市場について
両端ネジ型ネジ・一般用市場:2013年度2.42万本、2014年度2.54万本見込み
吸収性スクリュー・ピン・メッシュ市場動向:2013年度12億86百万円、
2014年度13億12百万円見込み
アンカー市場動向:2013年度106,699本、2014年度115,750本見込み、
No1シェア企業新製品で巻き返し
§14 ミニ・マイクロプレートシステム
市場概要
市場規模:2013年度トータル市場は79億58百万円、
2014年度は吸収性相次ぐ参入の中82億81百万円見込み
企業別動向:上位2社で50%以上のシェア中、吸収性に関しては新規参入、販売元変更相次ぐ
頭蓋骨弁固定製品市場:2013年度34,904ケ、2014年度は吸収型クランプが加わり37,790ケ
吸収性市場:2013年度23億80百万円、2014年度新規参入・新製品上市で25億35百万円
§15 創外固定器
市場概要
市場規模:2013年度トータル市場20億94百万円、2014年度21億14百万円見込み
企業別動向:リユースタイプは二極化実績、ディスポ展開上位企業はアップ実績に
ディスポタイプ市場動向:2013年度大幅増の1,985セット(2014年度:2,085セット見込み)
§16 脊椎固定システム
市場概要
市場規模:2013年度ユニットベースでは7.1%アップの79,642セット
(推定症例ベース:3.3%アップの54,450例)、
2014年度各社トータル見込みで89,470セット(同:58,700例)、
頸椎は10,086セット(2014年度:10,965セット見込み)
企業別動向:トップ企業高シェア維持
頸椎市場:頸椎CAGE症例の増加はあるが、2013年度は10,086セット、
2014年度は10,965セット見込み
椎体スペーサー・椎体間スペーサー市場:推定症例数はセラミックスを含めて
2013年度約3.2万例、2014年度各社見込みトータルでは3.7万例
経皮的椎体形成術:2013年度で1,580例、2014年度2,100例強見込み
§17 人工靱帯・固定材料
市場概要
人工靭帯市場動向:2013年度29,621本、2014年度32,900本見込み、
うち「固定器具つき」が19,971本、2014年度23,100本見込み、新製品上市でシェア変動
ACLスクリュー・ステープル(靱帯固定用製品)市場動向:2013年度34,695本、
2014年度37,000本見込み
§18 人工骨(人工補填材料・人工補綴材料)
市場概要
市場規模:2013年度は吸収置換型、分野別では整形外科のアップで
81億16百万円、2014年度も吸収置換型のアップで84億7百万円見込み
企業別動向:吸収型の取り扱い企業の増加、及びOEM供給先の拡大等により競争激化
頭蓋骨特注品市場:2013年度1,932ケ、2014年度2,065ケ見込み、セラミックスタイプは1,095個
(2014年度:1,055個見込み)
§19 皮膚欠損用創傷被覆材・真皮欠損用グラフト
市場概要
市場規模:2013年度皮膚欠損用創傷被覆材は0.3%ダウンの65億53百万円
(償還価格製品:58億19百万円)、2014年度65億53百万円見込み
(償還価格製品:58億40百万円見込み)、真皮欠損用グラフトはアップ実績の
6億51百万円(2014年度:6億70百万円見込み)
褥瘡・糖尿病性潰瘍の採用は、2013年度で43億3百万円にとどまる
企業別動向:上位2社の伸び悩みが続く中、製品移管も
局所陰圧閉鎖処置療法(難治性創傷治療機器):
2013年度2.3万人強、2014年度2.8万人強の見込み
参考:自家培養皮膚「ジェイス」、自家培養軟骨「ジャック」好調の中、
「ジェイス」は表皮水疱症等での適用拡大計画
§20 組織拡張器(Tissue Expander)
市場概要
市場動向:一般用2製品で、年間2,300セット前後の市場推移
§21 人工鼻 HME・HMEF
市場概要
市場規模:流通移管などで、2013年度HME+HMEFトータル市場は
934.3万ケ・45億24百万円市場、2014年度は937.1万ケ・44億11百万円見込み
企業別動向
§22 コラーゲンインプラント Collagen
市場概要
市場動向:コラーゲンインプラントの承認品では、年間1億円弱の市場にとどまる
§23 胆管メタリックステント(胆道用メタリックステント)
市場概要
