2012年版 メディカルバイオニクス(人工臓器)市場の中期予測と参入企業の徹底分析

本年版で23版目となる本調査レポートでは、インプラント材、体外循環関連の各分野別/製品別34項目(57製品)について製品別市場規模推移、マーケットシェアを算出。さらに、今後の成長率とその要因、市場特性、有力企業の戦略などの分析を実施いたしました。

発刊日
2012/11/26
体裁
A4 / 712頁
資料コード
C54202700
PDFサイズ
7.2MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査対象:国内メーカー、及び、輸入製品総発売元
調査方法:面接取材とTEL取材併用
調査期間:2012年5月~2012年9月

リサーチ内容

■本資料のポイント

  • 人工臓器、関連装置・製品34項目(品目)・57製品・分類の国内市場における点数・金額ベース市場規模推移と製造販売業(メーカー):販売元シェアを算出。
  • 2012~2016年度までの中期予測を実施。
  • 関連製品の相対性分析。
  • 注目製品の徹底分析。
  • 有力企業の戦略分析。

■本資料の概要

PartⅠ 人工臓器(インプラント、体外循環)、及び関連製品の市場動向と有力参入企業分析
PartⅡ 人工臓器、関連製品の品目別市場推移
PartⅢ 参入企業分析

■掲載内容

PartⅠ 人工臓器(インプラント、体外循環)、及び関連製品の市場動向と有力参入企業分析

§1 調査品目における市場予測
  症例伸び率二極化の中、保険医療材料制度改革によるCI・C2区分の承認相次ぐ
  2011年度34項目(57分類・製品)で前年比3.7%アップの5,992億9百万円、
  2012年度償還価格下落で0.3%ダウンの5,972億1百万円
  (表)調査品目における金額ベース市場規模
  (表)調査品目における数量ベース市場規模
  (表)品目別マーケットリーダー

§2 薬事工業生産動態統計推移
  2011年主要人工臓器製品、国内出荷は前年比3.2%ダウンの3,510億30百万円
  再生医療

PartⅡ 人工臓器、関連製品の品目別市場推移

§1 人工肺市場 並びに各種関連製品
  市場概要
  1.人工肺市場
  市場規模:2011~2012年度は弁形成術の症例増で出荷ベースでは2011年度50,302ケ、
  2012年度53,100ケ計画、開心術用44,800ケ弱、補助循環5,500ケ強
  企業別動向:テルモ45%強のシェアを維持、国産メーカーは78%前後の占有率
  2.遠心式体外循環用血液ポンプ:遠心ポンプ市場(ポンプヘッド)
  市場概要
  市場動向:2011年度ポンプヘッド:コーンは9.9%アップの27,050ケ(2012年度:27,250ケ見込み)、
  ポンプは187台の実績に
  3.人工肺回路市場(メイン回路)
  市場動向:オールインワン強化で国産メーカーアップ続く
  4.Hemoconcentrator(血液濃縮器)市場
  市場動向:開心術の増加で、2011年度もアップ実績の3.9万ケ弱、2012年度4.1万ケ弱、
  各社供給分を含めJMSの「アクアストリーム」が55%弱のシェア
  5.人工心肺装置市場
  市場動向:2011年度マイナス実績58台、2012年度63台見込み、
  泉工医科工業とソーリン・グループで90%弱のシェア
  6.心筋保護供給装置・心筋保護液注入(冷却)装置 Cardioplegia System市場
  市場動向:2011年度大幅減の57台、2012年度61台計画

§2 心臓関連注目市場
  市場動向
  ・レーザー血管形成術・新生術市場:「エキシマレーザ血管形成用OSカテーテル」として保険適用
  ・Off-Pump市場
  ・血管領域自動吻合器/血管縫合補助器具市場

