2021 FinTech市場の実態と展望 ~レンディングサービス編~
金融機関においては、次世代店舗への取組みが進み顧客との関わり方の変化が見られる。
非対面・オンライン上での取引などデジタル化を推進するなかで、引き続きベンチャー企業との協業事例が増加する見通しである。また、銀行サービスを銀行以外が提供する事例も増加しており、ソーシャルレンディングやスコアレンディングなど様々なレンディングサービスが台頭している。
銀行のFinTechに関する最新の取組みに加え、レンディングサービスの市場規模、実績を分析し、今後のあり方を考察する。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
調査目的:本レポートでは、日本における FinTech の現状について、レンディングサービスを軸に調査し、動向や課題などの実態を把握するとともに、今後の市場動向を展望する。
「金融機関」については、FinTech 戦略、オープン API および BaaS 事業などについて調査した。
調査対象:本調査では、金融機関、レンディングサービス提供企業を対象とし、下記 6社へのヒアリングを実施した。
金融機関(iBankマーケティング、住信SBIネット銀行、GMOあおぞらネット銀行、みんなの銀行)
FinTech 事業者(レンディングサービス提供企業)(freee finance lab、クレジットエンジン・グループ)合計6社
調査方法:研究員による直接面談取材。電話調査および文献調査など。
調査期間:2021年7月~2021年9月
レンディングサービス市場に関する調査を実施(2021年)
FinTechに関連した融資サービスであるレンディングサービスの2020年度市場規模は前年度比106.6%の157億円
~ソーシャルレンディングの拡大が市場拡大の要因に~
- 銀行、ベンチャー企業(レンディング)の視点からFinTechの実態を把握
- 銀行のAPI公開に伴う金融サービス拡充の可能性を考察
- レンディングサービスの市場規模・内訳を算出
- 前回版との違い:BaaS、エンベデッド金融に関する取組み状況を記載
調査結果のポイント
第1章 総論
第2章 金融機関の実態と取組み
第3章 レンディングサービス提供企業の 実態と取組み
第4章 BaaSの現状
第5章 個別企業の実態
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