市場規模:2013年度19,380本、2014年度は19,780本見込み、経内視鏡は71.4%に
企業別動向:新規参入や後発企業でもアップ実績
§24 食道・消化管ステント
食道用(メタリック)ステント
市場動向:2013年度5,970本、2014年度6,070本
消化管用(メタリック)ステント
市場動向:胃十二指腸用で2013年度4,600本(2014年度:5,050本見込み)、
大腸用Stent 2013年度6,150本、2014年度は6,700本見込み
§25 気管・気管支、メタリックステント・チューブ
市場動向:永久留置型は実質1製品で、2014年度は1,000本前後、一時留置型は年間550本
§26 人工喉頭・電気式発声器
市場概要
市場動向:音声回帰用人工補装具(人工喉頭)/電気式発生器トータルで、
2013年度3億8百万円、2014年度3億18百万円見込み、トップ企業新製品上市
§27 尿道ステント/BPH(前立腺肥大症)治療用 メタリックステント
市場概要
市場動向:一時留置型/長期留置型2,250~2,300本推移、永久留置型の実績はなくなる
前立腺肥大症等について
前立腺肥大治療装置市場について
§28 人工腎臓透析市場 Hemodialysis
市場概要
患者数:2013年末の慢性透析患者4,234人増(1.4%アップ)の314,180人、
導入患者数は前年比0.4%ダウンの38,024人に対して、死亡患者数は30,708人と微減
ダイアライザー
市場規模:HDF患者数増で2013年度4,983万本、2014年度5,092万本見込み、
うちダイアライザー(HD)は4,524万本(2014年度:4,487万本見込み)、
HDFは460万本(同:605万本見込み)
企業別動向:上位3社HDFは大幅増
人工透析用血液回路
市場動向:専用回路化等で出荷量は大幅増の中、日機装がOEMを含め2,400万セットと続伸
透析装置
市場動向:自動化システムの買替と消費増税前の駆込み需要で、
2013年度2,350台増の16,850台、2014年度17,200台見込み
在宅血液透析
市場動向:2013年末の患者数は約460人、分母は小さいが増加傾向続く
人工腎臓透析用剤
市場動向:2013年度214億円、2014年度221億円見込み、うち粉末製剤市場は135億円
(2014年度:140億円見込み)
腹膜透析:PD市場
市場動向:2013年末も患者数減、今後も減少傾向は継続するか
§29 人工肛門・人工膀胱(ストーマ装具)
市場概要
市場規模:2013年度は3.5%アップの151億79百万円、2014年度は3.4%アップの
157億2百万円見込み、人工肛門は117億15百万円(2014年度:121億68百万円見込み)、
人工膀胱34億64百万円(同:35億34百万円見込み)
企業別動向
§30 人工内耳(セット)
市場概要
市場動向:2013年度987システム、2014年度1,050システム見込みの安定推移続く中、
MED-EL社が直販体制に
新生児聴覚障害検査(スクリーニング)装置について
§31 脳動脈瘤手術クリップ
市場概要
市場規模:2013年度マイナス実績の59,500ケ、2014年度59,800ケ見込み、
脳動脈瘤における塞栓コイル症例は11,150例(2014年度:11,800例見込み)
企業別動向:上位2社フラットか微減実績に、2014年度も微増・微減見込みに
§32 シャントバルブ
市場概要
市場規模:2013年度微減の15,460ユニット、2014年度15,580ユニット見込み、
圧可変式は13,795ユニット(2014年度:13,960ユニット見込み)、
iNPH症例数は6,200例(矢野経済推計)
企業別動向
§33 (カテーテルアクセス)ポート・CAP
市場概要
市場規模:2013年度2.9%アップの100,178ケ/セット、2014年度は小児用上市等で、
6.0%アップの106,161ケ/セット見込み、静注用は91,293ケ/セットに
企業別動向
§34 止血・接着材(剤)
市場概要(止血・接着材:剤)
市場動向:新製品相次ぐ中、2013年度トータル市場規模179億66百万円、
2014年度182億22百万円見込み、
外科系止血材・外科用接着用材料はシェア変動
PartⅢ 参入企業分析
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