§3 ペースメーカ
  市場概要:
  市場規模:2011年度(企業決算ベース)2,050ケ増の59,600ケ、デュアルチャンバⅣ型は74.6%の割合、
  MRI対応製品上市で、2012/10以降市場拡大の可能性
  企業別動向:販売提携の移管相次ぐ
  カテーテルアブレーション市場
  市場概要
  市場規模:2011年度48,001本、症例数ベースでは3.95万例弱、2012年度は56,000本強の予測
  企業別動向:J&Jイリゲーションタイプを含めた「NAVISTAR」シリーズが大幅増、
  安定推移の日本ライフラインは、心腔内除細動が保険適用
  RF心房細動手術装置:2011年度は6,050例弱

§4 植込み型(埋込型)除細動器/両室ペーシング機能付除細動器(埋込型頻拍性不整脈治療装置)
  市場概要
  市場規模:2011年度企業決算ベースでICD:5,090ケ(2012年度:5,595ケ予測)、
  CRT-Dは3,135ケ(2012年度:3,470ケ予測)
  企業別動向:上位企業アップ実績の中、新製品上市と提携関係の変更でシェア変動

§5 人工弁
  市場概要
  市場規模:2011年度5.2%アップの18,800ケ(出荷数量)、2012年度は生体弁新製品上市・上市予定もあり
  6.5%アップの20,015ケ予測、生体弁は2011年度61.6%、2012年度65.3%の可能性
  企業別動向:エドワーズライフサイエンス45%シェアの中、セント・ジュード・メディカル生体弁
  「Epic」に続き「Trifecta」上市、日本ライフラインは「Mitroflow」上市予定で生体弁にシェア変動
  RF心房細動手術装置:2011年度は6,050例弱

§6 人工弁輪 Annuloplasty Ring
  市場概要
  市場規模:2011年度は11,930ケ、2012年度13,000ケ予測、2ケタ前後のアップ続く
  企業別動向:圧倒的シェアを保持しているエドワーズライフサイエンス続伸の中、
  セント・ジュード・メディカルも安定推移、日本ライフライン本格販売開始

§7 人工血管(Graft) Stent Graft
  市場概要
  市場規模
  (1)2011年度トータル市場:Polyester市場のマイナス実績で、2011年度数量ベースで
  4.4%ダウンの50,218本、2012年度の各社計画値では51,890本、腹部領域のマイナス実績続く
  (2)ポリエステル市場(Polyester):2011年度は9.3%ダウン29,593本、
  2012年度各社計画値で30,390本、腹部領域大幅減
  (3)PTFE、ePTFE、PU市場:2011年度は微増の20,625本、2012年度21,500本計画、シャント領域も微増推移に
  企業別動向:Polyesterでは日本ライフラインの「J GraftシールドNEO」、
  テルモ「トリプレックス」の2製品が続伸、PTFE・PUでは上位3製品安定推移
  Stent Graft:2011年度腹部領域で7,090本(2012年度:8,650本)、胸部領域で3,150例
  (2012年度:4,000例)

§8 補助人工心臓セット
  市場概要
  市場動向:2011年度体外設置型補助人工心臓は290セット(治験用除く)、体内植込型は58セット、
  2012年は80~90セット

§9 血管系メタリックステント
  Coronary Stent市場
  市場概要
  市場規模:2011年度出荷ベースで32.5万本(実質症例ベース:22.7万例)、
  2012年度32.7万本(同:22.9万例)、DESタイプは80%強に
  企業別動向:DES、BMS相次ぐ新製品上市でシェア大変動の中、アボットがNo1シェア
  末梢血管用ステントセット(Coronaryを除く血管系メタリックステント)
  市場概要
  市場規模:症例数の増加と1症例当たりの本数増加で、2011年度58,900本(42,250例)、
  2012年度は65,200本予測
  企業別動向:2011年度ベースではJ&Jが高シェア、2012年度は回収や新製品上市でシェア変動

§10 各種補填材料、補綴材料
  市場概要
  市場規模:2011年度トータルで4.4%アップの164億66百万円、2012年度175億26百万円予測
  市場動向
  (1)心臓血管領域(組織代用人工繊維布:心血管系用):2011年度11億12百万円
  (2012年度:11億7百万円予測)、日本ゴア「EPTFEパッチⅡ」安定推移
  (2)脳神経外科領域(人工硬膜・臓器欠損補強用):年間9億20百万円前後
  (3)腹部領域(組織代用人工繊維布:ヘルニア修復・腹壁・胸壁補強用):2011年度は微増の30億円
  (2012年度31億28百万円予測)、腹腔鏡下外科での症例は増加傾向
  (4)一般外科・産婦人科(合成吸収性癒着防止材):伸び率鈍化も、科研製薬発売「Seprafilm」、J&J
  「Interceed」安定推移、2011年度108億27百万円、2012年度117億50百万円
  (5)呼吸器・肺外科(組織代用人工繊維布:臓器欠損用補強材/自動吻合器対応用):
  2011~2012年度6.1~6.2億円

§11 人工関節
  人工関節トータル市場
  市場概要
  人工関節市場規模:2011年度 ユニットベース3.1%アップの18万セット弱、
  販売額では1.3%アップの975億18百万円、
  2012年度はユニットベースで5.3%アップ18.9万セット強、
  販売額は償還価格改定で1.0%ダウンの965億18百万円
  企業別動向:上位5社のユニットベース占有率は僅かながらシェアダウン、販売額ではシェアアップ
  リビジョン市場
  股関節大幅増の1,976セット、膝関節も1,361セットに
  人工股関節・膝関節の低侵襲手術(MIS手術)の市場
  市場概要:
  人工股関節のMIS症例市場動向:2011年度大幅増の70,884セット、全出荷数の67.8%に
  人工膝関節のMIS症例市場動向:トータル市場が低成長の中、2011年度のMIS症例は47,824セット、
  トータル出荷数の67.6%の割合に
  骨温存型人工股関節市場 2011年度39,321本、2012年度45,341本計画
  腫瘍用人工関節市場
  2011年度の総市場は577セット、2012年度686セット計画
  人工股関節市場
  市場規模:2011年度ユニットベースで3.3%アップの10.4万セット、
  2012年度は各社計画値で6.0%アップの1.1万セット
  企業別動向:企業実績の二極化中、上位3社で52.8%、5,000セット以上の8社では86.5%の市場占有率
  パーツ別市場動向
  (1)ステム セメントレス・セメント固定とも増加
  (2)HA・AWガラスコーティング・アルカリ加熱処理ステム:2011年度34,633本、2012年度35,727本
  (3)HA・AWガラスコーティング・アルカリ加熱処理カップ:2011年度22,233ケ、2012年度22,146ケ計画、
  臼蓋形成用カップ特殊型により微減実績に
  (4)ジルコニアヘッド:DELTAタイプの上市で、2012年度は4,100ケまで市場縮小
  (5)メタToメタ/セラTOセラ:メタToメタは2011年度2,600ケ強(2012年度:1,045ケ計画)まで市場縮小、
  セラToセラも3,900ケ強
  1.THR市場
  市場動向:ユニットベースで1.2%アップの44,064セット(注:カップベースで5.3%アップ)、
  2012年度各社計画値では47,631セット
  臼蓋側のセメントレスは89.1%、ハイブリッドは3,000セット強にとどまる
  THRカップのクロスリンクポリエチレン市場:2011年度3.3万ケ、2012年度3.8万ケ計画
  THRのヘッドサイズ:2011年度「32mm」が46.2%まで割合を高める一方、
  「22~26mm」は13.4%、「28mm」も30.3%に低下
  2.バイポーラ市場
  市場動向:2011年度5.2%アップの5.99万セット、2012年度4.6%アップの6.26万セット計画、
  企業実績の二極化傾向続く
  3.単純人工骨頭・ユニポーラ市場
  単純人工骨頭・ユニポーラ市場:2011年度もマイナス実績の555セット、2012年度519セット計画
  人工骨頭帽市場:2011年度144セット、2012年度91セット予測
  人工膝関節市場
  市場動向:リウマチ治療薬市場の影響で、2011年度も2.3%アップの70,779セット、
  2012年度は73,636セット計画
  手技別動向:2011年度セメント固定が80%弱の中、ハイブリット縮小によりセメントレスは15%強
  モバイルタイプは2011年度9,756セット、2012年度9,806セット計画、
  HAコーティングタイプ2011年度5,030セット
  片側置換:2011年度9.0%アップの5,092セット
  人工膝関節の手技別(CR, PS, CS)症例数:2011年度PS症例の比率が64%弱
  人工肩・人工肘・人工指・その他関節
  人工肩関節市場動向:2011年度1,784セット(2012年度:1,995セット計画)、うち骨頭置換が1,527セット
  人工肘関節市場動向:2011年度966セット、2012年度1,021セット、ナカシマメディカル大幅増計画
  人工指・その他関節の市場規模と企業別動向:2011年度1,905セット

§12 ボ-ンセメント 脳外科用セメント
  市場概要
  人工関節固定用骨セメン 
  市場動向:人工関節用は、セメントレス症例縮小傾向が続き、2011年度23億85百万円、
  2012年度は23億50百万円予測
  頭蓋骨用骨セメント 
  市場動向:2011年度91百万円、2012年度85百万円予測
  脊椎用骨セメント
  市場動向:経皮的椎体形成術メドトロニックソファモアダネック2012年度で2,000例予定

§13 内固定材
  市場概要
  内固定材トータル市場規模:2011年度1.8%アップの486億37百万円、2012年度2.7%アップの499億52百万円
  企業別動向:SynthesとJ&J Depuyが統合する一方、Depuy traumaはBiomet に売却
  CHS・DHS-ガンマタイプ含む
  市場規模:2011年度ユニットベースで4.0%アップの96,508セット(2012年度:102,681セット)、
  販売額ベースでは1.1%ダウンの177億70百万円(2012年度:177億38百万円)
  企業別動向:上位3社髄内釘 大腿骨頸部型:ガンマタイプは2.4%アップにとどまる中、国産メーカーアップ実績
  ガンマタイプ(髄内釘 大腿骨頸部型)の市場動向:2011年度79,617セット、2016年度は108,000セット強
  キャニュレイテッドスクリュー(吸収性タイプ、頸部内側骨折用両端ねじ特殊型含む)
  市場規模:2011年度微増の28,248セット、2012年度28,800セット計画
  企業別動向:両端ねじ型 大腿骨頸部用では、日本ストライカーが10,000セット強、
  中空スクリューではシンセス、メイラがアップ実績
  髄内釘(インターロッキング・エンダー等)
  市場動向:2011年度も微増の32,278セット、2012年度各社計画値で35,436セット
  髄内釘(インターロッキングタイプ)の部位別動向(主要7社):上腕骨がアップ
  その他内固定材(スクリュー、プレート、ワイヤー、ピン、ステープル)
  市場動向:各部位のプレート&スクリュー、アンカー等の症例増で、2011年度5.5%アップの201億83百万円、
  2012年度は償還価格改定もあるが、6.3%アップの214億52百万円
  プレート&スクリュー市場:トータルユニット数13.3万セット、うち橈骨遠位端骨折用プレートは続伸の4.7万セット
  (2012年度:5.2万セット計画)
  両端ネジ型ネジ・一般用市場:2011年度21,660本(2012年度:24,088本)、
  日本メディカルネクスト圧倒的シェア
  吸収性スクリュー・ピン・メッシュ市場動向:2011年度13億33百万円、2012年度13億35百万円
  アンカー市場動向:2011年度91,325本、2012年度96,280本、J&J高シェア維持も、
  バイオメット・ジャパン「JuggerKnot」大幅増

§14 ミニ・マイクロプレートシステム
  市場概要
  市場規模:2011度トータル市場は81億39百万円、2012年度各社計画値で86億41百万円
  企業別動向:メディカルU&Aが続伸、シンセスとJ&J統合により20億円規模の可能性
  頭蓋骨弁固定製品市場:2011年度4万ケ強まで市場縮小の中、No1シェアのビー・ブラウンが吸収性
  タイプ上市予定、吸収性は2011年度21億60百万円、2012年度23億50百万円計画

§15 創外固定器
  市場概要
  市場規模:症例数減で、2011~2012年度21億円強の市場形成にとどまる
  企業別動向:リユースタイプフレームではシンセスと日本ストライカーで60%強のシェア、
  ピンはストライカー、日本メディカルネクスト(旧:小林メディカル)が高シェア維持
  ディスポタイプ市場動向:2011~2012年度1,850~1,800セットの推移

§16 脊椎固定システム
  市場概要
  市場規模:2011年度頸椎症例の伸び悩みで68,485セット(症例ベース:65,100例)、販売額ベースでは
  5.8%アップの338億31百万円、2012年度各社計画値では72,705セット、
  販売額では償還価格下落で342億60百万円
  企業別動向:メドトロニックソファモアダネックは45%強のシェア維持の中、Depuy SpineとSynthes統合
  頸椎市場:2011年度マイナス実績の10,975セット
  椎体スペーサー・椎体間スペーサー市場:推定症例数はセラミックスを含めて約2.17万例
  経皮的椎体形成術:メドトロニックソファモアダネック2012年度で2,000例予定

§17 人工靱帯・固定材料
  市場概要
  人工靭帯市場動向:2011年度24,471本、2012年度25,580本予測、アイメディック安定推移、
  「固定具付」は3製品が本格販売へ
  ACLスクリュー・ステープル(靱帯固定用製品)市場動向:2011~2012年度3.5万本前後、
  ステープルは安定推移

§18 人工骨
  市場概要
  市場規模:2011年度は脳外科領域のマイナス実績や整形領域の症例数伸び悩みで76億39百万円、
  2012年度78億27百万円見込み、吸収性は20億円突破
  企業別動向:HOYA自社ルート販売で51.3%のシェア
  頭蓋骨特注品市場:2011~2012年度1,640個前後

§19 皮膚欠損用創傷被覆材・真皮欠損用グラフト
  市場概要
  市場規模:2011年度皮膚欠損用創傷被覆材は2.6%アップの68億11百万円、2012年度0.1%アップの
  68億20百万円予測、真皮欠損用グラフトは6億15百万円から6億30百万円の推移
  2011年度の褥瘡(下腿潰瘍含む)での採用市場もマイナス実績の48億97百万円にとどまる
  企業別動向:上位企業2社で75.8%のシェアの中、第二グループのメンリッケヘルスケアがシェアアップ
  難治性創傷治療機器(局所陰圧閉鎖処置)の動向:KCI社の「V.A.Cシステム」は2011年度20億円強、
  新規参入相次ぐ
  参考:自家培養皮膚「ジェイス」は、2011年度3億20百万円弱、2012年度4億円以上の計画、自家培養軟骨も承認

§20 組織拡張器
  市場概要
  市場動向:2011年度2,070セット、2012年度2,120セット予測

§21 人工鼻
  市場概要
  市場規模:2011年度HME+HMEFトータル市場892万ケ、2012年度922万ケ見込み
  企業別動向:TeleFlex:Gibeck製品、インターメドに移管後も順調な推移。泉工医科工業の自社製品も好調

§22 コラーゲンインプラント
  市場概要
  市場動向:承認品撤退企業が相次ぎ、高研のみで年間1億円弱

§23 胆管メタリックステント
  市場概要
  市場規模:2011年度18,060本、2012年度は18,870本、経内視鏡は67.5%に上昇
  企業別動向:新規参入がある中、センチュリーメディカルがシェアアップ

§24 食道用メタリックステント・人工食道チューブ
  市場規模:2011年度5,875本、2012年度5,930本、新規参入がある中、BSJ「Ultraflex」、
  センチュリーメディカル「Niti-S食道ステント」で87%のシェア

§25 気管・気管支、メタリックステント・チューブ
  市場規模:2011年度1,550本、2012年度は1,620本

§26 人工喉頭・電気式発声器
  市場概要
  市場動向:全摘手術減少の中、音声回復用人工補装具(人工喉頭)/電気式発生器トータルで、
  2011年度2億84.1百万円、2012年度3億5.2百万円、「プロヴォックス」製品評価により大幅増

§27 尿道ステント/BPH(前立腺肥大症)治療用 メタリックステント
  市場概要
  市場動向:2011~2012年度 永久留置型300本前後、一時留置型/長期留置型2,100~2,150本の推移
  前立腺肥大症等について
  前立腺肥大治療装置市場について

§28 人工腎臓透析市場
  市場概要
  患者数:2011年末の慢性透析患者7,466人増(2.5%増)の304,592人
  ダイアライザー
  市場規模:ダイアライザー(HD)2011年度出荷ベースで4,474万本、2012年度4,538万本、ヘモダイアフィルター
  (HDF)は2011年度215万本、2012年度260万本予測
  企業別動向:上位2社で65.4%のシェア、有力企業はHDF強化
  人工透析用血液回路
  市場動向:日機装が大幅増、川澄化学が2013年度以降回復へ
  透析装置
  市場動向:自動化システムへの買替需要で、2011年度13,581台、2012年度14,321台、東レメディカル、
  JMS大幅アップの中、日機装2011年度下期より巻き返し
  在宅血液透析
  市場動向:2011年患者数は327人、患者数は少ないが増加傾向続く
  人工腎臓透析用剤
  市場動向:2011年度粉末製剤の割合は86%強
  CAPD市場 Continuous Ambulatory Peritoneal Dialysis
  市場動向:2011年度患者数減の中、バクスターシェアアップ

§29 人工肛門・人工膀胱(ストーマ装具)
  市場概要
  市場規模:2011年度は2.6%アップの141億91百万円、人工肛門は108億90百万円、人工膀胱33億1百万円
  企業別動向:2011年度はコロプラスト、ホリスター、ダンサックシェアアップ

§30 人工内耳(セット)
  市場概要
  市場動向:2011年度825システム、2012度950システム、2008年度以降は高い伸び率推移に

§31 脳動脈瘤手術クリップ
  市場概要
  市場規模:2011年度56,900ケ、2012年度57,900ケ、血管内治療(塞栓コイル)の影響もあるが、
  複数・2箇所以上の症例増で微増推移続く
  企業別動向:瑞穂医科工業No1シェアの中、ビー・ブラウン安定推移続く

§32 シャントバルブ
  市場概要
  市場規模:2011年度15,810ユニット、2012年度15,910ユニット予測、iNPHは3,000例前後に
  企業別動向:J&Jトップシェア維持も、日本メドトロニックが続伸

§33 (カテーテルアクセス)ポート・CAP
  市場概要
  市場規模:FOLFOX治療増加で2011年度4.2%アップの93,535ケ/セット、2012年度5.6%アップの
  98,733ケ/セット、静注用は2011年度6.8%アップの82,405ケ/セット
  企業別動向:メディコンと医薬品企業へのOEM供給を行っている東レメディカルがシェアアップ

§34 止血・接着材(剤)
  市場概要(止血・接着剤)
  市場動向:2011年度採用件数増加や新製品上市で、179億52百万円、2012年度181億31百万円、
  外科系はマッケットシェア変動の中、新製品上市予定相次ぐ

PartⅢ 参入企業分析

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